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2016年10月

2016年10月30日 (日)

スロヴァキアの少年合唱団そのほか。

チェコの合唱団ですが、ボニ・プエリではなく、私はこの合唱がボニプより好きだなと思っています。

この動画は、少し前にモナコ少年合唱団の関係者の方がFBでシェアしていたのです。ブラチスラバってどこだってとこからです。私の場合・・・。

(失礼しました。チェコではなく、スロヴァキアのほうでした。ご指摘いただきました。ありがとうございます。ブラチスラバはスロヴァキアの首都だそうです。)

そして、それがチェコスロヴァキアなのだとわかり、そういえばアルファベットが独特で、全然読めません。(笑)

声はちょっと頼りないような高く細い声で、幼い印象すらありますが、その個性も嫌いじゃない。「シューベルトの子守歌」のこのアレンジも始めて聴きましたが、「Mille Cherubini In Coro」で探してみたら、パヴァロッティが歌っていました。

わたくし、三大テノールは食わず嫌いであります。パヴァロッティも暑苦しいから聴かないのですが、こんなかわいらしいのもあるんですね。

さて、ボニプは世界を意識しすぎているようなレパートリーではないでしょうかね。母語の歌があり、母国の世界感があり、それから世界の人が知っている曲もある。そんなふうであってほしいのです。

ブラチスラバ少年合唱団  Solo: Alen Imamovič   Conductor: Magdaléna Rovňáková

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どこのボーイズが歌っているのかわかりませんが、素晴らしい「鳥の歌」がありました。投稿している方は、リラックス動画をたくさんアップしているのですが、「この曲の著作権をお持ちの方がこの動画を削除したいという場合はメールで連絡ください。私はいっさいの収益をYoutubeからは得ておりません」みたいな説明を、全部の動画に書いているんですね。ただし、肝心の演奏者についての説明はほとんどないのです。敢えて、していないようですね。

なので誰が歌っているのか不明。カタルニアの歌ですから、おそらくモンセラートあたりで、 ルイス君の声ではないかなあ? 特徴のある発音の部分があるんですね。スペイン語わからないくせにそう感じるけど、誰でもよろしい。美しいに変わりはない。

これがルイス君の「鳥の歌」

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2016年10月27日 (木)

パリ国立オペラ座少年少女合唱団

東京芸術劇場でコンサートがありました。

フランス語表記は、Le Choeur d'enfants de l'opéra National de Paris  ということになり、子供という単語が入っているんですね。でも小さい子供ではなく、なんとなく「神に仕える子」という意味合いのように感じました。

女性は、少女っぽいです。フランスの少女はおしゃれで小粋で本当に素敵! 他の国の中学生、高校生とはどこか違うのです。黒いワンピースがすごく似合っていた。長い髪の子はポニーテールやシニョンにしています。

男子は前半は大人が多く、十代からパパみたいな人までもいました。後半はフォーレの「レクイエム」を歌うため、少年たちが確か14人参加し、少女たちの間に薄いブルーのシャツと黒い長ズボンというシックな姿で立っていました。

前半の指揮は、クロチルド・セベール(Clothilde Sebert)さん。2012年ごろから2年か2年半ぐらいパリ木で指揮をしていた方です。パリ木の新しい指揮者が美しすぎるとかネットに書かれていましたね。(笑)

今夜もパリ木の時と同じようなAラインのフレアーの入った黒いドレスで、パリのおしゃれ感がみごとでした。指揮をする姿もエレガントでした。

前半の曲はプーランクでしたが、本格的でちょっと重たかったかな。ただクオリティは素晴らしいです。オルガン独奏に始まり、粛々と歌い続ける聖歌隊に感動。そのためのメンバー構成と思われます。

後半は指揮者が変わって、ガエル・ダーシェン(Gaël Darchen)さん。

圧巻はフォーレの レクイエムです。少年たちはこの曲のためにステージに並びました。でも「ピエ・イエス」のソロは、少女でした。すごくきれいな清楚な声でしたが、なんのためのボーイズかなという気持ちも多少は残りました。

「Offertorium」と「Libera me」は、テナーの若い男性がソロで歌いましたが、リベラメがすごく良かったのね。コナー・バロウズを思い出してしまって、改めてこの曲いいと思いました。そして楽園にてで、一気に光が刺すような展開。オルガンソロが曲の合間にはいり、合唱とテナー、ソプラノ、それぞれの完成度が高くて圧倒されました。

日本語で歌われた「赤とんぼ」と「ふるさと」は、まずピアノの伴奏がどの合唱団よりも素敵なアレンジでした。ピアノは、オルガンソロを演奏したBF・マール・ウブラールさん。

合唱の迫力と美しさと儚さは、男声・少女・少年という、複雑な混声によるものでしょうか。

クロチルドさんの指揮をもう一度見たいし、フォーレも聴きたい。勿論「ふるさと」も「赤とんぼ」のピアノ伴奏も。

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プログラムによればこの合唱団の母体となったオー・ド・セーヌ聖歌隊は1970年に設立され、1978年に実力が認められてオペラ座に起用され、1999年からは少女も参加して混声(少年少女)合唱団になったそうです。

少し前のアメリカ公演の動画がありました。


そう!こんな感じです。この動画は子供たちだけみたいですね。

今回の内容は非常に崇高な宗教曲が中心だったので、大人っぽかったのですが、このような一面もあるのですね。

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2016年10月19日 (水)

"a Cappella" パリ木のCD届きました

大騒ぎしましたが、無事「CD」が届きました。

あのvinyl表示はなんだったのでしょうね。全然レコードじゃなかった。覚悟していたので、若干のがっかり感もあったりして。。。

サンジェルマン通り7番地なんだ・・・ 美しい住所。

封入された明細にはマーケットプレイスでのお買い上げありがとうございましたと印刷されていますが、なぜか封筒に押されたハンコはパリ木の住所でした。なんかよくわかりませんが、早く手に取れてうれしいです。

「J'entends une chanson」を動画にしました。

今回のCDはこれまでのパリ木のCDの中では、ある意味異色だと思います。声質は違いますが、大昔のアカペラに戻ったいう感じもしなくはない。録音場所が記載されていないのですが、大聖堂で歌っているような残響もあり、荘厳で素敵です。

12月コンサートに向けてたくさん聴こうと思います。

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2016年10月16日 (日)

フーゴ・ヴォルフ五重奏団 コンサートとウィーンの音

昨日は久しぶりに音だけのコンサートに行きました。

合唱のないコンサートって何年ぶりでしょうね。地元のホールで、NPOとボランティアが主催しているアットホームなコンサートなので料金もリーズナブルでした。

でも高い演奏技術と良質な音色ですばらしかったです。

画像などシェアできるところがないので、詳しくは下記URLをご覧ください。

http://npofc.cocolog-nifty.com/blog/2016/10/20-9300.html

メンバーは、元ウィーンフィルのコンサートマスター、ダニエル・ゲーデ(Daniel Gaede)
バイオリン : ウィーンフィル団員、ハラルト・クリュンベック(Harald Krumpöck)
チェロ : グスタフ・リヴィニウス(Gustav Rivinius)
ヴィオラ : ウィーン・フィル、シニアのギユンター・ザイフェルト(Günter Seifert)
ピアノ : オリバー・トレンドゥル(Oliver Triendl)

カジュアルなコンサートですから、奏者たちはタキシードではなく、曲目も誰でも知っている日本の曲メドレーとかジャズ、タンゴなどもありました。

バイオリンの音はね。やっぱりCDだと再現しきれないです。キレのある部分はいいんですが、繊細な出だしの最初の一音なんかは、音と空気のふわっとした関係がCDでは無理なんですよ。.......hahaha 理解できないですよね。こんな表現じゃ。専門用語を知らないので、こんなことしか言えません。

人間の耳は、だからすごいと思います。演奏家は常にそんな音の世界にいるのですから、私から見たら、すべて神です。

日本の曲は、「海の声」「ゴンドラの唄」「ハナミズキ」

何かしょっちゅう聞いていて知っているはずなのに思い出せず、中盤まで来てau携帯の浦ちゃん(桐谷健太)が海に向かって歌っていた曲だと思いだしたのが、ビギンの「海の声」。

あんまり美しいアレンジで、完全に元歌を超えていました。いや実は元のメロディもきれいなんですね。「ゴンドラの唄」も大正昭和の哀愁で、涙ぐむ年配(私よりもっと)のかたもありました。

第二部のドボルザークが今日のメインメニューでした。40分くらいありましたが、その長さを全然感じさせない。特に第二楽章がすばらしくて、うっかり拍手をしてしまう人もいたくらいでした。

アンコールには、ウィーン好きの音楽ファンのために「美しく青きドナウ」と「ラデッキー行進曲」を、特別に演奏してくださいました。

ニュー・イヤーでもないのに、シュトラウスを聴けるとは! しかもウィーンフィルのバイオリンです。4台の弦楽器とピアノだけのドナウは初めて聴きました。それは聞こえるか聞こえないかというくらいの音量のトレモロで始まります。オーケストラとはちがった一段と優雅な演奏で、楽しい時間を過ごせました。

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このビデオは1974年のニューイヤーコンサートの第2部です。指揮はウィリー・ボスコフスキー。

これにはウィーン少が1部のほうでビデオ出演しており、それを見たくて図書館でVHSを借りたことがあります。今はYoutubeでウィーン少の部分だけアップされています。トリッチ・トラッチで追いかけっこしているような動画がありますよね。

さてボスコフスキーも元ウィーンフィルのコンサートマスターで、バイオリンを片手にここで指揮をする姿が、優雅で楽しげでチャーミングだと思いませんか? 実はこれを見てバイオリン男子が好きになりました。(笑)

ご紹介したいのは、24分あたりから始まる「ウィーンの森の物語」です。最初と最後にチターのソロがあり、ボスコフスキーが主席奏者と二人で演奏するのも素敵。歌劇場のバレー・パフォーマンスが挿入されますが、時々演奏に戻ります。

最近のニューイヤーコンサートでは、やはりウィーン少が出演した2012年と2016年のマリス・ヤンソンスが指揮をしているのが好きです。バルコニーに並んだ少年たちを見上げて、微笑む氏がとてもいい。ニューイヤーコンサートは、音楽的なことよりそっちですね。

11月にヤンソンス氏とバイエルン放送交響楽団が来日しますが、残席は30,000円クラスの席だけでした。 https://www.japanarts.co.jp/concert/concert_detail.php?id=480

ダメ元で、公開リハに申し込んでいます。どうか、当たれ!


おまけはブルコアのドナウ。今年の韓国公演をクレディアテレビがシェアしてくれました。


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2016年10月10日 (月)

ハノーファー少年合唱団のプレトリウス

ずいぶん前に注文したCDがようやく届きました。マーケットプレイスは海外便が多いから時間がかかりますね。

今日届いたのはハノーファー少年合唱団の「MICHAELISVESPER」

プレトリウス(Michael Praetorius)をメインにした16世紀ごろの宗教曲集です。

ハノーファーのHPに行くと、試聴できるページがあり、「今月の試聴盤」みたいな感じでさわりだけ聴けるんですね。それでこれは好きだなあと思いました。(今は月もかわったのでこのCDは試聴できません)

体感的な印象だと、北ドイツの合唱団だしドレスデン・クロイツに近いのかなと。正統派で若干地味めで、丁寧に宗教音楽に取り組んでいる。

ただ大幅に違うと思ったのは、ソロの起用が巧みであること。クロイツは何度かコンサートにも行きましたが、合唱だけで完結しておりソロは少ない。一人か二人は聞けますが、合唱との関わりは感じられず、流れの中のソロではなく、あくまでもソロで1曲歌うという感じでした。

このハノーファーのCDでは、古楽器独奏とソロ、そしてアンサンブルから合唱へのつながりがすごくいい。専門知識のない私でも、その編曲の豊かさに面白みを感じます。

それとソロの声質が他の声を阻まない協調性のある声であること。合唱とも楽器ともなじむ声でありながら、もっと聴きたいと思わせる魅力のあるソロであること。このような16世紀の宗教曲では、そんな声で歌ってもらえるのが最高です。

古い宗教音楽は単調な繰り返しが多いですね。ソリストたちの声は特段スーパーでなくとも、単調な旋律に華を添える濁りのない歌声です。それは大人だけの演奏では得られない現象で、聴いている者たちの心を自ずと浄化してくれる。

全編をとおして、ソロとコーラスの掛け合いのような形式で、古楽器の音色が優雅ですね。飽きないですよ。何度も聴きましたが・・・。



このCDのPVです。ケースの角がRになっているのが見えますか?ちょっと贅沢なつくりのケースなのです。シックなボルドーカラーで、この秋に聴くにはびったしの雰囲気といえましょう。

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解説書きに、演奏者の写真が掲載されていました。団員たちも無名扱いでないのが嬉しい。録音:2008年10月2日~5日

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追記!!!
本日は月曜日です。今夜11時25分からNHKEテレの「旅するドイツ語」をお忘れなく。またウィーン少の子たちが発音のお手本で2秒か3秒出るかもしれません。


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2016年10月 9日 (日)

パリ木の新しいアルバム * a Cappella *

Amazon frの画面を見ていたら、パリ木が今年の2月に出したアルバムがありました。

公式より3ユーロ安かったし、12月のコンサート前に聴きたかったので注文しちゃったのですが、ちょっと問題発生です。

実は注文後によくよく見ると、<musique<vinyl の文字を発見。

CDだと思い込んでいたので、そこまで注意して見なかったの。どうも、レコードの可能性があります。

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商品カテゴリーが、もともと「CD&Vinyl」となっているんですよ。日本ではありえないけど、amazon frはそうなってる。でも商品写真の裏側の左下のほうに、compact discって書いてあるでしょう?

ところが購入画面をスクロールすると、「Vinyl」の表示がありました。同じ商品をあつかっているamazon ukを検索したら、カテゴリーが「Vinyl」でした。バイナルっていうらしいです。ビニール製の レコードのことです。

やってしまいましたね(^_^;)   30センチLPが届くんだろうか? 郵便受けに入らない。

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公式のショップ画面には、CDという表記はなくて、バイナルの表示もありません。商品をかごに入れると、すぐに支払画面になるので、CDとレコードを選択する余地はなさそうだから、たぶん基本はCDだと思います。amazon frの購入画面は、マーケットプレイスの出品だし、なんか謎ですね。



日本のアマゾンは「これはCDではありません」と、はっきり表示してくれるから、その点はわかりやすいんですが、今回は本当に謎のまま待つしかない。

LPだったら、豪快に飾ろうかな。


「Milles colombes 」  solo:Paul-Marie  2016.10

「Le Serment 」  solo: Baudoin、Cyriaque   2010.12

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2016年10月 3日 (月)

シチリアーナ

指揮者のネヴィル・マリナー氏が10月2日に亡くなったと知りました。92歳だったそうです。

私はマニアックなクラシックファンではないので、指揮者についての知識はほとんどありません。ただこのかたについては、一枚の大好きなLPレコードの演奏ゆえに、良い印象を抱いてきました。

1980年代のいつごろだったか、はっきりとは覚えていません。NHKのFMでやっていたクラシック番組を時々聴いていましたが、エンディングに美しい曲が流れていました。気になってNHKに電話を入れ曲名を知りたいのですとお話ししたところ、番組プロデューサーが電話口に出られて、レスピーギの「リュートのための古風な舞曲とアリア」の「シチリアーナ」ですと教えてくださいました。

さっそくそのレコードを探しました。演奏家のことまで聴いたか聴かなかったか・・・、とりあえずショップで見つけたLPレコードを買いましたが、ラジオでかけていた録音は、たぶんまちがいなくそのレコードのものと思われました。

ネヴィル・マリナー指揮、アカデミー室内管弦楽団。

今もこのシチリアーナが好きです。

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