« 旅サラダにDrakiesが出ちゃいました! | トップページ | 繊細な歌声で、春の声  »

2016年3月23日 (水)

TOKYO FM 少年合唱団を聴いて

定期演奏会が20日土曜日に第一生命ホールでありました。

彼らの実力は昨年と変わらず素晴らしいのですが、私にとってはプラグラム内容がより楽しめるものになっていました。

ずっとオペラに取り組んでこられたようですが、その一面を今まで知らなかったので、今年のコンサートは見ているうちにもワクワクが高まり、日本の少年たちの歌声に胸がいっぱいになりました。

歌い継がれる曲、「おお牧場はみどり」はチェコの民謡ですが、彼らのアンセムのようでもあります。

COSMOS、ビリーブもハーモニーが優しいだけじゃなく、心の強さも感じさせる生き生きした演奏でした。手話もあったので、練習に時間をさいたのがわかります。

「モーツァルトの子守歌」 わりとリズムが3拍子ではっきりしていたので、情緒的な雰囲気はなかったんですね。私はゆったりと歌われるほうが好きです。それとオブリガードはやはり一人のソプラノソロでやってほしかったかな。そのほうが余韻がきれいじゃないでしょうか。

好きな曲もありました。カヴァレリア・ルスチカーナの間奏曲「アヴェ・マリア」

高音が本当に難しかったと思います。聴かせてくれてありがとう。

clover clover clover clover clover

リガ大聖堂少年合唱団のDaumants君のソロで。

clover clover clover clover clover

「シーラカンスをとりにいこう」は、ノリが良くて楽しい曲でした。お弁当持ってシーラカンスを釣りに行くんですって。

第二部はフォーレの曲で、ラテン語による小ミサ。フォーレの曲調はソフトなイメージがあり少年たちの純粋な声が良いですね。Benedictusのソロはよく透るうた声。

第三部は圧巻のオペラです。

昨年のクリスマスコンサートで披露されたそうですが、私はこれが初めてでした。

カルメンの「兵隊さんといっしょに」は、数年前にハイドンコアが来日公演で歌っています。たしか何人かが行進しながら歌ったと思います。FMの少年たちは合唱で、その場で足踏みしながら威勢よく歌いました。ポンポン飛ぶようなリズムのある曲で、フランス語の歌詞をよく覚えたと子供の記憶力集中力に驚きます。

「トスカ」には、聖歌隊が出演する場面のあることを初めて知りました。オペラに対する知識がなさ過ぎて恥ずかしい・・・。

僕たちと同じ聖歌隊が出るのでトスカが大好きだと、曲の紹介で少年たちが言っていました。昨年のクリスマスシーズンに、デパートのロビーコンサートで見た赤いカソックを着た団員たちがステージに登場します。ステージを走ったり、身振りも様々で子供たちの表情が楽しそうでならないのです。みんなオペラの演技が大好きなんだろうなと思う。

坂本伸司さんのバリトンは迫力の音量で、いやもしかしたら会場が小さいから抑えていたのかもしれませんが、それでも圧倒されました。ただし坂本さんの歌も子供たちの合唱もそうですが、DVDでも見ないとオペラは一度きりじゃ頭に入りません。(泣)

次は3人の童子たちの歌で「Seid uns zum zweiten Mal willkomme」 もう一度歓迎の言葉を申しあげます。でも3人ではなく全員合唱! これがなかなかそろっていて素敵でした。ドイツ語の歌詞が嬉しいですね。オペラ音痴ですが、「魔笛」は大丈夫。

「アマールと夜の訪問者」 このオペラでは母親役の伊藤邦恵さんがソプラノで出演され、衣装や舞台の実際のオペラの情景を伝えてくれました。アマール役のソロが印象的でしたね。この歌だったかな・・・。

クリスマスコンサートではこのオペラを、母親役以外をすべて団員たちが受け持ちフルで上演したそうです。

最後は「トゥーランドット」から、フィギュアスケートの荒川静香さんが演じた曲「誰も寝てはならぬ」 子どもたちが合唱で歌いこなしました。みごとです!

フィナーレはOBの兄さんたちも一緒にステージに並び、「気球に乗ってどこまでも」。

この曲はTOKYO FM少年合唱団のCDに収録されています。FMの少年たちの声は、郷愁を誘うと同時に勇気ももらえる気がします。また会場係をしているOBの皆さんも感じよくて、清々しい気持ちになりました。

|

« 旅サラダにDrakiesが出ちゃいました! | トップページ | 繊細な歌声で、春の声  »

Boys choir」カテゴリの記事

コメント

こんにちは
FM少年合唱団の定演、楽しまれた様子が伝わって来ます。
特に演目のマスカーニ「アヴェ・マリア」に目が釘付けになりました。
これは常々WSKにリクエストしたいと思いながらもボーイソプラノではどうかな?と躊躇していた曲です。
偶然にも先週、TVでコロラトゥーラの魅力をテーマにした番組の中で幸田浩子さんがあの美声で歌われ、鎮火していた炎が再燃してしまいました。
この世のものとは思えない美しさで言葉になりませんでした。
悲しい事件が毎日のように報道される昨今、つきなみではありますが、このような魂に響く音楽で人々を癒すことは出来ないものかと切に願う今日この頃です。

投稿: ABC | 2016年3月23日 (水) 14時24分

ABCさん こんにちは 
マスカーニの「アヴェ・マリア」お好きですか? 幸田浩子さんが歌われたんですね。
テレビで何度かお声は聞いたことがあります。
Famous Overturesみたいなベストアルバムでこの曲を聴いていたものですから、オペラ音痴の私には器楽曲のイメージが強く、このダウマンツ君のソロを見つけた時驚いたんですね。ボーイソプラノでも歌えるんだって目からうろこでした。
ネットで視聴したブルコアの韓国公演はオペラの楽曲も多く、テーマがイタリアだったのです。マスカーニは入っていませんでしたが、WSKに歌ってもらうのも夢ではないと思います。
日本公演のプログラムにもこういった名曲を採用してもらい、少年たちの歌声がどんなに美しいものか、今一度日本の人たちに感じてほしいのです。勇気をもらえる音楽もよし、一方でただひたすらに美しく、美しさゆえに忘れがたい音楽は魂を救えると思います。

投稿: maa | 2016年3月23日 (水) 16時42分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 旅サラダにDrakiesが出ちゃいました! | トップページ | 繊細な歌声で、春の声  »