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2015年5月 7日 (木)

WSK * 5.5 * Aプロ(続き)

 
ブラームスの「花婿」からですね。初来日のプログラムのうちの一つ。

「12の歌とロマンス」と呼ばれる女声4部の合唱集の一つです。
これまでにも、この中から数曲を選んでツアーで歌われています。短い曲ですが、青春というか、清々しさを感じる曲で好きです。

それから、「ふるさと」 
先日ヒルナンデスに出演したときは、あまりにあっけなく終わってしまい、スタジオの音響では彼らのコーラスの本領を十分に感じることはできませんでした。

やはりライブはいいですね。歌詞は完璧に暗譜です。先生はピアノを弾かずに指揮に専念し、体中で歌の表現を指示しています。特にこのコアの団員たちは、本当に集中して先生を見つめているんですね。日本語の発音もきれいで、素晴らしかったです。

確かこのあと、フランチェスコ君が大きな花瓶を舞台前方に運んできました。
(彼は常に準備と片付けの係なのです)

日本の歌の2曲めは、「花は咲く」。 ピアノの前奏とともに団員たちは左右二手に分かれ、静かに舞台のそでに向かって1列に歩いていきます。扉の影に用意されたピンクのガーベラを一人ひとりが受け取っています。

Ryusei_2

花を手にした団員たちは再び静かに列に戻っていきました。足音までがこの曲の一部のように感じます。そして、前奏にあわせてリュウセイ君がリコーダーを奏で、歌が始まりました。素朴な笛の音色がふるさとの海や山を連想させているようで素敵でした。改めて良い曲だと感じましたよ。そぞろに涙が出てしまうのね。

「虹の彼方に」「サンキュー・フォー・ザ・ミュージック」は、どちらもアカペラでした。

しゃれたアレンジ・・・ってことは、言いかえれば難しい度数のハーモニーってことです。セブンスがかかったような音、大人の合唱で聴きほれました。

Francesco_2

アバが歌うポップスがこんなふうになるんだ・・・。アカペラだとかえって難しいと思うのですが、こちらも楽しくなってくるコーラスです。ソロはフランチェスコ君で、少年らしい地声で歌っていました。彼は小枝のように華奢ですが、見た目よりもアグレッシブで、そして一生懸命全身で歌う子です。

Philipp_8

Michael_7

次は待望の「ひとりぼっちの羊飼い」。去年もこの曲を聴きたかったと言っている方がありました。フィリップ君のソロで始まり、フランチェスコ、ミヒャエル君の順に歌います。皆ヨーデルも上手で良かったですよ。

「エーデルワイス」は、弾き語りのサプライズはありませんでした(笑)
オーソドックスな合唱でソロもオブリガードもなかったけど、そう・・・・聴けば安らぐ不朽の名曲です。

そのあとはウィーンの歌として、「水兵のポルカ」

Leander

眼鏡と金髪がチャーミングなレアンダー君が、「世界初演です。僕たちの制服にぴったり」と解説してくれました。ハスキーな低めの声でナイスキャラの少年です。
歌の最後に「うぉおお」と、全員でおたけんでいるのが男前でしたね。

最後に再び先生の挨拶で、「お楽しみ頂けましたか?」
このセリフは毎年同じですが、テンションの高さはウィーン来日史上一番だと思う。
あと1曲でおしまいなのに、ますます会場は盛り上がってしまう。客席からもワーっと声がかかるのです。

プログラムでは最後の曲は「美しく青きドナウ」
今年のコアはアルトパートも低い声で歌う子がいないようで、かなり純粋にボーイソプラノ・ボーイアルトです。このメンバーで大好きな「南国のばら」を聴きたいなあ。

☆アンコール

前奏を聴いただけですぐにわかった・・・「YELL」 きれいすぎて天使すぎます。日本に来られなかった時も、ブルコアでずっと歌い継いでくれたと思うと感謝の一言です。

どうか皆さん、この「YELL]を聴いてほしいわ。

次は「ハイル・ホーリー・クィーン」 お馴染みの曲ですが、サルベレジナのあとに、「I will follow  him」まで歌ってくれました。映画と同じにフルコーラスで、楽しいエンディングになりました。

Steve

ここで初めてスティーブ君のソロもありました。ポップスは彼に任せたい感じ。

最初から最後まで私たちを楽しませてくれたマノロ先生、カペルマイスターとしての経歴は長く練習も厳しいそうですが、コンサートで指揮をされている姿を見れば、その情熱は団員にも私たちにも伝わってきます。

これから6月のオペラシティまで、よろしくお願いします。子供たちも日本の気候の中で、体調を崩さないように過ごしてくれたら嬉しい。今週末から北海道・東北そして九州まで縦断ですね。

日本を楽しみながら歌ってください。

*****♪*****♪*****♪*****♪*****♪*****♪

こちらは、2013年秋  「サバの人々は来る」 

フィリップ君のソロ

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コメント

maaさんへ
maaさんのブログは少年たちへの愛情があふれていて
拝見するのがとっても楽しみです。
私はクラシックは門外漢ですので、これからも
いろいろ教えてくださいませ、お願いします。
疲れない程度に・・・

投稿: ユカリン | 2015年5月 8日 (金) 08時07分

ユカリンさん
私もド素人です。
なので聴いているうちに、自分の好きな曲や声に巡り合えれば、それでいいと思ってます。
コンサートレポは文字ばっかりで退屈するかもしれませんので、疲れない程度に読んでください。
写真も少しは撮れたので、これから編集してみます。

投稿: maa | 2015年5月 9日 (土) 01時57分

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