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2012年7月

2012年7月23日 (月)

ヒビキ君のソロ

日本では、皇后様が作詞された「ねむの木の子守唄」をうたってくれました。

きれいでしたね。

2009年1月、韓国公演の映像だそうです。

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2012年7月22日 (日)

シューベルトコアの映像

 7月だというのに、なぜにクリスマスをと思われそうです。

 これは2008年に来日した、イコチュア先生ひきいるシューコアの2009年クリスマスシーズンの映像です。興味深いのは前列を中心に今年の来日メンバーが並んでいるということ。2年半前ですが、卒業生たちもまだ幼さを残し、なんて可愛らしいのでしょう。そうかと思うと、後列には成長したヒビキ、グレゴール、ルーペルト君ほか、名前を忘れちゃったけれど、当時来日した団員がいます。私にとってわずか2年半ですが、成長期にある彼らはこんなに変わっていくんですね。高く響くオブリガードは、歌っている口元を見るとヒビキ君の声のようです。今年会場で彼を見かけた方があったとか。

 今年のシューコアのことが好きすぎて、帰国したあとも名残惜しくてなりません。しかしこの年になると、悲しいかな忘れるのが早い。切り替えの早さではなく単なる健忘です。新しいことが入ってくると、古いものは順繰りに追い出される運命にあります。ですが、しつこいようですが、今年のシューコアが大好きです。愛があれば忘れないかな。

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2012年7月14日 (土)

ウィーン少年合唱団2012越谷市民ホール

 7月8日で2カ月半に及ぶ今年のツアーが終了しました。会場は越谷市民ホールサンシティ。最終公演らしい趣向をこらした楽しいステージでした。個人的にはいくつかの客席でのハプニングに唖然・呆然・限界ということもありましたが、楽しさという点ではここ何年かのうちでも一等賞をあげたい、そんなステージでした。

 今までと少し違ったアレンジや演出、MCも次に誰に振るかわからないぞといったお楽しみもあり、マイクを渡された団員もなんだか嬉しそうに、ちょっと自分なりの工夫を加える人もいました。パウル君は、ハイドンの曲の前に、「友だちのフローリアンがアレンジをしました」と説明しながら、大きく腕を2度もさしのべて、フローリアンを紹介しました。そうそう!!フローリアンがどの団員か、知らない人もいっぱいいるはずです。大成功ですよ(エコ贔屓) 

 モーツァルトのカンタータのソロで、高音がちょっと裏返ってしまったヤコブ君ですが、何事もなかったように歌い続け、ひな壇に戻って行きました。そしてそれを拍手で返す客席。
 オーストリア民謡「ツィラー谷から」では、以前はエンリコ君が指揮をしていましたが、今回はシモン君が皆の前に立ちました。指揮というと、2006年だったか、ダーフィットが振ったのを覚えています。でもそれは教科書どおりというか、背中にその子の気持ちは感じられなかったけれど、エンリコ君にしてもシモン君にしても、後ろ姿まで表情たっぷりで「いい感じ」でした。
 Ⅱ部の民謡ではいつもは小さなイェレミアス君が担当していたトライアングルを、大きなアニアン君がやることに。その様子がなんともユーモラスで笑いを誘っていました。
 ドナウ川沿いの民謡の中では、クロアチアの「おお深い海よ」とウクライナの「彼は井戸を掘る」が好きでした。「おお深い海よ」は、アカペラで、ただただ美しい。それしか言えないことが恥ずかしいのですが、ご理解ください。ウクライナ民謡のほうは、この歌を初めて聴いたとき、子供のころに歌集で覚えた「赤いサラファン」を思い出し懐かしくなりました。似ているわけでもないのですが、昔は一括してロシア民謡として歌われていた有名な曲がたくさんあります。それらのちょっと哀愁を帯びたメロディに、何か共通したものを感じるのです。それにイヴァン君のソプラノが冴えていました。無理のない音域だったのかな。

 圧巻はプログラム最後の曲「美しく青きドナウ」を演奏する前に、シュテッヒ先生から卒業する4年生に贈られた感謝とねぎらいの言葉。日本語とドイツ語でお話をされた後に「4年生、前に出てください。」 進み出た7名は、カスパー君、マティアス君、ケンシ君、レゼップ君、ウラディスラフ君、シモン君、エンリコ君。先生も卒業生たちも万感胸に迫る様子でした。カペルマイスターとして経験豊富とはいえないシュテッヒ先生にとって、地震や原発問題に揺れる日本に子供たちを引率し、2か月半も旅をすることは重責ではなかったでしょうか。でもその若さゆえか、人柄ゆえか、今回のツアーはどこか優しい雰囲気に満たされ、サービス精神も旺盛な印象がありました。先生の挨拶のあとに歌われたドナウは、より一層とうとうとした流れを感じさせてくれました。

 アンコールでは「雪が消えされば太陽が顔を出す」。いつものダンスチームがこの日は卒業生に引き継がれ、大柄なお兄さんたちの足さばきに場内は大ウケでした。長身でクールなレゼップ君が半ズボンで現れたらどうしようかと、彼らが舞台のそでに消えてから登場するまでの間、内心気が気でなかったのですが、制服のまま上だけチェックのシャツに着替えたコーデでした。良かった(安堵)。何が良かったんだか・・・coldsweats01
 「エヴァのポルカ」では、フローリアンがピアノを担当します。いつもは舞台のそでにはけていたシュテッヒ先生ですが、この日はアルト前列の端っこに場所を確保して、すっかり団員のよう。そこでまた客席から笑いが生まれ、ますます舞台と客席が一つになっていきます。こんなところがシューコアの魅力の一つでもありました。
 ラストはアフリカ民謡。何度聴いたことでしょう。パーカッションとフェイクとダンスでいつも盛り上がっていましたね。列の端にはプレフェクトさんも並んで本当にオールスタッフという感じでした。
 ラストのラストは、拍手に迎えられて再登場した団員たちが、後ろ手に隠しきれない荷物を持っています。それは文字が書かれたボードで、隠そうとしていること自体に無理があるので、またまた客席が沸きます。そのボードを高々と掲げました。「ま」「た」「お」「あ」「い」「し」「ま」「し」「う」「よ」・・・ちょっと順番がちがってしまいました。同時に後列の団員から、色とりどりの紙テープが客席に向かって投げられました。私の席からは、舞台と客席にテープで何本もアーチ(かけ橋)ができているように見えました。こんな演出も初めてでした。ホントに楽しかったです。

 オールドファンの中には、騒々しくて音楽的に何を目指しているのかわからないとおっしゃる方もあります。実際私もシューベルトやモーツァルトやメンデルスゾーンを、ジャパンアーツのアンケート用紙に一生懸命リクエストしていますけれど、蓋をあけてみるとプログラムは知らない曲でいっぱい。でも私などド素人の知見をはるかに超えて、世界中には素敵な曲がたくさんあり、彼らは世界中を旅して、それらを歌っているわけです。そして私たちを楽しませてくれます。

 改めて、youtubeで今年のニューイヤーコンサートと、昨年の東日本大震災支援チャリティコンサートを見てみました。シューコアのメンバーがどちらの映像でも見られます。ニューイヤーコサートの方には、ダーフィット君やカスパー君が思い切りアップになる場面もありました。ところで、チャリティコンサートでは4コア全員とコルスの面々で「ふるさと」を歌っていますが、このとき、「山は青き~」の歌詞のところで、ソプラノのオブリガートが入りました。先日の越谷での「ふるさと」が、まさしくこれだったのです。一瞬に近い短さで、誰の声かわかりませんでしたが、切ないほど綺麗でした。

 久しぶりに、こんなに長い感想文を書きました。久しぶりに25名全員の名前を覚えました。美しい合唱を聴かせてくれて、ありがとう。シュテッヒ先生とシューベルトコアのみんなに心から感謝します。

 

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