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2020年7月26日 (日)

北欧の透明感

 

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この連休も大人しくしていました。都内のことをニュースで見ると、渋谷の映画館まで行く勇気が出ず、「17歳ウィーン」を見られるかどうかわからない。土曜日は先着100人だったか、マンナーをもらえたんですよ。普通なら朝いちで飛んでいくんだけど、今回は臆病風が吹いてあきらめモードでした。

 

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昨日は北欧の少年合唱団の歌を聴いていました。デンマーク発、コペンハーゲン少年合唱団・・・という単純な日本語でいいのかどうかわかりませんが、Københavns Drengekor(Copenhagen Royal Chapel Choir) です。

ロイヤルなんですね。王立教会合唱団というべき?
HPにいろいろ書いてありました。自動翻訳でも充分に伝わります。
https://kdk.dk/presentation/?lang=en

 


コロナ以降の社会的健康的距離をふまえた形で、今はミサをしているんですね。でも見たところ信者の姿は見えない。リモートで配信しているだけのようです。

「Sommarpsalm」は、スウェーデンの夏の讃美歌だそうです。

夏の・・・と季節を限定しているので、どんな歌詞なのか気になりました。北欧の国にとって夏は特別だと思います。

https://www.sommarlovet.se/lyrics/sanger-pa-skolavslutningen/en-vanlig-gronskas-rika-drakt-sommarpsalm/

スウェーデン語ですが、パソ子の翻訳でもなんとか雰囲気は読み取れます。

 優しい緑豊かな衣装  という題名がついていました。昔のイギリスの詩みたいだね。

 

 

 

 

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この合唱団はブリテンのキャロルの祭典を録音していました。ディスコグラフィーを調べてみたところ、初出は1953年のレコードと思われましたが、HPの歴史の欄に1952年英国に招かれて「キャロルの祭典」を演奏し、54年にレコーディングしDECCAからリリースされたと記載がありました。ま、そんくらいの時代・・・

それを新しい時代になって再リリース、もしか再々リリースとかしている気がします。なんとなく古さが伝わってくる歌唱ですが、50年代のパワーっていうのか日本は欧米文化に追いつこうしていたし、ヨーロッパは大戦で失ったものを取り返すように音楽を楽しみ勢いのあった時代。戦争を体験した子どもたちもいただろうし、平和な世の中で好きなだけ歌えて海外まで行かれて幸せだったと想像されます。スーパー上手というわけじゃないですが、1951年にはウィーンのシュテファン聖堂でコンサートをやったそうですよ。

これはHPの歴史が書かれたページ。古臭いファッションのモノクロ写真を見ると、なんかキュンとしてしまうのです。健気な世代だからね。

https://kdk.dk/om/historisk/

 

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キャロルの祭典の動画はたくさんありますがどれも同じ録音からのようです。最初の動画の画像が1953~54年ごろのジャケットで、音もそれなりです。でもこの音の方が正直ですね。

マリア様のジャケットCDはデジタル化された音源で鮮明です。別録音かと思ったけれど、このCDは大手通販でも出ていてやはり53年録音となっていました。

 

 

 

 

 

古い音の全曲

https://www.youtube.com/watch?v=ARt5gPLxzBE&list=OLAK5uy_kPEpEA_MOP6xe027AUbKATTu-JTUju--A

 

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ニーダロス大聖堂少年合唱団はノルウェイですが、このたび初めて真剣に北欧の地図を見て位置関係を確かめました。

デンマークとスウェーデンは、海峡ひとつで一番近い部分は4~5kmしか離れてないですね。スウェーデンの鉄道が海峡を越えてデンマークまで延長されているそうです。 音楽には関係ないけど。

ノルウェイはスウェーデンの西隣りでフィヨルドのギザギザが海岸線を作っています。ニーダロスはオスロよりずっと北で、緯度はアイスランドと同じくらいに見えます。夏は白夜があるのだろうか。

 

最後は素敵なアヴェマリアを聴いてください。

月曜日以降、そろそろ梅雨もあけるでしょうね。そうしたら梅干しを干して、疲れたら紫蘇ジュースでも飲んで暑い夏を乗り切りましょう。そしてコロナ対策は続きますが、うつさないためにうつらない自助努力。Stay safeでお過ごしください。

最後まで読んでくださり、ありがとう

 

 

 

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7月27日追記:WSKのこと。

オーストリアの政党のことは全然知らないのですが、国民議会のSPÖ(オーストリア社会民主党)のAlois Schroll という議員が、先日アウガルテンを訪問しています。そしてウィーン少年合唱団への支援を政府に働きかけると言っているそうです。これが結果朗報となるといいのですが。

https://www.ots.at/presseaussendung/OTS_20200724_OTS0014/schroll-fordert-rasche-finanzielle-hilfe-fuer-wiener-saengerknaben

全文ドイツ語ですが、自動翻訳でなんとかなります。

 

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7月29日追記

https://www.ots.at/presseaussendung/OTS_20200728_OTS0075/schule-der-wiener-saengerknaben-wird-bildungsanstalt-fuer-darstellende-kunst-bild?fbclid=IwAR3QKd_JE2zzWnuRDpSMqVzQHIsU-aAwmmZh3KLF-O34-qc4HSmHrOJCdnM

ウィーン少年合唱団が舞台芸術の教育機関として認められたというニュースです。同じ情報元なので、またしても全文自動翻訳の手を借りました。下の青い文字は、ふたつめのセクションに書かれていることです。

 

「私たちの目標は、ウィーン少年合唱団を可能な限りサポートして、研修生のアーティストのニーズに可能な限り応えられるようにすると同時に、若者が質の高い教育を受けられるようにすることです」とハインツファスマン教育相は語った。

 

ということは、合唱団も含めこの危機に国から支援を受けられると解釈していいのでしょうか?

20年間というのはヴィルト先生が助監督から芸術監督に就任し、合唱団を改革しなければと取り組んだ期間と等しい。記憶が定かでないけれど、2004年から外国籍の団員を正式に受け入れ、その後学校も男女共学にしました。ただし合唱団は男子のみを貫くということで当時ファンたちは納得したのじゃなかったかな。少年少女合唱団になったらもうコンサートに行かないとか言ってる人もいたくらいでした。

学校組織にしたことで団員たちは声変わりしても4年生の卒業までいられる。付属高校が併設され、希望者は付属に進学できるようにもなりました。

良い兆しであることを祈ります。

 

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コメント

maaさん
今晩は!ご無沙汰しています。
梅雨空、コロナと毎日 暗い気持ちになっています。
久しぶりに此方のブログにお邪魔させて頂き、爽やかな気持ちになりました。色々な国の少年合唱団を良く調べていらっしゃるのには何時も感心しています。昔、東京音楽社で世界の「世界の少年合唱をたずねて」という本を購入しましたが歌声を聴く機会が余りありませんでした。北欧の少年合唱団の歌声を此方のブログで聴くことが出来嬉しいです。

投稿: mieko | 2020年7月28日 (火) 19時12分

>miekoさま。お元気ですか?
私は県内にこもりっきりで刺激がありません。なかなか思い切って遠出できない日々が続いています。
北欧の合唱団は、コロナのために今年はひとつ来日が中止になりました。それでちょっと検索しているうちに、すぐそこのアジア地域では、いくつかの合唱団がツアーをしていることがわかりました。ドイツやスペインのように何百年とはいきませんが、20世紀以降で歴史もありレベルも高くて感心しています。教会のミサで歌う合唱団なので、宗教曲も上手です。
miekoさんがお持ちの本は長谷川新一先生のですね。昔の著作なので、今はどうなんだろうって思うことはありますが、ところどころつまみ読みしています。日本の少年合唱団創世記にこんなにたくさんの合唱団を調べて、また訪問したりもして、指導者の熱意をすごく感じる本ですね。
YouTubeでリモート合唱を聴くたびに、「それでも歌いたいんだ」という歌い手の気持ちが伝わり、時々泣きそうになったりしています。

投稿: maa | 2020年7月29日 (水) 19時18分

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