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2017年5月19日 (金)

WSK オペラシティホール&所沢ミューズ*Aプログラム 第2部

第2部の1曲目はソーラン節です。

ステージ全体に等間隔で散らばり、センター最前列にはMechele、Manuel、Mirco君が並んでいます。

ピアノの前奏とともにジャンベのかっこよい音が会場に轟きます。Lukas君は床に座ってジャンベを抱えてる。背が高くクールな感じの彼は、こういうパフォーマンスがすごくに映えるのです。

Sascha君の豪快な掛け声で威勢よく歌が始まりました。

「はい!」 「どっこいしょ!」 「どっこいしょ!」と、掛け声だけでも血が騒ぐ。

♫ヤレン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン、ソーラン ♫

私のイメージではソプラノの方の一団から、♫ニシン来たかとカモメに問えば~と、旋律が聞こえてきたような気がする。全員で歌っていたかもしれませんが、ハイトーンが目立ちました。

そうしている間も、腕をぐいっと突出し、頭を下に向けている子、やや前方を見ている子、そのへんは様々ですが、振付が勇壮でこれまでにないパフォーマンスです。

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センターの3人には、特に注目です。網をたぐりよせるような振りや腕を四角く・・・なんというかシェーを四角くした、つまりまた絵を描きました。

誰でもないので気にしないでください。こんなポーズで、左右の腕を交互に上下させるので、たまに入れ違いになりそうで隣りをチラ見したり。でも回を重ねるごとに俊敏なキレのある動きになっていきます。

モミ手のリズムではなく、アップテンポでピアノのアレンジもすごい。アレンジはヴィルト先生です!

きっと日曜日の札幌公演ではパーフェクトな演技を見せてくれるでしょう・・・と思ったら、プログラムがBなんですね。でも北海道でソーラン節をやらないなんて寂しすぎる。アンコール期待しましょう。

次の曲はうってかわって泣きそうになるほど美しいメロディ。コシャットの「ひとりぼっち」という曲です。初めて知りました。2002年のCD、Folks liederにも収録されていません。ケルンテンの民謡なんですね。ケルンテン州は地図で見ると南の方で、スロベニアとイタリアとの国境に接しています。

プログラムの自己紹介で時々ケンルンテン出身ですと書いているメンバーがいます。今も覚えているのは、2014年ハイドンの背高ノッポさんのガブリエル君と2013年モーコアのアコーディオンが上手なミヒャエル君。私たちが「ふるさと」や「赤とんぼ」聴いてしんみりするように、彼らもケルンテンの歌を愛しているのかなぁ・・・・と、ふと思いました。

ディスクオルゴールで、素朴な音源があったので、歌でありませんが貼ります。歌はね、モーコアの演奏が美しすぎて他の聴けない。なのでオルゴールにしました。

拍手をするのをためらうくらい、余韻にひたっていたい歌声でした。

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そして、「ふるさと」   

ルイス先生が指揮をする指先が空気をひたっと押さえると、ボーイズの声は一瞬にして音量を落とし、先生の腕が振り上げられると、歌声は強く早く変化します。かたときも先生から視線を外さずに美しい日本語で、なおかつ心を込めて歌ってくれる。

歌えるのが当たり前のように感じますが、実はほとんどの少年たちにとってこの歌は外国語なんですね。最近になって災害などで日本を応援しようという動きが世界でありました。WSKもこの歌を通じて日本の被災地に温かい気持ちを届けてくれましたね。「ふるさと」は昔からコンサートで歌われてはいますが、毎年来て歌ってくれている今の歌声に勝るものはないと私には思えます。

所沢では、「シュタイアーマルクの牛追い歌」 の演奏は、民族衣装の着替えなしでダンスもありませんでした。ちょっと寂しい。踊るメンバーは、その都度多少変えているみたいですね。

そのあと、ダニヤル君がMCで「僕の友達が歌います」みたいなことを言いましたが、その「友達」であるJakob君は、この演奏の少し前から様子が変で、途中退場してしまいました。

ルイス先生が再び通訳の方を呼んで、ソロ演奏のキャンセルについて説明しました。所沢公演は、通訳さんが大活躍で忙しかったですね。

東劇で聴いたJakob君の歌は印象的でした。何気に発声しているのですが、声量がかなりあって、ソプラノの列にあっても声は目立ちます。そして声質が懐かしい・・・。誰に似てるということもなく、どこかで聴いたような伝統的なウィーン少の声ですね。技術的にはまだこれからと思いますが、注目しています。ただ彼には、あまり欲がないって感じます。笑

ソロは代替ということもなく、次に進みました。

ウェルナーの「野ばら」のあと、Hyun seo君がセンターに歩み出ます。ポッケからメモを取り出し、ニヤッと笑う。謎の微笑みですね。こんにちはの笑いなのか、緊張をほぐす笑いなのか・・・ だいたい彼は毎度笑います。そうして会場が和んでしまう。なかなかのキャラなの。

「休暇旅行」は昨年も歌われましたね。出だしの弾んだリズムが楽しい曲。
この動画はニューイヤーコンサートですが、カメラアングルが変わっています。2階のバルコニー席から撮影したらしく、マルコとルイスしか見えない。そして26秒で終わってしまう。

先生のお別れのご挨拶に続いて、「皇帝円舞曲」です。

「皇帝円舞曲」の前奏は長いバージョンで、ピアノの聞かせどころでもあります。映画「青きドナウ」の最初のシーンでは、皇帝円舞曲が流れます。長い前奏を聞くと、どうしても映画を思いだしてしまう。ここに張り付けた動画は適当に切り上げないと映画1本見てしまうことになりかねません。皇帝円舞曲が終わる1分59秒で、とりあえずストップ!1962年の歌声です。

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「観光列車」の演奏は、Hajun君が発車の笛を鳴らします。プログラムの曲目の下に記載されている編曲者の名は、フロシャウアー。50年代から60年代にかけての名カペルマイスターで、「青きドナウ」の映画の中にも、1分34秒の画面に名前がクレジットされています。

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アンコールは東劇では、「ビューティフル・ネーム」と「水兵のポルカ」
所沢では、「ビューティフル・ネーム」と「ふるさとの谷の小さなベル」

「ビューティフル・ネーム」を歌う時には、上級生のFelix君がタンバリン担当。最初の号令は、Jan君の「イチ、ニ、サン、シ」 これも不動です。ただ不動でないのは客席の拍手で、ときどきリズムが外れるんですね。わりと後ろの方の客席から聞こえてくるのが、バラバラの拍手で、ステージに届くまでにさらに時間差が生まれ、かなり歌いにくそう。

いっそ誰かがラデッキーのときのように、リードしてくれないかと思います。曲の後半は調子もあってきて、楽しく聴くことができました。

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ジャパンアーツさんがABプロのコンサートレポをまとめています。こちらはBプロで、ステージ写真もありますよ。こういうの見ると、自分の記憶違いに焦ったりしますが、それはそれでまっいいかと思います。ちがってる部分はごめんなさい。

https://www.japanarts.co.jp/news/news.php?id=2687

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