2021年10月16日 (土)

辻井伸行・三浦文彰 & ARKシンフォニエッタ

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先週日曜日になりますが、サントリーホールで辻井さんのピアノを初めてライブで聴いたのでした。

コンサート詳細
https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/schedule/detail/20211010_M_3.html


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音楽的な話はできないので、初心者的にどんな席だったかお話します。WEB販売でドラマのように可笑し嬉しい最後の一枚は最前列の一番左端でした。座席表ではつんつん左角っこです。

WSKで最前列に座ったことはありますが、なるべくセンター寄りを選びます。← 当たりまえ

神奈川芸協のFAX申込みのときだけは抽選なので、一番端に座ったことがありました。ステージから舞台そでに引っ込むときは目の前を通るのでニコニコですが、演奏中は遠いですよね。なのであまり期待していなかったのです。

 

でも結果から言うとサントリーホールさん侮れない端っこの席でした。室内楽のオケは少人数の構成なので奏者たちはステージの中央寄りに並んでいました。私の席からは指揮者の三浦さんの横顔がちらりほらり見えるくらいです。

でも演奏が始まるともう弦の音が優しくて優雅で、真綿にくるまれた気分になりました。

ホールの本当の響きは、たぶん10列目から15列目くらいの上空と思うのですが、自分はミーハーなので演奏するステージを近くに見ていたい派です。それに体がちっさいので目の前に大きな人がすわって景色がさえぎられると、敗北感が募ってしまうしょうもないヤツです。

風通し良い席でよかった。

思うに合唱団で歌っている子どもたちは、オケの後ろに立って歌うことが多いですね。ニューイヤーの時なんかは、ウィーンフィルの真上のバルコニーで歌います。王宮礼拝堂のミサでも楽器と同じ空間で音に包まれて歌います。

受難曲のシーズンには各地で演奏会が開催され少年合唱団も参加しますね。あの経験はすごいな。10歳のころから上質な音と常に一緒にいる、音楽の道に進まなくてもその体験は人生の糧となるでしょうね。

 

 

話がずれました。

第一部はモーツァルト交響曲第29番 イ長調K201。

第二部はベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 作品73「皇帝」

 

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辻井さんは三浦さんの腕に手を添えてステージに現れました。拍手が一層大きくなりました。

 

 

この動画は昨年の同じコンサートから第1楽章

 

 

 

 

この演奏をもっと良い音で再現するには、うちのボロパソ子の能力では無理があり、気休めに箱の上に置いたりしてちょとスピーカー効果を狙ったりしています。

聴いていると子どもの頃の或る日を思い出すのです。父が聴くレコードの音がただ耳に届いていただけのことでしたが、意外と細部まで覚えていて体の奥でふつふつするものがありました。

帰りにCD買いました。2014年ミューザ川崎でのライブ録音「皇帝」

 

アンコールはトロイメライでした。ステージ横の席にいる方がときおり涙をぬぐっていて、もらい泣きしてしまいました。私の席からだと背中越しですがピアノを弾く指が見えました。てのひら側から奇跡の指先が見えました。

演奏が終わると辻井さんは深々とお辞儀をします。90度づつ向きを変えて全周にお辞儀をしていました。

このコンサートでは中学高校生の無料招待もあって、帰りの人ごみのなか制服姿の子どもたちを見かけました。いいですね。こうやって素晴らしい音楽を聴く機会が子どもにも与えられる。

 

昨年のコンサートから、ステージの裏側での光景

 

 

 

 

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先日WSKの日本の歌をアップしましたが、歌っていたのは89年でした。

その時代のカペルマイスターに、ヴィルト先生がいらっしゃるのですよね。消去法でハイドンコアだと想像しましたが、古い映像でそれらしきものがありました。ただ歌っているときにソリストの声がかすれてしまって、声変わりに入っていたのか疲れていたのかちょっと酷な部分もありました。綺麗な声なのですが、動画は途中で切れてしまいます。

それをご承知のうえでご覧ください。サンチャゴでのライブ映像です。ピアノはヴィルト先生、1988年です。

 

 

 

Wiener sängerknabenとか書いてなくて、今まで気づかなかったです。Markus Sis。誰?と思ってぐぐったら、CDが出てきました。ミュージシャンですね。たぶんこのソリスト君の名前だと思います。

このチャンネルさんがMarkusさんの音楽仲間みたいです。もっと丁寧に編集してちょ。

 

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2021年10月10日 (日)

WSKが歌った日本の歌

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今年買った8枚組の一枚に、80年代から90年代のCDからセレクトされた(というか、たぶん全曲)日本の歌がありました。

8枚目の60年代録音、主に Lieder unsere Heimatからの曲を収録したCD以外はたぶん聴かないと思っていたけど、ま・・・そうでもなかったわけで。

でも全体に90年頃からミレニアム初期の限られた期間のCDで大曲は入っていません。シューベルトとかモーツァルト、ハイドンなどのミサ曲からも選んでほしかった感じ。

 

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その日本の歌をまとめました。元音源のCDは5枚。丁寧なライナーノートがついていました。

ところが18曲全部いっぺんにひとつの動画にしたら、「世界中でブロック」が出てしまいました。あちゃ~! CD5枚のうち、どれかがひっかかったんですね? それでとりあえず一枚からやりなおし。ガックシ・・・💥💦

画像もシンプルにジャケ写だけにしておとなしく、これはOKでした。実はこのCDが一番好きです。

 

内容を説明しておきます。

「皇帝円舞曲」1989年6月5日~8日、コンツェルトハウスのモーツァルトザールで録音

  1. 夕焼け小焼け:ハイドンコア
  2. 椰子の実:シューベルトコア
  3. 浜辺の歌:ハイドンコア
  4. 赤とんぼ:モーツァルトコア
  5. 待ちぼうけ:シューベルトコア

 

日本側スタッフが録音に立ちあうことができたので、どの組が歌ったのか詳細がわかりました。ちょうどブルコアが来日していた時期で、他の3コアが録音に参加しています。

私は日本に来ていない89年の3コアの声に惹かれました。綺麗なコーラスでけん引するソリストの声を感じます。そういうコアは上手なんです。もともとはこのCDのコピーを知人からもらってました。何かその頃の記憶はほとんどないのですが、歌っている組の名前が全部わかっているところがミソでした。

タイトルになっている「皇帝円舞曲」はモーコアが歌っていました。ソロが素晴らしく、その頃アレキサンダー・ヴァイスという名を聴いたような気がします。86年に来日してますが、その後ソリストとして活躍したとかって。この録音のときは14歳になったばかりなので歌えていたのかな。

スタッフの中では、「シトロンの花さくところ」が感動の嵐だったようです。それもモーコアが歌っています。

指揮はハラー先生、ピアノは86年組のkpmトメック先生。

解説によればウィンナワルツやポルカなどは気持ちアップテンポに演奏するため、ハラー先生の指揮も前へ前と進んでいく感じ。録音はウィーンの曲と日本の曲とをまじえているため、日本の歌も早めテンポに指揮をされないよう、事前に日本の歌の特徴を理解してもらったそうです。

でもそういえば、「浜辺の歌」が少し早いです。アバハイジと同じくらいの感じがいいんだけどな...というのが自分の好み。

 

 

 

 

別の日本の歌はまた後日。ブロックされてなければいいのですが。

 

 

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月曜日は何の日ですか? → 体育の日(64年にオリンピック開会式があった日)

本当は第2月曜日が祝日だったのですが、今年はオリンピック祝日として8月に振り替えられたため、10月11日は平日になってしまいました。カレンダーは急遽というかギリギリに決定した東京オリンピックをカバーしていません。だいたいは10月11日を祝日の赤色文字で印刷しているはずです。逆に8月は祝日なのに平日になっていましたね。間違って休んじゃった人が職場にいましたっけ。ふふ

 

 

東京オリンピックの歌

昔のテレビだそうですね。いただきものカセットに64年と書いてあったけれど、長らく出どこ不明でした。

テレビ見ていないので、もしかレコードの録音?とかって思ったり。そうなると国歌は何のためにいつ歌ったの?となります。時空トンネルの向こうから聞こえてくる過去の日の声に耳をすませて・・・

 

 

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追記:10月12日

この間のWSKのFBにまた栄誉の殿堂にいれたい画像がアップされていました。これは10月9日にブリテンの戦争レクイエムを楽友協会で演奏する直前の更新でした。

https://www.facebook.com/photo?fbid=408879803928642&set=a.258705465612744

 

1967年、この年にブリテンの演奏があったのですね。歌っているのはナイダー隊だと思いますが、前列左端にいるのはヴァインベルガー君なので、またちょこちょこ異動があったのしょうか。でもステージで撮影された貴重なカラー写真です。(オールドはカラー写真で感動する。)

 

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2021年10月 2日 (土)

道のりは長いと思うけど

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もう一週間も前のことになります。

WSKはウィーン市から、500,000€を支援金として受けました。年内の海外ツアーキャンセルの痛手が一部でもカバーされますね。

 

 

 

 

こちらはORF。まだ記事が残っていました。

https://wien.orf.at/stories/3122646/?fbclid=IwAR231iFwFCRUmhTUH4qY97SYabw3hk78iAUzgHEw5gurDMG8j7O-HE4ZeLk

音楽の都と言われるウィーンという都市にとって、ウィーン少年合唱団が文化的になくてはならないものだと言って頂けたようです。

 

Peterhanke
市議 Peter Hanke氏

 

財政面では安心できましたが、これからのツアー予定はどうなのでしょう。

別のニュース記事で読んだのすが、ヴィルトさんは来年の韓国、アメリカ、日本などのツアーも実現が厳しいようなことを言われています。また12歳以下のワクチンについては、親御さんの中に賛同していないかたもあるそうです。どこの国も同じですね。

副反応は個人差が大きいことですから年齢だけではないと思いますが、ワクチン以外に特効薬や治療法が開発されて、この感染状況がどうにか収まってほしい。

希望的観測ですが、長い目で見て来年秋はどうでしょう?  縮小されてもいいから来てほしいな。そのぶん多少チケットが高くなったとしても自分は構わないです。

 

 

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公式HPの団員写真が順次リニューアルされていますが、昨年の新人もよく覚えていないので、もう全然ついていけません。 2021-2022年度のメンバー写真はブルコアとモーコアだけが更新されました。

くどいようですが、こちらが今年の新入生たち19名、

https://www.wienersaengerknaben.at/neueknaben2021

 

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顔と名前は勿論全然一致していないので、こんな新人がいますというだけですが、

8/27 Millstatt am See (FBより)、ブルコア8名: Bruno、Kevin、Laurenz、Lorenz、Nikolaus、Ohsei、Paul、Tempu

https://www.facebook.com/photo/?fbid=382170739932882&set=a.258705465612744

 

 

9/23  ラジオ オーケストラ ウィーンと共演 (FBより)、モーコア4名:Alexander、Felix、Rodrigo、Samuel 

https://www.facebook.com/photo?fbid=398749968274959&set=pcb.398753358274620

 

どうして4コア一度に更新しないのか不思議。新学期早々にいっぺんに更新してくだされ。←  WSKへのお願いでござる。

 

 

「Together」のページが更新されていました。

https://www.wienersaengerknaben.at/together_album?fbclid=IwAR2Kbqx1Ql3e9uJHtjiOmRdiHLpSNJp0FzRApRDGJKVZ-VsCBsfrPac2UHM

 

 

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なんかたいしたことじゃないけど、カラヤンの古い録音でウィーン少年合唱団が歌っていました。

YouTubeではカルメン1964年となっていましたが、一応調べてみましたら1963年11月18日~27日の録音、そしてWSKの合唱指揮はヘルムート・フロシャウアーですと。たいしたことじゃないと思っていましたが、もし64年組の来日半年前だったら、かなり嬉しいです。

https://www.sonymusic.co.jp/artist/HerbertvonKarajan/info/502258

 

だからって64年組が出演したと断定はできないですが、ここで「兵隊さんと一緒に」を歌っている声の少年らしい気高さが素敵。

イメージとしてあるあのシーンはやんちゃな子どもたちが兵隊を気取って行進しながら歌うのだけど、63年にこのステージに立ったのは誰たちだったのだろうか? フロシャウアー先生の顔が目に浮かびます。ユーロビジョンの頃とちがって現役ばりばりカペルマイスターで、半年間のアジア・オーストラリアツアーに出る前年ですから、きっとboysとともにウィーンに残りミサやコンサートに出ていたにちがいないと、かってに想像しました。

 

子どもたちが歌うのは1幕の最初のほう13分ぐらいまでなので、あとが長~いです。「兵隊さんと一緒に」で頭出し設定していますが、カルメンお好きなかたは残りもお聴きください。

 

 

 

 

10月5日追記:ちょっと面白いのがありました。録音としてはよく知られたものですが、レコードじゃなくテープなの。それもオープンリールですよ。懐かしくてこの大きな機械は家庭用とちがうプロフェッショナルな世界を感じます。

聞こえてきたのは1963年の戴冠式ミサでした。指揮はグロスマン教授で、LPレコードだと「雀のミサ」とカップリングになっていることが多いです。このリールはサイドAとなっていますね。

テープだからレコードのプチプチノイズもなく、柔らかくアナログ感がある良い音ですね。これだけ歌えるのは、ついシルハネック君と思えてしまう。63年絶頂期ですものね。ソリスト知りたいなあ。アルトも素晴らしいです。戦後WSKでは最高の作品です。きっぱり言い切る!

 

 

 

 

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台風が通過したようです。外を見たら星が綺麗でオリオン座が見えていました。てっぺんにこまこま霞んで見えるのはスバルですね。子どもの頃は六連星しっかりと見えたけど、今はこまこました星の集まり。

勤めから帰宅するときは風が強くて、駅前で傘の骨が曲がってしまいました。折り畳みじゃなく普通の頑丈な傘ですが、突風にやられました。でもその程度でよかったです。今は本当に静かなので安心して眠れます。

 

 

今週はWSKの日本の歌をまとめてみました。来日初期の録音はよく聴きましたが、その後は一気に新しくなり80年代末から90年代前半です。

その時代に集中しているのはなぜか? たぶん日本がバブルだったから、そのお金でWSKに歌ってもらいCDを作ったと風のうわさに聞きました。

実際CDのライナーノートには録音風景がレポートされていたり、ソリストの名前まで仔細に書かれているものもあります。もう全然日本のファン向け。

50年代末頃の素朴な歌声はありませんが、日本の歌が18曲ありました。100曲選とか8枚組にはすべて収められていますね。その都度のライナーノートはとても丁寧で、それはベストアルバムにはないおまけみたいなものです。

買ったときしか聴いてなかったCDですが、8枚組の中の一枚にほぼ全曲がまとまっていました。

めずらしくはありませんが、日本の唱歌はいいものですね。それは次回に。

 

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2021年9月23日 (木)

辻井伸行さんの演奏動画を見ました ♫

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いつかコンサートでライブのピアノを聴きたいと思うようになりました。

でも今のところ、チケットは取れていません。即完売のかただと知りませんでした。

 

 

 

これ以外にも動画はたくさんありますが、このオケの弦楽器が自分は気に入ってしまいました。

牧歌的と言ったらちょっとちがうのですが、弦楽器がソフトで良い感じに緊張感が解けて美しさが際立っています。辻井さんのピアノも心が解放される音ですね。

 

自分はバイエルでこけた子どもだったので、ピアノのことは何も知りません。でも聴きたいと思いました。

この間のシドニーの日本人学校での動画は感動でしたね。その時に即興で聴かせてくれた演奏が、今も印象に残っています。リラックスした辻井さんの姿もよかったし、ピアノでコミュニケーションとれるかたなのですね。

ブロ友さんから伺わなければ動画を見ることもなかったかもしれないです。

 

サントリーホールで開催されるARKクラシックスは、オンライン無料配信サービスがある予定です。

https://avex.jp/classics/arkclassics2021/

 

 

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洗濯物干しているうちに天使が降りてきてくれました。

 

一般のチケット情報では10月10日16時は完売でしたが、サントリーホールweb会員ページではS席のみ販売中。空席わずかの▲マークは、なんと最後の一枚でした

 

赤い空席マークが目に直球です。

ぽちりました。この波に乗って出かけてきます。

 

 

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記事の書き始めにはチケットを持っていなかったのですが、舞い降りた天使よありがとう。ファミマに行ってきます。

 

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2021年9月21日 (火)

シルバーウィークです。

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うちらのシーズンですか? 笑


私の住む市内には今年100歳を迎えるかたが90人ぐらいいらっしゃいます。101歳以上の方も含めると200人になります。毎年右肩あがり・・・ 自分などは、まるでひよっこです。

私たちの往年の団員たちも年齢を重ねていますが、どうぞ、お元気でね。

 

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最近マイヤー隊を聴き続けて気づいたけど、聞いていないレコードが少なくとも2枚ありました。

一枚はクリスマスアルバム。もうひとつはErnst und Heiterの「Ⅱ」にあたる盤。

 

クリスマスのはそれが全曲なのかどうかわからないけれど、昨年の秋YouTubeにあがりました。

それについては「やっぱりか」という落胆と、でもマイヤー隊だったらいいねという承りモードの気持ちがあります。しかし一年ほどたった今では、「結局似ているのよね」というみごとに前向きな受け止め方をするようになりました。

 

ははは、これじゃ意味わからないですよね。

実は例の古いビデオに音源として使われたっぽい Süßer die glocken nie klingen があったのです。

あの歌だけはアフレコではないようにと、一縷の望みを持ってきました。マイヤー隊の録音があると噂は聞いていても自分の耳で聞くまでは信じないつもりでした。昨年10月に曲がアップされたときに最初の3秒ぐらい聴いてすぐに観念し、それ以後ついこの間まで聴かなかったのです。

正直聴きたくなかったのです。でもこの記事のためと、ブロ友さんが記事の中で聴かせてくれた古い音源を探すため、昨年アップされたマイヤー隊のクリスマスアルバムを全部聴きました。さすがに今回は否定できなかった。音が少し高めですが、確かにビデオで使用された曲だと思いました。

 

「今宵鳴りわたる」は、ウィーンのプラーターにあるMaria Grün 教会の前で撮影されました。木々が多いので山奥かと思っていたら、プラーターの林の中でした。今はシェーンブルンイエローに似た明るい色に塗られこざっぱりと可愛らしい外観です。

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画像はWikimedia Commons から拝借しました。(パブリックドメインふりーです)

 

 

 

 

音源がどうであれ、ここでシャーリング君たちは歌いました。それでいいじゃないかと思います。レッシュ君とシャーリング君が並んで歌っている姿は、このビデオでしか見られません。私はもうすっかり忘れてしまっていますが、衝撃の美しい声の少年たちには感謝しかありません。

彼らのおかげでこうして合唱音楽を楽しみ皆さんに読んで頂き、いつかまたウィーンに行かれることを夢に見て、シルバーウィークも「私はひよっこ」と言ってしまえる乙女ババでいられます。

 

 

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アフレコを否定するも肯定するも、どちらもありと思います。ここでは今宵鳴りわたるとは別の曲を貼ります。これもマイヤー隊のクリスマスアルバムから。1957年の録音と書いてありました。

 

 

 

 

今宵鳴りわたるが気になるかたはこちらで。

https://youtu.be/odSDXq28Pmg

 

 

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Ernst und Heiterは、自分の認識だとフロシャウアー先生のレコード盤ですが、なぜか1曲だけマイヤー指揮の 「カッコウ」が入っていましたね。

それは謎でもありましたが、その後このレコードには「Ⅰ」と「Ⅱ」があることがわかりました。

ネット放浪した結果、見たこともないレコードが浮上しました。

 

3年前に取引は終わっているので海外サイトから画像を拝借しました。

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普通に「Ernst und Heiter」を堂々と名乗っているアルバムでした。Ⅰでもなく、Ⅱでもなかった。なのに中身はマイヤー隊中心です。3曲フロシャウアー指揮だと思います。

レコードの出し方が国によって自由すぎて、老いたる頭は混乱します。

このレコードには59年来日コンサートで歌ったバッハのカンタータ78番やプログラム掲載の曲があり、他にはヨハネ受難曲の「こと終わりぬ」とか「インスブルックよ、さらば」などが入っています。古典的なのが多くて興味津々。WSKは60年代に近代作曲家の作品にもトライしていましたが、少年ボイスの透明感が生かされるのはこっちかなと自分は思います。

(この中のB2 Scheiden Muss Ich Jetzt Von Dir は、ブロ友さんのところで聴けました。それはそれは美しい曲でした。)

  • A面1 Gott In Der Natur:Schubert
  • A2 Es Ist Vollbracht:JSBach
  • A3 Wir Eilen (BWV78)JSBach
  • B面1 Es Ist Ein Edel Gottesgab':Widmann
  • B2 Scheiden Muss Ich Jetzt Von Dir:Dowland
  • B3 Habe Deine Lust An Dem Herren:Schütz
  • B4 Innsbruck Ich Muss Dich Lassen:Isaac
  • B5 Ein Hennlein Weiss:Scandelli 
  • B6 Fahren Wir Froh Im Nachen:Gastoldi 

 

フロシャウアー盤はワルツ、ポルカ、子守歌など親しみやすい曲が多く普通にベストアルバムのLPにもなり、後年Lieder unsere Heimatの中の数曲などがミックスされてCD「 Ihre grossen Erfolge 」になりました。

かたやマイヤー盤は日本未発売だったのでは?と思われます。バッハやシュッツ大先生がたの作品は敷居が高かったのか、来日記念盤にしても良いような録音内容なのにとても残念です。

 

追記9月27日:収録内容は違うかもしれませんが、日本でもErnst und Heiterを発売したようですね。間違えました。<(_"_)>

 

6月ごろの記事でこれに触れていました。全く半年で忘れ去るのは本当にやばい。超恥かしいが、もう隠れる穴がありませぬ。

でもシルバーウィークで、読んでる人もみんなで忘れてくれていたら、四方八方万々歳でございます。

この動画のレコードが Ernst und Heiter からのものであると気づきませんでした。修行が足らない💦



「こと終わりぬ」をもう一度。このソロがマイヤー隊の58年頃ですね。いつか来た道のオペレッタに出ていたシュティーガー君(のちのオーストリア副首相)の声が、このような迫力ある声であったような。← 感想です。気にしないでください。

「こと終わりぬ」、それに続く「一羽の白いめんどり」「カッコー」の3曲がマイヤー隊です。もう絶対忘れません。<(_"_)>

 

 
*とりあえずバッハから頭出しにしてあります。

 

 

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現役くんたちのホーフブルクのミサ映像がほんの一部ですがシェアされていました。

今年4月18日にオンライン公開があったものですね。ソロはイーヴォ君、フロレンティン君。彼ら日本に来るはずだった・・・いや、もうそれはしかたないです。いつまで愚痴ってもコロナは非情だ。いつもなら3階バルコニーの中はこんなふうには見られないから、ラッキーと思い聴いています。

 

 

 

 

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2021年9月12日 (日)

誰が呼んだの?「ワルツィング・マチルダ」


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誰が呼んだの?って思いました。

ブロ友さんでしょうか?

辻井伸行さんがオーストラリアに行ったとき、日本人学校でワルツィング・マチルダを演奏したところ、子どもたちが誰ともなく皆で歌い始めたという話を伺いました。

64年組もウィーンで録音したレコードで、ワルツィング・マチルダを歌っています。ソロは誰だったのかしらとふと思いました。

YouTubeにはなかったと思いつつダメ元で打ち込んだら、ビックリ!・・・1959年のライブ演奏が来てくれたのです。

 

・・・radio broadcast from Down under around 1959/60との解説がありました。

Down underとは、オーストラリアやニュージーランドのことですね。先日のバッハのカンタータと結びつきました。

 

ラジオで放送された演奏が、またひとつ私たちのもとへたどり着いた!長旅だったね。

 

 

 

 

このYouTubeチャンネルさんの傾向はモノクロの世界。古い演奏ばかりをアップしていました。そのかたにとっては、ウィーン少年合唱団の録音もそのひとつにすぎない感じです。

ラジオでやったのは59年だけだったのかしら。64年組のライブはないのだろうかと思いますよね。「しばし別れの時」はオーストラリア公演で歌ったでしょう。もしライブなんてあったら、聴きたいなあ。

 

 

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レコード針を新しくしたので、レコード盤もぬるま湯で拭いてクリーニングしました。

いざ、64年組の半年後のメンバーによる録音を聴きました。コーラスに深みがあって上品な響き。そして終わり方が抜群にうまい。

東京オリンピックの歌、子どもの頃歌いましたね。聖歌リレーのとき地元の沿道で日の丸の旗を振りました。

代々木公園に遊びに行って、アスリートのまねして走っていたら思い切り転びました。手を差し伸べてくれた黒人選手がメダルを取ったと母が感激していたけど、そんなに一度会っただけの人の顔を覚えていられるのかなと、今は冷静に考えます。

話題がそれました。

 

 

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ワルツィングマチルダと、しばし別れの時です。レコード、ちりちりでお聞き苦しいですが。

 


                                                                          

ワルツィング・マチルダはマルシャート君らしい。そんな気がしてきました。(前列右端

 

 

 

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今日は1959年ラジオ放送に始まり、64年のレコード鑑賞をしました。(チリチリはあか~~んでしたね。ごめんなさい。)

 

      ここで2021年に戻ります。アナログ時代から今の音響世界の時代へと戻ります。

 

 

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現役クンたちの「together」から、バナナボートソングの映像がシェアされました。夏休み前に録ったのかな・・・

 

 

 

この湖はノイジードル湖 Neusiedler see だそうです。地図で見ると、ウィーンからさほど遠くない場所で、湖は長細くてハンガリーと国境をまたいでいます。

衛星写真でみると緑色の部分もあり、湿地ですか?水深が浅いみたい。それでズボンをたくし上げて入っていけたのですね。・・・にしても、相当ビショビショになったと思われ、なかなか楽しい気持ちよさそうなビデオになりました。

 

 

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無傷のレコードがほしい。💦

 

 

9月12日追記 

辻井さんがオーストラリアで日本人学校を訪問したときの動画がありました。

1964-1967さまありがとうございます。コロナ自粛以来ますます涙腺のギアチェンジができず暴走します。今日もまた、心地よく泣かせて頂きました。

 

 

 

カンパネラ聴けると思わなかった・・・

 

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2021年9月 7日 (火)

現役:オンラインはどうなっているの* 古代:マイヤー先生の命日

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ドイツ大使館のtwitterに、9月5日0時(中央ヨーロッパ時間)をもって日本がハイリスク地域に指定されたと書いてありました。渡航制限が厳しくなります。なんか哀しいですね。よくなると思っていたことが、砂のお城のように崩れ去る・・・

 

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オンラインコンサートが未だに発表されません。

先週水曜日にドイツ語版のHPからWOTのぺージが消えました。そのとき英語版のオンラインコンサートのページはあったのですが、翌日にはそれも見えなくなりました。

更新準備でもしているかしらと思って金曜日に再びチェックしましたが・・・ないですね。どうしちゃったのしょう?

コンテンツ項目ごと消えているのです。

 

昔のHPみたいにゲストブック(掲示板)があれば、問合せをする人のコメントが公開で読めるので、自分まで同じ質問をしないで済んだものです。今はそれがないので問い合わせしたら「また、あなたですか」と思われそうで、・・・ちょっと及び腰です。

 

CDは今月中にリリース予定でしたが、10月になったそうです。HPのニュースによれば、10月にリリースされるという記載がありました。

 

https://www.wienersaengerknaben.at/neues/details?news_id=1628157587667

 

12歳未満のワクチン接種が今は無理なので、ドイツ、アメリカなど海外公演はすべてキャンセルしたそうです。子どもたちを危険にさらすことはできないという結論です。

 

でもイベントスケジュールには、オーストリア国内のコンサート予定は充実しています。

マーラー3番を佐渡裕さんとトーンキュンストラーでやりますね。少年合唱がWSKなのです。5楽章の♬ビム~バム~ビム~バム~のとこね。

それからアドベントコンサートは、いつものマリアツェルとかオーベルンドルフもあります。Muthの「Gute Hirten」は12月7日から11日まで連日開催されます。4つのコアがどんなふうに歌うのでしょう。高校生の合唱団も出ますね。

子どもたちにはパフォーマンスの機会をできるだけ与えて、モチベーションを繋げるようにしているんですね。

それこそオンラインで有料公開してくれたら嬉しいです。

 

 

文字おこしして翻訳したらだいたいの意味がわかりました。HPの広報と同じようなこと言ってます。残念な報道。でも子どもたちの健康が大切なので。

 

 

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9月3日は59年組マイヤー先生の命日でした。夏は命日が多い。8月1日はフルトモーザー先生、18日はフロシャウアー先生が亡くなられた日でしたね。

 

マイヤー隊の古い映像を持っている画像販売サイトを以前ご紹介しました。今も時々見ているんですよ。マイヤー先生の生前の姿を映した貴重なフィルムです。映像は3本あって、一つは50年代ですが、残り二つは両方ともマイヤー隊がシドニーに行ったときのものでした。

https://www.gettyimages.co.jp/%E5%8B%95%E7%94%BB/wiener-saengerknaben?phrase=wiener%20saengerknaben

 

616609070の番号が書いている動画:この民謡は80年組が録音したCDにも入っていた曲「元気でいろよ 並んでいろ」Fein sein beinander bleibn。
歌っているメンバーの中に80年組シェルマン君のパパがいると、ブロ友さんから教えていただきました。

もうひとつ616609076の動画はブーメランと歓迎レセプション。どちらもオーストラリアのシドニーで作成と説明があります。

サットマン君(映画「いつか来た道」で主演の一人)他、団員たちがサンドイッチやお菓子をほおばっています。無邪気で可愛い♡ マイヤー先生は何か記念の飾り物を首にかけてもらっています。

YouTubeに上がっているバッハのカンタータ78番はニュージーランドのラジオで放送された音源だそうで(ponkoさんの記事)、オーストラリアとニュージーランドですから、同じツアーの記録かなと思いました。

カンタータも何度も聴いています。本当にきれいで音符に羽が生えたように感じます。

 

 

 

 

週末にアーノンクールとレオンハルトのカンタータ全集のWSKソロを今一度検証していたのですが、始まりが71年なのでそもそも数年で懐かしいソリストは終わってしまう。ベック君がソロしたのはBWV30でした。録音はたぶん73年頃ではないかな。彼の在籍年の最後のほうですね。

BWV20,21は合唱のみで、そのあとレオンハルトはWSKを起用していないので、気がつくとイェロジッツ君の名前がクレジットされた時代になってしまう。60枚セットですが、古代末期の声を楽しむだけなら4セットもあればいいみたい。全部はちょっと、自分は修業が足らんのです。

 

久しぶりにベック君聴きました。これは5~6年前公式HPで周知していました。BWV30から第10曲「Eilt, ihr Stunden」

はかなさすら感じる声ですね。今はモーツァルテウムで教授職についていらっしゃいますが、そこにもソリストとしてカンタータを歌ったことが書かれています。

 

 

 

 

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テルツの演奏で「元気でいろよ 並んでいろ」がアップされていました。指揮者がラルフさん。この顔ぶれは10年ぐらい前でなつかしい。

 

 

 

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2021年8月29日 (日)

フルカラーの時代になっていきました

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古代と言えばモノクロテレビでした。

何が違うってカラーになっていった70年代、ウォークマンや録画ビデオが買えるようになった80年代。

 

家庭用ビデオが普及したので来日公演を録画できるようになりました。YouTubeには78年公演からアップされています。自分のVHSがカビと3倍モード劣化でダメになった人も、ベータで録画して見られなくなった人も、今はYouTubeで見れます。いい時代になった。

 

80年組は東京公演のオペレッタ動画がきれいな画質でYouTubeにアップされていたので、この諫早公演はクラウド替わりに上げたまま、非公開にしていました。でも諫早の録音(MDかテープで)をお持ちのブロ友さんがいらっしゃいましたので、映像を見て頂いたらまた楽しいかなと思い公開にしてみました。

ただテレビ放送用に一部編集カットしてあります。YouTube見たら東京公演のほうが長かった・・・

 

オペレッタそのものは東京公演より気に入っています。同じ演出なのに最初のころからどんどん進化していってる感じ。日本語が増えていくね。

イェルク君の芸達者ぶりは、もはや怪演といってもいいほどの炸裂です。彼がいたからエリヤのソロパフォーマンスもあり、落ち目女優マルツェリーナの熱演も生まれたと思います。同じときにミヒャエルK君という美声ソプラノがいて、2人のデュエットも圧巻です。彼は急遽来ることになったんですよね。まだ声が出るから?

オペレッタは公演地によってキャスティングが違うこともあり、マルツェリーナとアントニア以外はダブルキャストで対応していたようです。それだけ実力のある子たちが多かったのですね。

 

 

Sei stille dem Herrn

 

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おしゃまなプリマ(1)

 

1980年11月7日

 

おしゃまなプリマ(2)

 

 

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イェルク君がソロをやっている曲があります。79年5月録音の民謡集で、「愛する神よ、愛するアルプスよ」

YouTubeにはなく、CD屋さんで恐縮ですがここで試聴できます。トラック17です。

 

8月30日追記:CDから「愛する神よ、愛するアルプスよ」、プラス懐かしい曲を選んでみました。こうして聴くと60年代の声はもっと大人っぽく、こちらは個性もあるけど少女のような女声に近い響きも感じています。髪型とか雰囲気も男の子自体が変わってきましたね。

グロスマン教授が70年に亡くなられて、それから約10年。この録音はハラー先生の指揮になります。

 

 

 

 

夏の終わりに、そろそろまたponkoさんのところでフィラファー君とマンチュ君の「秋の歌」を聴きたくなりました。

 

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これは日本に来る一年前のシューコア1979年英国ツアーです。

 

 

 

PART2:https://youtu.be/n8gS1JQTXBc

PART3:https://youtu.be/BHAFV5H9wm0

 

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2021年8月22日 (日)

1970年のプログラムからの考察

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論文みたいな表題ですが、いつものとおり想像のクロニクルです。

 

前回80年代ミサ曲のソリストのことを書き留めたメモが見つかったと書きましたが、そこに70年頃のことも少し書いてありました。当時は特段関心も持てず、すっかり忘れ去っていました。

それが今になって、なかなか興味深い内容だったと理解できるようになりました。かつては豚に真珠の自分だったのです。

 

70年頃のことは、

  • タイマー先生移動(シュー隊へ)
  • ノヴァックはシュー隊→ モー隊→ シュー隊へ移動
  • イェロジッツはモー隊

 

タイマー先生はフルトモーザー隊を引き継いだので、ずっと現在の モーツァルトコアの指揮者だと思っていましたが、実はそうではなかったことを先日ブロ友さんに伺いました。

66年~67年頃は人手や指揮者のスケジュールなどもあったのか、マウラー隊のドイツ公演をフロシャウアー先生が指揮し、フロシャウアー隊のアメリカ公演はマウラー先生が指揮し、マウラー隊のアメリカ公演はナイダー先生が行かれたそうです。

 

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68年にハラー先生がアウガルテンに入り、マウラー隊の受け持ちになりました。

その頃タイマー先生はフルトモーザー先生から引き継いだクラスを受け持っており、67年と69年に来日していますね。

69年のトップソリストはノヴァック君。ビブラート多めですが上手な歌い手でした。

ノヴァック君は年齢的には67年から在籍していてもおかしくないはずです。なぜ67年組にいなかったか?などということは考えたこともなかったのですが、メモ書きにあったようにクラス移動があり、ちょうどタイマー隊にいたとき日本に来たのだと思えば自然ですね。

いつも見ている歴史本に南アフリカで撮られた写真があります。ツアーは1968年8月から12月で、写真前列右端にノヴァック君が写っていました。この時にいたクラスがこのメンバー。

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アレキサンダー・ヴィテシュニック著、金子エリカ訳、東京音楽社


この写真、実は右端が切れています。トリミングされていない写真をあるかたのHPで見ました。説明を読むとヘルベルト・クレーガー氏がプレフェクトだったことが書かれています。そして右側の切れている部分にいるのがクレーガーさんだと思います。(なぜかkpmの名は書かれていない・・・)

あるかたとは、ソプラニスト・カウンターテナー歌手のアルノ・ラウニックさん。この名前もメモ書きの中にありましたが、当時は知る由もなく忘れ去っていました。

アルノさんは団員時代にソリストで、ご自分の公式HPに画像をたくさん載せています。プライベートな感じの写真もあるのでリンク付は控えますが、興味のある方は探してみて下さい。(Arno、Wiener sängerknabenで出てきます。)上の写真では前列左から2人めの団員です。

 

 

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今日のタイトル、「1970年のプログラム」というのは、タイマー隊オーストラリア公演のものです。

 

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珍しく参加メンバーの氏名が載っていました。その中で私がわかるのはノヴァック君、コッホ君だけでしたが、アルノさんの名前もありました。またテナー歌手のヘルベルト・リッペルトさんもこのクラスでした。

初めてこの名簿を見たとき、69年組がノヴァック君とコッホ君しかいないことが不思議でした。たった1年でそんなに減る?

でもブロ友さんからの情報で、ハラー先生とタイマー先生がそれぞれの担当クラスをチェンジしたと知り、あのメモ書きの「タイマー先生シュー隊に移動」の謎が解けました。70年にオーストラリア公演をしたのは、新生タイマー組だったのですね。

 

この時期のクラスは、アングルベルガー隊(ブルックナーコア)、ナイダー隊(ハイドンコア)、タイマー隊(シューベルトコア)、ハラー隊(モーツァルトコア)になるのかな。

 

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ノヴァック君ソロは有名で独り歩きしている。4分25秒でイェロジッツさんの画像が挿入されているのは謎です。

 


マタイ受難曲より

 

 


WSK公式のソロ情報でこの声は確かにノヴァック君。彼のソロから頭出ししています。9:25「Eja mater, fons amoris~」

コッホ君ソロは、11:51「Sancta mater, istud agas~」

アルトはコレッコ君。みな素晴らしい。素晴らしすぎる。

こういうアーカイブが充実していたHall of fame のページが復活すればいいのにと思う。

 

テナー:クルト・エクイルツ、ルドルフ・レッシュ、バス:ニコラウス・シンコフスキー、コルス・ヴイエネンシス
合唱指揮:ハンス・ギレスベルガー
ウィーン・コンセントゥス・ムジクス指揮:ニコラウス・アーノンクール

 


ステファニー:スターバトマーテルより

 

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ハラー先生とイェロジッツ君

 

 

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2021年8月12日 (木)

曲が見つからなくて中途半端です。

 

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ウーディ時代のクリスマスアルバム一枚全曲ありました。86年か87年の。

ソリストの技量や声質だけでなく、アンサンブルで歌う声に彩りがありますね。みな違う声で個性いっぱいなので精緻な印象はないですが、隊列から出たり戻ったりしているステージの雰囲気が伝わってくる臨場感があります。コーラスの声は巧みなアレンジによってオケいらないくらいのハミングですね。

 

 

 

アルトからは変声前の少年らしい声もきこえます。相当迫力の低音ソロもありますが、合唱になるとこの低音が丸っとおさまってしまう不思議。

私の耳が原因ですか?齢とったので高周波モスキート音は自信ないですが、低音もそろそろやばいですかね。

 

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sideA

  1. Stille Nacht
  2. Dors, Ma Colombe
  3. Nous Sommes Les Bergers
  4. Entre Le Bœuf Et L'Âne Gris
  5. Joy To The World
  6. La Nuit De Noël
  7. Hark ! The Herald Angels Sing
  8. Deck The Hall
  9. O Little Town Of Bethlehem
  10. Jingle Bells

sideB

  1. Les Temps Viendront
  2. Chantons Noël
  3. Noël À Bethléem-sur-Seine
  4. Petit Papa Noël
  5. Wśród Nocnej Ciszy
  6. La Virgen Lava Pañales
  7. C'est Noël, Joie Sur La Terre
  8. Noël, Quand Tu Reviens

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パリ木、87年に来てますね。日本にも来ている子たちが歌っているかしら。

プログラムに掲載のメンバー表をブロ友さんから頂いたんですが、年齢が若いんですね。下は10歳半、上は13歳。本当に声変わり前のboysなんだと感じられます。

 

「Les temps viendront」はトマサン先生のときの動画と聞きくらべるとかなりゆっくり歌ってる。そういえばトマサン先生は指揮の動きが早かったですね。

この曲のあたり、B面からレコードのチリ音がかなり聞こえます。80年代はアナログとデジタルが混在していた時代。これはレコードですね。針飛びもあった!でもぱちぱち爆ぜるではなくバックグラウンドで聞こえる程度に加工されている感じがします。チリパチ軽減ソフトがあるなら知りたいです。

B面5曲めはポーランドのクリスマスキャロル。そして7曲目はアメイジング・グレイス。

 

今年のメンバーたち。制度がよくわからないけど、3èmeより上級がseconde、première、terminaleなんですね。こんなのは今までなかった学年です。コンサートには参加していない高校生たちと思われる。

 

 

 

 

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先日レコード針を注文しました。レコードが悪いのか針が悪いのか、どうも音が良くなくて困りました。ナガオカさんではもう純正を作っていなかったので、他社の互換性針にしましたが結構高かった。以前買ったときは確か5000円ぐらいだったのに今回は7000円ちょっと超えました。

散財!💣

時代に沿わないものは、どんどん高くなる。針の火よ消えないで💦

 

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聴くつもりだったレコードは、WSK1982年録音のシューベルトミサ曲2番D167です。YouTubeにあると思ったら・・・なかった。

古い情報をメモ(入力)してプリントしておいた紙っぺらが出てきました。昔、人づてに聞いたことなのですが、このミサ曲を歌っているのはハイドンコアとシューベルトコアだそうで、亡くなったゲーリンガー先生は当時ドンコアで録音に参加していたらしいです。人づての情報なのので、「らしい」としか言えないですが、ジャケ写に写ってるのはハイドンコアのようです。ハラー先生円熟の80年代は明るく華やいだ声に感じる。

久しぶりに聴いてみたくなりましたが、まだ聴いていません。針は届いたけど、取り替えは週末にゆっくりやりましょう。

このミサ曲はホーフブルクの日曜ミサでも10月に演奏される予定です。

 

レコードのソリストはとても個性のある声です。クセあるっちゃありますが、「Soloists of the Wiener sängerknaben」というCD/LPで、子守歌他、たくさんソロで歌っています。マリーゴールドの花に囲まれて団員が立って歌っているジャケット・・・と言えば、思い出されるかたも多いのでは?

日本盤のタイトルは「ソングブック」でした。シューベルト、シューマンやモーツァルトなどの歌曲集で親しみある内容が歌われています。

 

そのジャケットでは左から2人目は、ゲーリンガーさんではあるまいかと今さらに思うのです。ミサ曲のレコードでは前列の真ん中へんにいますね。亡くなった時にネット上で団員時代の写真を見ていますが、なんかこの雰囲気だった。ま、似てる子はいくらでもいると、またお叱りを受けるかもしれないので、このへんでやめときます。💨

 

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シューベルトの「楽に寄す」が、YouTubeにありました。このジャケットと、このソリストです。

 

 

 

 

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ささやかな見つけものです。新しい発信ではないので、もうご存知の方ばかりと思いますが、ここでは初めてです。

日本からさらに南半球までツアーを続けた64年組の、ニュージーランドでのニュース記事が小さな写真入りでありました。コートを着ているのはリハーサル中で、7月といっても南半球は冬だからです。

 

ネルソン図書館1964年7月25日アーカイブから、本当に小さい記事でしたが。

 

https://photonews.org.nz/nelson/issue/NPN45_19640725/t1-body-d33.html

 

ちょうどあの時ビートルズもニュージーランド・オーストラリアをツアー中だったことは有名です。そのことにも触れ、WSKとオペラカンパニーの歌声は砂漠に注がれる水のようだと書かれていました。文章の下の写真はクリックで多少拡大されます。

 

この記事は図書館が管理していますが、新聞記事を自社アーカイブで発信している場合、有料購読とか購入しないと見られないこともあります。ニューヨークタイムズに64年1月のフルトモーザー隊記事がありました。文章をざっと読むとムント先生が指揮だったことも書かれています。文章はだいたい載っていましたが、記事原本を拡大表示することはできません。古い記事を見られたらいいのですが残念。

 

そこにはヒープシュ君のことが少し書かれています。彼はアメリカツアーは2回めだったのかな。←私の怪しい理解力

https://www.nytimes.com/1964/01/11/archives/vienna-choir-boys-pay-a-call-on-new-york-singers-for-vienna-choir.html

 

ムント先生は22歳だったのですね。昔のカペルマイスターは皆若かった。

 

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