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2013年10月 7日 (月)

マルセリーノ

 映画「汚れなき悪戯」(Marcelino Pan y Vino)をご覧になった方は多いと思います。歌もご存じの方は多いと思います。スペイン聖十字架少年合唱団がマルセリーノの歌を歌っていることも、昔からの少年合唱団ファンの方ならばご存知かもしれません。

 わたしは最近知りました。子供の頃に来日した合唱団のことは、ウィーン少以外はもうすっかり記憶になく、きっとテレビで見たり聞いたりしたのでしょうけれど、悲しいほどに彼方に消え去っております。あの子たちの本当の名は何だろう? ・・・つまりスペイン語の本来の合唱団名すら知らなかったのです。
 気になって調べるうちに、キングレコードからの音源をオムニバスにしたCDに、スペイン聖十字架少年合唱団の歌が2曲収録されていることを知りました。あまつさえ、視聴まであったので早速聞いてみました。「マルセリーノ」と「イネシーナ」・・・・通して聞きたいなと思い、このオムニバスCDを買いました。中身はきっと紙1枚の説明程度・・・と思っていましたが、どうしてどうして、全曲歌詞と解説つきでした。

 そうしたところヤフオクで、この合唱団のたぶん来日記念盤らしき古いレコードが出品されているのを見ました。この時のジャケ写の裏面の画像を資料として保存しておきました。なんとか文字が読み取れます。
 side1 マルセリーノ            side2 秋
      アヴェ・マリア                グラナダ
      アヴェ・ヴェルム・コルプス        マドレ・ドアーのところに          
      私のいとし子                待ちぼうけ
      ロバは死んでしまった           渡浮の港 (?)
      イネシーナ                  オリーブの山で
      私の小屋のそばで             アディオス

 このような収録内容ですので、オムニバス盤「天使のハーモニー」に入っている2曲は、おそらくこのレコードからのカッティングと思われます。宗教曲ではないせいか、涙が出そうなほど60年代の懐かしい雰囲気がしました。「マルセリーノ」は東京少年合唱隊とのコラボになっています。「イネシーナ」は、マンドリンの音がせつなくて郷愁を誘います。
 1960何年だったのでしょうね?彼らが来たのは。覚えているのは二人の団員の顔と一人の団員の名前、ファン・アントニオ・ヒメネス君。随分大人になるまで雑誌の切り抜きを持っていた気がします。一番可愛かったから・・・という、単純な理由でした。当時の私の意識の低さは、そんな程度ですから、そのうち興味がなくなってしまったのかもしれません。
 「マルセリーノ」と「イネシーナ」、たった2曲ですが、キングレコードさんありがとう。

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