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2020年7月 5日 (日)

梅雨空の週末、大雨は大丈夫ですか?

 

追記:7月9日  お知らせ

残念なことですが、今年のウィーン少年合唱団の日本ツアーは中止になりました。公式来日公演アカウントtwitterです。

 

 

 

 

追記2:オンエア情報(ABC様コメントより)明日金曜日午後10時、NHKーBS1国際報道2020

http://www.nhk.or.jp/kokusaihoudou/bs22/

地上波ではありませんが、この報道番組でも今回のウィーン少年合唱団の困難な状況を取り上げます。

 

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最近はしとしと降る雨でなく、地面を穿つような音で雨が降ります。お住まいの地域は大丈夫ですか?

 

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途中まで書いたシートをうっかり保存しないで閉じてしまいました。

卒業生に向ける言葉を書いていたのですが、こうなると同じ文章は書けないものですね。

卒業間近に起こったコロナパンデミック。でもこんな時でも14歳の未来は無限です。きっと子供たちも新しい世界を思い描いて夏休みを過ごすことでしょう。

土曜日の朝、寝っころがったままスマホの目覚ましを解除していたら、指が無意識にFBアイコンをはじいていました。画面に現れたのは海外の誰かがシェアしたブルコアのメンバー写真。

シェアされた映像は卒業式のほんの短いもの。後ろのほうの席から撮影したようでした。Muthの最前列に卒業生たちが並んでいる。呼ばれるとステージに上がって、卒業証書を受け取る。小さくて焦点のぼやけた画面からヴィルト先生とマノロ先生が判別できました。

それでしっかり目が開き、一日が始まったのでした。

 

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卒業式は金曜日だったのかな。コロナで中断していた授業がほんの少し再開し、再び長い休みに入るんですね。

今年の卒業生は、ラース、ルイゾン、スコット、ダニエル、セバスチャン、ネイサン、ヤコブ、シュテファン、ガブ、ヤーノシュ、マテオ、ペーター、キイ、ヒュンセオ、ジヌク、シュンタロウ、ミルコ、オリヴィエ、ハーゲン、バレリアン、ドリアン、ジュリアン、フィリップ...かと思います。

この学年までは海外まで追ったコアもあり、わりかし顔も覚えています。この先はもうHPの写真を見ても本当にわかりません。この秋のブルックナーも昨年からの新人たちは全然わかりません。

 

その秋公演ですが、急遽チケット発売日が延期されてしまいました。

システム上の単純な問題であればいいと思います。でもコロナが関係していたとしたら、ちょっと厳しい。待つしかありません。

WSKは政府からの助成はまだ受けていないようで、10月以降の運営資金のためにも、日本公演を実現させたいと思うのです。損失の桁が億単位で、私たちの家計簿には出てこない数字。焼け石に水とわかっているけど、信じていないとね。

NHKのwebニュースでも合唱団の窮状を報じていました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200704/k10012494981000.html

 

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そんな中8月24日に新しいアルバムがリリースされます。

ここ、公式HP。

https://www.wienersaengerknaben.at/simplyclassical

 

タイトルは「Simply clasical」

録音は今年1月に行われたそうです。

サイト画面の右に並んだ収録曲をそれぞれクリックすると説明が表示されます。すごい!わかりやすいね。でもざっと書いておきますのでご参考ください。

 

1.Kyrie:ハイドンのネルソンミサからで、ソロがあります。

2.Mundo pax sincera:ヴィバルディで、これもソロがあります。

3.La Carita:ロッシーニ、テルツが歌っていた素敵な曲。

4.Der Gondelfahrer :オールドにはお馴染みのシューベルト。

5.Gute Nacht:シューベルト、アルトソロです。 Curt Faudon(映画シルクロードの監督)の映像音楽として録音したと解説にあります。その映画は結局撮影されなかったらしいけれど、ソロが素晴らしかったからフィーチャーしたそう。

6.Widerspruch:シューベルトの「矛盾」または「反抗」

7.Ave Maria - Angelus Domini:ビーブルのアベマリア、リモートで歌ってくれましたね。

8.Saren kowgaĵowxtmģoč:アルメニア民謡

9.Blondels Lied:シューマン

10.Die Capelle:シューマン「聖堂」去年ブルコアが歌った。

11.Proch dolor:ジョスカン・デ・プレ、マクシミリアン1世のための聖歌

12.Kaval sviri:ブルガリア民謡、カヴァル(羊飼いの縦笛)吹き、来日コンサでシューコアが歌っていた。

13.Ave generosa:オラ・ジェイロ (イェイロ)⇐ 限りなく美しい演奏と想像しています。

14.Ave nobilis, venerabilis Maria:カルミナブラーナから、たぶん曲はヴィルト先生のオリジナル。世界初の録音。

ソロありは、トラック1. 2. 5. 9
コルス参加は、トラック1. 11. 14

カペルマイスター:Manolo Cagnin, Jimmy Chiang, Luiz de Godoy, Manuel Huber, Oliver Stech・・・ルイス先生も参加している!

価格は18€ですが、消費税と送料がよくわからないので、8月24日にショップをチェックして確認してください。日本でも同時発売したらいいですね。

 

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さて、今夜9:00~NHKーeテレのクラシック音楽館で2012年ウィーンフィル・ニューイヤーコンサートが再放送されます。YouTubeにもあるしDVDも出ていますが、テレビでオンエアされるのは、なんか気持ちが変わってうれしい。

マリス・ヤンソンス指揮、ウィーン少年合唱団も歌います。

https://www.nhk.jp/p/ongakukan/ts/69WR9WJKM4/episode/te/KXQV9J4JJX/

 

 

 

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レーゲンスの元指揮者ラッツィンガーさんが、7月1日に96歳という長寿をもって天に召されました。

録音物ではシュレムス時代のレコードが好きなのですが、遥か昔のものなので、音楽性が好きなのか当時の合唱そのものが好きなのか、自分でもよくわかりませぬなあ。ただYouTubeにあるこの映像で聴ける歌声が本当にきれいで、上品で正統派イメージのあるレーゲンスの合唱を未だ生で聴いたことがないので、いつか聴ける日は来るのだろうかと思う今日この頃です。指揮はラッツィンガー師。

 

 

 


メンデルスゾーン、3つのモテットより、Beati omnes

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7月15日追記:1988年レーゲンス来日映像

Posted by Malte Müller

 

ググってみたら、動画を投稿したミュラー氏はレーゲンス出身のテナー歌手でした。

私は当時を知りませんが、シューべルトのセレナーデを歌っているソリスト君の顔立ちが、ミュラー氏のように思われます。

(忘れてしまったのですが、前にも同じことを書いているかもしれません。)

 

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コメント

maa様
そちらのお天気は如何ですか?
こちらは今、雨は小康状態となっていますが、まだ降りそうな気配は変わっていません。
WSKのチケット発売延期は今の状況をふまえてのことではないでしょうか。
現在、この状況で発売延期が続いているようです。
新しいガイドラインに沿った形に変更するためとか.....これは全ての公演が対象なのかどうかはわかりませんが。
そのような中ですから、特に新CDの発売が待ち遠しいです。
「Simply Classical」このタイトルは私にはWSK曲の原点回帰と思えるくらいの彼ららしい曲たちが並んでいて嬉し過ぎます。
ニューイヤーコンサート2012は企画演出など秀逸の回だったと思っているので、再放送にもかかわらず、とても楽しめました。 
WSKやウィーンフィルの懐かしい面々、しかしヤンソンス氏の他にも既に天に召された方がおられて、改めて8年という月日の経過を感じさせられました。
何はともあれ、早く今までのように普通にコンサートに行ける生活がしたいですね。

投稿: | 2020年7月 6日 (月) 21時10分

maa様
今のコメントは私です。

投稿: ABC | 2020年7月 6日 (月) 21時12分

maa様 皆様
また出て来てすみませんm(__)m
7月10日(金)22時~NHK BS1「国際報道2020」でウィーン少年合唱団の存続危機が報道されます。

投稿: ABC | 2020年7月 7日 (火) 11時00分

>・・・さま、どなた様かと思ったら、
ははは、ABCさまでしたか!

月曜日の朝は豪雨と風で出勤が大変でした。でもニュースで見るような川の氾濫などはなく、それは比べものにならないくらいでした。日本の梅雨は、もっと優しかったと思うのですが・・・。

野球は5000人限度で、観客を入れる方向だそうですね。コンサートも入場制限など整えてからでないと、チケット販売ができないのですね。ウィーンでは5月にウィーンフィルがコンサートをやりましたが、たしか100人ぐらいの観客だったと思います。WSKはオペラのような発声ではないし、客席からイェーイみたいな声もないのですから、双方おとなしく、歌をきくだけでよいの。(神だのみ)
ニューイヤーコンサートは楽しかったですね。私もこの回は大好きですが、リアタイでは見逃したので、この再放送は録画もできてうれしかったです。

投稿: maa | 2020年7月 7日 (火) 23時59分

>ABCさま
>
はい!ありがとうございます。

投稿: maa | 2020年7月 7日 (火) 23時59分

>ABCさま
>
昨日の夕方、日テレのニュース番組でウィーン少年合唱団の窮状を取り上げておりました。あわてて録画失敗しましたが、多くの人がテレビをつけている時間帯なので、ありがたいと思いました。録画より、そのままスマホで撮影すればよかったんですが、あせるといかんです。
NHK BS1のほうでもうあるんですね。お知らせありがとうございました。

投稿: maa | 2020年7月 8日 (水) 00時06分

maa様
私はテレビではまだ一度も目にしていなくて、この情報はオーストリアのSNSで知りました。
早速テレビにある番組表をチェックすると、トップに「天使の歌声ウィーン少年合唱団に廃団の危機」と出ています。
このような事でトップ扱いも何だかなぁと思いますが、maa様と同じく、一般の方への認知度が高まることなので「よし」とします(`_´)

今度は名前を入れ忘れないようにと一番に打ち込みしたら、何故かAKBとなっていて慌てて訂正しました(^。^;)

投稿: ABC | 2020年7月 8日 (水) 11時39分

>ABCさま
>
いつ放送かなんて、普通のニュース番組だとわからないですよ。私も偶然でしたから、教えていただいたNHKの番組は予約しました。
とにかく周知してもらうには、テレビがいいですね。
AKBでも、きっと私はABCと思っちゃうかもです。

投稿: maa | 2020年7月 8日 (水) 21時37分

BSのWSKの来日中止のニュース私も見ました。予想していたこととはいえ、残念です。まだ危機的状況が続いているのですね。でも番組の最後にビルト氏が過去にも危機を乗り越えたように、今度も乗り越えられると言われた言葉を私も信じています。
 ラッツィンガー氏が亡くなられたこと知りませんでした。88年初来日の時急病で訪日されず、実演を聞くことはできませんでした。私もシュレムス時代が好きですが、聞けなかったのは残念でした。
 50年ほど前にNHKで放送されたレーゲンスブルグのドキュメンタリーからとった音源をアップしてみました。この時初めて聞いて、WSKに劣らぬ歌声と思いました。はっきり覚えてませんが指揮者は初老の方だったのでシュレムスかと思います。時期的にはラッツィンガーに交代したころですけどね。  

 https://youtu.be/3z6T7yYgnbQ

投稿: ヤマチャン | 2020年7月12日 (日) 23時07分


>ヤマチャンさま
>
ユネスコの無形文化遺産とは、未来に伝えていかなければならない共通の文化遺産である・・・と書いてありました。リモートで歌ったアヴェマリアも政府からの要請で録音したそうですし、本当に危ない時はきっと救いの手が差しのべられるのではないかと思います。
でもその前に支援者に寄付を募ることも、合唱団としてやらなければならないことだと思います。シュニット神父もタウチュニッヒ団長も知恵を絞って合唱団を維持してきたはずです。またこの危機はウィーン少年合唱団だけのことではありませんから、きっと乗り越えられると信じ微力ながら応援します。
レーゲンスの古い録音を聞かせて頂きありがとう。
偶然ですが、土曜日からアヴェアリアを聴き続けていたのです。ビーブルに始まってシューベルト、グノー、ブラームス、ブルックナー、勿論アルカデルトも。ガラ携の頃の着信音は、アルカデルトのアヴェマリアでした。笑
シュレムスは63年に亡くなり、その後ラッツィンガーが引き継いだそうです。72年ごろにテレビでやったのですか!ビデオはない時代ですから、音だけでも貴重です。歴史になるとヤマチャンさまはすごい。高音がきれいで声量もあり、当時もレーゲンスはレベルが高かったのですね。このときの練習で、何名くらいで歌っていたのかなと思いました。

投稿: maa | 2020年7月13日 (月) 18時31分

 maa様もアルカデルトのアベマリアお好きだったのですね。私はこの番組で初めて聞いてとても気に入りました。またここのブログでWSKのリモートでビーブルを初めて知り、すっかり魅せられてしまいました。
 ところでレーゲンスブルグには、シュレムスという指揮者が複数いて、テオバルトの次にハンス・シュレムスがいます。テオバルトの前にも何人もいたようです。
 多分この放送の指揮者はハンス・シュレムスではなかろうかと思います。当時のラッツィンガー氏にしては老けてたような気がします。練習の時の人数ははっきりは分からないのですが、3~40人だったように思います。最後の本番は外で整列して歌ってました。

投稿: ヤマチャン | 2020年7月13日 (月) 23時22分


>ヤマチャンさま
>
なんと、なんと、シュレムスってそんなにいたんですか!まさか兄弟?
それは知りませんでした。私が持っているレコードはテオパルト・シュレムス指揮となっていました。50年代か60年頃のものかと思います。
その番組はますます珍しいものだったですね。NHKに残っていないかしらと密かに思っています。人数よりもはるかに声量があるように聞こえました。
アルカデルトのアヴェマリアを知ったのは、チューリヒ少年合唱団のアヴェマリアばかり収めたCDを買ったときでした。
テナー歌手とboysで歌っている清楚で静かで美しいCD録音です。ソロは頼りないところもあるのですが、アカペラ合唱は巧みで隠れた名盤だと思っています。
https://youtu.be/vRFYCerLF3o

投稿: maa | 2020年7月14日 (火) 20時05分

 な、なんと88年の動画じゃないですか!感激です。
よくぞみつけてくれました。私が行った公演ではなさそうです。こちらは有名な曲が歌われていますね。こっちの公演も行けばよかった。テレビ放送があったなんて知らなかった。
 ミュラー氏パンフレットにありました。maaさんの言う通りソロを歌っている少年です。将来の夢が歌手と書いてありますから、初志貫徹されたのですね。

 チューリヒ少年合唱団初めて聞きました。可憐な美しいソロですね。アベマリアばかり集めたアルバムがあれば面白いのにと思ってましたが、あったんですね。
 世界には、素敵な合唱団がまだまだあるのでしょうね。東京少年少女合唱団の創設者長谷川真一氏が56年に渡欧したとき、ケルン大聖堂やアーヘン大聖堂の聖歌隊がまだ戦前のレベルに達してなくて、当時の指揮者たちが奮闘してる様子を著作で書いてましたが、今はそれらの合唱団も高いレベルになってるのでしょう。

投稿: ヤマチャン | 2020年7月16日 (木) 16時32分


>ヤマチャンさま
>
自分で動画にいいねをした形跡があったので、前に何かを書いたのかもしれません。でも思い出せないし探すのも面倒なので、まいいかと思って追加で貼りました。コンサートは2種類あったんですね。
以前ヤフオクで来日のときのライブCDを売っていたことがありました。うっかりそれも忘れて、たぶん2度忘れて空振りでした。
この映像の曲はどれも親しみやすくて、ウィーン少年合唱団も歌っている曲ですが、ハーモニーやアレンジの違いも少しあって楽しめます。ミュラー氏はやはりこのソリスト君だったのですね。ちゃんとわかって嬉しいです。洗練されたソロで自信も感じました。
この録画は当時のファンが彼に送ったのか、合唱団が受け取っていたのか、いずれにせよテレビを見なかった日本のファンには、すごく素敵なプレゼントになりましたね。
チューリッヒのCDはYouTubeにアップされたので、誰もが知るところになりました。宣伝力すごいです。

投稿: maa | 2020年7月16日 (木) 19時57分

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