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2020年5月23日 (土)

シンガポールのオーガナイザー

 

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シンガポールに、LICHA STELAUS PRODUCTIONSという音楽事務所があります。発音が良くわからないのですが、漢字表記では「承德表演藝術 」と書きます。海外からアーティストを招聘してコンサートなどを企画する会社ですが、特に若い芸術家や合唱団に視点を置いています。

今年はドラケンスバーグ少年合唱団のアジアツアーを計画していました。台湾とシンガポールでコンサートをするはずでしたが、コロナ禍で断念。でも中止ではなく、ほどなく2021年3月に延期という発表がされました。

この事務所で招いている合唱団は、ほかにもいくつかあります。


Nidaros Cathedral Men and Boys Choir - Nidarosdomens Guttekor(ノルウェイ)

Les Petits Chanteurs de Sainte-Croix de Neuilly - The Paris Boys Choir(フランス)

Les Petits Chanteurs de Saint Marc(フランス)

Mélopée Brussels Girls Choir(ベルギー)

North Star Boys Choir(ミネソタ/USA)

Ragazzi Boys Chorus(カリフォルニア/USA)

 

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現況、日本でも海外でもコンサートなどすることができず、オペラやコンサートのライブ録画をオンラインで提供してくれるところもあります。この事務所でも最近YouTubeチャンネルを作って演奏会のビデオを公開してくれています。

以前記事にしたノルウェイのニーダロス大聖堂合唱団も、シンガポールに招かれていました。たぶん2年ぐらい前だったか、シンガポールのショッピングセンターみたいな場所で撮影された動画を見たんですね。エスカレーターの横で歌っていて、ソロが素敵でした。確かこの音楽事務所がFBで公開していたような気がします。

シンガポールの合唱団ファンにしてみれば、日本はいいな。WSKが毎年ツアーをやって、いいないいなと思われているかもしれません。私としては、コンサートの様子を見ているとオケと共演で歌っていたりもするんで、そのイベントのありかたが非常に羨ましく思います。

 

別の招聘元ですが、モーツァルトコアのシンガポール公演のひとつはフェスに参加というもので、地元合唱団、オーケストラと共演し、ルイス先生がオケと合唱との指揮をする様子が主催者によって公開されていました。指揮者台のバーから半身を乗り出すような姿勢で客席に話かけるルイス先生が本当にかっこよかったです。シンガポールの若いクラシック音楽界が、国を挙げて元気に取り組んでいることが想像されました。

それは、でも、「隣りの芝生」なのでしかたないことです。まぁ、WSKもバブル時代のようにオケとコルスとで大共演してくれたら、オペラ並みの入場料でも個人的には頑張りますが、現実は厳しいのですね。生きているうちに景気回復してくれたらいいなあ。私が覚えている元団員が歌えるうちに、また来日してくれたら嬉しいです。

 

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さて、この動画の説明は極めて丁寧で、曲の説明から録画データに関してもしっかりと記録されています。興業の契約と言うのは各国の法に基づき異なると思いますが、こうしてきちんと招聘元がビデオ公開してくれるシンガポールが、これまた羨ましい。

好きな曲もありました。

 

「ラシーヌ讃歌」

出だしが男声コーラス(低音)から始まるのは定番です。それからboysの声が加わって壮大に広がる。パリ木やモナコやオランダ・・・いろいろなラシーヌを聴いて思うのは、ニーダロスの力強さでした。boysの声もしっかりと響いています。しっかり感じるのは言葉のせいかな。ノルウェイ語なんですね。


Licha Stelaus Productions

 

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The Lord Is My Shepherd (Psalm 23) by Howard Goodall
(主は私の羊飼い:詩編23)

 


Licha Stelaus Productions

 

こんな演奏を公開してもらえると、ライブで聴きたい合唱団は増えていくばかり。

 

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ニーダロス自身から公開されたのは、ノルウェイの国歌でした。リモートで構成されています。

 

 

この曲はノルウェーの第2の国歌と言われているそうです。動画の説明によれば、5月11日にニーダロス大聖堂で、充分なソーシャルディスタンスを保ちながら撮影されたそうです。

 

 

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LICHA STELAUS PRODUCTIONSの最新招聘グループは、Schola Cantorum of The Cardinal Vaughan Memorial School。

どう訳していいかわからない。・・・ カーディナルヴォーン・メモリアルスクール合唱団。

公式HPを訪ねると演奏もライブやらCDやら試聴できました。

ロンドンのカトリック系の一貫校でした。イギリスにはパブリックスクールがたくさんあるんですね。有名な超エリート校でなくてもレベル高い。トリニティもよく映画音楽の録音をしていました。この学校でも聖歌隊として毎週のミサで歌うほか、外部団体との共演や海外公演、映画音楽、オペラなどもやっています。

これもリモートです。パレストリーナのモテット。

 

 

歌うパートごとに現れて固定されているので、これが合唱の構成なんですね。シンプルできれい。

 

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6月5日追記:この合唱が気に入ったので、YouTubeでSchola Cantorum of The Cardinal Vaughan Memorial Schoolの動画をいくつか見てみました。

最初は人違いかなと思ったのですがそうじゃなかった。私は特別のファンじゃないから知らなかったけれど、リベラのソリストくんたちこんなところで歌っていたのですね。なんかね、むしろ制服を着た普段の姿がとても素敵だなと思いました。

 

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