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2014年10月

2014年10月27日 (月)

エスコリアルのCDが届いたけど。

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CDが届いたけど、1枚だけでした。数日前にメーカー在庫なしでキャンセルしますというメールが入ったのですね。

2か月近く前かと思うので、もう何を注文したか忘れてるくらいでしたが、パスカルさんで在庫なしって書いてあったから、日本から発注しても無理だろうとは思っていたの。

一番聴きたかったのは、「In Paradisum」で、フォーレの曲が多くメロディが親しみやすい感じです。これはMP3販売してるようなので、そのうち考えよう。

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聴くことだけ考えたらMP3で充分なんですね。充分なんだけど、エスコリアルはジャケットデザインが素敵なの多くて、外側だけじゃなく、開いてみたら中も凝っていたり。CDにもおそろいの印刷がしてあったり。まあ、とにかく心をくすぐられます。CD出すと動画サイトにアップして宣伝するし、チーム一丸となって頑張っています。資金が潤沢なのかな。

一昨日届いたCDは「Tenebrae」 レスポンソリウム集。ビクトリアだけでCD1枚とは、スペインの合唱団ならではでしょうね。
復活祭の前の宗教的な行事でもあり、ジャケ写は雪景色に十字架で至って地味ですが、粒子を粗く加工したモノクロ画像に赤い文字はインパクト強いです。雪ってのは写真で見ても静けさが漂う。

1曲目がこれ。

5曲目は、有名な「ウナ・ホーラ」 ウィーン少でよく聴きました。

想像できると思いますが、ルネサンス期の厳かで静かで正統派な宗教曲のため、しっかり聴きこんでいると、途中で眠くなります。
また私程度のレベルですと、今何曲めだったっけ? というくらいに、わからなくなったりもします。ただ、時おり聞こえてくる繊細なソプラノがこの上なく天上の声であり、ふっと我に返るのです。

合唱の緻密さはセントジョンズっぽいですが、解説を見るとボーイズが25名、兄さんは10名。このバランスが声の透明度をあげている気がします。

特にトラック8の「Tenebae factae sunt」は、boysのソプラノとアルトソロが秀逸。
アカペラで雑味がなく、声のみで構成されたこのような楽曲集も、たまには良いものです。

でも、「In Paradisum」』のほうが品切れってことは、一般的にはフォーレやフランク、メンデルスゾーンやシューベルトを聴きたいってことで、それは自分も否定できません。視聴したらこっちの方が全然甘いです。(笑)

ライナーノートはスペイン語、英語、ドイツ語、フランス語に対応しており、歌詞カードはラテン語他これら4カ国語に対訳されてます。1ページ目をめくると、まず合唱団員の集合写真、途中にも集合写真、最後のページには全員の名前が記載されていました。なんびともアノニマスにはしない姿勢が嬉しかった。

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2014年10月25日 (土)

優しい子守歌がありました。 "Thula Baba"

アンドレ・リューが紹介する女性、キミー・スコタというソプラノ歌手。南アフリカの方です。

Drakiesの歌を聞いていたときに、偶然見つけた動画です。同じ歌を歌っていたの。

ズールーに伝わる子守歌だそうです。

日本語は勿論ですが、外国語でも自分の知っている言葉だと、その意味を考えてしまう。

でもここまで全く未知の原語だと、まるでおまじないみたいで、何にも考えずに優しい旋律に心を委ねてしまいそうです。涙腺も崩壊するけど、人は泣くとすっきりするのよ。

誰にも心地よいと感じる周波数があります。私にとって、この曲を歌う彼女の声は、アルファー波の泉でした。

最初に聞いたDrakiesの歌も素朴で味わいがあります。
ポツポツ響く楽器の音色 ちょっとハスキーな声

画像に関しては、ズールーの歌なのに、違う部族の女性じゃないかといったコメントもあり、投稿者は美しい写真だから母と子のイメージとして使っただけと述べていますが、真意が伝わりにくい経緯も一部にはあるようです。

歌の美しさに変わりはないのですが・・・。  今夜はゆっくりおやすみなされ。

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2014年10月20日 (月)

教科書から消える名曲

昨日の「題名のない音楽会」は、教科書から消えて行った名曲を取り上げていました。

どういった曲が消えたか。・・・ざっくり言えば、安田姉妹が歌っているような唱歌ですね。

明治時代、音楽教育創世記の頃、教科書を作るにも日本には子供が歌えるような歌がなかった。それで、欧米の民謡や童謡などの歌詞を訳して(あるいは作詞して?)、教科書に掲載しました。それゆえ文語調の歌詞も多いのだそうです。

「蛍の光」「庭の千草」「埴生の宿」・・・日本の歌かと思っていたら、イギリスの歌だったという曲ありますね。

言葉が古いから歌わない、教えないというのも寂しい気がします。私は今だに「埴生の宿」の一つ一つの言葉をかみしめたことはないけど、♪おお、わが宿よ だけで歌の気持ちは伝わるのじゃないかと思います。

「ビルマの竪琴」やアニメの「火垂るの墓」を見たときに、「埴生の宿」を知っていようといまいと、感動に変わりはないかもしれないけれど、この曲を使う意味は、歌の中にこそあるのでは?

テレビの画面をぱっと見た印象ですが、1960年代と今とでは曲数が半分以下に減っていたみたい。ゆとり教育で時間が減ったからなのだそうですが、なんだかなあ、意味分かんないですよ。海外の曲が減ったのは、日本独自の曲が増えたからですって。

音楽鑑賞はどうなんでしょうね。小学生の時の音楽の教師が熱心な人でした。ウィーン少のレコードも聞かせてくれました。

特に印象深い曲が二つあります。バッハの「フーガト短調}(小フーガ)と、チャイコフスキーの「アンダンテ・カンタービレ」 先生曰く、「す~んばらしい、美しい曲なんです」 それがアンダンテ・カンタービレでした。

歌の中では、「灯台守り」や「冬の星座」「星の世界」が好きでした。当時教わった歌は二部合唱が多く、下のパートは今でも覚えています。教科書のほかに、補助教材として新書版の歌集があり、そこにもたくさんの歌がありました。 「風」が大好きでした。ロセッティの詩を西條八十が訳詞したものです。旋律が素敵なの。大正時代の歌ですよ!

ジブリの「風立ちぬ」で使われていたので嬉しかったです。

♪ 誰が風を見たでしょう 僕もあなたも見やしない けれど木の葉をふるわせて 風は通りぬけてゆく ♪

「風」という歌を知っていたから、あの予告編は鮮烈でした。

ダンスが必修になるのも良いし、ポップスやヒップホップも楽しい。自分もフォークやロックやレゲエ・・・なんかいろいろ聞いてきました。

でも美しい唱歌はこの国から、そして人の心から消えないでほしい。

今でも教科書に載っているらしい 「浜辺の歌」 カナダの合唱団が日本語で歌っています。

1983年来日組の「浜辺の歌」 アンコールなので他に「さくら」と「美しく青きドナウ」も。

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2014年10月18日 (土)

”兵隊さんと一緒” でした。

普通の子どもがピアノ弾いています。 見ればわかるって? 

連弾です。それも見ればわかりますね。なんとなく微笑ましく感じました。

動画のタイトルに”knabenchor” von Bizet とあるのですが、これはオペラ「カルメン」で街の少年たちが歌う”Avec la garde montante” (兵隊さんと一緒)のことでした。

そういえばウィーン少のがあったなあと思い、久しぶりに見ました。

オペラ1本まるまると、分割版と両方上がっております。その説明を読むと、指揮はクライバー、ホセ役がプラシド・ドミンゴ、合唱はウィーン国立歌劇場、少年たちはウィーン少年合唱団、そして1978年のライブ映像です。(DVDが出ているので画質が結構良いですね)

1978年がどんな時代かというと、ヴィルト先生が団員だった頃です。

これはこの歌のところだけ切り取ってアップしてありました。一番解像度が良いです。

他の動画も少し見てみましたが、やはりウィーン少は上手ですね。

英国圏の合唱団では英語バージョンで歌われることもあるようですが、この歯切れの良いリズムが英語だと流れちゃうような気がしました。

そう、それとね。前のハイドンコアが日本公演で歌ってましたね。行進しながら!

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2014年10月12日 (日)

ウィーン少とコルス・ユベントス (5月のMuTh)

なんか連投しようと思ったら、PCが悲鳴上げてます。オバカのVistaなので酷使できないんです。

この動画のコンサートの詳細がよくわからないのですが、マサヤ君の姿をみつけたので取り上げることにしました。

”Dankbar Leven” 感謝の気持ちをもって生きて行こうみたいなムーブメントというか、組織を主催しているのが、このBr. David Steindl-Rast, O.S.Bさん(修道士なのでブラザーがつくようです)
その趣旨にウィーン少も賛同してコラボが行われたものと思われます。
語学力があれば、インタビューを聞いて説明できるのですが、私には無理なのでm(_"_)m。(わからない部分で、何か間違いがあればご指摘ください。)

ボーイズは7分ぐらいのカウント位置から歌います。
そして9分くらいの位置でコルス・ユベントスで歌っているマサヤ君がうつります。隣にいるのは来日したことのある双子ちゃんのうちのどちらか。

卒業後は帰国する団員が多い中で、マサヤ君はウィーンに留まって勉強を続けているんですね。

こちらにコンサートのことが掲載されています。 → MuTh に飛びます。

ソロの少年が、はりのある良い声で声量もあって驚きました。

最新情報にうとい私は、名前が全然わかりません。 シューコアの人?

最後にヴィルト先生が「センゼニナ」を歌います。このコンサートは今年5月ですから、時を同じくして私たちも日本でハイドンコアの歌う「センゼニナ」を聞いていましたね。

この曲好きです。

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秋は来にけり

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バナーに秋の七草を描きました。

← フジバカマ 地味

ハギ、キキョウ、ススキ、ナデシコ、オミナエシ、クズ、フジバカマ。
オミナエシ、フジバカマといった風情はあるけど地味な花ってのは難しいです。七草だから生えるんです。一種だと外来種のブタクサとかと間違えそう。でも万葉の時代からあるんですね。千年・・・・・。

もうそろそろ、野紺菊や普通の小菊が咲き始めますが、明日以降の台風の行方が心配。おおごとになりませんように。

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2014年10月10日 (金)

ドラキーたち

ドラケンスバーグ少年合唱団です。ツアー中の動画が公開されました。

楽器と振付をイメージとして持っている方も多いかと思います。実は私も。

ところがこの静謐な美しさ・・・。

広い室内でこの間隔のフォーメイションでは、音をそろえるのはさぞ大変と思うのです。実際声の響きはとぎれることなく、どんどんどんどん続いていく。見よ!聖フローリアンのこの天上の高さ。どうやってこの空間を掴むのだろう。

ただ、全員が中心に向かって歌っていると、聞こえ方がちがうのかもしれないね・・・などなど、あれこれ考えながら聴いてます。・・・・・今日も前置き長くなりました。とっても奇麗ですよ。

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2014年10月 5日 (日)

Maîtrise de Caen ( フランス、ノルマンディ)

 インターネットラジオでやっていたソリストの声が素敵だったので、急いでメモして調べていたら、メトリス・ド・オー・ド・セーヌ(国立パリ・オペラ座合唱団)のソリストだったのですが、メトリスつながりで見ているうちに、この合唱団に巡り会いました。

ヴィバルディ グローリアより 「Domine Deus」 ソロ:Cyrille Dubois君

 この声・・・ フランスの合唱団なのに数多あるプチ・シャントゥールたちの声と違います。私は、ヒビキ君の声を思い出したの。

 ウィーン少の公式にメンデルスゾーンのMP3があります。(視聴できます) その頃くらいのヒビキ君の声ってこんな感じでなかったですか。訥々としていながら凛として、清楚で品があるの。

 この合唱団は、ノルマンディの首府カーンにあるカーン劇場(Théâtre de Caen)が主催する合唱団で1987年に設立したそうです。学校になっているみたい。公的機関の助成があるようで、学校教育は無料で行われているそうです。教会所属の聖歌隊とは違うのですね。

歌だけでなく楽器演奏やダンスもありますね。カーン劇場はノルマンディ屈指のオペラ劇場だそうです。(カーン劇場と訳していいのかどうかも、よくわかりませんが・・・)

「Early One Morning」  ブリテン

続きを読む "Maîtrise de Caen ( フランス、ノルマンディ)"

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キャットニップ (=^・^=) 大島弓子

cat 大島弓子さんの「キャットニップ」を読みました。

「グーグーだって猫である」の続篇です。「きらら」で連載されていたのがまとまりました。

著作権上、作品の画像とか持ってこれないですよね。

そうなると、この文章ではあまりに訴える力がなさすぎて、たいしたことも書けませんけど、弓子さんの作品が出ると素直に嬉しいです。

ストーリー漫画ではないので、淡々としてますが、大病のあと弓子さんが猫と一緒に何事もなく暮らしているのがファンとしては嬉しい。

何事もなく・・・って言っても、12匹も猫がいれば、なんかしら毎日起こっているようで、そうした猫便りを読んでいるだけでも、私は嬉しいです。

表紙は猫の絵。パステルかなあ。モデルは大勢の猫の中から「モーモー」ですね。

モーモーの堂々たる体躯。ボタンよりは華奢らしいけど、わらわらと集まった場面を見ると、他の子たちよりは立派です。

孤高の画家の熊谷守一さんが、猫の絵をたくさん描いていました。あのシンプルな線を思い出させます。巨匠はどんどんシンプルになるのだ。

自分は勿論この本を書店で買ったのですが、弓子さんと猫たちの近況が描かれたこの作品は、読んでいると私信(お便り)を頂いたような、ものすごい幸せな錯覚を起こします。

こんな錯覚を起こすのは自分くらいなものかと思いますが、大島先生とか大島さんとか呼ばずに、弓子さんなどと馴れ馴れしく呼んで数十年(数えたくない・・・)。

これからも静かなペースで(修羅場なく)書き続けてください。

たまにストーリー漫画もお願い。wink

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                         チビ猫

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2014年10月 3日 (金)

田園ミサ曲 アウグスブルグ大聖堂少年合唱団

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アウグスブルグ少年合唱団のCDを初めて買いました。初めてです。今さらながら・・・。

しかも1984年の録音です。目下のところ、「Die Chorjungen」 が旬なのにね。
いいの、古いところからスタートします。でも30年前の録音が廃番にもならずに、順調にプレスを重ねていますよ。(*^^)v

PASTORAL MESSEN  ⓟ1984 ⓒ2008  232130
KARL KENPTER Pastoralmesse in G-Dur op.24
ANTON DIABELLI Pastoralmesse in F-Dur op.147
指揮:R.Kammler

いや、実は数枚のCDを視聴したのです。その結果、今はこの声を聴きたい。「トビアス君だ」と思ったわけです。何人かの方の感想を読んでも、やっぱりトビアス君なのね。

どんな声かというと、あくまでも私だけの見解ですが、1981年のウィーン少のアルバム「Volks & Kinderlieder」の中で、「春への憧れ」とか「眠りの精」を歌っている声です。女声と少年の中間くらいの明るい声・・・・・姿見えないけど、オーラがすごいです。 (^^♪ 

まずは、トビアス君の声。ディアベリ作曲の田園ミサです。弦楽器が軽快です。

私のポイントを言います。クレドの「et incarnatus est de Spiritu Sancto ex Maria Virgine」の部分です。ここに入る前に休符らしき小休止。そうしてバイオリンソロが入るのですが、もうほとんとコンチェルトのように華やいで聴かせるメロディです。ミサ曲じゃないみたい。

で、そのあとに始まる重唱は、本当に素敵。この部分はシューベルトのミサ曲6番がどれよりも美しいと思っていましたが、そうじゃなかった。これも素敵。私は好き。

前置き長くなりました。ちなみにクレドは、8:09から始まります。直接Youtubeに行くと、投稿された方が時間ごとにリンクを張っているので、聴きやすいと思います。

ケンプターの田園ミサは、クラリネットが活躍するのどかな雰囲気です。
こちらのソロは別の少年で幼さが残るくらいな声ですが、それが羊飼いの可愛い少年を連想させて(私がかってに妄想してるんですね)、荒れ果てた心も平穏を取り戻すというものです。

これも拝借してきました。クレドのみ。

全曲は、こちらです。→ https://www.youtube.com/watch?v=2vCRgtEAUqc

先日J.ハイドンの「ニコライミサ」が好きだと書きましたが、トビアス君はこれも歌っています。ただひとつ残念なのは、録音が1985年か86年で、若干声変わりに入っているようにも感じられること。

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総じて思うのは、ソプラノとアルトがどれも良いということ。アルトは時として存在が弱かったり、逆に強すぎたりします。今回聴いたのはどれも良かった。

まずは、この時代のアウグス大好きです。これから徐々に新しい音も聴いて行こうと思います。

クリスマスアルバムも買いました。それは、またクリスマスのときに・・・。

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