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2015年6月13日 (土)

WSK * 6.13 * オペラシティホール(Bプロ)

今週はタイトな日々でありました。

6/10にカテドラル・マリア大聖堂でソフィア少年合唱団のコンサートがありましたし、翌11日には東京芸術劇場でウィーン少年合唱団のコンサートがありました。

当初宣言したとおり、夜のコンサートですから帰宅が遅くなりブログは書けませんでした。睡眠も相当削らなければならず、金曜日は昼間も時々記憶が飛んでました。

さて、そんな状況で本日はオペラシティホール、ウィーン少年合唱団の最後のBプログラムのコンサートがありました。

リアルタイムを重視して、過ぎた日々の記録はそのうち・・・にしましょう。

Bプロは4回目になりますので、気付いたことだけ書きます。
全公演の比率としてはBプロは三分の一で、Aプロよりずっと少ないのですが、私が行った公演はちょうどバランス良くAとBがありラッキーだったと思います。

まず最初の、「ピエ・カンツォーネス」は歌いながらの入場でしたが、拍手をしないで迎える形が定着したようでホッとしています。子供たちの歌を静かに聴きましょう。そうして歌い終えてから盛大な拍手を!

「さばの人々は来たる」 今日がフィリップ君のソロの聞き納めでした。声は良好、一歩進み出て歌う姿が堂々としてる。

「ピエ・イエス」のデュエットは、ジョンミン君とパウル君でした。パウル君の声は細いけれど芯の透ったはりのあるソプラノ。ジョンミン君の涼やかな声が小さな体からあふれ出る時、二人のハーモニーが場内に響き渡りました。次世代のソリストたちの活躍を期待します。

ヴィルト氏の「My Song」も聴きなれてきましたね。慣れてくるとランス君の朗読の、壮大なる伴奏みたいに思えてきます。そう思うと難解じゃなくなります。正解ではないかもしれないけれど、自分なりの理解です。

ランス君:ソロの歌声を聴くことはできなかったけれど、タゴールの詩を日本語で朗読してくれましたね。ランス君の朗読があったから、この難しい曲に近づけた気がします。

ブルックナーの「真夜中に」を歌うフランチェスコ君の、なんて優雅でしなやかなこと。
新緑の風にしなう若枝のようです。発声も自然体で、今日の歌唱は今までで一番好き。

「流浪の民」のソロ部分は、変化球でしたね。まずパウル君、フランチェスコ→ロベルト→ラウレンツ→アルトに移ってレアンダー、エリアス、クレメンツ君、再びソプラノでパウル君だった?かな。ロベルト君のソロ、もっと聴きたいです。

エルガーの「雪」 ああ、これも聞き納めです。
ダブルヴァイオリンの演奏に酔いしれました。ユニゾンのパート、フランチェスコ君が主旋律を弾くパート、そしてピチカート。降る雪が目に浮かびます。

これだけ弾きこなせる団員も今までになかったように思います。ありがとう二人! 合唱もすばらしかったです。

第一部最後の「広大な平原の国よ」で、オールドな私には嬉しいことがありました。いや・・・そんな大したことじゃないんだけど。

後半フィリップ君が右手でリズムをとりながら歌っているのに気付いて、そのまま彼の指先を見ていました。すると、疲れたのかな。腕を後ろにまわし、昔のウィーン少の定番スタイルになっちゃった! ピアノの横で後ろに手を組んで歌う姿を、ずっと見ていられて幸せでした。そういえばマックス君もちょっとの間そうしていたね。やっぱりこれが良いです。

第二部のイタリアの曲。なんといっても「ネッラ・ファンタジア」 フランチェスコ君はこの曲も優雅に微笑みながら、時折マノロ先生がピアノを弾く手元を見て歌います。高音ファルセットは背を伸ばすようにして、地声のときはリラックスしてるムード。
この曲を歌っている合唱団といえばパリ木が思い浮かびます。正直言ってフランチェスコ君よりも美声です。でも彼の歌が個性的で、魅力的ですね。自分のものとして歌っている感があります。

実は演奏前にロベルト君がヴァイオリンを弾くために前に出て、ミヒャエル君が譜面台を出していた時かな。そのあたりが狭くて、列に戻ろうとした瞬間フランチェスコ君にぶつかりそうになった! 「おっと」という表情でよけたフランチェスコ。

列に戻ったミヒャエル君は「やばかったよ~」とでも言うように苦笑して、なんとなく顔を赤らめているように見えました。こんなハプニングももう見られないね。

「ボラーレ」で楽器を演奏する団員たちも職人の域に達して来ました。レアンダー君にはマラカス・マイスターを任命したいと思います。あの真剣なまなざしと微妙な腕の角度は、まさに巨匠でした。楽器演奏者も前に出して紹介するマノロ先生の計らいが嬉しいですね。

「Happy」 今日もラウレンツ君はかっこよかった。私の席の関係か、他の曲でも彼の声が良く耳に届きました。スティーブ君のリズム感は天性のものでしょうね。ちょっと大人しいのは、シャイな性格なのかもしれません。

スティーブ君:もっと歌やダンスを披露してはじけてほしかったけど、きっと控えめな性格なのね。でも時折聞こえたking of popみたいな声が印象的でした。

「ヒール・ザ・ワールド」 歌と関係ないんですが、肩を組むシーンがあるんですよ。ソプラノ2でミヒャエル君の隣りにメシュー君がいて、その身長差が30セン近くあるんですね。なので肩組むの大変なの。もっともミヒャエル君と同じ身長の人って、ドリアン君しかいないので仕方ないですね。

この曲を歌うとき、彼らは心から自然体でいつも好きでやっているように歌ってます。少なくともそう感じさせます。

Youtubeで「Goes  Pop」の時ぐらいに製作された動画がありますが、そこで「合唱団ではクラッシック、普段はポップス」みたいなナレーションがあり、スケボーしながら歌っています。当時はそうだったんですね。

でも今は少年たちが好きな曲を取り入れて、ダンスまで練習してパフォーマンスとしてコンサートでやってくれる。それが今の子供たちの自然な姿ですね。フォーメイションを崩しながら歌うのも、一人ひとりの動きが見られるし、「ヒール・ザ・ワールド」という曲に込められた思いは、こうして振りをつけながらのほうが伝わるような気がします。

最後に♪You and for meと歌いながら客席を指さし、自分の胸に手を置きます。「学校へ行こう」の時のイノッチじゃないけれど、「今、俺たちはひとつになったな」と、そんな気持ちよ。

アンコールで今日は「YELL」を再び聴くことができました。あとは明日しかない。明日「ありがとう」を聴きたいなあ。あの高く澄んだ声で、また聴きたら嬉しい。

  ***********・************

「皇帝円舞曲」のフィリップ君のオブリガードは今日も全開でした。

こちらは83年、ルネ君の歌声。「雷鳴と稲妻」のあと、「皇帝円舞曲」です。

 

            バスから手を振ってくれるのも、明日が最後です。

P10503011

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