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2018年10月 8日 (月)

WSK ニューアルバム 「Strauss For Ever」 を聴きました♡

新しいアルバムが届いて、じっくり堪能できました。

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これは新しいアルバムのジャケットとなったライナーノートの表紙と、下は1999年これまでのシュトラウス録音では最後となっていたCDです。昔のCDってだいだいこんなふうに、アウガルテンの階段に並んでいるようなのとか公園で撮った記念写真的なのが多かったですね。

ルーカス・ベック氏が公式の写真を撮影するようになってからすごく変わりました。

合唱団という個人が存在しない形から、boysの個性を生かした構図が増え、今回のCDも素敵なデザインです。boys的にもいけてるヤツだと思います。

まずは録音データから。

・ ライナーノートには4人のカペルマイスターの名前が記載されています。
・ ソリストは元ブルックナーコアのRobert君
・ 総指揮は、ゲラルト・ヴィルト氏
・ オーケストラは、サロン・オーケストラ「AltーWien」
・ 録音日は、2018年3月~4月、6月

ライナーノートには録音風景の写真がたくさん掲載されています。ブルックナー、ハイドン、シューベルトの各コアの写真はありますが、モーツァルトコアはなさそうです。この撮影のときに、たまたまいなかったのかもしれないですね。特に記載はないので、全部のコアが参加したことも考えられます。

ソリストはRobert君の名前だけが書かれていました。でもソロの入る曲はいくつかあるので、すべてRobert君なのかどうか、それは不明。

ソプラノソロの声の特徴は、ビブラートがほとんどなく、あくが無く、歌い上げる感じではなく楚々とした品が漂います。でもふわふわした印象ではなく、クリアな歌い方と正確な音程で、清々しい余韻を受けました。

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トラック1「休暇旅行で」は、ニューイヤーコンサートのシーンがイメージに浮かびます。元気のいい出だし、このCDへの意気込みを感じますね。

2曲目もポルカ。この「水兵のポルカ」を初演した日本ツアーのブルックナーコア。曲を紹介したのはLeander君でした。海外ツアーのフェリーの上で、カッペを風に飛ばされたことのあるLeander。ハスキーな声を今も覚えています。

歌詞を知りたくて根性で検索していたら、・・・2015年ボミ先生時代のモーコア、アメリカツアーのプログラムがヒットしました。楽しくて♫ Ho pan pan~と、簡単なところだけ一緒に歌っています。

日本でのモーコア・コンサートでも、この曲を歌う時のお気に入り君の表情とか絶対忘れないですね。特に♫ zur Lücke zur Lückeのところ。ピンポイントで語感が好きです。

余談ですが、アメリカツアーでは、「ソーラン節」や「おおシェナンドー」、ヴェルディの「Va, pensiero」 なんかも歌っていました。

さて、軽快な曲が続いたあとに、堂々たる「皇帝円舞曲」が続きます。演奏時間は10分10秒。楽しみにしていた録音でした。

この曲は映画「美しく青きドナウ」(Almost Angels)のほぼ冒頭場面で流れ、オープニング・クレジットの中に64年組のカペルマイスターだったフロシャアウアー先生の名前があります。オールドファンにとって忘れがたい導入シーンですね。

そして現役ファンとしては、昨年のモーツァルトコアの千秋楽。会場の熱気の中で、静かに始まったルイス先生のピアノ前奏。それはツアー最後に聞かせてもらったフル演奏であり、優美なモーコアの合唱を導く最高の演奏でした。

このあとに聴くと、トラック4の「山賊のギャロップ」が短く感じますが、ライナーノートによれば、こうしたテンポの速い曲について、「複雑なルネサンスの曲よりも、歌う上では難しい」とヴィルト先生が述べられています。

コンサートであまりに易々と歌ってしまうので、つい私たちはその難しさを忘れてしまう。テンポの速い曲は子供たちが好きで楽しそうに見えますが、それは練習を重ねた成果なのです。この録音ではアルトを歌う声も聞こえて少年の快活さを感じます。BastianとJitsuhiro君がガッツで歌っていそうだね。

ハイドンらしさいっぱいで好きな動画です。


Wiener Sängerknaben / Vienna Boys Choir (official)

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「ウィーンの森の物語」の始まりは実に素敵。オケの演奏の合間に、そっとツィターの音が聞こえてきます。古い録音の「ヨハン大公のヨーデル」を思い出しますね。オーストリアらしさ100%です。それからようやく、いつものリズムで歌が始まりますが、待つ間の気持ちの高まりがいいのね。

優雅に歌う♫Lalala~のメロディ、数名のアンサンブルのような感じもする。デュエットかもしれぬ。ソプラノが少し弱いような気がしました。・・・せっかくの美しい重唱ですが、実はオケの音が少々じゃまな時もあります。
録音風景の写真ではRpbertとJeongmin君が並んでいるので、この2人のデュエットかしら?とか、妄想でおとぎ話が作れるなあ。

このCDには歌詞カードが付いていませんが、バブルの頃の日本版は豪華歌詞カードがありまして、解説も丁寧です。この部分は

♫ Lala lala lala~ Liebeslust, Liebesleid
   immer gleich jede Zeit,
   wenn der Frühling erwacht,
   holde Liebe dir lacht.

対訳は、「愛の喜びと愛の悩みは いつの世にも いつも同じ、 春がやって来た時には やさしい愛が微笑みかける」  by高橋義人

「浮気心」の原題は「Leichtes Blut」、easy-going, carefree, light of heart なのだそうで、長らくこの日本版タイトルに疑問を感じていたので、悩み解決しました。ウィーン気質を歌っているんですね。

「春の声」は、一番好きですね。アレンジがお洒落です。ソプラノとアルトの構成はわりとはっきりしていますが、ソプラノは繊細でそれを支えるアルトが安定した歌声。ソプラノ・ソロは複雑にコーラスとからみ、リズミカルで三次元的な面白さ。そのぶん歌うのはタイミングも難しいと思います。歌詞と照らし合わせて何度か聴いたけどわからん。4つ目のワルツのお終いのほうかな、♫ah ah~  あれは一人で歌っているの?と素人は思ってしまう。それとも録音技術でしょうか?(こんなオバカなこと書くと、音楽やっている人に笑われる・・・)

私が持っているこの曲のイメージは、ソプラノ歌手がトリル全開で華やかに歌い上げるものですが、このCDの春は、少年たちの合唱ありきでソロがフィーチャーされているので、さわやかさで優しいですね。これもソロが誰なのか気になりますが、Robert君だと思って聴いています。heart02

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同じような感想しか書けないので、いきなり飛ばします。

最後の曲「永遠に」は、この間も書きましたが、2013年にボミ先生のモーコアが歌いました。それが日本初演で、この年はウィーンの名曲として、シュトラウスだけで6曲歌っているんですね。今思えば、頑張ってたんだと。なんか無責任ですが、歌詞の量が多いので暗譜は大変。そういえば確かこのとき、青きドナウは短くはしょられていたような気がする。

珍しい曲とあって、この「永遠に」の歌詞は調べても出てこない。歌詞も内容もよくわかりませんが、ポルカ・シュネルで勢いがあるので、エンディングにピッタリかと。・・・ほんと、歌詞知りたい。weep  おまけに私が購入した盤はライナーノートに落丁があり、「For ever」の英文解説のページが飛んでいるんです。(交換してもらえるか問合せ中)

このCD、優雅な部分とアップテンポで軽快な部分と両面を持ちますが、全般的に「圧」がなく、何度でも繰り返し聴けます。合唱の前にオケの演奏が相当長い曲も多く、合唱曲という枠を超えて新しい展開を感じました。アレンジも重くなく、ウィーンの今の空気をまとった演奏と思います。

歌声は若々しく、少年らしい。1999年の録音も再び聴いてみましたが、大人っぽくきれいですが、没個性の歌声に感じます。昔とは発声が違うのかもしれないし、自分の耳も変わったんでしょうね。

シュトラウスを歌い継ぐのは、ウィーン少のミッションでもあります。前回の録音から20年近いブランクです。次回はまた20年後では、自分は虹の橋の住人になっているかもしれない。その時は虹の橋に集うオールドWSKに、目の前で歌ってもらいましょう。

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Robert君 ソロ ・・・・今年高校生になりました。


Chor Gesang - Das Magazin

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2018年9月16日 (日)

WSK ニューアルバム ”Strauss For Ever”

ウィーン少年合唱団の新しいアルバムが発売されます。

タイトルは「シュトラウス フォーエヴァー」 全曲がシュトラウス・ファミリーの作品です。

YouTubeの予告動画は、出ているメンバーが古いです・・・・。せっかくだから、今年の録音風景なんかをまとめてくれたらよかったのにね。

CD本体の発売は9月20日頃予定ですが、デジタルではもうダウンロードが可能です。ただし「皇帝円舞曲」はアルバムのみとなっています。

私はCD本体を持っていたい石器人なのでDLはせず本体を待ちます。なのでライナーノートなんかに書いてあるであろう詳細はわかりません。でもジャケットの写真を見るとシューベルトコアとブルックナーですね。

これが録音参加のコアなのかな。?

録音は今年3月から4月にMuthで行われたそうで、その頃の各クラスのスケジュールまでは覚えていませんが、ハイドンは日本公演とその準備、モーコアはマルタ・スペイン・デンマークなどのツアーも続いたから、CD録音のメインはシューコアとブルコア・・・かもしれませんね。

販売ルートはたくさんありますが、公式発表では例えばこんな感じ ↓

https://uma.lnk.to/StraussForEver

あと日本ではT社とかH社などは、今だとちょっと安いので、そういうショップを探すのもいいかと思います。今さら頭文字もないか。タワレコとHMVです。wwww

海外のニュース ↓

http://www.klassikakzente.de/news/klassik/article:248215/kultige-polkas-und-walzer-neues-von-den-wiener-saengerknaben

アングルちがいのこの写真も素敵。ルカ君が大人っぽくなりましたね。ネイサン君は15年ブルコア帰国後に入団しましたが、今はもう中心メンバーといってもいい。Time flies感がすごいです。

もしブルコアとシューコアが録音に参加したとしたら、今年卒業したメンバーも歌っていたのかなと想像します。来日したboysの録音は、やはり胸が熱くなります。

ブルコア:ジョンミン、メシュー、ラファエル、ヴァレンティン、ロベルト、リュウセイ、ユウ君たち、そして来日してないけどバルナバス君も卒業

シューコア:ラウリン、ヤコブF、ルカV、パウル、ヘンリー、ミノル君たち

追記:9月17日
海外のファンがすでにCDを入手されていて、SNSに写真がアっプされていました。ライナーノートに録音風景の写真があり、そこで見覚えのある顔はブルコアのメンバーでしたが、シューコアも参加していたようです。歌詞カードは海外盤には付いてなかったそうです。

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試聴してみましたが、長い曲は最初のオケの部分だけで試聴のリミットになってしまいました。アルバムのみの扱いになっている「皇帝円舞曲」は、なんと10分15秒の超ロングバージョンです。

ヴィルト先生の気合を感じます。ですが、「ウィーンの森の物語」はフロシャウアー先生のアレンジだし、「千夜一夜物語」と「ハンガリー万歳」は、タイマー先生のアレンジです。

何十年も前にボーイズとともに活躍されたカペルマイスターの名前が、音楽的にも連綿と生き続けているのは嬉しい。

ちょっと残念に思うのは、「南国のバラ」と「アンネンポルカ」も聴きたかった。好きな曲なので・・・笑 ただそれだけのこと。

なおCDタイトルでもあるエンディングトラックの「For ever」は、今回ボーイズのために作詞されたそうです。本物の新譜ですね。・・・と思っていましたが。。。。。

しかし2013年のプログラムで演奏されていました。 すっかり忘れて、思い出すかけらもなかった。作詞は時々インタビューにも登場されるティナさんでした。

2013年のプログラムによれば、ニューイヤーコンサートでも近年では演奏されることがない珍しい曲で、日本では2013年が初演だとのこと。ヨーゼフ・シュトラウス作品です。

収録内容

1. 休暇旅行で   Op.133
2. 水兵のポルカ  Op.52
3. 皇帝円舞曲  Op.437
4. 山賊のギャロップ  Op.378
5. ウィーンの森の物語  Op.325
6. 浮気心  Op.319
7. 春の声  Op.410
8. トリッチ・トラッチ・ポルカ  Op.214
9. 千夜一夜物語  Op.346
10. 鍛冶屋のポルカ   Op.269
11. ハンガリー万歳  Op.332
12. 美しく青きドナウ  Op.314
13. ラデツキー行進曲  Op.228
14. 永遠に

公演では必ず数曲のシュトラウス作品が演奏されますが、特に最近のモーコアやハイドンのコンサートで、指揮者による演奏の違いやメンバーによる盛り上がりの違いを顕著に感じました。そこまで聴かせる演奏もすごいと思ったし、お約束のワルツですよというのではなく、ウィーン少だからこそ聞かせることのできるワルツやポルカに感動したものです。

私たちは日本にいて、なかなかオケとともに演奏するWSKのステージに接する機会は持てない。海外でオーケストラが参加するコンサートにゲスト出演するWSKの動画を見ると、本当に羨ましいです。

来日が年中行事になっても、歌う子どもたちや指揮者はその都度違います。また同じ指揮者であっても4年の月日をボーイズと過ごし、音楽家としても研鑽を積んでおり、決して同じ演奏ではありません。

なんかもう少し、WSKが毎年来るなんて世界でも稀なことなのよという感覚を取り戻して、非公開でないところで、いろいろな団体から出演のオファーが来るといいなあと思います。

今年5月のシューベルトコア、鍛冶屋のポルカです。ラウリンが金床を叩いてる。

flairFBの更新でORFの映像が日本からも見れました。50秒しかないのであっというまですが楽しいですよ..

追記:9月18日  今日はその映像がYouTubeで公開されました。録音風景ではなく、プレゼンという感じですね。ハイドンの元気さがポルカシュネルにぴったり。

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シュトラウスではないのですが、新着と書いてあったので。

これは今年1月のシンガポールでのモーコアです。リハーサルと書いてありますね。

後姿はイェトミールですね。もう一人はジュリアンですか? こういう動画って、いつか消されちゃうかもしれない。イェトミールのソロなので、今のうちにご紹介しておきたかった。

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2018年8月26日 (日)

カッコウ ”Der Guggu ” ほか・・・昔からの歌

懐かしいドイツ民謡「カッコウ」です。

これはウィーン少公式から届いたゼキルンでの様子です。

短いですね。 インスタじゃないんだから、秒はないよねって思いますが、確かに35秒です。

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歴史的といってもいいくらい昔のWSKもこの曲を歌っています。それも日本公演で歌っているんですね。

今年のハイドンコアは民謡のときも演出を工夫して、boysらしいステージを見せてくれました。最近は同じ民謡が続いている感じもあったので、今年は新鮮に感じました。また、ヤンが自身の誕生日に「菩提樹」をソロで歌ってくれました。ウィーン少ここにありっていうくらい、存在感があって素敵でした。

クラシックな歌曲だけでなく、ドイツ・オーストリアの民謡や伝統的な学生歌と言われるものは膨大にあるので、是非いろいろな曲を選んでほしい。

今回私は直接聴きに行けないのでご紹介していませんが、西日本を中心にツアーをしているドイツのフライブルク大聖堂少年合唱団は、宗教曲のほかに懐かしいドイツ民謡も沢山歌っています。

https://japan.diplo.de/ja-ja/aktuelles/-/2126166   ← ドイツ大使館のサイト

昔、合唱団の歌が頻繁にテレビから聞こえてきた時代があったんですね。NHK「みんなの歌」でも民謡からオリジナルまで、たくさんの合唱曲がありました。

今は音楽の教科書の選曲も変わっているようなので、古い歌がどれだけ子どもたちに浸透しているかわかりませんが、私は聴き続けたいと思う派です。

ドイツのテレビ番組「Immer wieder sonntags 」 。 ARDの番組表をググってみたら、時々少年合唱団が出演しているんですね。

日曜の朝9時から公開放送しているらしい・・・・。でも日本と同じで、バラエティ番組のゲスト出演って、やはり5分足らずの出演なんですね。

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レーゲンスと、一番最近の出演はリンブルガー大聖堂少年合唱団

「ローレライ」 「菩提樹」 「野ばら」


Chor Gesang1 on YouTube

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「クルプファルツの狩人」  「さすらい」


Chor Gesang1 on YouTube

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2018年6月25日 (月)

WSK *2018ツアー終了* Haydnchor

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ハイドンコアのツアーが6月17日で終了しました。

日常にもどり、時々ファンが上げるSNSの写真などを見ていましたが、ペンを持つ気持ちになれずにいたら、本当に自分の中でもハイドンの日本ツアー完結してしまいました。

つまり、感想文を書けない。前回の記事は、バスを待つ空き時間にほとんど書いていたので、聴き終えたばかりの心境でした。記憶違いは、実際たくさんありました。席が端の端でしたから、見えない部分もあり、一度の鑑賞ですべてを把握できるわけもない。忘れちゃった曲もある。でも気持ちはフレッシュでした。

ところが、今はもう自分の中では、「ツアーは終わった」感が強いです。

東京近辺のファンの方は、たぶんGWにサントリーから始まり、そのあと3週間ぐらいおいて、また川崎横浜から千秋楽で終えると思います。でも自分は6月3日名古屋に始まり、7日の埼玉、9,10日の神奈川、14日から連続4日間という、嵐のようなツアー鑑賞になりました。

小休止というのが無かった。聴けなくて恋しいと思う空白もなかった。2回目か3回目にはもうハイドンコアの歌うエネルギーにはまり、同時に彼らのフレンドリーさも感じるようになりましたが、通うような日程でしたから、息つく間もなくて、右肩あがりの感動のまま千秋楽を迎えた気がします。そのせいか、好きになっちゃったわりにロスがない。爽快な気分で、「ありがとう」と思う気持ちが強いのです。

来日する団員たちは、例年ですと最初のうちはたいていニコニコしていますが、2~3週間する間にカメラとかに対し疲れてくるようです。中にはバスのカーテンの影でほっとする子もいることでしょう。私がハイドンコアに初めて会ったのは、疲れを感じてもいいような時期でした。ところがところが、どうでしょう? 彼らは笑顔を絶やさない。向こう側の席からもファンのいる側の窓に手を振っている。それこそ身を乗り出して、何人も折り重なるように、ファンに向けて手を振っている。

バスの窓から投げキスをしていた子、手首をぐりぐりに回転させながら手を振っている子、豪快に笑顔を振りまいていた子・・・。これにはやられました。コンサートも元気なら、その後の彼ら自身も元気いっぱいでした。

かっこよくてソリストで女子に人気のヤンは、私のようなおばさんに対しても礼儀正しい紳士でした。王子感すごいですね。 オールドファンがかつて心に描いていた貴公子像を、ヤンの中に感じました。彼のソロは耳に心地よい良い音程で、過去のコンサートを良く知っている友人は、ヤンの歌を聴いて83年組のクルトを思い出したようです。隊列での位置も同じなんですね。なるほど・・・ ですね。

土曜日のコンサートは、彼にとって特別のものとなりました。ココに書いても構わないと思いますが、客席に家族が見えていたんですね。そしてこの日はヤンの誕生日でした。家族への計らいもあると思います。4年生ですから在学中最後のツアーで誕生日を迎えるという記念もあると思います。プログラムにはないソロ曲が披露されました。なんと「菩提樹」! Aプロではただでさえ、シューベルトの「ます」や「夜うぐいす」が聴けるというのに、ここで「菩提樹」を聞かせてもらえるとは思ってもみず、嬉しいとともにWSKならではの選曲にほっとした思いがありました。

私はヤンのソロの中ではバーンスタインの「Adnai  roi」が、一番好きでした。この演奏を、左の通路際で聴いたことがありました。通路の空間からフレームドラムとジャンベを担当するアッティラとヤニスが良く見えたので、あの難しいピアノと音を合わせるタイミングにじっと耳をすませていました。直前にジミー先生とアイコンタクトみたいな瞬間がありました。そしてたたく!コンマ1秒の狂いもないのです。あの演奏を聴くたび、ため息が出ていましたね。チチェスター詩編は、アレンジの構造からもあの打楽器は準主役なのだと思っています。

メインなソロをすべて担当したモーリッツも、最後まで立派でした。千秋楽では彼もヤンも泣いていましたが、それがこのツアーの良い思い出につながった涙であったらいいなと思っています。

モーリッツの声を聴いて、ある時ふっと思いました。「あっ、ベンヤミンの声だ」と。私は92年組のコンサートには行ってません。ですがCDや動画でさんざん聴いたベンヤミンS君の声。細いけれど芯のあるソプラノで、音程の正確さ、忠実さがすごい。モーリッツの声質に共通点を感じました。彼は常に主旋律を歌える声なのです。あの体格で毎日のように歌うことは、喉への負担も大きいと思います。千秋楽で、一度だけかすれた瞬間がありましたが、それもほんの一瞬で、その後は再びソフトな歌声ですべてを歌い終えています。

忘れられないソロがいくつもあります。ます、野バラ、眠りの精の歌・・・どれもクラシックな正統派のウィーン少年合唱団を語れる曲でしたね。でも中で強烈だったのは「オー・ハッピー・デイ」のエンディング。あのソウルフルな歌声もまた、モーリッツの一面なのでした。かっこよかった!

ソリストが多いコアでしたが、涙腺に来たのはコーダイ君のソプラノでした。最初の記事でも書きましたが、「コンドルは飛んでいく」でのコーダイ君の高音はなぜかぐっとくるんですね。あのオブリガートのメロディラインとの相性がいいのかな。カルダーラのソロも特筆すべき響きでした。元気いっぱいのハイドンの中では物静かなポーカーフェイスの人でしたが、かえって隠れた情熱みたいな部分を感じます。

リーシャンは「オー・ハッピー・デイ」でソロを歌いました。ファルセットになると若干声が細くなってしまいがちでしたが、リズム感があり地声の部分で力を発揮していました。この曲のダンスよかったですね。彼の家族も会場で見かけました。16日のコンサートのエンディングで、ジミー先生が2階バルコニーを気にして会釈までしているんですね。見上げるとそこにリーシャンのママがスタンディングして拍手されているのが見えました。誇らしかったと思います。リーシャンも嬉しかったでしょうね。

さて、「オー・ハッピー・デイ」のように全体に振付があり、ステージで動きながら歌うのは案外難しいものです。それはね。ドラキーズのコンサートでもよく感じました。ぶつからないように後ろも意識しなければならない。歌とダンスを自然な形で取り込むには、よっぽど練習が必要です。今回はウズベキスタンの民謡でも振りがあって、なんか「はないちもんめ」みたいなシーンが興味深かったです。

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ヤノスは清々しい王子様でした。端正な顔立ちですが、それだけじゃなく話し方もはきはきと且つ丁寧で、笑顔を忘れないプロフェッショナルな少年です。MCでの日本語が美しく、話し終えたあとに深々と一礼するのが印象的でした。ソロ場面はもっとあると思っていましたが、今後の活躍が期待されます。

シーモンのソロも素敵でした。様子のいい微笑みは愛されキャラですよね。人なつこい感じもしました。abendsegenでのヤンとのデュエットは感動でしたが、意外や演技派だと感じたのは、シュテファンと一緒に歌った「猫の二重唱」ですね。前の曲の途中でステージからさっといなくなり、いつのまにかタータンチェックのシャツとレーダーホーゼンに着替えて、左端の通路から入って来ました。そのあたりの席にいた方は楽しみが増したのではないですか?

シャーッと威嚇の声で歌ったり、最後に甲高い声を上げる、そして耳をふさぐシュテファンの演技。そう!シュテファンもまた演技派でした。将来は俳優になりたいそうですが、なかなか個性派の俳優になれそうですね。千秋楽の「美しく青きドナウ」で、彼が教育係りのKatharinaさんと踊ったワルツは、もしかJohannes さんより上手だったかも?

ガブリエルは皆さんご存知のようにジミー先生の息子さんです。小柄な少年ですが歌うときはオペラ歌手のように表現豊かで、譜面を体で感じているように思えました。柔らかな声質が魅力で、アンサンブルやデュエットで活躍しました。

隊列の中でガブちゃんとその上にいるバスティアンとジツヒロ君は、私にとって本当に「ツボ」でした。エネルギーとか熱量を感じるんですね。大きな体で大きな口を開けて豪快そのものな歌い方のバスティアン、そしてジツヒロ君は表情もあり良く見ると手の甲まで力が入って、バスティアンとふたりでほぼ相似形のように揺れる、動く、歌う。力が入っているといっても無駄な緊張感ではなく、本当に楽しそうなんです。音も視覚も注目のトライアングルでした。こんなウィーン少見たことない。

「千の風になって」も言葉からしてはっきりとした日本語で、励ましてもらっているように聞こえました。唯それだけではなく、温かみも感じるんですね。アンコールでこの曲の前奏が聞こえたとたん涙がにじむのです。Boysの歌はメトロノームのように忠実ですが、ピアノはなめらかなバラード調で後ノリの感じで、そのすこしのずれが歌声を優しいものに変えました。元気だけど泣ける。千秋楽は特にboysも感極まるところがあったよう、声が震えている子もいました。

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元気いっぱいのバスティアン、ジツヒロ君の右には静かに佇んでいるロレンツとルーベンがいました。この隊のアルトは存在感がありましたね。「美しく青きドナウ」でも感じたし、Bプロのディストラーで「ヤニス、アッティラ低音」とメモ書きにあり、アカペラコーラスで、重要な低音部が聞こえてきたのを覚えています。WSKの天使的歌声では珍しい音声でした。それは入場のときに歌うグレゴリオ聖歌でも感じたことです。通路際の席には通り過ぎるboysの声がひとりひとり贅沢に届きますが、若いテナーがふぅっと聞こえては消えるということがありました。

でも例えば4声とかそれ以上の声部の中で、その低音はミックスされ、聴きごたえのある少年合唱に変わるようです。ルーベンはクールな印象ですが、なかなかファン思いだったみたい。

一番小さいレオを、忘れたかたはいないですよね。曲の前ニMCがあり、マイクを持ってセンターに立つだけで、会場から笑みがこぼれます。マイクのスイッチがオフになっていたことがありましたが、そのときは特別可愛かった。合唱団員に対して可愛いとかって言ってはいけないのかな。いや・・・でもレオを見て可愛いと思わない人はいないでしょう。

Aプロのコープランド「町から猫を連れてきた」で、レオの担当はアヒルでした。いろいろな動物の声があって、アヒル、猫、ガチョウ、ニワトリ、豚、牛、馬、ハニー? その繰り返しで何度も泣きマネ歌を歌ってくれました。誰がどの動物だったか、すっかり忘れてしまいました。16年のシューコアの時に、ルカVが甘い声でハニーって言ったのは覚えているんだけど、今回は誰がハニー係りだったかな。左側のブロックから聞こえてきた気がします。

レオの隣にはハーヴァルとアーロンがいました。ギリシャ彫刻のような顔立ちのハーバル。目立たない少年ですが、時々客席を見て微笑んでいましたね。常連の方でも見つけたのでしょうか。アーロンは華奢できれいな子でたぶん人気があったと思います。彼が公演のさなか体調を崩したことがありました。顔をしかめたので気になっていましたが、本当に我慢の限界というところまで退場せずにいたんですね。オペラシティの扉は開けにくいようで、はらはらしてしまいました。でも翌日にはすっかり元気になって普段通りに歌っていましたよ。きっと芯の強い子なんでしょうね。

プログラムに変わったニックネームが載っているババ君。ババのスペルはBubbaです。ちょっとググってみたらアメリカ南部で使われる愛称ですって。たくましい人、大きい人、brotherなどなど。彼はアメリカ公演でオーディションを受けたそうなので、そのあたりが由来ですね。

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カルティックとアマールもあまり目立たないメンバーでしたが、通路際席には通り過ぎる時にちゃんと声が届いていましたよ。カメラのほうにはよく向いてくれました。

マテオはメガネがチャーミングでした。後列にはペーターとアンドレーがいました。ペーターはサントリーホール公演より後になって日本に来たそうです。そこで人数が24人になりました。シューコアのイヴァンに似た風貌で、おだやかなか雰囲気がいい味を出していました。

アンドレーは親しみやすい人柄のようで、バスの窓から投げキスをしてくれたのは彼なのでした! ハムザも後列にいて地味で大人しく感じられる男子です。ハムザは目立たないねと友人と話をしていたところ、「なかなか良い声ですよ」と教えてくれました。友人は歌いながら入場してくるときに声を聴いたのでしょうね。私は気づかずにごめんなさい。こんなとき、オペレッタみたいなものがあったら、もっと多くの子に光があたるのにと思った件でした。

個人的に知りあいでもありませんから、ちょっとしたときに私が感じたメンバー像を書きました。もしか実際は違うかもしれません。笑・・・でもどのboysも一生懸命歌い、感じ良く対応してくれたと思います。

エネルギッシュな「美しく青きドナウ」とともに、「ウィーンの森の物語」も素敵でしたね。前奏で気づいたウインナワルツのリズム。単純な3拍子ではなく、後のほうが強い。踊るためにそうなったとか聞いたことがあります。ジミー先生は東洋の方ですが、はっきりしたウィーンのリズムの演奏で嬉しかったです。♪ラーァ・ラ♪ラーァ・ラ ♪ラーァ・ラ♪ラーァ・ラの声は、シーモン、ガブリエル、モーリッツ。それはそれは優雅で小粋で気品がありました。世界中にたくさんの合唱団がありますが、ウィーンを冠する曲だけは、ウィーン少がやはり一番だと思いますし、また未来永劫そうあってほしいですね。

今回のプログラムはA、Bどちらも好きな曲が多く、ありえないほど自分的には嬉しい内容でした。ハイドンコアの歌声は元気でパワーがありますから、Bプロのマクベスからのオペラの曲であったり、ハンガリー万歳であったり、合唱としてエネルギーの感じられるものが得意なのかもしれません。

でもジミー先生が奏でるピアノの伴奏と、背中に愛を感じる指揮からは、繊細な演奏もたくさん生まれました。4年前は芸術家の個性を強く感じましたが、今回のツアーでは、父親のような愛を感じました。実際ガブリエル君の父でもあるのですが、全員の父的存在でもあるように思われました。ただ肩を揺らしたり、視線を送ったりするだけの指揮で、空気が変わっていくんですね。背中がよかったです。

生まれて初めて先生に手紙を書きました。個人的にメンバーの誰かが好きという感情よりも、ハイドンコアのカラーと歌声に惹かれたので、自動的に先生に気持ちが行ってしまったのです。受付に預けただけですが、読んでいただけたかな。

私にとっては短いツアー鑑賞でしたが、心から楽しむことができました。メンバーたちがフレンドリーだったことも、長く忘れることはないでしょう。

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今年のはじめにYouTubeから貼った動画を改めて見てみました。当時知らないメンバーでしたが、今はどの子も懐かしい。半年若いハイドンコアです。

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2018年6月 4日 (月)

WSK *6月3日名古屋公演* Haydnchor

ようやくです。

初ハイドンで気持ち少しが高まってきました。あと2週間しかないけど、今年はこんな感じで落ち着いています。なのでロスはないと思われます。たぶん・・・

久々にメモ魔になりました。名前は演奏が始まってから休憩をはさみ現場漬けで覚えました。たぶん大丈夫。でも一度きりしか見ていないので、くまなく書くことは無理。今日はとりあえずの感想です。

この日はBプロでした。

Aプロとのバランスが半々でなく、圧倒的にBが多いですね。曲目だけ見た印象では、Bのほうが自分は好みです。まぶしいくらいの選曲かもしれない。
Aは親しみやすい曲も多くそっちが好きというかたもあるみたい。公式の全公演で8回しかないので、すでに聴きたくても聴けなかった公演地もありますよね。

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グレゴリオ聖歌は歌いながら入場しました。後方から中央通路を歩いてステージにあがりました。できれば拍手よ止んでくれと期待していましたが、歌声よりむしろ盛大・・・。

引き続き立ったままで指揮を続けるジミー先生。Boysの声を一心に聞いている感じ。「主に向かいて歌え」は古典的な曲調で繊細なハーモニーを静かに聴きたい曲。

3曲目で先生がピアノの前にシャキッと座り、クープランの「歓喜せよ」が明るく晴れやかに会場に響きました。これは前回ハイドンも歌いましたね。

カルダーラの「私は生ける糧なり」は、好きな曲です。このステージでは中央にチェロを弾くジミー先生。向かって左側にGabriel、Simon、Kodai君、右側にMoritz、Stefan、Andrei君が並んでいます。Kodai君とMoritzのデュエットで始まりました。Kodai君のソプラノは硬質で艶やかですね。Moritzの声はソフトで対象的な感じです。メゾからアルトまでこなせそう。柔軟な声はこれからいろいろな曲で登場することになります。
チェロの包み込むような弦の音と6人のboysの声があわさり素晴らしかったです。

映画シルクロードのときに、ヒビキ君とカイ君(カヨーデ)が歌ったのを覚えていますか?

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ハイドンの「くるおしく浅はかな心配は」 、これも定番ですが、ピアノ伴奏がものをいう曲っていう印象があるんですね。ジミー先生のピアノとBoysの声と相性がよく、かつ華麗なる演奏で聴きほれます。

MCにYanosが立ちました。13歳ですって。YouTubeで見てきれいな子だなと思ってましたが、見ると本当に華奢ですね。「友達が歌います」と曲紹介をしてくれました。モーツァルトの「汝により守られ」です。会場で配られたセットリストの順番が違っていたのでアレッと思いましたが、公式のほうに忠実でした。

美しいデュエットの代表曲といってもいいこの曲。GabrielとMoritzが歌いました。Gabrielのほうが声質が高いようです。やはりMoritzの声はハーモニーを作るキーパースンですね。緊張気味に見えるMoritzに対し、なんと自由にリズムに合わせて体中で表現するGabriel。

モーツァルトだけど身体揺れちゃう。リズムというか♪ごとにタイミングを合わせてる感じですね。シンコペーションとかだと忙しいね。でもじっと見ていると、こちらもリラックスしてくるのです。

昔のように後ろ手に組んで歌うのは美しく憧れですが、こんなふうに歌うのも良しと思えてきます。そういえば、昨年ぐらいまでに卒業していった前ハイドンコアのメンバーも、同じような歌い方でしたね。ステージを見ていると、気持ちを集中させているのがわかり好感が持てるのです。

グノーの「アヴェマリア」  また美しい曲で、ソロはMoritzです。ソフトな声で優しい旋律にあいますね。ちょっとだけ気になったのは、気持ちうつむき加減に歌ってるぽい。
ハイドンコアはすべて暗譜で歌います。なので目線を楽譜に落とす必要もないし、なんかもったいない。もっと顔をあげて前を見て歌ったらどうでしょう?

バーンスタインの「チチェスター詩編」は、生誕100年ということでここ数回の記事でも取り上げました。このBプロの中でも珠玉だと思います。

「Adonai roi」のソロはJanが歌いました。これはヘブライ語なんですね。「主は私の羊飼い」は詩編23ですがラテン語と印象がかなり違いますね。

Jan、正直かっこよいですね。180cmぐらいあるそうです。それは音楽とは関係ないのですが、堂々と凛々しく歌手としてステージ映えするので、ついじっと見つめてしまいます。

オケや大人の合唱団との共演だと壮大な演出になるし、ドラキーズのようにマリンバやハープと打楽器との組合せでモダンジャズのような斬新な演奏も楽しめます。

でもここで用意されたのは、ピアノの他に小さいジャンベみたいの、フレームタンバリンみたいの。(実物を手にとれないので、・・・みたいのという適当な表現ですみません)

非常にシンプルです。そのシンプルがまたソロをフィーチャーして良かったと思います。

映画「天使にラブソングを」から「オーハッピーデイ」のパフォーマンスは注目です。

プログラムを確かめようとちょっとの間手元を見ていたら、いつのまにかステージ上でBoysが3個ぐらいのブロックにわかれていました。

私の前にいたのは、Yanos、Simon、Leoなど5~6人・・・Moritzもいたかな。一回じゃ覚えきれない。センターの一番前にはRishanがいて、彼がソリストです。

歌あり、ダンスありのパフォーマンスでしたね。楽しいけど、第一部の最後として、もっとはじけてほしい感はありました。

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第二部はいきなりシュトラウスのワルツで始まりました。こういう構成って珍しくないですか。

ウェルナーの「野ばら」は前奏が美しかったです。ジミー先生のピアノは心惹かれる高音がときどきあります。boysの声をより素敵に聞かせる伴奏が折々にあるのですね。

ソロはMoritzでした。ウェルナーの野ばらは合唱のみで演奏されることがこれまで多かったですが、Moritzの歌は小輪のバラのようなチャーミングさを醸し出して、ハミングで歌うハーモニーも新鮮でした。

ハミングの巧みさに共通するのは、順不同になりますが、「コンドルは飛んでいく」やタイタイックも印象的でした。

私の世代はペルー民謡というより、サイモンとガーファンクルのヒット曲として、「コンドルは飛んでいく」を死ぬほど聴いているんですね。それでこの曲を好きなかたもあると思いますが、鮮度を感じなくなっているかたもあると思うんですね。 ← 自分

WSKは南米ツアーがあるので、わりと歌い続けているようです。日本公演でも歌ったことがあるし・・・。自分は何を言いたいの?つまり聴きなれているはずなのに、今回のアレンジや演奏や歌声に感動して、誰も泣かないところで、なぜかうるっと来てしまったという話です。

ハミングが独特でトントントンのような音声なのです。ボイスパーカッションほどのリアルさは勿論ないのですが、リズム的にペルーの民族楽器を模しているのかな? 心にこの音がヒットしたんですね。

ソロはJanでしたが、プラスしてコウダイ君の声が良いですね。これまでに聴いたWSKのコンドルで一番好きです。

それと、ハミングが良かったのは「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」ですね。これだけ多くの人から指示されるきれいなメロディであれば、ピアノとソロだけでも完結してしまうと思うのですが、あえてアカペラです。

ソロは再びJanでした。ウィーンらしい発声で特別感情移入しているような歌い方ではないのですが、ハミングがまるで伴奏のように聞こえました。ソロを生かし、ハーモニーも生かす音つくりで素晴しかった。heart02

ヘンゼルとクレーテルからの「私は小さな眠りの精」と「夕べの祈り」も特筆です。

ステージからメンバーがどんどんいなくなり、3人と先生だけが残りました。

たった3人残ったことが、オペラのシーンを彷彿とさせました!

Moritzの砂の妖精は、シィー!と人差し指をたてて歌います。表情が生き生きしてオペラを演じているようで、自然とMoritzが砂をまく姿が目に浮かんできました。

それからSimonとJanがヘンゼルとグレーテルに扮して「Abendsegen」を歌います。扮してと言っても立ったままで普通に歌うだけですが、私は2人がひざまづいてお祈りしながら歌う姿を考えずにはいられなかった。なんならSimonはおさげのウィッグをつけても似合うのでしょうから、(これは禁句だけど)、可愛らしいグレーテルになれると思いますよ。

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この曲の演奏が終わると舞台のそでに引き上げていたboysが、勢いよく走り出てきました。でも隊列になるのではなく、センターで一塊になっています。ウズベキスタン民謡で「水の女神」は、そうしたユニークなフォーメイションで演奏が始まりました。

ニシュカバニャに通じるようなエキゾチックなメロディです。ソロはGabrielです。boysのダンスが不思議で、両手を挙げたり下げたり、引っ張る仕草など、何を表現しているかどこかに書いてありましたか?あるいは、シルクロードのDVDを見ればヒントがあるかもしれませんが、今その時間がないので疑問符のままいきます。

第二部のMCは、Janis、Aaron、Haval、Lorenzでした。もう何度もやっているとはいえ、やはり緊張するのかな。Lorenzが話し終えて自分の場所に戻ったとき、にこやかに隣の子に笑顔を返していました。 今日も無事終了みたいに思ったのかしら。

その笑顔が輝いてみえました。

あとまだ書き足りないのですが、メモを見ても思い出せないことや曲自体を忘れてしまったものもあるので、今回はこのへんで。

今回は記憶違いもあると思いますが、随時修正していこうと思います。

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2018年6月 2日 (土)

WSKとクロイツコアとの共演

ドレスデン聖十字架教会で、クロイツコアとWSKの共演。珍しいですね。

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WSK HP 公式 ↓
https://www.youtube.com/watch?time_continue=9&v=8DAw1TLNuJ8

FBにシェアされた画像にはモーツァルトコアが目立ったのですが、ブルックナーのメンバーがインタビューに応じていますね。これはクロイツとWSKとのそれぞれ公式からアップされた動画です。WSKの動画は、なぜか限定公開になっていました。

リハの動画の歌声きれいですし、これだけの人数の少年合唱というのがすごい。

本番も動画をアップしてもらえるといいと思います。

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2018年5月19日 (土)

バーンスタイン生誕100年 チチェスター詩編

ドラケンスバーグで聴いたドラキーズならではのチチェスター詩編、ごく短い感想しか書けなくて、リアルタイムでの気持ちをつけておくべきだったと後悔しています。

たぶんWSKのコンサートなんかではメモ魔なので、隣りの人からうざったがられているだろうし、なるべく自分も通路際の席をとるようにしています。

ほんの一言のメモ、楽器の種類とか、何人で歌ったとか、それだけで記憶の糸がほぐれていきます。数年後に読み返したとき、それは事実として大切な記録になります。

長くなってしまうので書けなかったこともありますが、あのチチェスター詩編と全体を構成する楽曲と演出はちょっと他ではない楽しさでした。居眠りしたくせに・・・はい、すみません。コーラスがきれいで気持ちよくなってしまったのですよ。もったいなかった。リピートの日は最前列だったし万全でした。

あのホールの最前列はステージと同じフロアーで通常は関係者がすわります。出番のないときの指揮者や楽器演奏者が待機し、指揮者はリアルタイムで本番中の支持出しなんかをしています。

音響はもっと上の席の方が響きが良いのですが、臨場感は抜群です。手を伸ばせばそこに・・・って感じです。

というように、一度書き終えたはずのドラキーズ訪問を再び書きつづってしまいそうなので、話題を変えます。

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生誕100年ということで、来日中のハイドンコアもコンサートで詩編23を歌っています。私はまだ聴いていないので、それについて書けませんが、モーリッツがソリストでしたか?

先日WSKもこの演奏をしました。ライブ動画が上がっているのでご紹介します。ソロはヨーゼフ君。(Hyeonseo)

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もう一つニコニコ動画ですが、これって登録しなくても見れるんでしょうか。私は登録しているの問題ないのですが、試しにやってみますね。

バーンスタインの指揮でイスラエル・フィルの演奏がDVDになっています。Youtubeには音だけが上がっていますが、この音源が1965年のものか1980年初頭の物か判然としません。
https://youtu.be/1axCTkIfP9Q

ニコニコの動画はDVDからのカッティングと思われます。

ニコニコはコメントがうるさいですね。美しい音楽は美しく聴けばいいのに、よけいなことを書く人がいるんです。・・・自分のモニターでは設定で消していますが、埋め込み操作でもしか標準に戻ってしまっているかもしれないので、フレームのボリュームの右横にある吹き出しマークをクリックしてコメント非表示にされればよいと思います。

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2018年3月25日 (日)

シンガポールのモーツァルトコア

モーツァルトコアのシンガポール公演の写真は公式でも何度か見ていました。

ウィーン少を迎えるシンガポールでは、そのためのフェイスブックを立ち上げ、合唱教育の面でも推しが熱く、こちらにも伝わってきます。

今までに動画はなかったので、これを取り上げることにしました。
1月15日、エスプラナード・コンサートホールで行われたものです。

このイベントの詳細は、
https://www.svbc.sg/participating-choirs/

いきなりのアヴェ・ベルムで、久しぶりのこの演奏がモーコアなんて感激です。これだけで涙腺がコントロールできない。

ズームなしで表情も全然わからない状態ですが、第九の「歓びの歌」も演奏されます。3.11のときにはウィーンでもやったそうですね。それが垣間見えるようでした。

PCをお持ちのかたは全画面にすると多少は顔も見えるかな。

シンガポールのイベントは、国内の青少年合唱との大共演で、オケもそろっています。指揮をしているのはルイス先生です。

2階からの撮影で、プロフェッショナルな撮影ではなさそう。でもアップしているアカウント名はこの団体のようなので、たぶんこれは消されることはないかなと思われます。

ソウルのピョルマダン図書館で行われたモーツァルトコアのミニコンサートが削除されてしまいましたね。せっかくの素敵な動画だったのに、本当に残念でならない。

残るは公開動画はスペインだけですよ。

なんか戦々恐々としてしまう。最近は厳しいですね。こういうのを取りしまるのなら、きちんんと正式なライブ映像を作ってほしい。私だってWOWOWのときのような、素晴らしい映像美のライブが見たい。

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追記その1:早々にこの動画も消されてしまいました。勘違い視聴者からの日本への批判コメントがあったからでしょうか?再投稿して頂きたいです。

最後までご覧になりましたか? すごい声援です。きっと身内の子どもたちが合唱団員として参加しているのでしょうね。

それにしてもこの歓声がうれしい。

ルイス先生がご挨拶されています。指揮台のてすりから身を乗り出して、客席に話しているのが印象深い。

マルタ公演もよかったみたいです。コルスが一緒で、そんなこと日本ではありえないですからね。世界遺産の街がありますし、地中海が本当に美しくて、どなたかモーコアを聴きにマルタまで行かれたかたいらっしゃいますか?

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追記その2 : 一曲だけですが、シンガポールのかたの投稿と思われます。

限られた曲だけの紹介ですが、シンガポールのモーツァルトコアの軌跡を残してくれたかたがありました。アヴェベルムと第九はなく満足とはいえませんが、ますは感謝。

続きを読む "シンガポールのモーツァルトコア"

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2018年3月11日 (日)

ふるさと 3.11から7年

yahooで、  3.11  と検索してください。

1人10円を寄付したことになります。日本時間ですが、今日が終わるまでにあと2時間あります。

https://fukko.yahoo.co.jp/

東北地震から7年目の今日、少しの気持ちでも形になります。

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ハイドンコア 来日前 その3

先日のハイドンコアの動画はあっという間に削除されました。最近YouTubeの著作権厳しいですね。Youtubeが厳しいのじゃなく、著作権保持者が厳しいのかな。

モラルは理解していますが、オーストリアのテレビ番組を録画することはできないので、局のオフィシャルで発信してもらえたら嬉しいですね。

それでこちらは中国です。

プロモーションビデオは吹き替えも少なくないですね。去年ブルックナーのロベルトがソロをやっていた動画がありましたが、音源は90年代かな?かなり前のものでした。

シンガポール公演に向けてのクリスマス動画で、モーコアのソリストたちが歌っていた「Still, Still, Still」も音源は別物で、Hyun-seoの声があまりに本人の声とちがうのでがっかりしてしまいました。

録音が大変なのかもしれませんが、古い音源が耳にこびりついている世代としては、吹き替えもほどほどにと思うのね。

この動画はちゃんとハイドンですね。ライブではないので、若干作られた感はいなめませんが、最初のソロはりシャンの伸び伸びした声ですよね。

「我爱你」と言っているのはSimon君ですか?ソリストは Richan、Jan、Moritz、Gabriel ・・・。

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