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2017年5月31日 (水)

WSK ザ・シンフォニーホール 5/27.28

モーツァルトコアの歌を聴きに、大阪まで行きました。

当初行く予定はなかったのですが、友人から都合が悪くなったという話を聞き、前後して別の友人から行けなくなったということを聴きました。もはや良席がとれないことは承知していた矢先のことだったので、その2席をゆずってもらい行くことに決定。

AプロとBプロを同じ会場で聴けるので、改めて鑑賞するには良いチャンスだと思いました。

コンサート内容は大きく変わりませんが、初めてのシンフォニーホール、それ自体に嬉しい気持ちがおこります。ステージと最前列との間が、人ひとり通れるか?というくらい狭い。とか建物の前に木が茂っているとか、事前に知っていた話が、事実としてなるほど・・・という感じでした。

会場の前方入り口階段を入ると階段があり、通路で席が前後にブロック分けされている。全体的にコンパクトにまとまっている作りと、パイプオルガンの繊細な線はエレガント。

席は2列目から階段状になっているので、ステージが見易い。座席の配置は極く緩い弧を描いてステージを囲み、ステージの両端は手前に伸び、会場入り口と同じGLでつながっている。(この構造がステージングに生かされた!)

音響は非常に良いです。最前列はどうしても近いパートの音を拾いがちですが、それを加味しても響きがよくて、耳がとらえた音の面白さを楽しむことができました。

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5月27日Aプログラム
席はセンターブロックの7列目。ステージ全体が掴め、メンバーの顔もよく見えます。階段式の座席のおかげで、視界を遮るものがなくすごく快適でした。

パイプオルガンの前にメンバー8人が登場。拍手がおこります。
Emmet,Leni,Michele,Jurian,Florian,Hajun,Fabian,Sachsa

やがてステージ左右から、グレゴリオ聖歌を歌いながらボーイズが現れました。あぁ・・・通路は通らないのねと思っていたら、左右の隊列はステージ中央ですれ違うと、そのまま歩き続けステージ袖から階段を下り会場通路に前進。あれあれと思う間に、たぶん会場通路で2つのグループは再びすれ違った模様。(ここは振り返らないと見えないので想像) そしてまたステージの両袖から中央に進み形を整えました。つまりぐるっと一周したわけですね。ブラボーでした。この会場ならではの演出です。

ここで気がついたのは、LeniとJakobが定位置を変えていたことです。どうも和歌山公演でもそうだったらしいので、気になってしかたない。Jakobの声ファンの自分としては、Aプロで彼のソロを聴けるのを楽しみにしているので、微妙な変化にも動揺します。

先生のMCはかなりこなれてきました。日本語が大変滑らかです。同時に子ども達のMCも上手になっていました。Noah君、Kii君、Deniz君。

ソリストは変わらず。Jetmir君の声はますます磨きがかかってきました。細部も素晴らしく声が伸びてわずかに揺れながら消えてゆく、最後の瞬間までが美しいです。まさに歌うために生まれてきた少年です。表情も豊かで笑顔を絶やさず、ステージに立つ自分の理想像が心にあるんだろうなと思われます。

後方でアルトを支えるSascha君も、何度聞いても素晴らしい。このコアには何度聞いても素晴らしい声がもうひとつ。Jurian君ですね。パートは第2ソプラノですが、安定した声質がハイソプラノと実によくあいます。あまり笑わないけど、(笑う必要もないか?) 高めのアルトと言ってもいい彼の声はレアな存在。勿論驚くほどの歌唱力です。

ウェッバーの「ピエ・イエズ」は、LeniとJurian君のデュエットでした。Leni君も最初の頃より声がしっかりしてきた感じがします。メガネをかけずに歌っていたときの印象が、あまりに繊細だったのですが、意外と存在感がリアルになってきたみたい。

ミサ・ブレヴィス  soli・・・Mirko、Jan、Hyun seo

内なる平和 soli・・・Emmet、Leni、Jan、Noah

「精霊よ来たりたまえ」
以前聴いたときには弧を描く形で一連に並んでいましたが、この日はステージ全体に等間隔で散らばります。最近ときどきこのスタイルを使いますね。シューコアもアベマリアでこの形をとっていました。専門的なことはわかりませんが、客席に届くときに迫力を感じます。

「カルミナ・アウストリアカ」  3曲を抜粋
向かって右端に、Sascha:小さいシンバル、Lukas:太鼓、Floerian:フレームドラム、Raffael:クラベス(たぶん、ラテン系の棒2本の打楽器)

Emmetはパイプオルガンの前でソロ、ステージでのソロはManuel君、Sascha君、Leni君
3曲目でManuel君が打楽器陣に加わりラッパを吹きますが、吹く前に大きくポーズをとってラッパを両手で顔の前に構え、左足を後ろに引いて膝を曲げます。この間いいかげんな絵を載せましたが、よく見ても大体あんな感じでした。ラッパのタイミングは今回も規則性を感じない(笑) でもいいみたい(爆) 

「ソーラン節」は、Sascha君が掛け声をかけますが、ドッコイショの掛け合いがなんかやたらとどすの利いた声で迫力が増していました。

「春のはじめに」 の演奏は、デュエットでShuntaro君、Kii君 。
そうです。Jakobのソロはなかった・・・。デュエットは声質がたぶん似ているのでしょう。2人の音量としてはちょっとパンチが足りないですが、さわやかで優しい印象。もう少しテンポを遅くしてくれたらいいなあというのが、オールド的希望です。80年代のCDが、わりとゆっくり一言一言かみしめて歌っているので、耳がそちらを欲してしまう。

Jakob君どうしたの?
ポルカを歌っているときだっか、ちょっと咳き込んで、そのまま歌わなくなってしまいました。大丈夫かな。

アンコールは「ビューティフル・ネーム」 と「水平のポルカ」
Jan君の1,2,3,4が聞こえました。元気でいいね。

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この日楽屋口にNoah君の家族の姿がありました。やっぱり家族と一緒で嬉しそう。

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5月28日 Bプログラム
席は1列目アルト側の左角。ここからセンター方向を見ると、客席のカーブがあるため特にソプラノ側最前列の様子もわかります。

この回のMCは、第一部がMirko、Shuntaro、Emmet君、第2部がKii君

バッハの「マニフィカート」は、回を重ねるごとに自分の気持ちの変化もあり胸に迫るものがあります。これからもバッハを歌ってほしいですね。

フォーレの「ピエ・イエズ」 solo:Leni

モーツァルトのカンタータ solo: Jetmir、Sascha

「兵隊さんといっしょ」 Florian がセンターに進み出て、笛を吹き鳴らし演奏が始まります。Florian 隊長はステージ上から、ソプラノ側の客席に敬礼して、握手をするジェスチャー。その隙に隊列の子たちは隊長の目を盗んで、足踏みしながら体を揺らしたり怠けポーズ。隊長が見るとさっともとに戻ります。オペラのシーンらしい楽しい演出です。客席も隊長の握手に応じる方もあり、せっかくこの席だからと楽しんでいるようでした。最後に隊長が隊列の前でこける姿は、キレッキレの名演技でした。

ヘンデルのアリア。Jetomirの立ち位置は、だんだんセンター寄りに、そして後方へと移動してきましたね。ツアー当初はステージ前方に進み出て歌っていたので、かなり声を近くに感じることができたのですが、今後はどうなるのでしょう?

ソプラノ隊がアルト側に移動するので、JurianとHajun の声もこの曲では近くに聴くことができます。ソロとともに演奏されるこのコーラスが素晴らしくて、ソプラノ後列端の2人がいないと絶対だめ。そしてなぜか、この位置から聞こえないとダメ。2人とも笑顔振りまきタイプではないが、モーコアの音を支えてる実力者。

「ふるさとの小さなベル」  帽子ゲーム:Deniz、Kii    Danijal、Noah

「チム・チム・チェリー」 ソロはSascha君のままですが、以前は歌いながらメンバー間を歩き、励ますような慰めるような演技をしていましたが、それがなくなりました。スケーティングする振付は変わらずで、ソプラノソロのHyun seo君も変わりません。ステージに散らばった子たちからストレートに聞こえてくる声も楽しめました。とても好きです。エンディングでJakobを見たら昨日よりは元気に踊っていました。

「ニシュカ・バニャ」 soli:Jetmir、Mirko、Felix、Raffael
ソプラノ2名、アルト2名ですが、実際はテナー2名と言って良いと思います。オクターブの違いが心地よかった。特のこの日の席は、上級生の声が良く聞こえました。

「美しく青きドナウ」 soli:Jetmir、Leni

アンコールは「ふるさと」 そして、「ソーラン節」 拍手がうるさいけれど、このパフォーマンスは最高!「どっこいしょ」の掛け声がどんどん勇ましくなってる感じ。

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大阪の楽屋口は狭いと聞いていましたが、思った以上にに狭い、そしてアプローチが短い。あっという間にバスに乗り込み、風のように去って行きました。でも人は多く、写りこみをぼかしで修正しました。なんかでも、知っている人が見ると、誰だかわかるんですよね。笑

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コメント

maa様
なんて素晴らしいんでしょう!まるで実況中継のような…
貴女はなんて素晴らしい方なんでしょう!なんてすごい眼と耳をお持ちなんでしょう。いいえ、なんて熱い心を持って彼らを応援なさっているのでしょうか…。
今の私は残念ながら メンバーのお名前と顔が一致いたしていませんが、彼らの歌う姿(演奏形態)が安易に想像出来ました。
ありがとうございます。
今の私は、熱い力が 年齢と共に衰え、当時ほどのエネルギーが出ません。
ただ 美しいものは美しい!と思う気持ちは十分に持っているつもりでおります。
諸事情から合唱からちょっと離れてしまっている現在 少しでもあのエネルギーは温存したいとmaa様のお部屋やPonkoさんのお部屋から吸血鬼のように(ひどい例えですね…)吸い取り この身に吸収させていただき 枯れた身をくちらないようにしております。
maa様 これから枯れ木に水やり お願いいたします。

投稿: ek | 2017年6月 1日 (木) 22時04分

ek様
子どもの頃にコンサートで応援することができなかったので、そのときのエネルギーを今発散しています。いえ、彼らの声を聴くと少女時代に戻れるのです。
このプログラムも数回聴いていますから、記憶の積み重ねもあります。でも細かいことは忘れてしまう。一人の少年が気になってそこばかり見ていると、他がわからなかったり。
でもモーコアのコーラスの質はとても気に入っています。

投稿: maa | 2017年6月 2日 (金) 07時15分

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