2018年9月16日 (日)

WSK ニューアルバム ”Strauss For Ever”

ウィーン少年合唱団の新しいアルバムが発売されます。

タイトルは「シュトラウス フォーエヴァー」 全曲がシュトラウス・ファミリーの作品です。

YouTubeの予告動画は、出ているメンバーが古いです・・・・。せっかくだから、今年の録音風景なんかをまとめてくれたらよかったのにね。

CD本体の発売は9月20日頃予定ですが、デジタルではもうダウンロードが可能です。ただし「皇帝円舞曲」はアルバムのみとなっています。

私はCD本体を持っていたい石器人なのでDLはせず本体を待ちます。なのでライナーノートなんかに書いてあるであろう詳細はわかりません。でもジャケットの写真を見るとシューベルトコアとブルックナーですね。

これが録音参加のコアなのかな。?

録音は今年3月から4月にMuthで行われたそうで、その頃の各クラスのスケジュールまでは覚えていませんが、ハイドンは日本公演とその準備、モーコアはマルタ・スペイン・デンマークなどのツアーも続いたから、CD録音のメインはシューコアとブルコア・・・かもしれませんね。

販売ルートはたくさんありますが、公式発表では例えばこんな感じ ↓

https://uma.lnk.to/StraussForEver

あと日本ではT社とかH社などは、今だとちょっと安いので、そういうショップを探すのもいいかと思います。今さら頭文字もないか。タワレコとHMVです。wwww

海外のニュース ↓

http://www.klassikakzente.de/news/klassik/article:248215/kultige-polkas-und-walzer-neues-von-den-wiener-saengerknaben

アングルちがいのこの写真も素敵。ルカ君が大人っぽくなりましたね。ネイサン君は15年ブルコア帰国後に入団しましたが、今はもう中心メンバーといってもいい。Time flies感がすごいです。

もしブルコアとシューコアが録音に参加したとしたら、今年卒業したメンバーも歌っていたのかなと想像します。来日したboysの録音は、やはり胸が熱くなります。

ブルコア:ジョンミン、メシュー、ラファエル、ヴァレンティン、ロベルト、リュウセイ、ユウ君たち、そして来日してないけどバルナバス君も卒業

シューコア:ラウリン、ヤコブF、ルカV、パウル、ヘンリー、ミノル君たち

追記:9月17日
海外のファンがすでにCDを入手されていて、SNSに写真がアっプされていました。ライナーノートに録音風景の写真があり、そこで見覚えのある顔はブルコアのメンバーでしたが、シューコアも参加していたようです。歌詞カードは海外盤には付いてなかったそうです。

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試聴してみましたが、長い曲は最初のオケの部分だけで試聴のリミットになってしまいました。アルバムのみの扱いになっている「皇帝円舞曲」は、なんと10分15秒の超ロングバージョンです。

ヴィルト先生の気合を感じます。ですが、「ウィーンの森の物語」はフロシャウアー先生のアレンジだし、「千夜一夜物語」と「ハンガリー万歳」は、タイマー先生のアレンジです。

何十年も前にボーイズとともに活躍されたカペルマイスターの名前が、音楽的にも連綿と生き続けているのは嬉しい。

ちょっと残念に思うのは、「南国のバラ」と「アンネンポルカ」も聴きたかった。好きな曲なので・・・笑 ただそれだけのこと。

なおCDタイトルでもあるエンディングトラックの「For ever」は、今回ボーイズのために作詞されたそうです。本物の新譜ですね。・・・と思っていましたが。。。。。

しかし2013年のプログラムで演奏されていました。 すっかり忘れて、思い出すかけらもなかった。作詞は時々インタビューにも登場されるティナさんでした。

2013年のプログラムによれば、ニューイヤーコンサートでも近年では演奏されることがない珍しい曲で、日本では2013年が初演だとのこと。ヨーゼフ・シュトラウス作品です。

収録内容

1. 休暇旅行で   Op.133
2. 水兵のポルカ  Op.52
3. 皇帝円舞曲  Op.437
4. 山賊のギャロップ  Op.378
5. ウィーンの森の物語  Op.325
6. 浮気心  Op.319
7. 春の声  Op.410
8. トリッチ・トラッチ・ポルカ  Op.214
9. 千夜一夜物語  Op.346
10. 鍛冶屋のポルカ   Op.269
11. ハンガリー万歳  Op.332
12. 美しく青きドナウ  Op.314
13. ラデツキー行進曲  Op.228
14. 永遠に

公演では必ず数曲のシュトラウス作品が演奏されますが、特に最近のモーコアやハイドンのコンサートで、指揮者による演奏の違いやメンバーによる盛り上がりの違いを顕著に感じました。そこまで聴かせる演奏もすごいと思ったし、お約束のワルツですよというのではなく、ウィーン少だからこそ聞かせることのできるワルツやポルカに感動したものです。

私たちは日本にいて、なかなかオケとともに演奏するWSKのステージに接する機会は持てない。海外でオーケストラが参加するコンサートにゲスト出演するWSKの動画を見ると、本当に羨ましいです。

来日が年中行事になっても、歌う子どもたちや指揮者はその都度違います。また同じ指揮者であっても4年の月日をボーイズと過ごし、音楽家としても研鑽を積んでおり、決して同じ演奏ではありません。

なんかもう少し、WSKが毎年来るなんて世界でも稀なことなのよという感覚を取り戻して、非公開でないところで、いろいろな団体から出演のオファーが来るといいなあと思います。

今年5月のシューベルトコア、鍛冶屋のポルカです。ラウリンが金床を叩いてる。

flairFBの更新でORFの映像が日本からも見れました。50秒しかないのであっというまですが楽しいですよ..

追記:9月18日  今日はその映像がYouTubeで公開されました。録音風景ではなく、プレゼンという感じですね。ハイドンの元気さがポルカシュネルにぴったり。

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シュトラウスではないのですが、新着と書いてあったので。

これは今年1月のシンガポールでのモーコアです。リハーサルと書いてありますね。

後姿はイェトミールですね。もう一人はジュリアンですか? こういう動画って、いつか消されちゃうかもしれない。イェトミールのソロなので、今のうちにご紹介しておきたかった。

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2018年9月10日 (月)

結局Boysだけのデュエットに行きついてしまう自分

今日も変なタイトルですが、デュエットもカルテットも一人増えようが減ろうが、少年だけの歌声が好きだなと改めて思うわけです。

ただboys的には大人の歌手と歌うことは名誉なのかな。抜擢された感じがあるかもしれないね。

音楽ファンのブログを時々読みますが、一般的なクラシックファンの中には、前回記事のようなレコードCD録音とかオペラとかに、子どもが参加することを良しとしない人も多いです。たぶん声量とか技術的な点を指摘したいのでしょう。全体の完成度を重視しているのですね。

なんと、三人の童子すら、少年ではないほうが良いというのです。

ですが私は、貫禄のある女性歌手の童子は見たくない。お尻の大きいヘンゼルもやだ。

こればかりは好みですね。しかたないです。

オペラも本格的なクラシック音楽も、依然として素人なので(たぶん一生素人です)、好きなのだけ聴いていかれたらそれでいい。

そして私は、どうも合唱団という形態が好きみたいです。

優れたソリストがソロアルバムを作ることもあります。単純に、「それ聴きたい!」と欲しがります。声を残してくれることは嬉しいのです。

でもやはり合唱団の中で歌っているのが好きなんですね。大勢の子が歌い、目立たない子も目立つ子もいる中で、隊列から多少の緊張感も醸しつつソリスト君は前に出る。そして歌い終えると隊列に戻っていく、そんな状況が愛おしい。

みんなの中の一人、仲間たちがいて、その中で歌う姿に青春の輝きを感じます。

いずれ卒業の時期が訪れ合唱団を去る。それも含めて、やんちゃ天使の日々を合唱団に捧げるboysがいいなあ。

話がずれた・・・。

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久々にエスコラニアを検索したら、ちょっと古いけれどコンサート録画がありました。時は2013年とあるので、最近りポストしたものか、あるいは新規か、そんへんは良くわかりませんが、とりあえず現代にあって変わらぬ少年合唱団のひとつでもある、モンセラートの演奏です。

プログラム第一部はメンデルスゾーン、

「I waited the Lord」 交響曲カンタータより


Pere J Prim

ウィーンの公式から響君、信太郎君のデュエットをDLされた方もあると思います。

ここでは英語で歌われていますが、同じモンセラの動画でドイツ語で歌われているのもありました。こちらは2010年の演奏。ドイツ語のかっちりした音が好きです。


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第二部からカタルニア民謡「鳥の歌」


Pere J Prim

この少年の表情や歌う前の空気感も、経験を積んだ大人にはない繊細なものです。

「鳥のうた」はカタルニアのクリスマス・キャロルで、鳥たちが御子の誕生をお祝いしている情景を歌っています。カザルスがアレンジ、演奏して知られるようになりました。

鳥のさえずりのような細い歌声が、この歌にあっていますね。

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過去映像では物足りないので、なるべく新しいのを探しました。

2017年アメリカツアーで、リアルな子供たちの姿です。ニューヨークやワシントンD.C.から西海岸まで飛んでいる。すっごい旅。

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2018年9月 8日 (土)

フォーレ 「レクイエム」のソロ 70年代の録音

やまちゃんさんからコメントを頂き、自分で所持するLPレコードをアップすることも考えましたが、参加アーティストがわかっているので、まずはネットを探してみました。

そして、発見!

美しいソロなので、こちらで動画を拝借することにしました。このレクイエムはお薦めです。


chor eno

ピエ・イエスから頭出しできるように設定しましたが、時間があれば宜しければ最初からお聴きになってください。

また投稿者さんが各章ごとの頭出し設定をしてくださっていますので、YouTubeサイトに飛んでこの動画の説明文を全表示にすると、そこにリンク付けカウントがあります。

合唱:La Maîtrise de St-Pierre-aux-Liens
ソロ: Alain Clément
指揮:Michel Corvoz

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2018年9月 2日 (日)

ピエ・イエズ を聴いてみました

記憶にあるなと思ったら、黄色いユニフォームのワーテルロー少年合唱団でした。

南アの歌を歌ってくれていたので嬉しくなってしまい、2か月ほど前に記事にしたのですが、その時勿論歌声が良い感じで、いくつか動画の紹介をしました。

そして新着公開は、フォーレの「ピエ・イエズ」です。


Les Pastoureaux

この曲は少年がソロで歌うことを想定し、音域もボーイソプラノに合わせて書いてあるそうですが、ウェッバーの「ピエ・イエズ」よりこっちの方が技術的には難しいんじゃないかな?

いえ私は歌う人ではないのでわかりませんが、いろいろYouTubeで聴き比べてみると、最初の2音ですでに崩れてしまうのが多かった。声を保つのがこんなに難しいとは・・・

昔のWSKでboysに歌唱訓練をするとき、グロスマン教授が火をともしたろうそくを顔の前に置いて、その炎を消さないように歌いなさいと指導した話を雑誌で読みました。オールドファンは大抵少女雑誌で読んだことだと思います。写真まで覚えていますよね。お腹から声を出す呼吸法なんですね。

聴く側としても単純に、上がりきらない音がさまよっているのは気持ち悪いです。

それでも大人の歌手より、ボーイソプラノが好きなので、この辺の曖昧さはしかたないです。過度な技巧は望まず、でも音程は外すな的なかってなファンです。

パストローのソリスト君は、声も良く伸びているし音程も確かで、落ち着きからも年長さんのように思えます。←豊かな肺活量

フォーレのレクイエムは、絶望感が無くていいですよね。お花畑とまるまるっとした天使が戯れていそうな国しか頭にうかばない。少女マンガの世界観でいいと思います。

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ウェッバーの「ピエ・イエズ」は、デュエットで歌われることが多いし、音楽的な楽しさに酔えます。3センテンス目のハモリで、だいたいうっとりですね。


Matthew Wilke

ドラキーズの20年ほど前のツアー動画です。これはスカンジナビアと書いてあります。

1997年の初来日したあと、アメリカ・南アフリカ・スウェーデンとコンサートを追いかけた日本のファンがいたそうです。ドラキーズのツアー先を調べ、普通の旅行会社の企画から会場に行けるツアーを探し、自由観光でコンサート会場に走るという形だったとか。

すごい行動力ですが、当時この声を聴いたら、また聴きに行きたいという気持ちがおこるのが理解できます。遠い南アフリカから初めて日本にもたらされたこの歌声は、比類ないものだったと思う。気持ちが一本でいられる人って素敵です。私は煩悩が多すぎて、よけいなことばかり考えてしまう。

この演奏が素晴らしいのは、一般的なピエ・イエズにアレンジが一工夫されているところ。合唱のバックグラウンドの力がすごい。デュエットだけでもきれいですが、この合唱がオケの役割とでもいうのか、テナーが入るタイミングと再びソプラノとの構成の完成度に言葉をなくします。伴奏はピアノだけです。

指揮はBunny Ashley-Botha。

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2018年8月26日 (日)

カッコウ ”Der Guggu ” ほか・・・昔からの歌

懐かしいドイツ民謡「カッコウ」です。

これはウィーン少公式から届いたゼキルンでの様子です。

短いですね。 インスタじゃないんだから、秒はないよねって思いますが、確かに35秒です。

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歴史的といってもいいくらい昔のWSKもこの曲を歌っています。それも日本公演で歌っているんですね。

今年のハイドンコアは民謡のときも演出を工夫して、boysらしいステージを見せてくれました。最近は同じ民謡が続いている感じもあったので、今年は新鮮に感じました。また、ヤンが自身の誕生日に「菩提樹」をソロで歌ってくれました。ウィーン少ここにありっていうくらい、存在感があって素敵でした。

クラシックな歌曲だけでなく、ドイツ・オーストリアの民謡や伝統的な学生歌と言われるものは膨大にあるので、是非いろいろな曲を選んでほしい。

今回私は直接聴きに行けないのでご紹介していませんが、西日本を中心にツアーをしているドイツのフライブルク大聖堂少年合唱団は、宗教曲のほかに懐かしいドイツ民謡も沢山歌っています。

https://japan.diplo.de/ja-ja/aktuelles/-/2126166   ← ドイツ大使館のサイト

昔、合唱団の歌が頻繁にテレビから聞こえてきた時代があったんですね。NHK「みんなの歌」でも民謡からオリジナルまで、たくさんの合唱曲がありました。

今は音楽の教科書の選曲も変わっているようなので、古い歌がどれだけ子どもたちに浸透しているかわかりませんが、私は聴き続けたいと思う派です。

ドイツのテレビ番組「Immer wieder sonntags 」 。 ARDの番組表をググってみたら、時々少年合唱団が出演しているんですね。

日曜の朝9時から公開放送しているらしい・・・・。でも日本と同じで、バラエティ番組のゲスト出演って、やはり5分足らずの出演なんですね。

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レーゲンスと、一番最近の出演はリンブルガー大聖堂少年合唱団

「ローレライ」 「菩提樹」 「野ばら」


Chor Gesang1 on YouTube

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「クルプファルツの狩人」  「さすらい」


Chor Gesang1 on YouTube

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