« モーツァルトコア* アドベントコンサート(その2) 余談です。 | トップページ

2019年1月14日 (月)

Stabat Mater * Agostino Steffani

去年ようやく手に入れたレコードのご紹介です。

この録音の存在を知ってから、かなり長い時が流れました。もう手に入らないのじゃないかと思って、中古レコード店にメモと連絡先を預けたまま、 5~6年たったかな。連絡ないから、たぶんもうメモは処分されてる。

海外のオークションで知りあいがジャケット違いのこの曲を見つけてくれました。それも昨年のこと。でもこのジャケットでなければ、妥協できなかったし、保存状態も心配でした。

待って待って、この盤に出会えてよかったと思います。

ウィーン少年合唱団のレコードはほとんど集めました。バッハ全集とかね、持っていないものもありますが、聴きたいなと思うものは、ほぼほぼ集まりました。積極的に中古レコード店に行くこともなくなった今日この頃です。

私にとってこの録音は、最後の「どうしても聞かなければならないレコード」です。聴きたいを通り越して、聴かなくちゃいけないんだというレベルになってしまいました。

レベル10の録音がこれです。

本日YouTubeにアップしました。写真はレコードジャケット。

録音は1970年6月1日~9月15日 アーノンクールとウィーン少とのコラボとして珠玉の作品になりました。合唱指揮は、今は亡きギレスベルガー教授。

同じ世代の方はどうかこの月日に思いを馳せて、また若い方はかつての団員たちが、こうした古典音楽に取り組んだことに拍手を送る気持ちで聴いていただけたら嬉しいです。

cute note cute note cute note

cute note cute note cute note

Img510_640x493_2
                       1969年来日公演プログラム表紙写真

ソロは、1969年に来日したウォルフガング・コレッコ君のアルト、ソプラノはフリードリッヒ・ファイファー君だったと思います。もう一人はわかりません。タウチャー君だったかな・・・声は似ているのですが定かでなく、69年組の誰かかと思っているのも自分の記憶ちがいかもしれない。

この録音のさわりだけが、公式HPの「Hall of Fame」で公開されていました。今は更新されて殿堂そのものがなくなってしまったので確かめることもできず。画面保存だけでもしておくべきでした。

**************

追記:古くなって稼働していないVistaのデータを調べたら、なんと「Hall of Fame」をページごと保存していました。よくやったぞ、自分。heart01 あとでワインでも飲もう。

ソプラノは69年のペーター・コッホ君と、ウォルフガング・ノバーク君でした。アルトはコレッコ君に間違いなしです。

HPで音源を紹介していたのは、9分25秒♪Ejà mater はノバーク君、11分51秒♪Sancta mater はコッホ君、3分50秒♪Quis est homoはコレッコ君の歌唱になります。

**************

テナー歌手の一人はいつものKurt Equiluzさんで、このかたの声を聴くと安心する。他にテナーRudolf Resch、バスはNikolaus Simkovsky。

コーラスはウィーン少年合唱団とコルスヴィエネンシス、演奏コンセントゥス・ムジクス

cute note cute note cute note

今の合唱団にも才能のある子はいるのですが、こうした古典的な曲のオファーがないのでしょう。アーノンクールが取り組んだプロジェクトは、ボーイソプラノの清廉な美しさを最大限に追求したものです。変声期近い子には、まとめて録りだめしたという話も聞いています。

しつこいけど言うよ!  イェトミールになぜこういった録音を残させなかったの?

昨年6月にウィーンでモーコアのミサを聴いた友人がいます。その時はまだソプラノだったそう。

ドイツで見た彼の控え目で大人に近づいた仕草の中に、一抹の寂しさを感じました。

|

« モーツァルトコア* アドベントコンサート(その2) 余談です。 | トップページ

Wiener Sängerknaben」カテゴリの記事

コメント

maaさんは長い念願のレコードが手に入って気分的に億万長者になっているかな。
私も聞きたかったレコードがこれからYouTubeで聞けるなんて嬉しくてまずお礼のコメントです。
私も飲めないワインを飲まなきゃ~。
そしてココのアルトをじっくりと味わいます。
それにソプラノも合唱も私達の懐かしいタイマー隊の団員達なんですよね。
何と言う感激sign03
イェトミールのソプラノの歌声、どこかに秘かな録音が隠されている気がします。
変声する前の、今の彼のアルトの歌声を聞いてみたい。

投稿: ponko | 2019年1月14日 (月) 23時28分

maa様
69年組の貴重な歌声に懐かしさと愛しさで胸がいっぱいです。
やはり今聴いても巧いし心を持って行かれますね。
素敵です。
そしてこの音源を入手されたり、保存された情報のHPが見つかったのは、
きっとmaa様の想いが通じて形になったのではないでしょうか。
アーノンクール氏は確かテルツ他とも録音されていましたよね?
(maa様がいわれているプロジェクトの一環の事かも知れませんが)
私も何か持っているかも知れないので、時間があるときに家探しして、また聴いてみたくなりました。
maa様のブログにはいつも何かのきっかけをいただいて、また新たな発見に繋がっています。
いつもありがとうございます。
ご掲載の69年プログラムは私も持っていたんですが、ず~と昔にWSKのレコードと一緒に断捨離してしまいました。
何と愚かなことをしてしまったのかと、これまたず~と反省しております。

投稿: ABC | 2019年1月14日 (月) 23時30分

ABCさま
探し続けた最後の一枚といってもいいレコードでした。それが良い状態で手元に届きラッキーでした。
アーノンクールはテルツとハノーファーのソリストも起用していました。シリーズとして長いこと作業を続けていましたから、きっとお手元に何かあるのじゃないかしら。
少年合唱団やその団員をソリストとして抜擢するのは、スケジュール調整も難しかったと聞いています。実際ウィーン少は、今よりもツアーで不在にすることが多かったと思います。
でもよくぞやってくれたと思います。こんな美しい録音は大人の声では実現できない。今はすっかりおじさんになってしまった69年の団員たちに、大きな拍手を送りたいですね。
プログラムとか断シャリしてしまっても、「物より思い出」です。

投稿: maa | 2019年1月15日 (火) 00時46分

ponkoさま
ココのアルトは素晴らしいです。先生の指導に従っただけといっても、それは才能があったからできたことですね。
去年のモーコア卒業生に、サッシャというアルトの少年がいました。体格も声もココを彷彿とさせる子で、イェトミールとサッシャとのデュエットは、日本公演の目玉みたいな感じでもありましたよ。
イェトミールのソロを探してみましたが、YouTubeにはもうないようです。海外の方の中に、誰か個人で所有しているかもしれないですね。
以前ダウンロードした動画に、ほんの十秒足らずですがモツレクでソロをやったのがありました。来日の少し前で、後ろの方にオブちゃんも写っていました。モーツァルトを歌うイベントがあり、コルスのメンバーたちも一緒に参加したようです。私たちには聴く機会のなかったコンサートがたくさんありますから、きっとイェトミールのソプラノソロもまだ残されているでしょうね。

投稿: maa | 2019年1月15日 (火) 01時01分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« モーツァルトコア* アドベントコンサート(その2) 余談です。 | トップページ