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2015年5月 9日 (土)

WSK * 5.6 * Bプロ サントリーホール

♪Gaudate Gaudate ・・・・・・ 小さな声でゆっくりと唱えるように歌いながら現れ、舞台中央に進む少年たち。それが6日のBプログラムの始まりでした。

Valentin_2

Paul_3

いつものように拍手がおこりましたが、歌から静かなる抵抗を感じたのか、間もなくおさまりました。そうよ! 拍手は後でいいんです。ここは歌を聴こうよ。
続いて楽器が入りいつものボリュームに戻ります。ヴァレンティン君、パウル君のソロも聴けました。

Philipp_2

先生の挨拶は昨日よりいくらかテンション控えめで、「シバの人々は来る」を紹介しました。この曲は「JUBILATE DEO」のCDに収録されているので、このライブで聴くのを心待ちにしていた方も多いことでしょう。フィリップ君の声は昨日のYouTube動画から、さらに磨きがかかって非の打ちどころがないのです。コーラスも良く揃ってる。

Jeongmin

次の曲紹介はジョンミン君です。

日本語の発音が達者で驚きます。祈りの歌が皆さんに届きますように心をこめて・・・なんて言ってましたが、ちょこちょこしてる感じで可愛い男の子です。

プーランクの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」は、声合わせかなと思うほど小さい声で歌い始めたので、揃わない印象もややありましたが、すぐに調整し3秒後には復活。
遠い昔、女性が教会で歌うことを禁じられていた時代に、礼拝堂に響いていたのはこんな美声の少年たちの声。この日も祈りの心はしっかりと届いていたと思います。

Philipp_3

Michael_3

「ピエ・イエス」 フィリップ&フランチェスコ君。今まで聴いた中で一番好きかもしれない。こんな歌を聴けて幸せです。二人の声がハーモニーを作ると鈴のように響くのですが、人の声は鈴の音よりも変幻自在で美しいのですね。

Ryusei_3

続いてリュウセイ君がヴィルト氏の「マイ・ソング」と、クラトホビルとモチニックの曲を紹介しました。
いつものように難解なヴィルト先生の曲ですが、今回はタゴールの詩からインスパイヤーされたとかで、いつもよりは理解する手立てを感じてます。

Lance_2

日本語に翻訳した詩をランス君が朗読しました。彼の日本語は歯切れよくきれいな発音です。ただ外国人ですからイントネーションは日本人とは違う。その違いが返って良かったようです。難しい旋律の流れに乗るような、ランス君の言葉のWave。朗読が音楽と一体化していたし、ランス君の声は神秘的に感じられた。

モチニックとクラトホヴィルはコンテンポラリーというか、新しい時代の曲でハーモニーが難しいのですね。不協和音もあったし曲の組み立ても難しい。でも完璧でしたね。特に「Jubilate Deo」は前日のファンの集いでも聴かせてもらったのですが、マイクなしの肉声に圧倒されました。

集いでは必ず数曲の演奏をプレゼントしてくれます。至近距離で自分たちのためだけに歌ってもらえるって、本当に贅沢なことだと思うんですね。コンサートライブよりもっと生の声です。素晴らしくて聴き終えた後にため息しか出なかった・・・。

Magnus

次の曲紹介はマグナス君。昨年も歌われたブルックナーの「真夜中に」と、続く3曲をしっかりした日本語で説明してくれました。

Francesco_3

「真夜中に」のソロはフランチェスコ君。彼は第2ソプラノですが、声質はメゾからアルトの感じでしょうか。細い声ではないです。少年らしさと独特な持ち味があり、ファルセットになるとかなり高音も出ていました。そういった幅のある声なので、この曲が歌えるんだと思います。

Philipp_4

Michael_5

Laurenz_2

Clemens_2

Steve_2

Paul_2

「流浪の民」は、日本人の好きな曲の一つですね。数人のソロが聴けるということもあり、やはりはずせないプログラムです。この日はフィリップ、ミヒャエル、ラウレンツ、クレメンス、スティーブ、パウル・・・かな。それにミヒャエル君がタンバリン、スティーブ君がトライアングルを入れていました。
ソプラノとアルトソロを起用するのがこの曲の楽しみでもあり、誰が歌うのか・・・それも日によって変わるので要チェックです。

Robert_3

Francesco_4

エルガーの「雪」 バイオリン2台(ロベルト君、フランチェスコ君)の演奏で、これまでのウィーン少とは違う大人の人生模様を表現してくれました。ユニゾンで弾かれるバイオリンの音色がたまらなく素敵だった。

第一部最後の曲は、「広大な平原の国よ」
これもCDに収録されていました。ウィーン少のために作られた曲だそうです。パリ木がオリジナルの曲をたくさん持つように、WSKも彼らだけの曲を持つのは意義のあることですね。昔には戻れないのですから、新しい形で個性を作り活動していくのも、これからの合唱団のあり方だと思います。
力強く繰り返しのリズムが心地よい、まさに広大な平原を連想させる曲でした。

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第二部は、明日続きを書きます。

なお、6日のメモは自分の字が読めないほど雑で、ソリスト名ちがっていたらご容赦くださいませ。またご教示頂ければ嬉しいです。

今回のプログラムにはない「春の声」
アンコールで歌ってくれたら嬉しい曲です。 ソリスト:フィリップ君

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