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2015年12月 4日 (金)

12月1日オペラシティホール Dresdner Kreuzchor

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杉並公会堂の翌日はオペラシティでのクリスマスコンサートでした。

オープニングはオルガン演奏でバッハのフーガと「主よ人の望みの喜びよ」。そのあと、「Alta Trlinita Beata」を歌いながら、合唱団が後方から入場です。

拍手の中、通路を彼らが通りすぎるとき、一人一人の声が耳に届きました。

ソプラノが聞こえ、アルトが聞こえ、前日の公演で森さんと一緒に歌った2人も通りました。ヤコブ君も通りました。バスの太い声も聞こえました。合唱として聴くのが正解なのですが、こんなふうに各パートの声が通り過ぎていく時の空気感はライブだけの快感です。

メンデルスゾーンは前日と同じ。

そのあとに「いばらの森のマリアさま」、「静かに、静かに、静かに」と続きました。

シューベルトの「ドイツミサ曲」から、賛美歌にもなっている「Heilig,Heilig,Heilig,」は、兄さま方だけで歌われました。すごく声を抑えて静かにゆっくりしたテンポで歌いました。ちょっとウラ覚えなんですけど、カウンターテナーのWernhardさんは通常はアルトパートの列に並んでいるんですが、男声だけで歌うときは、一段ステップを上がってテナーの列に加わります。

このときもそうだったかな。とにかくテナーが清涼で透明感があって奇麗。

ヘンデルの「シオンの娘よ、喜べ」は、前回のオペラシティでは演奏されず、岐阜ではファンサービスで歌われたとか・・・。やっと生で聴けました。

次の「聖なる三博士」 テナーの独唱が素敵でした。この声がクロイツの合唱を支えています。オペラ歌手の歌唱とは違う、教会音楽の清々しいテナーが好きです。旋律は「灯台守」と似た感じでどこか懐かしい響きの曲でした。クロイツ出身のテナー歌手ペーター・シュライアー氏が在籍していたころの録音が残っています。少年時代はアルトですね。

「菩提樹」「野ばら」「ローレライ」 クリスマスキャロルではないけど、この3曲はサービスかな。日本人に親しまれている曲を歌うようにリクエストがあったのかもしれない。

このあと、団員の一人が日本語で挨拶をしてくれました。Timo君です。なんと、シュトーレンの宣伝も! 「休憩時間に販売しています。ザクセン州の伝統的お菓子で、粉砂糖がふりかけてあります」みたいな内容で、料理番組ノアナウンサーみたいにお菓子の説明をするので、場内は大受けでした。その告知のかいあって、ロビーは長蛇の列。私も並びましたが、20分の休憩に15分も並んでいたのでシュトーレンを頂く時間はなく、コーヒーを飲み干すので精いっぱい。Timo君の活躍は早速動画でも紹介されていました。

第一部最後の曲は、「最後のクリスマスの歌を」

賛美歌では「高く戸をあげよ、いざ門を開け」 "Mach hoch die Tür, die Tor macht weit"

このとき舞台左手前に、4人が並びました。ソプラノ、アルト、テナー、バスの各一名ずつ。こちら側に席をとっていたので声が直に伝わり、4人の重唱が美しかったです。

トマーナの演奏がありました。

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第二部のプログラムは、杉並で追加になっていたクリスマスキャロルをはじめ、だいたい同じラインナップでした。

でも「The first Noel」も「Away in Manger」も、何度聴いてもいい。

賛美歌「われらはきたりぬ」歌い始めは男声ソロで、同じパートを少年だけで歌うところもあったり、ソプラノのオブリガードもあって複雑で楽しいアレンジでした。

「おお、いとしきみどり児、やさしきイエス」" O Jesulein süß" ソプラノソロで始まる優しい歌でした。確かAugustin君。 賛美歌「やさしくも愛らしき」として知られるそう。

グノーの「アヴェ・マリア」杉並では森さんが歌ったこの曲を、ここでは合唱団がオルガンの伴奏つきで歌いました。ピアノとは違ったやわらかな雰囲気で、子供たちの合唱が心地よかったです。

プログラム最後はヘンデルのメサイアからハレルヤコーラス。これもオルガン伴奏だったので、本格的な臨場感を味わうことができました。こういう曲って歌っているほうも高揚感があって気持ち良いんでしょうね。2日も続けて聴けるなんて!

アンコールはオルガン伴奏つきの「きよしこの夜」。クリスマスコンサートのエンディングにはやはりこの曲ですね。ドイツ語の「きよしこの夜」をドイツの合唱団の歌で聴けるって、毎年できることじゃないと思うのです。幸せすぎる。

アンコール2曲目は「からたちの花」 少年の声と兄さまがたの声、オクターブ違う声同士が奏でるハーモニーはどちらかというと少年寄りで、兄さんたちの声はそれに沿うような包容力で歌われる。そのバランスが絶妙です。

2日間楽しかったです。前回よりソロ起用が多く、エンターテイメントの要素が増したと思います。また聴きたい・・・。

杉並公会堂で森さんと「Abendsegen」を歌った二人のうちのソプラノ Julian君、制服着たままの子は名前がわからない・・・イケメンというより美形・・・ 端正な顔の子(兄さんも)多かったっけ。

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