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2015年12月 6日 (日)

モスクワ・アカデミー合唱団 カテドラル公演

12月1日カテドラル教会でモスクワ・アカデミー合唱団のクリスマス・コンサートがありました。クロイツの終了後だったので、ファン友さんらと会場に向かいました。
車に同乗させて頂いたのに、名前もきかず失礼しました。m(_”_)m

公開リハーサルは終わっていましたが、中ではまだ歌っていて建物の外まで聞こえてきます。すごい、すごい。 外なのにパワフルです。

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そのうち、合唱団のボーイスが外に出て遊び始めました。すでに暗くなっていたし、そこそこ寒いのに、彼らは軽装で元気いっぱい。
ファン友さんたちも交流していました。すごく自由な子たちで走り回っていましたよ。まあ、ロシアよりは全然暖かいかもしれない。

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クリスマスも近いということで聖堂内には簡素な飾り付けが施されていました。祭壇の横にはキリスト生誕劇の人形が飾ってありました。

席は臨時のパイプいすなので、背中がちょっと痛い。寒かったのでストールを座布団かわりに敷きました。でも主催者のご好意で、席のひとつひとつに使い捨てカイロが置いてあったんですね。

 heart spade diamond club 

コンサートに行くと決めてから、CDを一枚購入していました。かなり古くて1996年の来日ライブ録音で「ア・カペラ」というタイトル。ジャケ写がプリンス。 ←好き

そのCDをあらかじめ聴いていましたが、今回は半数が女性で混声合唱団の構成なので、抱いていたイメージとは違う。

合唱団は中央の通路から入場しました。

1曲目から4曲目までは、ロシアの作曲家の曲で日本ではあまり馴染みはないと思います。バスの男声の声が迫力でしたが、私には重く感じました。

でも4曲めの「天使はさけぶ」という曲で、ボーイソプラノを聴けたんです。いい声です! 

少年の繊細さを持ちながら、大人にひけを取らない声量で堂々とした歌いっぷり。堂内の響きが天使の叫びを「現実」に感じさせてくれました。歌詞の意味がまったくわからないのが残念。

さて、いよいよロシア民謡が始まりました。私たちの親世代は、なぜかロシア民謡に親しんでいました。テレビでも男性コーラスグループがロシア民謡や山の歌を歌って人気を博していたようです。学校でも歌集を見ながら歌っていましたよ。

この日のプログラムでは、「ともしび」がインパクト強かったです。日本語だったので、聴いているうちに一気に昭和に戻ってしまった。なんかいろいろ懐かしい。歌の威力ってすごいですね。情緒たっぷりに、また少年たちも美しい日本語で歌っていました。

「夕べの鐘」はCDにも収録されていましたが、テナーソロのあとに鐘の音を表現するコーラスが繰り返され、幻想的な黄昏の風景が目に浮かびました。

「トロイカ」は、こんなにきれいな曲はないと、兄弟で話した記憶があります。

♪雪の白樺並木 夕日が映える 走れトロイカ ほがらかに鈴の音高く・・・・。 絶対忘れない歌詞

ところがモスクワのソリストはもっともっと情感込めて辛そうな表情で歌うんですね。ひょっとして日本の歌詞は子供向け?・・・と思ったら、実に、その通りでした。貧しい青年が恋人を地主に取られるという内容だそうです。 全然違う、悲しい歌なんだ!

探してみたら西六郷少年合唱団のがありました。NHKみんなの歌です。
自分はきっとこれ聞いていたんだと思うと嬉しくなります。軽やかでしょう?

「カリンカ」のあと、第一部最後は「アムール河のさざなみ」、ワルツで軽快に歌われました。ここでもソロが素晴らしかったです。

heart spade diamond club

第二部の始まりはオルガン演奏で、バッハのトッカータとフーガ。 全曲聴くと壮大です。

後半には「アヴェマリア」が3曲ありました。グノー、ルッツェ、カッチーニ・・・なんといってもカッチーニが輝いていました。

この日女性たちは深いえんじ色の細身なベルベットのロングドレス。
胸元はスクエアに大きくカットされて金糸のブレードで縁取りされています。
ハイウエストな切り替えなので、すらっと美しいシルエットで、オチビの私は見とれてしまいました。

カッチーニのソロをとった方は、金色の長い髪を一つにたばねて、両手を胸の前で握りしめ、訴えかけるようにこの美しい曲を歌ってくれました。
教会の祭壇が似合っていましたね。

「浜辺のうた」「ふるさと」は、日本語でした。日本の唱歌は世界に誇れると思います。

歌劇タンホイザーからの勇壮な曲のあとに、「わたしを泣かせてください」。 カッチーニと同じソリストだったと思いますが、私の席からでは指揮者の影に隠れてしまう位置に立っていたので、声だけしか届かなかったです。残念・・・。

そのあとクリスマスソングを何曲かメドレーで、そうしてヘンデルのハレルヤコーラスが演奏されました。私たちは、一日に二度もこの曲を聴いたことになります。

迫力に圧倒された合唱でした。開演前に外まで聞こえてきた歌声は、堂内では100倍のパワーでやってきました。

でも、ごめんなさい。

実力のある大人のコーラスは聴きごたえがありますが、少年たちの未熟ともいえる声の完璧でない完璧さ・・・うまく言えないのですが、マイナス何%かの儚さが私は好きなのです。

アンコールは「きよしこの夜」でした。

heart spade diamond club

最後に1990年頃の長いドチュメンタリーですが、カウント21:57くらいから「夕べの鐘」を聴けます。そのあとに「カリンカ」が続きます。またそのあとも、インタビューを挟んで美しいソプラノソロが聴けるので時間の許す方はご覧下さい。

購入していたCDは96年録音なので、指揮者もこの動画と同じ方でヴィクトル・ポポフさん。合唱団のイメージもCDとラップします。

できることならこんなのが聴きたかった・・・。

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終了後の子どもたち。 ミニオンの帽子の子がいました。後ろは大聖堂です。

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