« 2018年5月 | トップページ | 2018年7月 »

2018年6月

2018年6月27日 (水)

♪ You raise me up ♪

6月24日主日のミサ。パリ木の聖歌隊としての務めです。

ミサは長いです。最初のほうでパリ木の紹介と学年末最後の祝祭で休暇が始まることなどに触れていましたが、歌唱部分はあまり多くないので・・・。

https://www.youtube.com/watch?v=goVE3InlHpo

一緒に歌っている赤いカソックの少女たちは、Choeur de Filles de la Maîtrise de la Cathédrale d'Autun(Autun Cathedral Girls Choir)といいます。

その名の通り、オータンの少女合唱団。パリ木はboysのみの伝統を崩さず、一方少女たちの聖歌隊もあるんですね。彼女たちの歌唱指導もユーゴ先生がされているようで、ご自身は私の二つの合唱団と紹介されています。

cherry cute cherry cute cherry

卒業生3èmeのboysの合唱です。

「You raise me up」    「Le Tourdion」


Didier JAEHRLING

cherry cute cherry cute cherry

「You raise me up」 は、boysが歌いたいと希望したのではないかなと思うんですが・・・ついにパリ木もこんな場面で英語の曲を歌うようになりました。でも世の中の自然な流れのようにも思う。

「You raise me up」や「Lord make us instruments of your peace」は、音楽として国境を越えています。何度聞いてもいい。

cherry cute cherry cute cherry

ドラキーズは卒業シーズンが12月なので、欧米とは少し違います。

で、この動画は生徒の卒業ではなく、ある指揮者の「卒業」に歌われたもの。

2006年ドラキーズの指揮者として25年務めた職を辞することになった、Bunny氏・・・Maestro Christian Ashley-Botha最後のコンサートとのことです。

2014年に他界され、今はもう思い出の映像しか見られないのですが、後になって知った私もこのかたの芸術性のすごさ、今の時代になってわかる先見の明に驚かされます。


holy233

| | コメント (2)

2018年6月25日 (月)

WSK *2018ツアー終了* Haydnchor

1529852163931_480x480

ハイドンコアのツアーが6月17日で終了しました。

日常にもどり、時々ファンが上げるSNSの写真などを見ていましたが、ペンを持つ気持ちになれずにいたら、本当に自分の中でもハイドンの日本ツアー完結してしまいました。

つまり、感想文を書けない。前回の記事は、バスを待つ空き時間にほとんど書いていたので、聴き終えたばかりの心境でした。記憶違いは、実際たくさんありました。席が端の端でしたから、見えない部分もあり、一度の鑑賞ですべてを把握できるわけもない。忘れちゃった曲もある。でも気持ちはフレッシュでした。

ところが、今はもう自分の中では、「ツアーは終わった」感が強いです。

東京近辺のファンの方は、たぶんGWにサントリーから始まり、そのあと3週間ぐらいおいて、また川崎横浜から千秋楽で終えると思います。でも自分は6月3日名古屋に始まり、7日の埼玉、9,10日の神奈川、14日から連続4日間という、嵐のようなツアー鑑賞になりました。

小休止というのが無かった。聴けなくて恋しいと思う空白もなかった。2回目か3回目にはもうハイドンコアの歌うエネルギーにはまり、同時に彼らのフレンドリーさも感じるようになりましたが、通うような日程でしたから、息つく間もなくて、右肩あがりの感動のまま千秋楽を迎えた気がします。そのせいか、好きになっちゃったわりにロスがない。爽快な気分で、「ありがとう」と思う気持ちが強いのです。

来日する団員たちは、例年ですと最初のうちはたいていニコニコしていますが、2~3週間する間にカメラとかに対し疲れてくるようです。中にはバスのカーテンの影でほっとする子もいることでしょう。私がハイドンコアに初めて会ったのは、疲れを感じてもいいような時期でした。ところがところが、どうでしょう? 彼らは笑顔を絶やさない。向こう側の席からもファンのいる側の窓に手を振っている。それこそ身を乗り出して、何人も折り重なるように、ファンに向けて手を振っている。

バスの窓から投げキスをしていた子、手首をぐりぐりに回転させながら手を振っている子、豪快に笑顔を振りまいていた子・・・。これにはやられました。コンサートも元気なら、その後の彼ら自身も元気いっぱいでした。

かっこよくてソリストで女子に人気のヤンは、私のようなおばさんに対しても礼儀正しい紳士でした。王子感すごいですね。 オールドファンがかつて心に描いていた貴公子像を、ヤンの中に感じました。彼のソロは耳に心地よい良い音程で、過去のコンサートを良く知っている友人は、ヤンの歌を聴いて83年組のクルトを思い出したようです。隊列での位置も同じなんですね。なるほど・・・ ですね。

土曜日のコンサートは、彼にとって特別のものとなりました。ココに書いても構わないと思いますが、客席に家族が見えていたんですね。そしてこの日はヤンの誕生日でした。家族への計らいもあると思います。4年生ですから在学中最後のツアーで誕生日を迎えるという記念もあると思います。プログラムにはないソロ曲が披露されました。なんと「菩提樹」! Aプロではただでさえ、シューベルトの「ます」や「夜うぐいす」が聴けるというのに、ここで「菩提樹」を聞かせてもらえるとは思ってもみず、嬉しいとともにWSKならではの選曲にほっとした思いがありました。

私はヤンのソロの中ではバーンスタインの「Adnai  roi」が、一番好きでした。この演奏を、左の通路際で聴いたことがありました。通路の空間からフレームドラムとジャンベを担当するアッティラとヤニスが良く見えたので、あの難しいピアノと音を合わせるタイミングにじっと耳をすませていました。直前にジミー先生とアイコンタクトみたいな瞬間がありました。そしてたたく!コンマ1秒の狂いもないのです。あの演奏を聴くたび、ため息が出ていましたね。チチェスター詩編は、アレンジの構造からもあの打楽器は準主役なのだと思っています。

メインなソロをすべて担当したモーリッツも、最後まで立派でした。千秋楽では彼もヤンも泣いていましたが、それがこのツアーの良い思い出につながった涙であったらいいなと思っています。

モーリッツの声を聴いて、ある時ふっと思いました。「あっ、ベンヤミンの声だ」と。私は92年組のコンサートには行ってません。ですがCDや動画でさんざん聴いたベンヤミンS君の声。細いけれど芯のあるソプラノで、音程の正確さ、忠実さがすごい。モーリッツの声質に共通点を感じました。彼は常に主旋律を歌える声なのです。あの体格で毎日のように歌うことは、喉への負担も大きいと思います。千秋楽で、一度だけかすれた瞬間がありましたが、それもほんの一瞬で、その後は再びソフトな歌声ですべてを歌い終えています。

忘れられないソロがいくつもあります。ます、野バラ、眠りの精の歌・・・どれもクラシックな正統派のウィーン少年合唱団を語れる曲でしたね。でも中で強烈だったのは「オー・ハッピー・デイ」のエンディング。あのソウルフルな歌声もまた、モーリッツの一面なのでした。かっこよかった!

ソリストが多いコアでしたが、涙腺に来たのはコーダイ君のソプラノでした。最初の記事でも書きましたが、「コンドルは飛んでいく」でのコーダイ君の高音はなぜかぐっとくるんですね。あのオブリガートのメロディラインとの相性がいいのかな。カルダーラのソロも特筆すべき響きでした。元気いっぱいのハイドンの中では物静かなポーカーフェイスの人でしたが、かえって隠れた情熱みたいな部分を感じます。

リーシャンは「オー・ハッピー・デイ」でソロを歌いました。ファルセットになると若干声が細くなってしまいがちでしたが、リズム感があり地声の部分で力を発揮していました。この曲のダンスよかったですね。彼の家族も会場で見かけました。16日のコンサートのエンディングで、ジミー先生が2階バルコニーを気にして会釈までしているんですね。見上げるとそこにリーシャンのママがスタンディングして拍手されているのが見えました。誇らしかったと思います。リーシャンも嬉しかったでしょうね。

さて、「オー・ハッピー・デイ」のように全体に振付があり、ステージで動きながら歌うのは案外難しいものです。それはね。ドラキーズのコンサートでもよく感じました。ぶつからないように後ろも意識しなければならない。歌とダンスを自然な形で取り込むには、よっぽど練習が必要です。今回はウズベキスタンの民謡でも振りがあって、なんか「はないちもんめ」みたいなシーンが興味深かったです。

1529852820117_480x480_2

ヤノスは清々しい王子様でした。端正な顔立ちですが、それだけじゃなく話し方もはきはきと且つ丁寧で、笑顔を忘れないプロフェッショナルな少年です。MCでの日本語が美しく、話し終えたあとに深々と一礼するのが印象的でした。ソロ場面はもっとあると思っていましたが、今後の活躍が期待されます。

シーモンのソロも素敵でした。様子のいい微笑みは愛されキャラですよね。人なつこい感じもしました。abendsegenでのヤンとのデュエットは感動でしたが、意外や演技派だと感じたのは、シュテファンと一緒に歌った「猫の二重唱」ですね。前の曲の途中でステージからさっといなくなり、いつのまにかタータンチェックのシャツとレーダーホーゼンに着替えて、左端の通路から入って来ました。そのあたりの席にいた方は楽しみが増したのではないですか?

シャーッと威嚇の声で歌ったり、最後に甲高い声を上げる、そして耳をふさぐシュテファンの演技。そう!シュテファンもまた演技派でした。将来は俳優になりたいそうですが、なかなか個性派の俳優になれそうですね。千秋楽の「美しく青きドナウ」で、彼が教育係りのKatharinaさんと踊ったワルツは、もしかJohannes さんより上手だったかも?

ガブリエルは皆さんご存知のようにジミー先生の息子さんです。小柄な少年ですが歌うときはオペラ歌手のように表現豊かで、譜面を体で感じているように思えました。柔らかな声質が魅力で、アンサンブルやデュエットで活躍しました。

隊列の中でガブちゃんとその上にいるバスティアンとジツヒロ君は、私にとって本当に「ツボ」でした。エネルギーとか熱量を感じるんですね。大きな体で大きな口を開けて豪快そのものな歌い方のバスティアン、そしてジツヒロ君は表情もあり良く見ると手の甲まで力が入って、バスティアンとふたりでほぼ相似形のように揺れる、動く、歌う。力が入っているといっても無駄な緊張感ではなく、本当に楽しそうなんです。音も視覚も注目のトライアングルでした。こんなウィーン少見たことない。

「千の風になって」も言葉からしてはっきりとした日本語で、励ましてもらっているように聞こえました。唯それだけではなく、温かみも感じるんですね。アンコールでこの曲の前奏が聞こえたとたん涙がにじむのです。Boysの歌はメトロノームのように忠実ですが、ピアノはなめらかなバラード調で後ノリの感じで、そのすこしのずれが歌声を優しいものに変えました。元気だけど泣ける。千秋楽は特にboysも感極まるところがあったよう、声が震えている子もいました。

1529853390627_480x480_2

元気いっぱいのバスティアン、ジツヒロ君の右には静かに佇んでいるロレンツとルーベンがいました。この隊のアルトは存在感がありましたね。「美しく青きドナウ」でも感じたし、Bプロのディストラーで「ヤニス、アッティラ低音」とメモ書きにあり、アカペラコーラスで、重要な低音部が聞こえてきたのを覚えています。WSKの天使的歌声では珍しい音声でした。それは入場のときに歌うグレゴリオ聖歌でも感じたことです。通路際の席には通り過ぎるboysの声がひとりひとり贅沢に届きますが、若いテナーがふぅっと聞こえては消えるということがありました。

でも例えば4声とかそれ以上の声部の中で、その低音はミックスされ、聴きごたえのある少年合唱に変わるようです。ルーベンはクールな印象ですが、なかなかファン思いだったみたい。

一番小さいレオを、忘れたかたはいないですよね。曲の前ニMCがあり、マイクを持ってセンターに立つだけで、会場から笑みがこぼれます。マイクのスイッチがオフになっていたことがありましたが、そのときは特別可愛かった。合唱団員に対して可愛いとかって言ってはいけないのかな。いや・・・でもレオを見て可愛いと思わない人はいないでしょう。

Aプロのコープランド「町から猫を連れてきた」で、レオの担当はアヒルでした。いろいろな動物の声があって、アヒル、猫、ガチョウ、ニワトリ、豚、牛、馬、ハニー? その繰り返しで何度も泣きマネ歌を歌ってくれました。誰がどの動物だったか、すっかり忘れてしまいました。16年のシューコアの時に、ルカVが甘い声でハニーって言ったのは覚えているんだけど、今回は誰がハニー係りだったかな。左側のブロックから聞こえてきた気がします。

レオの隣にはハーヴァルとアーロンがいました。ギリシャ彫刻のような顔立ちのハーバル。目立たない少年ですが、時々客席を見て微笑んでいましたね。常連の方でも見つけたのでしょうか。アーロンは華奢できれいな子でたぶん人気があったと思います。彼が公演のさなか体調を崩したことがありました。顔をしかめたので気になっていましたが、本当に我慢の限界というところまで退場せずにいたんですね。オペラシティの扉は開けにくいようで、はらはらしてしまいました。でも翌日にはすっかり元気になって普段通りに歌っていましたよ。きっと芯の強い子なんでしょうね。

プログラムに変わったニックネームが載っているババ君。ババのスペルはBubbaです。ちょっとググってみたらアメリカ南部で使われる愛称ですって。たくましい人、大きい人、brotherなどなど。彼はアメリカ公演でオーディションを受けたそうなので、そのあたりが由来ですね。

1529853846362_480x480_2

カルティックとアマールもあまり目立たないメンバーでしたが、通路際席には通り過ぎる時にちゃんと声が届いていましたよ。カメラのほうにはよく向いてくれました。

マテオはメガネがチャーミングでした。後列にはペーターとアンドレーがいました。ペーターはサントリーホール公演より後になって日本に来たそうです。そこで人数が24人になりました。シューコアのイヴァンに似た風貌で、おだやかなか雰囲気がいい味を出していました。

アンドレーは親しみやすい人柄のようで、バスの窓から投げキスをしてくれたのは彼なのでした! ハムザも後列にいて地味で大人しく感じられる男子です。ハムザは目立たないねと友人と話をしていたところ、「なかなか良い声ですよ」と教えてくれました。友人は歌いながら入場してくるときに声を聴いたのでしょうね。私は気づかずにごめんなさい。こんなとき、オペレッタみたいなものがあったら、もっと多くの子に光があたるのにと思った件でした。

個人的に知りあいでもありませんから、ちょっとしたときに私が感じたメンバー像を書きました。もしか実際は違うかもしれません。笑・・・でもどのboysも一生懸命歌い、感じ良く対応してくれたと思います。

エネルギッシュな「美しく青きドナウ」とともに、「ウィーンの森の物語」も素敵でしたね。前奏で気づいたウインナワルツのリズム。単純な3拍子ではなく、後のほうが強い。踊るためにそうなったとか聞いたことがあります。ジミー先生は東洋の方ですが、はっきりしたウィーンのリズムの演奏で嬉しかったです。♪ラーァ・ラ♪ラーァ・ラ ♪ラーァ・ラ♪ラーァ・ラの声は、シーモン、ガブリエル、モーリッツ。それはそれは優雅で小粋で気品がありました。世界中にたくさんの合唱団がありますが、ウィーンを冠する曲だけは、ウィーン少がやはり一番だと思いますし、また未来永劫そうあってほしいですね。

今回のプログラムはA、Bどちらも好きな曲が多く、ありえないほど自分的には嬉しい内容でした。ハイドンコアの歌声は元気でパワーがありますから、Bプロのマクベスからのオペラの曲であったり、ハンガリー万歳であったり、合唱としてエネルギーの感じられるものが得意なのかもしれません。

でもジミー先生が奏でるピアノの伴奏と、背中に愛を感じる指揮からは、繊細な演奏もたくさん生まれました。4年前は芸術家の個性を強く感じましたが、今回のツアーでは、父親のような愛を感じました。実際ガブリエル君の父でもあるのですが、全員の父的存在でもあるように思われました。ただ肩を揺らしたり、視線を送ったりするだけの指揮で、空気が変わっていくんですね。背中がよかったです。

生まれて初めて先生に手紙を書きました。個人的にメンバーの誰かが好きという感情よりも、ハイドンコアのカラーと歌声に惹かれたので、自動的に先生に気持ちが行ってしまったのです。受付に預けただけですが、読んでいただけたかな。

私にとっては短いツアー鑑賞でしたが、心から楽しむことができました。メンバーたちがフレンドリーだったことも、長く忘れることはないでしょう。

cherry  clover  cherry  clover  cherry

今年のはじめにYouTubeから貼った動画を改めて見てみました。当時知らないメンバーでしたが、今はどの子も懐かしい。半年若いハイドンコアです。

| | コメント (10)

2018年6月12日 (火)

パリ木は中国へ

ハイドンコアのAプログラムを聴きましたが、感想文がまだまとまっていないので、(日々鮮度が落ちる記憶ですのに)14日にもう一度聴いてから正しくまとめようかと思います。

clover cherry clover cherry clover cherry

新着パリ木の動画をご紹介します。

今彼らは中国ツアー中です。南京での公演から、この「猫のデュエット」を歌っているのはアルバンとポール.(向かって左がポールです)

二人とも3emeだと思いますが、ポールはまだピュアなソプラノですね。アルバンは幼い頃のソプラノから落ち着いたアルトに変わりました。テナーというにはまだ若い瑞々しい歌声です。卒業までにこの声でもう一度「Musique Universelle」を聴けるかな。

clover cherry clover cherry clover cherry

次は静止画ですが、メドレーで7曲が収録されています。やはり中国ツアーで江蘇公演から。

1. Alleluia (ブクステフーデ)

2. モーツァルトの子守歌

3. Concerto pour une voix

4. Il est bel et bon

5. J'entends une chanson

6. Tant que vivray 花さく日々に (Claude de Sermisy)

7. Tollite Hostias(サン・サーンス、クリスマスオラトリオより)


pccb-UK    Medley

あの高音が戻ってきた感じがします。

clover cherry clover cherry clover cherry

追記:いくつかのソロ動画は削除されましたので、関連記事も消しました。ご了承ください。

| | コメント (2)

2018年6月 4日 (月)

WSK *6月3日名古屋公演* Haydnchor

ようやくです。

初ハイドンで気持ち少しが高まってきました。あと2週間しかないけど、今年はこんな感じで落ち着いています。なのでロスはないと思われます。たぶん・・・

久々にメモ魔になりました。名前は演奏が始まってから休憩をはさみ現場漬けで覚えました。たぶん大丈夫。でも一度きりしか見ていないので、くまなく書くことは無理。今日はとりあえずの感想です。

この日はBプロでした。

Aプロとのバランスが半々でなく、圧倒的にBが多いですね。曲目だけ見た印象では、Bのほうが自分は好みです。まぶしいくらいの選曲かもしれない。
Aは親しみやすい曲も多くそっちが好きというかたもあるみたい。公式の全公演で8回しかないので、すでに聴きたくても聴けなかった公演地もありますよね。

note shine note shine note shine

グレゴリオ聖歌は歌いながら入場しました。後方から中央通路を歩いてステージにあがりました。できれば拍手よ止んでくれと期待していましたが、歌声よりむしろ盛大・・・。

引き続き立ったままで指揮を続けるジミー先生。Boysの声を一心に聞いている感じ。「主に向かいて歌え」は古典的な曲調で繊細なハーモニーを静かに聴きたい曲。

3曲目で先生がピアノの前にシャキッと座り、クープランの「歓喜せよ」が明るく晴れやかに会場に響きました。これは前回ハイドンも歌いましたね。

カルダーラの「私は生ける糧なり」は、好きな曲です。このステージでは中央にチェロを弾くジミー先生。向かって左側にGabriel、Simon、Kodai君、右側にMoritz、Stefan、Andrei君が並んでいます。Kodai君とMoritzのデュエットで始まりました。Kodai君のソプラノは硬質で艶やかですね。Moritzの声はソフトで対象的な感じです。メゾからアルトまでこなせそう。柔軟な声はこれからいろいろな曲で登場することになります。
チェロの包み込むような弦の音と6人のboysの声があわさり素晴らしかったです。

映画シルクロードのときに、ヒビキ君とカイ君(カヨーデ)が歌ったのを覚えていますか?

note shine note shine note shine

ハイドンの「くるおしく浅はかな心配は」 、これも定番ですが、ピアノ伴奏がものをいう曲っていう印象があるんですね。ジミー先生のピアノとBoysの声と相性がよく、かつ華麗なる演奏で聴きほれます。

MCにYanosが立ちました。13歳ですって。YouTubeで見てきれいな子だなと思ってましたが、見ると本当に華奢ですね。「友達が歌います」と曲紹介をしてくれました。モーツァルトの「汝により守られ」です。会場で配られたセットリストの順番が違っていたのでアレッと思いましたが、公式のほうに忠実でした。

美しいデュエットの代表曲といってもいいこの曲。GabrielとMoritzが歌いました。Gabrielのほうが声質が高いようです。やはりMoritzの声はハーモニーを作るキーパースンですね。緊張気味に見えるMoritzに対し、なんと自由にリズムに合わせて体中で表現するGabriel。

モーツァルトだけど身体揺れちゃう。リズムというか♪ごとにタイミングを合わせてる感じですね。シンコペーションとかだと忙しいね。でもじっと見ていると、こちらもリラックスしてくるのです。

昔のように後ろ手に組んで歌うのは美しく憧れですが、こんなふうに歌うのも良しと思えてきます。そういえば、昨年ぐらいまでに卒業していった前ハイドンコアのメンバーも、同じような歌い方でしたね。ステージを見ていると、気持ちを集中させているのがわかり好感が持てるのです。

グノーの「アヴェマリア」  また美しい曲で、ソロはMoritzです。ソフトな声で優しい旋律にあいますね。ちょっとだけ気になったのは、気持ちうつむき加減に歌ってるぽい。
ハイドンコアはすべて暗譜で歌います。なので目線を楽譜に落とす必要もないし、なんかもったいない。もっと顔をあげて前を見て歌ったらどうでしょう?

バーンスタインの「チチェスター詩編」は、生誕100年ということでここ数回の記事でも取り上げました。このBプロの中でも珠玉だと思います。

「Adonai roi」のソロはJanが歌いました。これはヘブライ語なんですね。「主は私の羊飼い」は詩編23ですがラテン語と印象がかなり違いますね。

Jan、正直かっこよいですね。180cmぐらいあるそうです。それは音楽とは関係ないのですが、堂々と凛々しく歌手としてステージ映えするので、ついじっと見つめてしまいます。

オケや大人の合唱団との共演だと壮大な演出になるし、ドラキーズのようにマリンバやハープと打楽器との組合せでモダンジャズのような斬新な演奏も楽しめます。

でもここで用意されたのは、ピアノの他に小さいジャンベみたいの、フレームタンバリンみたいの。(実物を手にとれないので、・・・みたいのという適当な表現ですみません)

非常にシンプルです。そのシンプルがまたソロをフィーチャーして良かったと思います。

映画「天使にラブソングを」から「オーハッピーデイ」のパフォーマンスは注目です。

プログラムを確かめようとちょっとの間手元を見ていたら、いつのまにかステージ上でBoysが3個ぐらいのブロックにわかれていました。

私の前にいたのは、Yanos、Simon、Leoなど5~6人・・・Moritzもいたかな。一回じゃ覚えきれない。センターの一番前にはRishanがいて、彼がソリストです。

歌あり、ダンスありのパフォーマンスでしたね。楽しいけど、第一部の最後として、もっとはじけてほしい感はありました。

note shine note shine note shine

第二部はいきなりシュトラウスのワルツで始まりました。こういう構成って珍しくないですか。

ウェルナーの「野ばら」は前奏が美しかったです。ジミー先生のピアノは心惹かれる高音がときどきあります。boysの声をより素敵に聞かせる伴奏が折々にあるのですね。

ソロはMoritzでした。ウェルナーの野ばらは合唱のみで演奏されることがこれまで多かったですが、Moritzの歌は小輪のバラのようなチャーミングさを醸し出して、ハミングで歌うハーモニーも新鮮でした。

ハミングの巧みさに共通するのは、順不同になりますが、「コンドルは飛んでいく」やタイタイックも印象的でした。

私の世代はペルー民謡というより、サイモンとガーファンクルのヒット曲として、「コンドルは飛んでいく」を死ぬほど聴いているんですね。それでこの曲を好きなかたもあると思いますが、鮮度を感じなくなっているかたもあると思うんですね。 ← 自分

WSKは南米ツアーがあるので、わりと歌い続けているようです。日本公演でも歌ったことがあるし・・・。自分は何を言いたいの?つまり聴きなれているはずなのに、今回のアレンジや演奏や歌声に感動して、誰も泣かないところで、なぜかうるっと来てしまったという話です。

ハミングが独特でトントントンのような音声なのです。ボイスパーカッションほどのリアルさは勿論ないのですが、リズム的にペルーの民族楽器を模しているのかな? 心にこの音がヒットしたんですね。

ソロはJanでしたが、プラスしてコウダイ君の声が良いですね。これまでに聴いたWSKのコンドルで一番好きです。

それと、ハミングが良かったのは「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」ですね。これだけ多くの人から指示されるきれいなメロディであれば、ピアノとソロだけでも完結してしまうと思うのですが、あえてアカペラです。

ソロは再びJanでした。ウィーンらしい発声で特別感情移入しているような歌い方ではないのですが、ハミングがまるで伴奏のように聞こえました。ソロを生かし、ハーモニーも生かす音つくりで素晴しかった。heart02

ヘンゼルとクレーテルからの「私は小さな眠りの精」と「夕べの祈り」も特筆です。

ステージからメンバーがどんどんいなくなり、3人と先生だけが残りました。

たった3人残ったことが、オペラのシーンを彷彿とさせました!

Moritzの砂の妖精は、シィー!と人差し指をたてて歌います。表情が生き生きしてオペラを演じているようで、自然とMoritzが砂をまく姿が目に浮かんできました。

それからSimonとJanがヘンゼルとグレーテルに扮して「Abendsegen」を歌います。扮してと言っても立ったままで普通に歌うだけですが、私は2人がひざまづいてお祈りしながら歌う姿を考えずにはいられなかった。なんならSimonはおさげのウィッグをつけても似合うのでしょうから、(これは禁句だけど)、可愛らしいグレーテルになれると思いますよ。

note shine note shine note shine

この曲の演奏が終わると舞台のそでに引き上げていたboysが、勢いよく走り出てきました。でも隊列になるのではなく、センターで一塊になっています。ウズベキスタン民謡で「水の女神」は、そうしたユニークなフォーメイションで演奏が始まりました。

ニシュカバニャに通じるようなエキゾチックなメロディです。ソロはGabrielです。boysのダンスが不思議で、両手を挙げたり下げたり、引っ張る仕草など、何を表現しているかどこかに書いてありましたか?あるいは、シルクロードのDVDを見ればヒントがあるかもしれませんが、今その時間がないので疑問符のままいきます。

第二部のMCは、Janis、Aaron、Haval、Lorenzでした。もう何度もやっているとはいえ、やはり緊張するのかな。Lorenzが話し終えて自分の場所に戻ったとき、にこやかに隣の子に笑顔を返していました。 今日も無事終了みたいに思ったのかしら。

その笑顔が輝いてみえました。

あとまだ書き足りないのですが、メモを見ても思い出せないことや曲自体を忘れてしまったものもあるので、今回はこのへんで。

今回は記憶違いもあると思いますが、随時修正していこうと思います。

| | コメント (4)

2018年6月 2日 (土)

WSKとクロイツコアとの共演

ドレスデン聖十字架教会で、クロイツコアとWSKの共演。珍しいですね。

clip * clip * clip * clip * clip

clip * clip * clip * clip * clip *

WSK HP 公式 ↓
https://www.youtube.com/watch?time_continue=9&v=8DAw1TLNuJ8

FBにシェアされた画像にはモーツァルトコアが目立ったのですが、ブルックナーのメンバーがインタビューに応じていますね。これはクロイツとWSKとのそれぞれ公式からアップされた動画です。WSKの動画は、なぜか限定公開になっていました。

リハの動画の歌声きれいですし、これだけの人数の少年合唱というのがすごい。

本番も動画をアップしてもらえるといいと思います。

| | コメント (0)

« 2018年5月 | トップページ | 2018年7月 »