« 2015年4月 | トップページ | 2015年6月 »

2015年5月

2015年5月30日 (土)

2017年に期待

しばらくウィーン少のコンサートはありません。少しクールダウンしたほうがいいかもしれないです。ちょっとセンチメンタルなんだわ。

好きな時期の動画がアップされていました。

Drakiesについてはまだまだ新参者ですが、なんとなくこの1997~8年から愛知博2005年くらいまでの雰囲気が好みになっています。好きな声のソリスト君もいて、音楽的にもアフリカと欧米の音楽がいい感じのバランスで楽しいです。

どの合唱団もメンバーによって、指揮者によって、演奏も仕上がりも個性も違ってくるものですね。

好きなソリスト君の一人・・・・Ignus

カウント5分ぐらいから始まる「Tula Tula」は、子守歌なんですね。このピュアな感じ。どうしよう?何も悪いことしてないのに、謝りたくなってしまった・・・・。

スカスカ腰のぬけたような音の笛がネ。聞こえるでしょう? あの音が好きなんです。

それからたぶん親指ピアノというのじゃないかと思うのですが、アフリカの民族楽器でポツポツはじくような音、それも素朴で温かい。スカスカとかポツポツとか、私の耳にはそんなふうに届くんですが、健康診断で聴力は異常なしです。

・・・Ben君     * 曲も好きです。

今年は6月とクリスマスシーズンにいくつかのBoys choirが来日します。予想以上に増えてうれしいですね。

Drakiesも今後に期待して来日を待ちましょう。

| | コメント (5)

2015年5月29日 (金)

アラバマ青少年合唱団と習志野高校

習志野文化ホールに行きました。あいにくの雨でしたが、それにしても客席空いていました。一般の方は少なかったように思います。ちょっと残念ですね。もっと宣伝方法なかったのかな。・・・・でも、思い起こすと、パリ木のときも綾瀬市の公演は空席が目立ちました。天下のパリ木ですよ。空前の合唱ブームだった60年代からバブルのころまで、イコール来日ブームでもあった頃の状態には戻らないのでしょうか。

いきなり愚痴ってしまいました。m(_"_)m

さて、Ambassador choir :ロングドレスを着ているせいで写真ではかなり大人っぽく見えるのですが、実際には皆可愛らしい子供たちでした。声も細い。合唱メインでソロはなく、緊張していたのか笑顔は少なかったですね。前列の黒人の少女が溌剌としてました。ボーイズは・・・・数えるの忘れましたが、7人ぐらい?

「フィガロの結婚」からアリア、ヴェルディの歌劇から「The Anvil Chorus」 オペラの曲のあと「ダニーボーイ」 これは優しい歌声でした。

面白かったのは「しょじょ寺のたぬきばやし」 プログラムには書かれていない曲で、「ほたるこい」の前に歌われました。軽妙なアレンジで、日本語の音感を楽しんでいる感じでした。

このコア最後のスペインの曲もラテンの楽器を演奏しながらで良かったです。

Chmber Choir:さすがに大人ぽくて見た目も美しくて素敵。衣装は黒で統一しています。ビブラートのきれいな声の女性がいて、その人のソロ聴きたかったですが、やはりこちらも合唱メインでした。前のコアと年齢はさほど変わらないと思うのですが、わずかな年齢差でもこの時期は違うのでしょうね。すごくまとまりがありました。

4曲目「Seal Lullaby」の前に指揮者の先生が挨拶をして、「We are going to skip ・・・」 たぶんですが、しょじょ寺を歌ったので、時間的にこの4曲目はかっとばすことにしたようです。ララバイと書いてあったので、気になって調べてみたら、こんなのがありました。
おお、しょじょ寺よりこっちがいいですぅ。聴きたかったです。

次の「Ancient House」というのは、摩訶不思議な曲でした。日本語と英語がチャんポンな詞です。良く聴いていると「モモシキヤ フルキノキバノ シノブニモ」と歌っている。百人一種の「百敷や~」ですね。で、最後の方で「昔なりける」と歌っていました。
でもそれより、「The Seal lullaby」を歌ってほしかった。

知っている曲が少ない中で、「All the pretty Horses」は懐かしかったです。これも子守歌でコープランドが採譜した一つだと思います。それから3つのカンツォーネや3つのハンガリー民謡というのもなかなか良かったのです。

来日した二つのグループの動画もあるのですが、校内にある合唱団の一つで、今回来日した子も含まれているようなので、ダニーボーイを演奏している動画を借りてきました。指揮者のプロクナー先生がアップしたものなので公式と言えます。

ふたつのコアが合同で歌ったときには先生がソロを務めていました。ここでようやく皆が手拍子で乗ってきた感じになりました。子供たちがもっと元気あると良かったかも。

彼らは演奏終了後に一旦舞台裏に引き上げましたが、衣装のままで客席のドアから入ってくると客席からの拍手の中、中央の座席にすわりました。今度は習志野高校の演奏を鑑賞しようというわけです。見るとそのあたり外国の方がいっぱい。どうもご家族もいらしている様子。

♪***♪**♪*♪***♪**♪*♪***♪**♪*

習志野高校の吹奏楽部は200人の大所帯で、文化ホールのステージに乗りきらないくらい大勢なんです。ジョイントコンサートですが、習高にゲストがアラバマさんって雰囲気もありました。とにかく青春炸裂で、久しぶりに踊らされました。皆さんスタンドア~っプみたいなノリでした(笑)

司会者が言うには最近合唱も始めたそうで、「ありがとうの花」という曲を歌ってくれたんですね。これが泣けてしまった。手話を交えてのパフォーマンスで、涙腺に来ました。

合唱部ではないそうです。全員吹奏楽部で1年生だそうですよ。楽器をやる子は歌えるんですね。男子も上手で驚きました。中学高校の合唱部といえば、男子不足で困っているイメージがありますけど、習高は元気でした!

| | コメント (0)

2015年5月28日 (木)

WSK * 5.25 * Bプロ(続き)

あとほんの少しのところでしたが、夕べは眠くなってしまいました。ワイン飲みながら書いてたからね…。

「ネッラ・ファンタジア」の次は「ボラーレ」です。CMで流れていたジプシーキングスは、私の周囲では90年代に流行っていました。でも特別しゃがれたおじさんの声ですから、すぐに飽きちゃった。子供たちがどんなふうに歌うか、前回聴く前にはあまり期待もせずにいたんですね。ところが予想もしないような、しっとりしたスローテンポではじまったのです。最初はそれがボラーレだとは思わず、「あれ?この美しいのはなんて曲?」と、脳天気に構えていました。で次第にアップテンポになり、♪Volare oh oh ~ Cantare oh oh oh oh ~ だったんです。 

子供たちが手にしたラテンの楽器は、調べてもあまりわかりませんでしたが、ざっと説明しましょう。フィリップ君が持っているのは、木の棒で木の塊りをたたく楽器で音は火の用心の拍子木ぽい。ミヒャエル君は2連の小さな太鼓。それを連打していました。レアンダー君の担当はガンザ、これだけはたぶん当たってる。アルミのシェーカーみたいなもので、中に石粒か何か入っている。ゆっくり傾けると、ザザーッツと寄せる波打ち際か雨降りか、そんな音がします。あとはマラカスでした。老いもお若きも楽しめる歌ですね。

「猫の二重唱」のこの日の芝居は、この前とちょっと違っていました。まず私の席から見えるのは、舞台中央に立っている二匹の猫、ミヒャエルとラウレンツ。何かコソコソ話してる。フィリップ猫とマグナス猫はどこにいるかと思ったら、ピアノの後ろに隠れていました。

そうしてそろそろと腰をかがめて、客席には見えないように登場してきました。・・・・が、こちらからは丸見えだよ! てか、P席(舞台後ろ)からはもっと見えてるのですが、それもご愛嬌ですね。

この小芝居がコンサートの流れを少し変えてくれます。あっと思ったり、えっと驚いたり、ただ上手に歌うだけではなく、びっくり箱も時々用意されているんですね。

二匹と二匹は、「あっち行け」とでも言うような仕草をしたり、足をドンと踏み出したり、喧嘩をして終わる歌のはずでしたが、この日は4人が肩を組んで仲直りしておしまい。あれっ?この間はどうでしたっけ。仲直りは今日だけの演出?(陛下がご覧になってるし)

マイケル・ジャクソンの「Heal the world」も、整列して歌うのではなく、少しずつ並び方や位置が変わっていき、ショー的な要素が入ってます。この動きも今回の席で見ると俯瞰的につかめて面白かったです。

最初はピアノから少し離れて、両サイドにいる団員達。曲が始まると数人づつピアノに向かって歩きだし、気がつくと皆がピアノの方を向いていました。そうです。1階席や2階正面席からだと完全に横向きですね。でも私の目に映るのは、ソプラノ隊の後ろ姿とチャーミングなセーラーカラーでした。これもいいね。

それが次第にいつもの隊列に変わっていき、肩を組んだり、二人づつ向かい合ったり。

2列が前に出たり、手拍子を取りながら2列が4列になり・・・・覚えきれない。皆地声で歌っていたみたい。無理のない音域のようで、リラックスして歌っている感じです。アドリブ的な声もありました。(たぶんスティーブ君・・・)

King of popの不滅の曲がビジュアルでも楽しめるステージになりました。

「Happy」では、スティーブ君がここぞとばかりに飛び出して歌い始め、続いてラウレンツ、ミヒャエル、ランス、レアンダー君らが前に出てダンス。やっぱりラウレンツ君がかっこいい。ダンスは指先ですよ! スティーブ君は天性のリズム感がちょっとした振りや動きに出ますね。

全員が踊り出すと、これはもう説明不能です。覚えきれずメモ書きも追いつかない。
ガチで踊っていました。多少リズム音痴もいなくはないです・・・(汗)
Bプロの曲ですが、アンコールでもやっているので、たぶん演奏回数は多いと思います。だんだんこなれてきたみたい。

「ふるさと」 賑やかな曲が続き運動量も相当だったと思いますが、アカペラで一糸乱れぬコーラスでした。ミヒャエル君の日本語は奇麗ですね。自身たっぷりに大きく口をあけて高いところから(身長が高い)明るい声が空間に広がって行きます。

「花は咲く」 も日本語の発音が回を重ねるごとに上手になっているのかな。言葉の美しさを感じていました。コーラスも各パートのどれか一つが目立つということがなく、また声量のあるソリストの声だけが浮くということもありません。このコアは歌い終えた時の余韻が長くて素敵ですね。

ウィーンの音楽の紹介をしたのはランス君。くっきりした声の持ち主です。

「ウィーン我が夢の街」もバイオリンがあったらよかったなあと思いましたが、ひとつの楽器ばかりがフィーチャーされるのは良くないのかな。

「皇帝円舞曲」はフィリップ君のオブリガードが天の声でした。響く響く!彼の声を聴けて良かった。14歳ギリギリで日本に来てくれて本当に嬉しい。日本のアニメが好きですって。「デスノート」が好きですって。・・・ファンは何を聴いても喜ぶの。

「トリッチ・トラッチ」のあと、アンコールはウェルナーの「野ばら」でした。

マノロ先生が「陛下がお好きだと聴きました」と挨拶され、静か~にウィーン少らしさを存分に感じる演奏を届けてくれました。

おそらく両陛下のお見送りがあったのでしょう。
この日のアンコールは「野ばら」だけで、ファンサービスもなしでしたが、それはそれで心静かに会場をあとにすることができた一日でありました。

というのは、ちょっとウソでした。実はこの日何人かの団員たちのご家族、親御さんたちがわざわざ日本まで来ていたのです。特にマグナス君とフランチェスコ君のママたちはフレンドリーに私たちに話しかけてくださいました。

会場に置かれた等身大の我が子のパネルとツーショットで写真を撮ったり、記念の撮影もさせて下さったのです。パウル君、エリアスR君、クレメンス君の親御さんもいらしていたようでした。

そういえばこの日は、その団員たちが歌や演奏で活躍した日でもあったのですね。

いろいろなことがあり、忘れ得ぬコンサートになりました。

**♪*♪**♪*♪**♪*♪**♪*♪**

「Heal the world」を歌うドラケンスバーグ少年合唱団
Drakiesの音楽性やレパートリーはウィーン少にも少なからず影響を与えていると思います。もっとその素晴らしさが日本にも伝わってくれますように。

| | コメント (0)

2015年5月27日 (水)

WSK*5.25*サントリーホール

追加オーダーしたので良席は望むまいと思っていましたが、取れた席が思った以上に良かったので、場合によっては1階席にこだわることもないですね。

ソプラノ側だったので、アルト側のステージが斜め前方に広がっています。手前にはソプラノの列が立つステップが置いてあり、後ろに楽器を置く椅子が数脚、ステップと同じアールを描いて置いてありました。

やがてアルト側のドアの所に団員の姿が見えました。あっ、始まる! 静かに歌いながら中央に進む少年たち。その時奇跡が起こりました。・・・私にとっては念願かなっての、無拍手鑑賞。

これまでは歌いながら入場するとき、必ず拍手がおこり、コーラスはその拍手にかき消されてしまうのです。でもこの日ほんの一瞬数人の拍手はありましたが、すぐに静まり、訪れた静寂の中で、思う存分「Gaudete」の演奏を堪能することができました。

もし拍手が長く続いていたら、ヴァレンティンやパウルのソロはどうなっただろうと思います。フィリップ、ミヒャエル・・・次々とソロが聞こえてくる。クレメンスの太鼓、エマヌエルのタンバリンが鳴る。アカペラで無駄なものをそぎ落とした珠玉の合唱です。「今日はきっといいことがある」そんな気持ちでした。

続いて先生の挨拶は、超ハイテンション。マノロ先生はバリトンからハイテナーまで七色の声を操ることができるようです。

「サバの人々は来たる」 映画「青きドナウ」を見たことのある方にとっては、特別思い入れの強い曲ですね。フィリップ君が一歩前に進みでて、立ち位置を決めました。その姿が凛々しくて目が離せない。この景色は、今回の席ならではです。ソロがまた素晴らしくて、2階席特有の響きでしょうか。すごい声量です。ホールの音響の良さを改めて感じました。

プーランクとウェッバーの曲紹介はジョンミン君担当。彼の日本語は誰より日本人的です。周囲から上手ねと言う声も聞こえました。「皆さまに届くように心をこめて歌います」 ←実際はもっと長かった。ちょっと省略してます。 

「ピエ・イエス」の演奏は、パウル君とフィリップ君のデュエットでした。堂々たるフィリップ君の声によりそうような繊細なパウル君のソプラノ。二人の声が合わさった時、天上のハーモニーが生まれました。
フィリップ君のソロは不動ですが、第2第3のソリストたちは、いつ何時も歌えるように練習しているのでしょうね。今回のツアーでも、日によって変わる何人かのソロを聴いてきました。それが楽しみでもあります。どんどん成長していく子供たちを、毎年ツアーのたびに感じるのです。

歌い終えて握手やハイタッチする風景も、マノロ先生が子供たちの頑張りに「Good job」と言っているように思えます。

ヴィルト先生の難解オリジナル・・・「My Song」の前に、リュウセイ君が解説。

バイオリンはフランチェスコ君、詩の朗読はランス君。今回の席はバイオリンを弾く様子も良く見えます。もう観察といってもいいほど、じっと眺めてました。少し後ろ向きに見える位置ですが、弓さばきが見えるのでいいですね。

聴くのは二度目ですが、前回気付かなかったことを書きます。
この曲は「少年たちの声ありき」で、作られているのではないかなという点。
普段は旋律をあまり歌わないアルト、この曲ではアルトだけの声も聞こえたと思います。
ちょっと変わったリズムの中にソプラノが生かされて、絶妙というか微妙というか、かなり難しいタイミングでバイオリンが入ります。すべての音を主役にするために、主旋律がどれかわからない状態で、凡人の私にはやはり難しかった。でもランス君の朗読は、一筋の光のようにまばゆい天使の語りでした。時々つっかえるけれど、それがまた音楽的なの。

クラトホヴィルの「Jubilate Deo」、2階席に響くコーラスの美しさに酔いしれていると、突然低いうなり・・・そして揺れ始めました。大きい、しかも長い揺れで、 天井(舞台の上)につるさがった装飾などがジャラジャラと音をたてていたように思います。見上げるとそれらも揺れていました。正直言って私は怖かった。

でもマノロ先生は、こともなげに指揮を続けました。子供たちも、最初の一瞬上をチラ見した子もいましたが、ほとんど動じない様子で歌い続けました。むしろこちらが、大丈夫よと勇気つけられるような状況で、私の右手は2階バルコニーの手すりをぎゅっと握りしめておりました。

演奏が終わった時、マノロ先生はいつもよりさらに大きなアクションで演奏をしめたような気がします。満場の拍手喝さい。今まで聞いたどの拍手よりも熱かったです。勇気をもって歌い上げたことへの賞賛。ウィーン少史に残る名演といえましょう。この日都内は震度4だったそうです。

そのあと、マノロ先生は天井を見上げて両手をあげて、「こわかったよ~」とでもいうような表情でおどけて見せました。客席の緊張が一気にほぐれていきました。エンターテイナーだあ!

次の曲紹介はマグナス君。彼の声は可愛いのです。独特なイントネーションは昨年のルイス君を思い出させます。長いセリフを吶々と続けるとき、客席がなごむのがわかりますね。

「真夜中に」のソロは前回と同じフランチェスコ君。暗い感じの曲ですが、彼が歌うと個性的で雰囲気が変わるので、彼の声がいい!

「流浪の民」はソロの部分がいつも気になりますね。
たぶん、フィリップ、ミヒャエル、ラオレンツ、クレメンス&エマヌエル、エリアス、レアンダー→ フィリップ・・・そんな感じ?

エルガーの「雪」は、バイオリンの演奏が切ないです。フランチェスコとロベルトの二人が世にも美しいメロディを奏でてくれました。この曲でも演奏する二人の姿が斜め後ろ向きでありながら、弦と弓のあたり指先まで良く見えて素敵でした。

休憩が終わり席に戻ると、何だろうスポットライトの練習? 時々照明が向かい側の2階席を照らすのです。そしてずっと空席だったところにスーツ姿の人がいっぱい。一番上の段には立っている人までいます。たまたま真正面だったので、ぼっとして見ていました。

すると、どこからか「わーっ」という声、そして歓声とともに拍手が起こりました。向かい側の階段をゆっくりと降りてくる人影・・・・それは天皇皇后両陛下だったのです。
びっくりして立ちあがってしまいました。たがいの手を取りながら、ステップを降りていらしたような気がします。会場からの拍手に手を振っておこたえになる陛下と皇后様は、しばらくしてアルト側2階席の最前列で、2つの席が並んでいるところにお座りになりました。

第二部の最初の曲は「ピンク・パンサー」
まずスティーブがトライアングルを鳴らしながら、とぼとぼ歩きでアルト側から登場しました。そしてマノロ先生は様子を窺うようにきょろきょろしながらソプラノ側から登場です。その後ろにテナーホルンを抱えたパウルが着いてきました。二人とも忍び足(笑) トライアングルの音だけが聞こえます。

先生とパウルが席につくと、二人の演奏でピンク・パンサーのテーマが始まりました。

やがて、ステージの左右の扉が開いて、団員たちが指パッチンで現れました。一応ステップを踏んでリズムをとっているのですが、どこかコミカルで会場から笑う声が! 少年たちのステップに合わせて手拍子もおこりました。

次はヴァレンティン君の挨拶ですが、これがまた天使なのです。「僕たちのカペルマイスターはイタリア人です。先生に敬意を表してイタリアの音楽をお届けします」 ← 本当はもっと長い 

今回はどの少年も長いセリフをよく覚えています。感心する。

「ネッラ・ファンタジア」は、ロベルト君のバイオリン、フランチェスコ君のソロ。
動画でいろいろ見たのですが、バイオリンを用いたのは大正解ですね。流れるような旋律にバイオリンは良く合いますね。ロベルト君が小さいのでフランチェスコ君は大きく見えますが、実は小柄です。今年のコアは全体的に小さいのです。小さい私が言うのもおこがましいのですが、ホントに小さい子が多い。それでもステージでは立派に見えてしまいます。

この日も小枝君は、細い体いっぱいの情熱をこめて、私たちに歌の贈り物を届けてくれました。

   《続きは明日》 長すぎて疲れますよね。

「流浪の民」 テルツが15年前に来日したときの映像から
日本語訳が字幕で出るので、今一度かみしめてください。

ソロはルートビッヒ君、トム君、クリスティアンさん、ロベルトさん他
クリスティアンさんは、今ではテルツの指揮をしています。

 

| | コメント (2)

2015年5月25日 (月)

今日伝えたいこと

地震の影響でダイヤが乱れ、しかも途中の駅で何度も停車し、帰宅が遅れてしまいました。

サントリーホールでのコンサートのレポートは後日にして、今日の記録としてお伝えしたいことを二つ書きます。

まず、一つ。

第二部(15:00過ぎ)から、天皇皇后両陛下が会場にお見えになりました。お二人はアルト側の2階席の2つ並んだ席にお掛けになって演奏を聴いていらっしゃいました。

もうひとつは地震

第一部の「Jubilate Deo」の途中でした。14時半ごろです。かなり揺れました。1階席はどうかわかりませんが、私は2階だったので天井が近い。つりさげられたものが、ジャラジャラ音を立てていたような気がします。

でも、マノロ先生は怯むことなくに毅然と指揮を続けました。団員たちも最初の揺れでちらっと上を見上げた子もいましたが、そのまま先生の指揮に従い歌い続けました。

そして、歌い終えると強い拍手が起こりました。大きいというより、強い拍手でした。

賞賛と感動・・・・・かれらはすごい!

私自身は少し怖くなって、2階の手すりを握りしめていたのです。彼らはすごい!

今日のアンコールはウェルナーの「野ばら」

このクリップは、元カルフのカイ・ポダックのソロ

| | コメント (2)

2015年5月24日 (日)

アラバマ青少年合唱団 Alabama Choir School 30 years Celebration

Img069_3

今週の金曜日29日にアラバマ青少年合唱団と習志野高等学校吹奏楽部とのジョイントコンサートが、習志野文化ホールで開催されます。以前にもちょっと書きましたが、いよいよ日程がせまって来ましたね。

千葉県というと遠いイメージをもたれるかもしれませんが、文化ホールのあるJR津田沼駅は、総武線快速電車で東京駅から30分程度です。ホールは駅前にそびえる商業施設の4階の位置にあります。ウィーン少のコンサートもやったことがあるので、会場はご存じの方も多いと思います。

今回来日するのは、Chamber choirとAmbassador choirで、トレブルのボーイズも何人かいるみたい。創立30周年ということで、合唱団(学校)も力が入っているようです。
習志野高校の吹奏楽部も、全国レベルの実力です。歌と楽器演奏のコラボがあればいいなと思ってます。

。:*━♪━*:。━♪━。:*━♪━*:。━♪━。:*━♪━*:。

今週から6月の2週目までたくさんのコンサートがあります。勿論一番多いのはWSKなんだけど、このアラバマ青少年合唱団とソフィア少年合唱団が相次いで来日しちゃいます。クリスマスにもクロイツやトリニティが来日します。

なんだか整理がつかないの。6月2週目、私大丈夫かな。

明日はサントリーホールに行ってきます。初めて2階席で聴くのです。
座席表だけではステージがどんなふうに見えるのか、ちょっと想像がつかないので、音がよければそれでいいかと思っています。

昨日ウィーン少のコンサートに付き合ってくれた友人が、CDを買おうと思うけどお薦めはあるかと訊いてきました。古い友だけれど、ウィーン少の話など一度もしたことのない関係です。今回はチケットが1枚浮いてしまったので、考えた末に招待することにしたのです。

会場で販売しているCDよりも、「Jubilate Deo」を聴いてほしかったので、今歌っているブルコアに一番近い歌声は、ここでは売ってないからネットで買ってと伝えました。

私はオールドが大好きで良く聞いていますが、今回のコンサートで「良かった」と言ってくれた人には古い録音は薦められない。せっかくブルコアが直近で作ったCDがあるのだから、それを聴いてほしいと思いました。いつも書いていることと矛盾するかもしれない。親しい人にはそういう気持になるんですね。ちょっと反省。そうして、できたら来年もまた一緒に聴いてくれますように。

シューコアの羊飼い

| | コメント (0)

2015年5月23日 (土)

WSK * みなとみらいホール * Aプロ

3回目のコンサですが、なんと17日ぶりです。間があきすぎて子供たちの顔が懐かしく思えてしまいました。

「サルヴェ・レジーナ」は後方から通路を抜けて歌いながらステージへ。よく見ると、マノロ先生は振り返って優雅に指揮をしながら歩いています。そうなんだ・・・いや指揮者ですから当たりまえのことですが、しょっぱなから些細なことで感動。でなければ先頭と後方に連なる子供たちの声がずれてしまいます。

「カルミナ・プラーナ」の後で先生のハイテンション挨拶が続きます。ハンドマイク用のスピーカーがステージの両サイドについているので、声がすごく近い。今日の席はソプラノ寄り4列目でした。

「天の女王」ソロアンサンブルの部分は、ソプラノ:ミヒャエル、フィリップ、アルト:レアンダー、ラファエル、エマニュエル、クレメンス君たち。晴れやかな気持ちになる美しい曲ですね。マノロ先生はソリストたちを列の前に呼んで紹介するので、遠くの席の人にも歌った団員が誰なのかわかります。団員にとっても客席にとっても優しい配慮ですね。

日替わりのソロ・デュエット曲は、サン・サーンスの「アヴェ・マリア」 フィリップ君とフランチェスコ君です。フランチェスコ君の声について不思議な魅力を感じると前に書きましたが、それはデュエットでも充分に生かされています。アルトに近いくらいのところからファルセットでソプラノ領域の声を出すとき、その声とフィリップ君のソプラノとの間に素晴らしいハーモニーが生まれます。また譜面を持って歌う姿がとてもきれいです。できるだけ譜面から眼を離し、前を見て歌おうとするその姿勢の良さがきれいなのです。日替わりの曲はいろいろあるようで、楽しみが増えました。

「ラシーヌ讃歌」と「しもべらよ、ともに歌え」の紹介は、フィリップ君。「ラシーヌ讃歌」は、この間は若干の物足りなさを感じたのですが、席の位置にもよるのかもしれないですね。今日は大満足でした。Pueri concinite・・・何度でも聴きたい。フィリップ君のなめらかな声が、この曲の美しさをいやますばかり。

ガムランはラファエル君がシロフォンで活躍する曲です。聞いたところでは昨日は直前に退場してしまったらしい。それを心配する声も聞きましたが、今日は元気でしたよ。ソプラノ側から見ると手元の動きがよくわかり、軽やかなトレモロに感動です。

今日何度も感じたのがミヒャエル君の声。「雷鳴と稲妻」でも聞こえてきました。12歳というけれど14歳並みの存在感があります。歌い方もベストです。

第二部では民族衣装を着て登場した団員が時間差で現れ、その姿を見た客席から拍手が起こりました。パウル君はテナーホルンをかついで出てきたけれど、1曲目は演奏なしでしたね。2曲目の前にエリアスR君が楽器演奏者を紹介してくれました。「リュウセイのノーズフルートは特に注目です。鼻で笛を吹きます」 なのだそうです。スカスカした定まりのないのどかな音で、客席もなごやかになったと思います。この曲「ご機嫌ですね」の終わりのほうで、フィリップ君がヒューッじゃないけど、何か掛け声を上げるのね。それが素敵happy01

ウィーン少年オーケストラ誕生のくだりは、先生の日本語がどんどん上手になって行きます。先生がいちいちおかしくて、会場は笑いが絶えないのです。

「野ばら」から「サンキュー・フォー・ザ・ミュージック」までは、「花は咲く」以外ほぼアカペラです。ロマン派から現代の映画音楽やポップスまで、見事なハーモニーに酔いしれました。

アバの「サンキュー・フォー・ザ・ミュージック」のソロはミヒャエル君でした。地声でシンガーっぽい歌い方で、すごく楽しんでる感じ。

エーデルワイスを歌う頃になると、何気に悲しくなってくる。あと何曲でお終いなのって思いませんか。

でも先生は相変わらずの「おっ楽しみいただけましたかぁ?」 ← ハイテンション  
お別れの挨拶のあと、青きドナウを演奏中、なぜか鍵盤の音がほんの一瞬ひっかかりました。その時子供たちの歌も、一瞬ですが乱れたのです。先生のピアノがこれほど歌に影響することに、逆に驚きました。

これまでも空調の風があたって譜面が落下することってありましたけど、今日みたいに一瞬のできごとでもスルーできないものなのですね。それだけ子供たちの声は集中してるんだなあと、改めて思いました。

アンコール 3曲

「荒城の月」 リュウセイ君がリコーダーを持って退場。そして今度はリコーダーを吹きながら再入場してきました。その様子がユーモラスで場内からクスクス笑う声。
でもコーラスは繊細で美しく、リコーダーの音色も哀愁にみちていて、荒城の悲哀を見事に再現してくれていました。

わー、きれいだなあ、切ないなあと思いながらも、リュウセイ君がリコーダーを吹きながら退場していく姿はやはりユーモラスで、哀しいのにおかしい名演だったと思います。

次は「Happy」 今日はダンスを真剣に見ました。で、メモをちょっと忘れちゃったのですが、まずスティーブ君が飛び出て歌います。それからラウレンツ、レアンダー、ミヒャエル君だったか歌と振りがクール。

特にかっこ良いのがラウレンツ君で、キレがあるんですよ、ダンスに。まだ可愛いさが抜けないけど、レアンダー君も上手、ミヒャエル君は背も高いし映えるんですね。全体ダンスもぎこちなさが抜けて、みんな楽しそう。

会場からの歓声がかなり多くて、鳴りやまぬ拍手に応えてもう1曲と決まったとたんに、子供たちはわざと大きなため息(悲鳴?)をもらします。場内爆!

最後の曲はマグナス君のソロで始まる「主の道を整えよ」でした。細いながらも芯のあるきりっとした声で歌います。

タンバリンをエマヌエル君、2連の太鼓をミヒャエル君が演奏。歌詞は「prepare ye the way of the lord」の繰り返しですが、会場の手拍子の中、その1節が何度も何度も響き渡りました。

突然フィリップ君とフランチェスコ君がステージから降りて、会場をハイタッチして回り出しました。かなり後ろの方まで走ったみたい。アルト側からもドリアン君が戻ってくる姿が見えました。もう一人アルト側でハイタッチしていた子がいましたが、良く見えなかった。誰だったかな。

最後は全員がステージの縁にそって一列に並び、たくさんの歓声や口笛も聞こえる中で横浜公演は終了しました。

続きを読む "WSK * みなとみらいホール * Aプロ"

| | コメント (2)

1950年代のレコード

最新ウィーンが来日中に、なんでこんなに古いのって言われそうです。最新ネタが見つからないし…。

このレコードが好きなんですね。海外の方がYouTubeにあげてくれました。私はこれをオークションで買ったんです。誰からも入札がなくて、私一人がポチっとクリック。普通のCDの値段ぐらいで買えました。

こんなにレアな10インチ盤なのに、保存も良くてお買い得だったと思っています。

アメリカのプレスで30センチLPにも同じようなラインナップがあるのですが、なんか10インチ盤のほうが可愛い。ビニールレコードではなく、重量盤っていうのかな。厚みがあって小さいのにずっしり重く、落としたらパッカーンと割れそうな感じがします。それほどに、古いの。33回転ですがモノラルみたいです。

時代は1950年代の前半ではないかと思います。ちゃんと調べてないので、はっきりとはわかりませんが、指揮者のLacovich氏の略歴から、それくらいの時期かと思いました。

実はGWのウィーン少のコンサートで、ミヒャエル君の声を聞いたとき、このレコードのソロをちょっと思い出したのです。似ているわけではないけど、あっ・・・・明るい系! 話し声まできれい!

高くて明るい華やかなイメージ。合唱団のコーラスそのものも、声が高めで懐かしさを感じる響きでもありました。

聞く耳は人それぞれなので、「そんなこたぁなかろう・・・」と思う方もあるでしょうね。それはそれで全然OKなのです。あくまでも私の感想なので、はい。気にしません。

(あるいはこの音質は、当時の録音技術の具合から来るものかもしれませんが。)

シューベルトとモーツァルト

          **********

今日は、みなとみらいです。happy01 notes

| | コメント (2)

2015年5月21日 (木)

Knabenchor Festival ほか

バートテルツで開催されていた少年合唱祭が終了しました。その中でご紹介したかったモーツァルトの曲があります。

"V'amo di core"K348 テルツのレコードでは「こころ優しく愛そう」と訳されています。わずか17小節のカノンで3つのメロディを4声で歌っています。

過去動画のテルツだけの演奏では、2階と1階とで計3か所で歌われています。1階と2階にそれぞれ指揮者がいました。天井の高い教会特有の残響とカノンという形式とのコラボと言えそうなほど、あとからあとから音が追いかけてくる感じが面白い。

フェスティバルでは、超豪華です。正面にテルツ、左右の通路にセーラー服のチューリッヒと赤いベストのヴィルテン。やはり3か所からの演奏ですね。指揮はテルツのクレーメンス先生。人数が多いので迫力がありますが、同じフロアーで歌っているせいか、聖母教会よりは残響が少ないように思えます。

聖母教会でのテルツ少年合唱団、前に掲載したことがあるのですが、好きな動画なので再び。

少年合唱祭での合同演奏

三方向にSängerknaben・・・。三方向からknabenの声・・・。

歌詞 V’amo di core teneramente, si, si!

    Io non vi posso altro amare no, no!

    Uh, che dolore, uh che tormento, uh, uh!

| | コメント (0)

2015年5月20日 (水)

ハイドンコア 2011年3月

来日できなかった2011年のブルックナーコアの動画を探していたら、見たことのなかった動画がいくつか出て来ました。

ケレム先生時代のハイドンコアですね。どこのツアーだろう。東欧かな。いやスロベニアのようです。クロアチアとオーストリアの間・・・。
なぜか全員が一人ひとりマイクで歌っています。

「ピチカート・ポルカ」 これは楽しいですね。この間のコンサートで、ロベルト君が景気良く弦をはじいていたのを思い出します。

「We are the World」は、日本でも歌いましたが、合唱メインでした。ここではソロで歌い継いでいくパターン。なんだか、去年のハイドンコアの「We are the World」にたどり着くまでに、こんな風に歌う時期もあったのかなって、コーラスの変遷を見るようで興味深いです。

双子ちゃんのソロ初めて聴きました。
(追記:歌っているのはヤコブ君の方?) 

2011年3月29日の映像でした。

| | コメント (1)

2015年5月19日 (火)

アンコールの曲

来日中のブルックナーコアは、思いがけない曲をアンコールで歌っているようです。

5月17日にキンゴジュさんが愛知公演をレポートしてくださいました。

ファレル・ウィリアムズの「Happy」の他に、「荒城の月」や「主の道を整えよ」が歌われていたそうですよ。

この2曲は懐かしい2006年のハイドンコアが歌っていたものです。

「学校へ行こう」に出ていたコアですね。私はイノッチも好きだし、2006年組も好きでしたからこのビデオは永久保存です。

「主の道を整えよ」は「Prepare Ye the Way of the Lord」で、2006年公演ではアダム君、ダーフィット君、クリストフ君が歌ったと、自分メモに残ってました。

歌は素敵なのですが、オケがちょっと騒々しいのね、私としては・・・。

この年のプログラムを久しぶりに見てみました。シルクロード突入前夜のため、わりとオーソドックスな曲目が多く、日本の歌では「世界にひとつだけの花」「赤とんぼ」荒城の月」など。

日替わりで歌ったモーツァルトの孤児院ミサは、Gloriaより"Quinam"をピーター・ヤンのソロで、Credoより"Et incarnatus"は、アダムとロベルトが歌いました。

とてもレアな選曲です。ミサでしか聞けないこういった尊い曲を、また聞きたいですね。

カウント2:15から、"Et incarnatus"のデュエットです。

| | コメント (4)

2015年5月16日 (土)

クロイツの単独コンサート

ウィーン少の次のコンサートまでインターバルが長すぎてモヤモヤしています。

チケぴ見ていたら、11月に来日するドレスデン聖十字架合唱団の単独公演の日程がありました。

っても、一日だけ・・・・。 

とりあえず東京では、11月30日杉並公会堂での森麻季さんとのジョイントに引き続き、12月1日にオペラシティで行われます。

    http://artist.pia.jp/pia/artists.do?artistsCd=46250113

      ( * ぴあ以外でも販売するとは思いますけれど、参考まで。)

アフタヌーンコンサートシリーズなので、平日の昼間です。
土日とか夜じゃないんですね。

"Quem Pastores Laudavere"   この大きな白いカラーが素敵です。

| | コメント (0)

2015年5月 9日 (土)

ありがとうございました

初めてお目にかかった方、何度目かの方、ブロ友さん、ファン友さん 二日間どうもありがとうございました。

あわただしい中で団員たちの動向が気になってあまりお話もできませんでしたが、楽しく過ごせたことに感謝しております。

これまでは「ぼっち」に近い状態で鑑賞することが多く、疲れもほとんど残らなかったのですが、今回はさずがにクタクタになりました。

ですが、私よりもっともっと遠方から、新幹線や長距離バスで来られた方もあり、こんなことで疲れたなんて言っていたら後が続きませんね。

またパンフレットをもらってきてくださったり、画像を焼きこんで頂いたり、貴重なCDを貸して頂いたり、皆さんのご厚意に甘えっぱなしですが、心から嬉しく思っています。

6月の最終日までにどこかの会場で、またお目にかかることもあるかもしれませんね。6月にはソフィアも来日しますし、自分でもびっくりするほどカレンダーが予定でいっぱいです。いつも暇なのに…。

集いの交流タイムにはサインとお土産に的をしぼってみましたが、全員のサインをもらうのは本当大変ですね。質問をいくつか考えてきたのですが、とてもそんな余裕はありませんでした。

アルトのラファエル君が顔もちゃんと覚えていなかったので見つからす、そばにいた団員君に一緒にさがしてもらいましたが駄目でした。ギリギリまで粘って、用意したお土産だけは全員に渡したかったのですが、ラファエル君はあきらめました。
小さいんですね。今年の団員君たちは、ファンの間にかくれてしまうほど・・・。

もう少し時間があったらと思います。

カメラのバッテリーが途中で切れてしまったので、撮影はあまりできませんでしたが、ブロ友さんがたくさんアップしていたので、ブログ上でそれを見るだけで充分に楽しめました。当初は見分けがつかなかった団員の顔も、今では大丈夫です。

この場を使って恐縮ですが、皆さまどうもありがとうございました。

なお、読み返してみると名前の違っているところが少しあったので修正を入れたり、団員の名前もわかってきたところで、会場等で撮影した画像から小さくトリミングして文章に組み込んでみました。ピンボケでも50ピクセルだとなんとかなりました。

続きを読む "ありがとうございました"

| | コメント (6)

WSK * 5.6 * Bプロ(続き)

第2部はピンクパンサーのテーマからです。

Steve_3

アルト側からスティーヴ君がトライアングルを鳴らしながら入場。しばらくたって・・・・。

Paul_4

ソプラノ側からテナーホルンを抱えたパウル君が入場。有名なあのメロディを吹きます。ホルンの後ろには団員たちがいます。歌は、「パラッ、パラッ、パラッパラッパラッ~」 みたいにスキャットです。歌詞はなくて、ちょっと小芝居入れながら歌っていました。
指パッチンとかもあったように思います。細部は忘れてしまいました。

Yu

ピンクパンサーのまねをして忍び足みたいな歩調が楽しかったのか、この時初めてユウ君が笑った! わりといつもポーカーフェイスなのですが、初めて可愛い笑顔をみて安心しました。ヨカッタ、ヨカッタhappy01

Valentin

次の曲紹介はヴァレンティン君・・・・声が、かわゆすなあheart01
(今回のレポでずっと控えてきましたが、ついにハートマークいれてしまった。小さい子が多くて、みんな天使)

「イタリアの音楽をお届けします。お楽しみください」たどたどしいながらも、聴き取りやすい日本語です。

ピンクパンサーの次は美しい「ネッラ・ファンタジア」
ソロはイタリア出身のフランチェスコ君です。これを歌う彼を見たとき、「あっ、この子は今自分の言葉で歌っているんだね」と思い、感無量でした。

Francesco_5

イタリアの合唱団にいた時にウィーン少の映画を見て、eメールを送ってWSKの夏のキャンプに参加したそうです。
そして今、団員として日本の地を踏み、イタリア語で歌っているんですよ。

バイオリン、ピアノの伴奏とともに流れるフランチェスコ君の声は、不思議な魅力があります。ウィーン的な美声ではないのですが、惹きつける個性があります。
遠くを見つめて高い声を出すときに、細い体をさらにピーンと伸ばして、背伸びをするように歌うのです。かかとが床から1cmくらい浮いていましたよ。きっと自分では気づいていないかもしれないけれど、そんなふうに全身で歌うのがフランチェスコ君なのです。

「ボラーレ」は古い曲ですね。最近ではジプシーキングスのしわがれ声がインパクト強いです。

Leander_3

クリアな声の少年たちは、スローな美しいメロディでスタート。こんなアレンジなんですね。
それからサンバのリズムで、ラテンの楽器を奏でつつの賑やかしい演奏になりました。楽器を調べてみたのですが、う~ん・・・ほとんどわからなかった。リアンダー君が持っていたのはたぶんカンザ、円筒型のチーズおろしみたいなのです。あとはマラカスとか木を鳴らす楽器とか。

「猫の二重唱」は、4人で歌う猫のケンカです。芝居っ気全開で楽しくって、ここでフィリップ君の演技力に注目!

Philipp_6

Magnus_3

Laurenz_3

Michael_6

ソプラノ側にフィリップ君とマグナス君、アルト側にラウレンツ君とミヒャエル君が距離を置いて、ヒソヒソ話しています。
「やつら、生意気じゃね?やっちゃおうぜ」みたいな展開ですよ。私は席が横のブロックだったのでちょっと見づらく、センター席だったら4人の表情が満遍なく見られてよかったと思いました。

そうして歌が始まると、ふた組が接近してお互いにどつくような仕草をしながら、ミーヤォ、ミーヤォ、フーッフーッ、猫マネのトレブルです。もう楽しいったらないのです。

フィリップ君の演技力は秀逸でした。
往年のオペレッタ「ウィーンの昔の物語」でミッツィーがキプフェル親方に食ってかかるシーンがあります。ミッツィーは腕組みしたり足を思い切り踏み出し、怒りながら歌うんですね。猫になって怒るフィリップ君と、ミッツィーを演じたかつての団員の姿がオーバーラップしてしまいました。

この驚きと感動もあって、公演チケットを追加したのです。(2階席ですが)

この後にマノロ先生が進み出て、歌って踊れるウィーン少年合唱団の誕生についてのお話をされました。少年たちはダンスのレッスンを始めたそうです。

曲は「ヒール・ザ・ワールド」 いきなり踊りだすわけではありませんが、いつもの隊列を崩して、左右からピアノを囲み、テレビ番組のワンシーンのようなリラックスした雰囲気です。シングアウトっていうのかな、かしこまって歌う合唱団ではなく、好きな歌を楽しんで歌う演出に感じました。そのあとは・・・どうだっけ?また忘れてしまいましたが、この曲ではダンスの要素はあまりなかったと思います。

Steve_4

「Happy」は、スティーヴ君の出番多いです。声が違う。ブルコアかどうか詳しいことは知りませんが、2人のお兄さんも団員だったそうです。ファンの集いでお尋ねになった方はありますか?

ここでダンスが披露されました。でも私たち、すでに昨年のハイドンコアでリフティングやアクロバティックな振付をみているでしょう?
なので、まだまだおとなしいと思いました。もっとはじけちゃって下さい(笑) 私たち負けずに声援を送ります。

「ふるさと」はちょっと元気なかったです。疲れていたかな。

Clemens_3

「花は咲く」の前奏中に花を取りに行きますが、ハプニングが起きました。アルト側の舞台そでに花が用意されていなかったのです。クレメンス君があわてて奥に走り、花束をかかえて来ると一人ひとりに必死で手渡しました。頼りになる兄さんです。
ピアノ伴奏はゆっくりで、もしかしてマノロ先生は異変に気づいていたのでしょうか。なんとかまにあってホッとしました。でもこの日はピアノ伴奏にミスタッチ・・・あったような(笑)

Lance

最後はウィーンの曲が3曲続きます。ランス君が紹介してくれました。

「ウィーンわが夢の街」を聴くとMichi君を思い出す方も多いですよね。今回はバイオリンはなく合唱だけの演奏になりました。誰か・・・誰か一人ソロが入るといいなという期待は今もあります。

「皇帝円舞曲」のピアノは、映画「美しく青きドナウ」で聞こえるアレンジと同じだったような気がする。オブリガードが美しかったです。

プログラムの最後は「トリッチ・トラッチ」 テンポ速いですね。

この日も大きな歓声があがり、拍手は鳴りやまず、アンコールで聞こえてきたのは、いきものがかりの「ありがとう」 でした。

「YELL」といい、「ありがとう」といい、4年前に覚えてくれた曲ですね。ハイソプラノが会場に響くとき、私たちの頭上には天使が舞っていたよね。暖かい気持ちになりました。

アンコールを望む拍手にせがまれて、腕時計を見る仕草で「時間がないよ」と身振りをするマノロ先生、会場とのコミュニケーションが上手。

アンコール2曲目・・・それは「We are the World」 ブルコアの18番ですね。
スティーヴ君の声をもっと聴きたいけれど、合唱重視のアレンジでした。
ステージと会場の手拍子が合わさり熱い思いで終了 ♪ ~Just you and me
少年たちは手を振って引き上げて行きました。

━♪━*:。━♪━。:*━♪━*:。━♪━。:*━♪━*:。━♪━*:。━♪━。:*━♪━*:。━♪━。:*━♪━*:。

ウィーンわが夢の街 Michi君(Michael.D)

| | コメント (5)

WSK * 5.6 * Bプロ サントリーホール

♪Gaudate Gaudate ・・・・・・ 小さな声でゆっくりと唱えるように歌いながら現れ、舞台中央に進む少年たち。それが6日のBプログラムの始まりでした。

Valentin_2

Paul_3

いつものように拍手がおこりましたが、歌から静かなる抵抗を感じたのか、間もなくおさまりました。そうよ! 拍手は後でいいんです。ここは歌を聴こうよ。
続いて楽器が入りいつものボリュームに戻ります。ヴァレンティン君、パウル君のソロも聴けました。

Philipp_2

先生の挨拶は昨日よりいくらかテンション控えめで、「シバの人々は来る」を紹介しました。この曲は「JUBILATE DEO」のCDに収録されているので、このライブで聴くのを心待ちにしていた方も多いことでしょう。フィリップ君の声は昨日のYouTube動画から、さらに磨きがかかって非の打ちどころがないのです。コーラスも良く揃ってる。

Jeongmin

次の曲紹介はジョンミン君です。

日本語の発音が達者で驚きます。祈りの歌が皆さんに届きますように心をこめて・・・なんて言ってましたが、ちょこちょこしてる感じで可愛い男の子です。

プーランクの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」は、声合わせかなと思うほど小さい声で歌い始めたので、揃わない印象もややありましたが、すぐに調整し3秒後には復活。
遠い昔、女性が教会で歌うことを禁じられていた時代に、礼拝堂に響いていたのはこんな美声の少年たちの声。この日も祈りの心はしっかりと届いていたと思います。

Philipp_3

Michael_3

「ピエ・イエス」 フィリップ&フランチェスコ君。今まで聴いた中で一番好きかもしれない。こんな歌を聴けて幸せです。二人の声がハーモニーを作ると鈴のように響くのですが、人の声は鈴の音よりも変幻自在で美しいのですね。

Ryusei_3

続いてリュウセイ君がヴィルト氏の「マイ・ソング」と、クラトホビルとモチニックの曲を紹介しました。
いつものように難解なヴィルト先生の曲ですが、今回はタゴールの詩からインスパイヤーされたとかで、いつもよりは理解する手立てを感じてます。

Lance_2

日本語に翻訳した詩をランス君が朗読しました。彼の日本語は歯切れよくきれいな発音です。ただ外国人ですからイントネーションは日本人とは違う。その違いが返って良かったようです。難しい旋律の流れに乗るような、ランス君の言葉のWave。朗読が音楽と一体化していたし、ランス君の声は神秘的に感じられた。

モチニックとクラトホヴィルはコンテンポラリーというか、新しい時代の曲でハーモニーが難しいのですね。不協和音もあったし曲の組み立ても難しい。でも完璧でしたね。特に「Jubilate Deo」は前日のファンの集いでも聴かせてもらったのですが、マイクなしの肉声に圧倒されました。

集いでは必ず数曲の演奏をプレゼントしてくれます。至近距離で自分たちのためだけに歌ってもらえるって、本当に贅沢なことだと思うんですね。コンサートライブよりもっと生の声です。素晴らしくて聴き終えた後にため息しか出なかった・・・。

Magnus

次の曲紹介はマグナス君。昨年も歌われたブルックナーの「真夜中に」と、続く3曲をしっかりした日本語で説明してくれました。

Francesco_3

「真夜中に」のソロはフランチェスコ君。彼は第2ソプラノですが、声質はメゾからアルトの感じでしょうか。細い声ではないです。少年らしさと独特な持ち味があり、ファルセットになるとかなり高音も出ていました。そういった幅のある声なので、この曲が歌えるんだと思います。

Philipp_4

Michael_5

Laurenz_2

Clemens_2

Steve_2

Paul_2

「流浪の民」は、日本人の好きな曲の一つですね。数人のソロが聴けるということもあり、やはりはずせないプログラムです。この日はフィリップ、ミヒャエル、ラウレンツ、クレメンス、スティーブ、パウル・・・かな。それにミヒャエル君がタンバリン、スティーブ君がトライアングルを入れていました。
ソプラノとアルトソロを起用するのがこの曲の楽しみでもあり、誰が歌うのか・・・それも日によって変わるので要チェックです。

Robert_3

Francesco_4

エルガーの「雪」 バイオリン2台(ロベルト君、フランチェスコ君)の演奏で、これまでのウィーン少とは違う大人の人生模様を表現してくれました。ユニゾンで弾かれるバイオリンの音色がたまらなく素敵だった。

第一部最後の曲は、「広大な平原の国よ」
これもCDに収録されていました。ウィーン少のために作られた曲だそうです。パリ木がオリジナルの曲をたくさん持つように、WSKも彼らだけの曲を持つのは意義のあることですね。昔には戻れないのですから、新しい形で個性を作り活動していくのも、これからの合唱団のあり方だと思います。
力強く繰り返しのリズムが心地よい、まさに広大な平原を連想させる曲でした。

。:*━♪━*:。━♪━。:*━♪━*:。━♪━。:*━♪━*:。。:*━♪━*:。━♪━。:*━♪━*:。━♪━。

第二部は、明日続きを書きます。

なお、6日のメモは自分の字が読めないほど雑で、ソリスト名ちがっていたらご容赦くださいませ。またご教示頂ければ嬉しいです。

今回のプログラムにはない「春の声」
アンコールで歌ってくれたら嬉しい曲です。 ソリスト:フィリップ君

| | コメント (0)

2015年5月 7日 (木)

WSK * 5.5 * Aプロ(続き)

 
ブラームスの「花婿」からですね。初来日のプログラムのうちの一つ。

「12の歌とロマンス」と呼ばれる女声4部の合唱集の一つです。
これまでにも、この中から数曲を選んでツアーで歌われています。短い曲ですが、青春というか、清々しさを感じる曲で好きです。

それから、「ふるさと」 
先日ヒルナンデスに出演したときは、あまりにあっけなく終わってしまい、スタジオの音響では彼らのコーラスの本領を十分に感じることはできませんでした。

やはりライブはいいですね。歌詞は完璧に暗譜です。先生はピアノを弾かずに指揮に専念し、体中で歌の表現を指示しています。特にこのコアの団員たちは、本当に集中して先生を見つめているんですね。日本語の発音もきれいで、素晴らしかったです。

確かこのあと、フランチェスコ君が大きな花瓶を舞台前方に運んできました。
(彼は常に準備と片付けの係なのです)

日本の歌の2曲めは、「花は咲く」。 ピアノの前奏とともに団員たちは左右二手に分かれ、静かに舞台のそでに向かって1列に歩いていきます。扉の影に用意されたピンクのガーベラを一人ひとりが受け取っています。

Ryusei_2

花を手にした団員たちは再び静かに列に戻っていきました。足音までがこの曲の一部のように感じます。そして、前奏にあわせてリュウセイ君がリコーダーを奏で、歌が始まりました。素朴な笛の音色がふるさとの海や山を連想させているようで素敵でした。改めて良い曲だと感じましたよ。そぞろに涙が出てしまうのね。

「虹の彼方に」「サンキュー・フォー・ザ・ミュージック」は、どちらもアカペラでした。

しゃれたアレンジ・・・ってことは、言いかえれば難しい度数のハーモニーってことです。セブンスがかかったような音、大人の合唱で聴きほれました。

Francesco_2

アバが歌うポップスがこんなふうになるんだ・・・。アカペラだとかえって難しいと思うのですが、こちらも楽しくなってくるコーラスです。ソロはフランチェスコ君で、少年らしい地声で歌っていました。彼は小枝のように華奢ですが、見た目よりもアグレッシブで、そして一生懸命全身で歌う子です。

Philipp_8

Michael_7

次は待望の「ひとりぼっちの羊飼い」。去年もこの曲を聴きたかったと言っている方がありました。フィリップ君のソロで始まり、フランチェスコ、ミヒャエル君の順に歌います。皆ヨーデルも上手で良かったですよ。

「エーデルワイス」は、弾き語りのサプライズはありませんでした(笑)
オーソドックスな合唱でソロもオブリガードもなかったけど、そう・・・・聴けば安らぐ不朽の名曲です。

そのあとはウィーンの歌として、「水兵のポルカ」

Leander

眼鏡と金髪がチャーミングなレアンダー君が、「世界初演です。僕たちの制服にぴったり」と解説してくれました。ハスキーな低めの声でナイスキャラの少年です。
歌の最後に「うぉおお」と、全員でおたけんでいるのが男前でしたね。

最後に再び先生の挨拶で、「お楽しみ頂けましたか?」
このセリフは毎年同じですが、テンションの高さはウィーン来日史上一番だと思う。
あと1曲でおしまいなのに、ますます会場は盛り上がってしまう。客席からもワーっと声がかかるのです。

プログラムでは最後の曲は「美しく青きドナウ」
今年のコアはアルトパートも低い声で歌う子がいないようで、かなり純粋にボーイソプラノ・ボーイアルトです。このメンバーで大好きな「南国のばら」を聴きたいなあ。

☆アンコール

前奏を聴いただけですぐにわかった・・・「YELL」 きれいすぎて天使すぎます。日本に来られなかった時も、ブルコアでずっと歌い継いでくれたと思うと感謝の一言です。

どうか皆さん、この「YELL]を聴いてほしいわ。

次は「ハイル・ホーリー・クィーン」 お馴染みの曲ですが、サルベレジナのあとに、「I will follow  him」まで歌ってくれました。映画と同じにフルコーラスで、楽しいエンディングになりました。

Steve

ここで初めてスティーブ君のソロもありました。ポップスは彼に任せたい感じ。

最初から最後まで私たちを楽しませてくれたマノロ先生、カペルマイスターとしての経歴は長く練習も厳しいそうですが、コンサートで指揮をされている姿を見れば、その情熱は団員にも私たちにも伝わってきます。

これから6月のオペラシティまで、よろしくお願いします。子供たちも日本の気候の中で、体調を崩さないように過ごしてくれたら嬉しい。今週末から北海道・東北そして九州まで縦断ですね。

日本を楽しみながら歌ってください。

*****♪*****♪*****♪*****♪*****♪*****♪

こちらは、2013年秋  「サバの人々は来る」 

フィリップ君のソロ

| | コメント (2)

2015年5月 6日 (水)

WSK*5.5*サントリーホール

待ちに待ったブルックナーコアのコンサートがありました。

Km

合唱団自体は毎年来日してくれますが、ブルコアは2011年に一度中止になっています。もはやマノロ先生がレジェンドみたいに感じられている今日このごろ、かつての3年おきに来日していた時のような、待ち望んだ感が強いのです。

開演は少し遅れていました。やがて後方から「サルヴェ・レジナ」を歌う声が聞こえてきました。拍手で出迎え・・・でも今回は聴くほうの力が強かったみたい。拍手は短い時間でおさまりました。

ユニゾンで歌う少年たちの声が瑞々しい。

通路際に席をとったのはこれを聴くためでした。少年たちの声がすぐ横を通り過ぎていくときの快感!

Clemens

Emanuel

引き続いて「カルミナ・プラーナ」が迫力ある響きで私たちに迫ります。打楽器はクレメンス君とエマニュエル君が担当しました。

そのあと、マノロ先生の挨拶でしたが、声も高くテンションも高く、「皆さんこんにちは」で始まり、A4用紙を見ながら、かなり長い挨拶を達者に読み上げます。会場は先生のペースに一気にひきこまれ、心をつかまれましたね。

1955年の初来日でも演奏されたという説明で、シューベルト(兄)の「レジナ・チェリ」とモーツァルトの「ラウダーテ・ドミヌム」が続いて歌われました。

「レジナ・チェリ」は素敵ですね。こんな美しい合唱を初めて聴いた当時の日本人は、どんなに感動したことかと思います。

アンサンブルで歌う部分はフィリップ、ミヒャエル、クレメンス、エマニュエル、レアンダーだったかな・・・いやちょっと待て。まだ名前が完璧でないの。なのでこれは違ったかもしれません。

Philipp_7

「ラウダーテ・ドミヌム」のソロはフィリップ君でした。
私たちは彼の変声前にこの歌声を聴けて、本当に幸運だと思います。声が良いとかうまいとか、そんな言葉では言い表せない円熟味があるの。少年に円熟というのはおかしいですが、抑揚とか微妙な声の変化は覚えてできるものではないなと思うのです。

メンデルスゾーンの「ヴェニ・ドミネ」 曲調が変わる部分から切なく響く、このコアの合唱は整然とした美しさがあります。ブルコアはポップスが得意らしいと聴いていましたが、宗教曲も正統派です。

本日のソロ・デュエット曲は、ミヒャエル君の曲紹介で「愛のきずな」? 
これ意訳すぎませんか。

Philipp

モーツァルトの「Sub tuum praesidium」です。フィリップ君とミヒャエル君が歌いました。このツアーできっと歌ってくれる、歌ってほしいと願っていたので嬉しかったです。

Michael_2

ミヒャエル君は背が高いこともあって、声が宙からおりてくるようなのです。フィリップ君よりもハイソプラノで、一生懸命歌う姿にも好感が持てます。

続いてはフィリップ君の紹介で「ラシーヌ賛歌」

これはちょっと弱い感じがしました。ソプラノで始まりアルトが加わるところで、もっとがーっと盛り上がってほしかった。

でも考えてみると、私がこれまで聴いてきた「ラシーヌ賛歌」は、どれも成人男性の声が入っているもので、低音部を支える力が強かったのですね。そのイメージは捨てて、まっさらで聴いた方がいいかもしれない。

「プエリ・コンチニテ」 これもフィリップ君のソロ。
ソプラノですが落ち着いたメゾくらいの声質で、卓越した美しさです。ライブでこれだけすばらしいのはめったにないと思います。

歌い終えて、先生とハイタッチしていました。これがブルコア流です。

再びっミヒャエル君の紹介で「ガムラン」 この曲ちょっと変わっていて面白い。ライブで聴くべき曲です。

Raphael2_3

小柄なラファエル君がシロフォンで参加しました。伴奏ではないのです。声も楽器のひとつとして見立てたような曲なので、シロフォンの音もコーラスに完全に溶け込んでいるのです。
メロディらしきものがないので、歌うのは難しいと思いますが、とっても良かったです。

次はフランチェスコ君の紹介で「シェーンブルンの人々」 

Robert_2

ここではロベルト君のバイオリン演奏が素晴らしかったです。10歳でこの実力! バイオリンとワルツの組み合わせは、ニューイヤーコンサートでの指揮者を思い出し、ウィーン情緒満点で幸せ気分。バイオリン男子が大好きで・・・エコひいきでゴメンナサイ。
演奏後は、先生とグーでハイタッチしていました。

そうして「雷鳴と稲妻」で一部が終了しました。

**** ・ ************ ・ **********

第二部はオーストリア、日本、映画音楽、ウィーンの音楽で構成されています。

Ryusei_4

Francesco_6

Raphael1_3

まずは「羊飼いの女」 ギンガムチェックのシャツとレーダーボーゼン(このズボンの名称、やっと覚えた)に着替えたリュウセイ、フランチェスコ、ラファエル君らがそれぞれに、リコーダーとバイオリン、チェロを演奏して、いつものダンスとは一味ちがった和やかな民謡になりました。

Paul

次の「ご機嫌ですね」では、パウル君によるテノールホルンも加わってウィーン少年オーケストラの出来上がり。のどかで楽しいですね。

そのあと、制服に着替えるちょっとの時間に、先生がこのウィーン少年オーケストラの経緯を説明してくれました。だんだん日本語がのってくるね、先生。

「野バラ」は、ピアノ前奏のあと一番はアカペラで、2番はピアノ伴奏つきでしたが、ごくごく抑えめの弾き方で合唱を引き立てることに集中しているようでした。マノロ先生は指揮をするときはすごいオーバーアクションで人目をひきますが、ピアノ伴奏は曲により「弾きすぎない」のを良しとされているみたい。

そのせいか、優しい合唱の野バラになりました。感動・・・。

・****・*****・  ・****・*****・ ****・*****・ 

ここまでで、もう出かけなくてはなりません。今日はBプロです。

それでは行って参ります。

| | コメント (4)

« 2015年4月 | トップページ | 2015年6月 »