カテゴリー「Wiener Sängerknaben」の記事

2019年2月10日 (日)

ドリアンの「詩編23」を聴きたい→ 聴けた

今日のタイトル「詩編23」は、シューベルトの曲ではありません。

去年バースタインの生誕100年で、各地で演奏会が開かれた「チチェスター詩編」の中の一節です。「アドナイ・ロイ」 Adnai ro-iです。

今年も引き続きイベントがあるんですね。

シューベルトコアのドリアン君といえば、双子ちゃんの片方。お兄ちゃんかな?そこらへんは良く知りません。2016年に来日したトリスタン君の弟でもあります。

顔・・・・・そっくり。

私はシューコアの韓国公演で、まだ入団したばかりの幼いドリアンに会ったことがあります。

だけじゃなく、ちょっとお世話になりました。

仁川空港で、オリバー先生にサインを頂こうと声をかけてみましたが、ちょうど誰かに話しかける瞬間とかぶり、私の声は届きませんでした。するとそばにいたドリアン君が、「シュテッヒ!シュテッヒ!」とオリバー先生を呼び、私がサインをほしがってるよと伝えてくれたのです。

蚊トンボのように細く小さなドリアンは、積極的なしっかりしたタイプのようでした。助けられてサインをもらえましたよ。笑

同時に先生のことを、苗字で呼ぶんだと・・・、目の前で呼んでいるのを聴いて感動。

   (たぶんこれは、昔書いたことですね)

今回のソロ出演は、彼一人のゲスト出演だそうです。

ベオグラード・フィルハモニーの演奏会の動画は、公式にはまだどこにもありません、「Adnai ro-i」は好きな曲なので、ぜひ聴きたいと思っていました。

これは個人の動画ですが、会場つながりで公開設定になっていたのでシェアさせて頂きました。

携帯での撮影なのか?少しノイズがあるのは変換時に出たものかもしれません。向こうを向いて歌っているので、声は撮影した人の方には来ないんですね。残念ではありますが、雰囲気だけでも・・・。

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オフィシャルか、そうでなくても正面から撮影した動画が見つかれば、またご紹介します。

インタビューはこんな感じです。

http://www.tanjug.rs/multimedia.aspx?izb=v&&GalID=391164

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おまけはモーコアの古いやつ。YouTubeのニューズ映像は削除されることもあります。ぼうっとしてると、いつの間にか消えている。DLしておくんだったと後悔しても手遅れ。

そういったのを時々探すんですね。今日見つけたのは、2016年の映像かな。でもセトリが来日公演とかぶっている。なのでずっとこのころから練習を続けていたんですね。なんか思い出すとせつない。

https://tv1.nachrichten.at/innviertel/sendung/2016_31/stille_freude_reine_andacht_wiener_s%C3%A4ngerknaben_in_engelhartszell/476

これはすでにYouTubeからは削除されていますが、ハジュンの声がきれいで貴重なビデオでした。

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2019年2月 6日 (水)

"Kwanga Thina Bo" & "ドラゴンピークス" 閑話休題ハイドンコアのMBCライブ

曲のタイトルは、「Kwanga Thina Bo」

シューベルトコアが振付指導を受けているリハーサル動画を前にとりあげたことがありました。今日はそれをまた見ましょう。

久々にドラキーズとWSKの両方を見て、喜んでいます。

Vimeoから共有ボタンをポチッ・・・埋め込みコードありました。

昨年5月12日ヨーロッパの合唱祭でのドラキーズです。

Drakensberg Boys Choir from Esther on Vime

1曲目が、「Kwanga Thina Bo」。

2曲目は、「Ahuna Ya Tswanang Le Jesu」 意味はThere is no one like Jesus。

歌っているのはバンディール君かな・・・?

3曲目はこのツアーを最後に、ドラキーズを辞めてしまったブライアン君のソロ。タイトル忘れましたが、聞いたことあります。

クリスマスごろの学校のイベントで、タレントショーケースという生徒自身が計画するパフォーマンスがあります。それで良い評価を得るとツアーでも歌わせてもらえると、これはnatalさんからの受け売りですが、前年のタレントショーケースでブライアン君が歌ったのがこれじゃなかったかな。

すごい才能があるのに、「君ってすごいね」と空港で話しかけたら、もう照れて小さくなってしまうくらいに「緊張する」と言いながら喜んでいた彼。辞めたのはなぜかわかりませんが、私立の学校だから授業料高いそうですし、学校の場所が避暑地にもなるほどの街から離れた場所なので、送迎や行事に親御さんが足を運ぶのも大変です。

残念ですが、彼はきっと「No music, no life」の人だと思うので、いつでもどこでも歌い続けることでしょう。

そして最後はガンブーツダンスです。

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来日公演では、お饅頭のようなからだでリズミカルに踊る姿が印象的だったキーナン君。彼は最初このヨーロッパツアーのオーディションで良い結果が出せずにいたそうですが、最終的には参加できることになりました。

山の音楽祭で現地にいる間に、私たちはこのツアー用に準備されたユニフォームとしてのパーカーを手渡す授与式に、出席させてもらえました。名前が呼ばれ、そのたびに歓声をあげるboys。ツアーメンバーに選ばれた歓びを、一人一人が実感できる瞬間を垣間見て、私たちもわくわくする時間でした。

キーナンB! 名前を呼ばれステージに進むとそこで袋に入ったパーカーを渡されます。席に戻るキーナンの嬉しそうな表情は、今もしっかり覚えています。

上の動画では、ジャンべをたたいている子のすぐ後ろに見えていますね。笑顔で踊っている!

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これはシューベルトコアの「Kwanga Thina Bo」

リハーサルなので本気ではないと思うけど、声も高くて可愛らしい。本番はどうだったんだろうね。

この動画に2015年6月25日の日付がありました。

16年に来たメンバーと半分以上同じでしょうね。てことは、ヨナタンもいる。ラウリンもいる。ミヒャエル、バレンティン、美しいルカ、渋いルカ、四天王。たぶんラウリンのお兄ちゃんもいるでしょう。左の端はイマヌエルのような雰囲気ですね。

もう少しズームにして撮影してくれたら、かなり楽しい顔ぶれだったと思います。

これ見ると、絶対ドラキーズの子たちが直々に振りを教えてあげてほしいと思ってしまいます。なんたって、他の合唱団の子がやってたら、男子たるもの自分も負けじと思うよね。

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歌とは関係ないのですが、昨年ドラケンスバーグに行ったとき、滞在したドラゴンピークスの空気にすっかり浸かりきってしまった自分ですが、言葉だけではわかりにくいと思います。

Vimeoを見ていたら、ドラゴンピークスを紹介する動画を見つけました。

航空写真なので、ドローンを飛ばして撮影したものでしょうね。時々スピンするので目がまわってしまう。

苦手なかたは酔っぱらってしまうから、あまりお薦めはしませんが、ドラゴンピークスを空から見た映像で、私たちが泊ったコテージや、唯一WIFIがあるレセプションやレストランなどの総合施設、学校や牧場、いろいろなものが見えます。

https://vimeo.com/227579324

これはスクショ。酔い止めが必要なかたは、スクショでいいと思います。ただ動画を見ていると、またドラゴンピークスに行った気持ちになります。あの道をあるいている気分になるのです。

ヘリコプターにも乗ったので、そのときの視界を思い出したりもしました。

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真ん中のV字に刳れている山の端がここのシンボル。どこからでも見えます。

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左の建物がこの施設のレセプションやレストランがあるメイン・インフォメーションです。

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学校はこのロケーションです。池の中心にある丸い建物は教会。

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コテージと書かれた家が滞在していた所。

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学校の全景。このビデオは2017年撮影なのでダイニングのある棟は建築中でした。

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左の○で囲っているのがコテージ。レストランの前を通って右手方向の学校まで、毎日通っていました。この道が大好きでした。

山しかないんですよ。笑 でもその山の景色は日本とはちがうでしょう?

合唱団の創設者がこの土地を開拓して学校を作ったのは1967年。その一族が、私たちの滞在したコテージに住んでいた時代もあったそうです。

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シューコアの「Sesivuma Sigiya」

2曲目はオーストラリアの歌です。

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話は飛びますが、夕べは韓国のMBCのwebサイトで、ハイドンコアの韓国ツアーライブのオンエアがありました。

韓国の招聘元クレディアさんがSNSで数日前から宣伝していたので、ご覧になった方も少なくないと思います。

昨年の来日で私の心にヒットしたのは、アルト後列に並んだヤン、それにバスティアンとジツヒロ君とガブリエルのトライアングル元気組だったんですね。

でも大きな2人は卒業しました。リューベンは背が高くなりましたが、170~180cmクラスが減って、可愛らしい新入生がかなり増えていた。増殖中・・・笑

今回のコンサートではジツヒロ君の位置も右から左に移り、あのトライアングルは消滅していました! ハイドンコアの個性でもある、歌う時に動く、身体でタイミングを計るようなアクティブなステージは、今回とても大人しくなった印象でした。

オンエアは放送時間の都合上、カットされた曲もあるようですが、日本でのソロメンバーも顔ぶれに変化がありました。

アルトソロで素晴らしいなあと思ったのは、アンドレー君。あの料理好きな少年です。

ここだけの話ですが、たまたま丸善で寿司の作り方の英語版を見つけて、写真がすごくきれいだったので、アンドレーにプレゼントしたんですよね。

写真を見ながら簡単なのは作れそうだったし、洋書ではなく、日本の出版社が海外のかた向けに編集したような書籍だったので、怪しい日本ぽさやアジアチックさはなく、自分でも英語の勉強用に欲しいなと思ったくらい。

その本を見て料理をしているかどうかはさておき、歌は本当に素敵でした。曲はメンデルスゾーンの「歌の翼に」。

ソプラノのイメージが強い曲を、暖かを感じるソフトなアルトボイスで歌ってくれました。

それからババのソプラノが良いですね。彼はキーナンにちょっと似てるんで、なんとなく愛着を感じてしまうのですが、歌はWSKの声そのものです。歌いかたも生き生きして楽しそう。

このコンサートの様子がYouTubeにあがるかどうかはまだわかりません。テレビを直どりしたようなのはあるのですが、正直クオリティ低いのでやめておきました。借りてくるのに偉そうですみません。私もPCを直撮りしてみましたが、モワレがひどくて無理でした。


MBC(Korea)

シュトラウスが多いなと感じたのは、新しいCDのキャンペーンもあるのでしょうね。

そして最後は「エーデルワイス」が、モーリッツとガブリエルの歌で始まりコーラスが加わります。ハートウォーミングなコンサートでした。

もしYouTubeにアップされたら、すぐにご紹介したいと思います。

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2019年1月26日 (土)

ドレスデンの思い出

映像も音もあまり良くないのですが、教会とそこに集う人々の雰囲気を感じていただくのにちょうどいい動画がありました。

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昨年のクリスマス12月24日とのこと。聖十字架教会(Dresdner Kreuzkirche)と聖十字架合唱団(Dresdner kreuzchor)です。

説明には、ザクセン州で最大の教会、3000席あると書かれています。

クリスマスはもう過ぎてしまいましたが、12月にオペラシティで聞いたコンサートのことに触れてなかった。でもさすがに覚えていない。

その後に聞いたリガが強烈だったので、クロイツさんはおとなしかったかな。

今回は一度だけクロイツコアの東京公演に行きましたが、その一週間後に実際にドレスデンの街を歩くことができたんですね。その感覚はうそみたいに「不思議」なものでした。

もしかしたらクロイツの合唱団メンバーと、どこかですれ違っていたかもしれません。

ドレスデンの街は想像とはちがっていました。時間がなくてエルベ川の向こうには行けなかったので、旧市街のほんのわずかな場所しか見ていない。小学生の時の愛読書だったエーリッヒ・ケストナーの美術館にも行けなかった。

コンサートメインだし、自分の休みが少なかったのでしかたのないことですが、ライプチヒも時刻表を眺めてあきらめたんですね。

主要な都市だからもっと列車の便がいいと思っていたのです。そうでもなかった。

信じられない空白の時間が昼間の時間帯にあるのです。東京、千葉、神奈川ぐらいのテリトリーで暮らしていると、ありえないドイツのスカスカダイヤにお手上げなのでした。

ただこの季節だからこその、お土産ができました。

クリスマスマルクトで飲んだグリューワインのカップです。

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日本のクリマル・イベントでも容器の保証代が別途取られますが、勿論それはワインでもビールでも飲んだ後にカップを返せばお金も返してもらえます。

でも今回の旅行では、カップを全部持って帰ってきてしまいました。

最初は返すつもりでいたのですが、ドレスデンで何気にカップのデザインと見たら、なんと合唱団!

クロイツの絵だったのです。これはもう、持って帰るしかないと思いました。やはり街の象徴というか、カップのデザインにされる存在なんだと思うと嬉しかったです。

街や店により趣向をこらしたデザインだったので、楽しいお土産になりました。

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聖母教会(Dresden Frauenkirche)では、そこで歌っていたテルツの動画を思い出し、「ああ、ここに彼らは立っていた。先生はここから指揮をしていたんだ」など、目の前にある祭壇とバルコニーが想像よりも近い距離にあり、それが実感できたのが嬉しかったです。

日本では教会でのコンサートは少なく、特にこんなバロックの素晴らしいドームでのコンサートなどないですから、想像と現実と、記憶に残るテルツの歌声とが、ここでひとつになりました。

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1994年から10年がかりで再建された聖母教会。それまで50年近く、ここは戦災で崩壊したあとの瓦礫の山のままだったんですね。

合唱団の歌は、できれば現地で聴けたらいいな。本当にそう思いました。

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2017年にドイツツアーを行ったシューベルトコアのドレスデン紀行です。

ラウリン、ルカ、バスティアン、テオ

会場のステージのセッティングも同じですね。

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2019年1月14日 (月)

Stabat Mater * Agostino Steffani

去年ようやく手に入れたレコードのご紹介です。

この録音の存在を知ってから、かなり長い時が流れました。もう手に入らないのじゃないかと思って、中古レコード店にメモと連絡先を預けたまま、 5~6年たったかな。連絡ないから、たぶんもうメモは処分されてる。

海外のオークションで知りあいがジャケット違いのこの曲を見つけてくれました。それも昨年のこと。でもこのジャケットでなければ、妥協できなかったし、保存状態も心配でした。

待って待って、この盤に出会えてよかったと思います。

ウィーン少年合唱団のレコードはほとんど集めました。バッハ全集とかね、持っていないものもありますが、聴きたいなと思うものは、ほぼほぼ集まりました。積極的に中古レコード店に行くこともなくなった今日この頃です。

私にとってこの録音は、最後の「どうしても聞かなければならないレコード」です。聴きたいを通り越して、聴かなくちゃいけないんだというレベルになってしまいました。

レベル10の録音がこれです。

本日YouTubeにアップしました。写真はレコードジャケット。

録音は1970年6月1日~9月15日 アーノンクールとウィーン少とのコラボとして珠玉の作品になりました。合唱指揮は、今は亡きギレスベルガー教授。

同じ世代の方はどうかこの月日に思いを馳せて、また若い方はかつての団員たちが、こうした古典音楽に取り組んだことに拍手を送る気持ちで聴いていただけたら嬉しいです。

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                       1969年来日公演プログラム表紙写真

ソロは、1969年に来日したウォルフガング・コレッコ君のアルト、ソプラノはフリードリッヒ・ファイファー君だったと思います。もう一人はわかりません。タウチャー君だったかな・・・声は似ているのですが定かでなく、69年組の誰かかと思っているのも自分の記憶ちがいかもしれない。

この録音のさわりだけが、公式HPの「Hall of Fame」で公開されていました。今は更新されて殿堂そのものがなくなってしまったので確かめることもできず。画面保存だけでもしておくべきでした。

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追記:古くなって稼働していないVistaのデータを調べたら、なんと「Hall of Fame」をページごと保存していました。よくやったぞ、自分。heart01 あとでワインでも飲もう。

ソプラノは69年のペーター・コッホ君と、ウォルフガング・ノバーク君でした。アルトはコレッコ君に間違いなしです。

HPで音源を紹介していたのは、9分25秒♪Ejà mater はノバーク君、11分51秒♪Sancta mater はコッホ君、3分50秒♪Quis est homoはコレッコ君の歌唱になります。

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テナー歌手の一人はいつものKurt Equiluzさんで、このかたの声を聴くと安心する。他にテナーRudolf Resch、バスはNikolaus Simkovsky。

コーラスはウィーン少年合唱団とコルスヴィエネンシス、演奏コンセントゥス・ムジクス

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今の合唱団にも才能のある子はいるのですが、こうした古典的な曲のオファーがないのでしょう。アーノンクールが取り組んだプロジェクトは、ボーイソプラノの清廉な美しさを最大限に追求したものです。変声期近い子には、まとめて録りだめしたという話も聞いています。

しつこいけど言うよ!  イェトミールになぜこういった録音を残させなかったの?

昨年6月にウィーンでモーコアのミサを聴いた友人がいます。その時はまだソプラノだったそう。

ドイツで見た彼の控え目で大人に近づいた仕草の中に、一抹の寂しさを感じました。

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2019年1月 3日 (木)

モーツァルトコア* アドベントコンサート(その2) 余談です。

クリスマスコンサート・ツアーのプログラム冊子の一部です。

表紙はなぜかブルックナーのメシュウでした。

この写真、今年早くにウィーンに雪が降ったときなのか。それとも去年の冬かな・・・なんて思いながらページをめくります。

次の見開きの右ページにコンサートの日程があります。11月28日から12月22日まで、25日間のうち、なんと19日間もあるんですね。

ほぼ毎日です。sign03

私が行ったのも、ほぼ毎日コンサートがあった時でした。成田を発ったのは水曜日の夜。翌木曜日の夜がドレスデン、金曜日の夜がポツダム、土曜日の夜がブラウンシュバイク、日曜日の昼間にベルリン、その日の夜に帰国の飛行機にのりました。

土曜日はponkoさんとベルリンで過ごしたかったので、コンサートには行きませんでしたが、その時にレーニが歌った「プエリ・コンチニテ」が本当に(たぶん他のコンサートよりも)素晴らしかったと、あとで友人たちからききました。

そうか・・・。でも限られた時間の中で何もかもは無理。私は3回聴いたコンサートで充分に満足しています。

アジア公演以外でこんな丁寧なプログラムが用意されているのは意外でした。曲目の解説と歌詞まで掲載されているので、大変役に立ちます。

学校の紹介ページもあり、同じドイツ語圏ですから団員勧誘にも一役かっているのかと思います。

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さてベルリンでのこと。一日乗り降り自由の切符を買って、100番のバスでベルリンのあちらこちら訪ねた思い出は、初めての街を100倍も素敵に見せてくれました。なによりこの季節だったことも、クリスマス前の空気や冬枯れの街並みを感じられて楽しかったです。

ponkoさんは私の希望を聞いてくれて、どの電車に乗るか、どのバスに乗るか分刻みでメモを作っていました。国会議事堂のガラスドームの見学には、事前予約もしてくれました。おまけにプッ夫君はベルリンの市街地まで迎えに来てくれたり、日曜日も駅まで送ってくれたり、2人のサポートは本当にありがたく暖かかったです。

ただ睡眠不足がピークで、ウィルヘルム記念教会の新教会礼拝堂では、静かに聞こえるパイプオルガンをBGMに、ponkoさんと話をしながらふーっと眠ってしまったほどでした。

単純な時差ボケだけでなく前夜に一仕事しなければならなかったのです。来年のブルコアのチケット発売が土曜日の午前11時・・・時差をマイナスすると、ベルリンでは金曜日午前3時。昨年パリ木公演で韓国に行ったときは知人に頼みましたが、チケットを取るのって大変ですよね。特に競争率の高いWSK・・・今回は自分で取らなくてはと決めていました。

ponkoさんに話すと「私のPCをつかっていいよ」と言ってくれました。日本語入力もできるから大丈夫だよと、午前3時まで眠らずに一緒にいてくれました。(話したいことがありすぎて、あっというまに3時になりましたが・・・)

金曜日にポツダム公演のあと、ベルリン郊外のponko邸にお邪魔させて頂いたのです。始めてのドイツで切符を買うこともままならない自分にとっては、すごいハードルでした。

ポツダムでのコンサートで出待ちをすると帰りは夜9時半ごろ。ニコライ教会の駐車場は灯りが少なくて、私のデジカメでは無理だろうと思い、最初から撮影はあきらめていました。でもクリスマスプレゼントと手紙を書いていたので、暗がりで目を凝らしヤコブを探します。いつもの通り向こう側をさっさと歩く彼なので、見つけたら躊躇している暇はありません。渡すだけで精いっぱいでした。

出待ちにはキイ君のお母様と妹さんも見えていました。実は化粧室で鏡の前にいるとき、隣りから「日本から来られたんですか?」と声をかけてくださったのがキイ君のお母様でした。その時点ではお母様とは知らず、「はい、はるばる来ました。・・・こちらにお住まいですか?」と笑ってお答えしたのです。その後コンサートが終わって外に出ようと通路にならんでいると、会場の片隅で記念撮影している団員が目に入りました。それがキイ君で、お母様と妹さんが一緒だったのです。

ニコライ教会からポツダム駅までは15分ほど歩きますが、友人のとったホテルが同じ方角だったので、駅までは一緒です。それから念のため前日に買っておいた切符で、目的地まで行かれるかどうか緑の窓口みたいなところで確認。

電車は10時25分まで待たなければならず、その間友人が「別に用もないし・・・」と駅のホームで電車が来るまで付きあってくれました。本当にありがたかったです。心強かったです。改札口がないということは、誰でも駅のホームに入れるのでこんなときはいいですよね。

日本の乗換アプリと同じようなものがドイツにもあります。これで検索すれば、長距離もバスも時刻、乗換、所用時間などが表示されるので、旅行中の必須アイテムでした。スクショして画面保存しておけば、万が一wifiの接続が悪い時でも安心です。

到着駅を確かめながら、そうしてponkoさんからは乗換駅で待つ時間など細かい指示が、たびたびメッセージで届きました。何しろ夜遅く、日本の都市圏ようにいくらでも電車がきますよという状況でもなかったので相当必死でした。

これはまだ途中です。このあとに2画面延々と駅が続いていくのです。

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話題を戻しましょう。次のページはセットリストになっています。

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ドイツ語ですがスマホのアプリを使って翻訳してみました。スキャンニングして翻訳するんですが、なかなか・・・と思うところもあって、ちょっとそれも載せてみます。

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ブリテンの「キャロルの祭典」の部分です。op.はオーパス、Deo Graciasが「Deoのおかげ」になっていますが通じますね。

「一時停止」というのは休憩時間のことで、その下には、ポルカシュネル「Forever」が、教会では演奏されないという注意書きあります。

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グッズとしてあのチョコレートと、テディベアも販売していました。

紺色のユニフォームもありましたが、荷物の関係で今回はガラユニフォームのだけ買いました。

昔売っていたタイプより簡略化された手足の動かないクマさんなので、座らせることができないの。でも胸の部分がマジックテープではずせて、スカーフはとりはずしできる作りです。

なるほど・・・。これで型紙起こせば、自分のベアにもユニフォーム作れるなあともくろんでいます。胸のワッペンはしょうがないね。このクマさんのは、アイロンでぺったり密着されてます。

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このページは新しいCDについて書かれています。CDの解説はモノクロでしたが、ここではカラーでいい感じ。

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これは曲目解説の一部分ですが、歌詞まで掲載されているんですね。音楽について知りたいものにとっては本当に助かります。

ふと思いだしたこと。ミルコとヤコブがデュエットで歌ったことを覚えているのですが、「曲はなんだった?」 肝心なことを忘れてる・・・・。それは、「Still still still」でした。

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ドレスデンでのサイン会はこの3人でした。

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ポツダムのサイン会は新しいメンバーたち。

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先生と、Peter、Emilian、Prince君たち。

ニコライ教会には当たり前のことですが、ロビーはなくほとんど通路のようなスペースでのサイン会でした。一度列を離れると正面から撮影することは難しかったです。地元のかたがCDを買って、楽しげにルイス先生とお話されていました。言葉って大切ですよね。

コンサートは19時30分からでしたが、開演前の19時ごろに地下の化粧室から戻ると会場の出入り口にセーラー服姿がちらほら。あれっと思いましたが、2~3人だろうと思ってそのまま会場に入ろうとすると、奥へ奥へずらっとセーラー服の列ができていたのです。

これは通り抜けられないと思い、あわてて背を向け自席と離れた扉に向かいました。

19時半開演なのに、30分も前から会場の外で控えていたんですね。サイン会をしたこのあたりで団員たちは待っていたようです。25人がうじゃうじゃといたのかと思うと、相当無理があるけれど、ここから歌いながら入場する段取りだったようです。

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バスの車内は、クリスマスのデコレーションがしてあり、暗い中にもキラキラした雰囲気がありました。この暗さで窓ガラスにはスモークがかかっていまず。でも窓の向こうから手を振ってくれているのが、うっすら見えましたよ。見えないながらも、ずっと見ていたかったです。

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ベルリンでもサイン会があったらしいのですが、私は化粧室にかけこんで時間がかかりました。とにかく泣きはらした顔を、なんとか修正しなければならなかったのです。

戻った時にはサイン会は終わっていたようでした。誰が参加していたのかも聞いていません。ベルリンでの出待ちとその後に行ったベルリンモールでのエピソードは、ponkoさんがたくさん語ってくれました。私は謙虚なわけじゃなく、ガチには何もできない・・・それだけなのです。


限定なのでご了解ください。

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12月17日早朝のテレビ番組から。

このテレビ生出演は、コンツェルトハウスで出会い、その後ベルリンモールでも偶然出会い、すっかりponkoさんとも意気投合したファビアンのパパが教えてくれました。

ファビアン家族は私と1時間違いで飛行機に乗りウィーンに戻る予定とのことで、もしか空港であえるかな・・・なんて話も出ていたのですが、私の乗った空港行きバスがかなり遅れチェックインが始まっていたため、ファビアン家族を探す余裕はありませんでした。ちょっと残念でした。

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2018年12月26日 (水)

モーツァルトコアのアドベントコンサート

しばらくぶりになりました。

12月の一週目にパリ木の来日公演があり、京都まで追いかけ、その後ドレスデンクロイツのクリスマスコンサートが12月4日に、そして6日にはリガ大聖堂少年合唱団のクリスマスコンサートがありました。

どれも素敵な時間を過ごせましたが、記録を取るまもなく次の予定が控えていたのです。

それは4月からずっと、悩み続けていたものでしたが、運よく弾丸往復便を見つけ旅立つ決心をしました。

今日のタイトルは、念願だったウィーン少のクリスマスコンサートに行ったお話です。

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最初の日は朝10時過ぎにベルリンに到着しました。空港からベルリン中央駅までバスに乗り、予定していた 列車をドレスデンで捕まえました。それに乗れないと1時間以上のロスになります。日が落ちるのが早いこの時期、午後の1時間は貴重です。 ドイツの券売機は初体験で、この時はまだ根性がなくトラベルインフォメーションの窓口で購入。空港からのバスはSバーンのみだったので、必要ゾーンを指定して購入できましたが、ドレスデンからは快速みたいな電車なので、ちょっと券売機の操作が複雑だったのです。で、とにかく切符を買いホームにおります。

青い電車が止まっていました。席は2等です。ここでまた一つのハードル。予約席に座ってはいけないのです。

予約席ってどうやって見分けるの?と思ったら、友人が「紙が貼ってあるよ」とおしえてくれました。なるほど。網棚に予約済みの紙が貼ってない席を探します。次の駅になると早速予約の人が乗り込んできました。席はどんどん埋まっていきます。その車両はWifi設備や充電も可能なので、ラップトップを持ち込んでいる人も見られました。

窓の外には素敵な田園風景が広がっていましたが、窓側ではなかったので、うまく撮影できず残念でした。

ドレスデンには午後3時ごろに到着しました。友人とはホテルが別なのでそれぞれチェックインして身づくろいをし、コンサートが始まるまでクリスマスマーケットを散策します。

駅に着いた頃には西の方向に夕焼けが見えていましたが、4時にはもうすっかり日が暮れています。別便で一日早く来ていた別の友人ともそこで会えて、コンサート会場に向かいつつグリューワインとカレーブルストで小腹を満たします。

途中には聖十字架教会がありました。教会の前にはクロイツの姿をした像があるんですが、可愛いと言っていいのかどうか微妙。なんか木彫りの人形をイメージしたような感じだけどちょい不思議ちゃんでした。

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そしていよいよ会場の文化宮殿Kulturpalastへ。そこはなぜかトリコロールカラーにライトアップされていました。ただの白っぽい四角い平ったいビルなんですね。それがフランスの国旗みたいな照明効果で、ちょっと意味がわからないな・・・。しかも足元には照明装置がしっかり見えてます。

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この建物に入ると、真向いにあるクリスマスマーケットの灯りが一望できました。ドレスデンで一番大きいマーケットは本当に賑やかでした。

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さて、このドレスデン公演のあと、金曜日はポツダムのニコライ教会、一日おいて日曜日にベルリンコンツェルトハウスのコンサートが控えていました。

3回とも最前列だったので聴くことに身を傾け、時折襲う睡魔と闘い、でも贅沢な最高のコンサート鑑賞の旅だったと思います。

断片的な記憶をつないでいるので、勘違い、記憶違いの段はご容赦くださいませ。ほんとにね、「あれ、どうだっけ」と思うことが多い。まとめ書きしているところは、記憶がやばいと思って頂いて大丈夫です。

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ステージにはシンプルなクリスマスツリーが配置されています。これはWSKの小道具なんですね。シャーベットグリーンのツリーが可愛らしい。

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ドレスデンでの席は最前列のアルト側の2番目。偶然にも友人の隣りでした。そしてもう一人の友はソプラノ側の一番目。センターブロックはなぜか2列目まで完全に空いています。近すぎるのであえて客席にしなかったようです。なので両サイドにスピリット状態の私たち東洋人、実に目立つことになりました。

が、終盤それがかえって良い結果をもたらすのです・・・。

待っていると、シャリ~ンとタンバリンのような音が響きました。えっと思っていると、なんとガウダーテを歌いながら入場。リコーダーを吹くルイス先生。タンバリンはバレンティンです。マジかよ・・・小さくつぶやく友人。

私たちのすぐ横の通路をboysが歌いながら通り過ぎました。一人一人の声が美しい。アルト、ソプラノ、それぞれのパートを聞き分けられるくらい音が近いのです。もうどきどきワクワク。

やがて歌っているのが誰なのかわかりました。

ヤコブ! レーニ! 特にヤコブはピアノの右側に位置していたので、声がすごくよく聞こえます。信じられないことでした。今までずっと待ちわびていたヤコブの声が、こんなに繰り返し聞こえるなんて。

ソリストとして歌い続けているレーニとは違い、ヤコブは日本公演でも一度しか歌わず、韓国では歌っていません。マルタやデンマークでのことは知りませんが、秋の台湾公演でもソロはやっていなかったのです。

台湾にも行った友人が、ヤコブだ!ヤコブだ!とビックリです。

普段は目立たない子です。ほとんどわざとやってるとしか思えないほど、人の影になるのが好きです。集団写真では、だいたい行方不明。人の後ろにいる頭の形で「あっ、これヤコブだ」と判断するのです。

そんな子が、レーニと一緒に堂々と歌っている。しかも素晴らしいソプラノで。ヤコブ、いつから君は本気出してるの?

「Confirma hoc」は日本、韓国でも歌われた曲です。日本語訳は「堅めたまえ、神よ」

でも今回の歌は以前より澄んでいる感じがします。印象ですが、全体に声質が高く、アルトもバス的な響きはなく少年らしい声です。

「詩編23」 シューベルトの名曲が来ました。これこそオールドの音を覚えている世代には、とても大切な作品。若いファンの方も大好きですよね。コーラスとピアノがひとつの輪郭で整い、音が消えでもなお胸にしみる深い余韻がありました。

主は私の羊飼い。。。この慈しみに満ちた詩を、今一度かみしめたいです。

先生のMCはドイツ語なので、まず私には理解できません。でもたまに聞き取れる単語はあります。ポツダムではヤーパン(日本)という言葉、クロイツコアという言葉も出ていました。

あとで友人が、「この曲は日本でも歌いました」と言っていたみたいと。ドイツ語を習っているせいか、聞き取れる範囲も広いのね。ドレスデンでは席が離れていましたが、ポツダムでは並んでいたので、先生は私たちをチラ見されて、MCにも気遣いがあるように思われました。

Dsc_0007_10_800x600                           ポツダム ニコライ教会

「Veni sancte Spiritus」:ズルツァーのこの曲は、日本のプログラムでは「聖霊よ、来たりたまえ」

「O magnum mysterium」:ガルス

「Heute ist Christus der Herr geboren SWV439」 :シュッツ

古典的な教会音楽でアカペラです。遥か昔のウィーン少年合唱団、その原点がここにありました。信じられないくらいきれいだった。

二手に分かれ掛け合いながら歌うとき、こだまのような響きが別の世界を生むようです。こっちの声が消えて、向こうの声が生まれる隙間に、残響だけで生まれる音の世界。

苦手なシュッツさんですら、全然苦手じゃなかった。これはモーコアの合唱力とそのアレンジの妙によるものです。

選ばれたアンサンブルはジヌク、ヤコブ、ヒュンセオ、ヤン、ミケーレ、アンジェロ。

ミケーレ、アンジェロの2人は素敵なアルトです。やはり兄弟って声質も共通の物があるんですね。ソプラノはヤコブとヤンが明るい声質。ジヌクとヒュンセオはメゾぐらいで含みのあるたおやかな声。

ちょっとこのあたりの画像があります。別のアドベントイベントでの写真ですが、ご参考までにご覧ください。スクロールするとサムネイルが並んでいます。拡大してみてね。これは11月23日ですが、コンサートプログラムは同じと思われます。

Mariazeller land blog

ルイス先生はMCで随分とおしゃべり好きです。ただこちらには意味がわからず、会場が笑ってるのに自分は笑えないという悲しさ。

「キャロルの祭典」より、「There is no Rose」「This Little Babe」「Deo Gracias」が歌われました。

教会音楽の繊細な響きから打って変わって力強い現代音楽が引きだされます。特に「Deo Gracias」は印象的でした。少年のために作られた曲だからこその迫力。

「Pueri Concinite」 はレーニのソロでした。もう美しさに言葉をなくす。声もきれい、顔もきれい。全部麗しい。動画が上がっていますが、管理者が埋め込みを禁止しているので、YouTubeに飛んでご覧ください。細くて背中に天使の羽がついているような少年でしたが、とても背が伸び気品のある人になりました。貴公子クンですね。

「Pueri Concinite」 https://youtu.be/rJf2bTt_EXE

シュトラウスの「Forever」はクリスマスとは関係ありませんが、このツアーでユニセフに協力しており、先日発売されたCDも会場販売していたため、CDタイトルでもある「Forever」がコンサートホールでのみ歌われました。

第2部は、ヤコブとレーニが歌う「Es wird scho glei dumpa」で始まりました。2人の歌はユニゾンだったと思います。高音が素晴らしかった。トレブルの神髄を突いている演奏です。

続く「Still, still, still」、「Heisa Buama」、「In natali Domini」、「Es ist ein Ros'entsprungen」・・・ずっとライブで聴きたかった素朴なクリスマスキャロルがキラ星のごとく続きます。ドイツの人たちは、年に一度こうして同じ会場で開催されるクリスマスコンサートを楽しんでいるんですね。

「Still, still, still」は「es hat sich heut eröffnet」とメドレーで演奏されました。

「Heisa Buama」はアカペラで楽しいアレンジ。CDではソロが入っていますが、コンサートではソロは無かったです。CDによれば訳は、Boys, get up quickly。

「In natali Domini」も聴けば耳にしたことのある曲だと思うはず。17世紀プレトリウスの曲です。こんなに古いメロディが今も歌われる。クリスマスが生活に根付いているからですね。

ベルリンで泊めてもらったponkoさんのお家には、食卓の窓辺にアドベントの蝋燭がモミの木とともにアレンジされていました。赤い蝋燭が4本並んでいます。二本には火をつけた跡がありました。

御主人のプッ夫君が、毎週一度日曜にに火を灯すんだと説明してくれました。

そんなアドベントが日常生活にあることが、純日本生活の自分には羨ましかったです。私が滞在した最後の日曜日には、3本目の蝋燭が朝食の時に灯されました。

その横にはパイプ人形が飾ってありました。木製の体の空間にお灸みたいなおが屑の塊が置いてあり、そこに火をつけます。すると5分ほど煙が出てくるんですね。プッ夫君が半ばどや顔で楽しそうに話してくれます。

早口なので、半分くらいしか理解してないけど、聞き取れた単語でなんとかわかりあえたかな。ふふふ・・・ですね。

話がそれました。「In natali Domini」 ギレスベルガー教授の時代です。


これは予告なので、すごく短い

そしていよいよ、ジヌクとヤコブが歌う「O Holy Night」です。私はドイツに行く少し前に、FBのグループ動画で、これを見ていました。やっとヤコブが歌った! その声のなんと清らかなこと。明るく伸び伸びとした輝くような声でした。

1年7か月前にただ一度だけ聴いた印象は間違いなかった。

なので、この時点でヤコブの歌を聴くためにドイツに飛んだような形になりました。

ソロを支えるアルトメインの合唱が、ボーイズコーラスらしい確かさでソプラノデュエットを引き立たせます。この合唱がまた素敵でした。歌い終えると、2人は顔を見合わせ、お辞儀をします。ベルリンでは特に大きな拍手が続き、2人のバラ色にそまる頬と上気した表情が本当に微笑ましかった。ルイス先生も拍手して2人を労っていました。

これに続く「マリアの子守歌」が、またまた繊細で美しかった・・・・。最後の ♫Schlaf, Kindlein, süße   Schlaf nun ein のところ。これ聴いうるっとしない人はいないと思います。きれい過ぎて、何にも悪いことしてないのに謝りたくなってしまう。そんな心持ちにさせる優しく愛らしい歌声でした。

これだよね。モーツァルトコアは、ルイス先生の理想を成し遂げてる。 練習は厳しいと思いますが、指導に応えてここまでクラシックなウィーン少の世界を、自分の音として表現してくれる子どもたちがすごい。

さて、ここで私たちには嬉しいできことがありました。

ドレスデンでのこと。ルイス先生が「英語で話してもいいですか?」と前置きされ、このコンサートに日本、韓国・・・中国とまでおっしゃったか? 中国まではききとれませんでしたが、その時にルイス先生は客席最前列の右と左をちらっちらっと見て、世界を旅をしてこの会場に来ていますというようなことを言ってくださったのです。

これは想像ですが、その言葉のウラにはシンガポール、韓国、マルタやウィーン、台湾。すべてのツアー先で目にした、日本人ファンの存在が含まれていたのかもしれません。

右と左には私たちがすわっていました。ジヌクかヒュンセオのご両親もいらしていたのかもしれませんね。まさかそんな紹介をしてもらえるとはつゆ思っていませんでしたから、最後に演奏された「きよしこの夜」は、ありがたくて嬉しくて、また泣いてしまいました。

ポツダムでのコンサート映像ですが、これも管理者が埋め込み不可にしているので、YouTubeに飛んで全画面でご覧ください。

「きよしこの夜」https://www.youtube.com/watch?v=DxZGYah7vs4

とりあえずコンサートのみのご報告。

そうそう、この写真はベルリンのコンツェルトハウスですが、この時私の席の真後ろがレーニのお兄さんで、その両隣りはご両親でした。少し横にはキイ君のお母様と妹さん。お二人にはポツダムでお会いし、ご挨拶だけはしていました。

3列目にはファビアンのお姉さんとお友達。休憩時間に「良い席だね」と近づいてきたのはファビアンのパパでした。ドイツ語の堪能なponkoさんとひとしきりおしゃべりをしていました。親しみを感じたみたいです。

開演前にはヤンのパパもこのあたりに立ち寄っていました。

たぶん他にもご家族がいたと思います。終演後に普通に出てきたイェトミールやジュリアン。家族と出かけるようでした。

ウィーンが近いとあって、また4年生は最後のクリスマスツアーでもあり、家族で聴きに来てるんですね。レーニのママからは終演後に一緒に写真を撮りましょうとも言って頂きました。

ほかにも思いがけないことがありました。友人たちそれぞれの胸には、アドベントの火のように暖かい炎が揺れていると思います。行ってよかった・・・。

Dsc_0055_4_800x600                         ベルリン コンツェルトハウス

プログラム写真があるので、また追加していくつもりですが、とりあえず鮮度があるうちに公開したいと思います。

楽しい思い出は自分で語るには恥ずかしさもあり、お話はこのへんで。

ドイツのponkoさんありがとう。プッ夫君お世話になりました。2人の友には、たくさん助けて頂きました。私たちを受け入れてくださったルイス先生にも心からお礼申し上げます。

モーコア・ボーイズ、ルイス先生から導かれた素晴らしい音楽と歌声を忘れないでください。

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2018年10月 8日 (月)

WSK ニューアルバム 「Strauss For Ever」 を聴きました♡

新しいアルバムが届いて、じっくり堪能できました。

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これは新しいアルバムのジャケットとなったライナーノートの表紙と、下は1999年これまでのシュトラウス録音では最後となっていたCDです。昔のCDってだいだいこんなふうに、アウガルテンの階段に並んでいるようなのとか公園で撮った記念写真的なのが多かったですね。

ルーカス・ベック氏が公式の写真を撮影するようになってからすごく変わりました。

合唱団という個人が存在しない形から、boysの個性を生かした構図が増え、今回のCDも素敵なデザインです。boys的にもいけてるヤツだと思います。

まずは録音データから。

・ ライナーノートには4人のカペルマイスターの名前が記載されています。
・ ソリストは元ブルックナーコアのRobert君
・ 総指揮は、ゲラルト・ヴィルト氏
・ オーケストラは、サロン・オーケストラ「AltーWien」
・ 録音日は、2018年3月~4月、6月

ライナーノートには録音風景の写真がたくさん掲載されています。ブルックナー、ハイドン、シューベルトの各コアの写真はありますが、モーツァルトコアはなさそうです。この撮影のときに、たまたまいなかったのかもしれないですね。特に記載はないので、全部のコアが参加したことも考えられます。

ソリストはRobert君の名前だけが書かれていました。でもソロの入る曲はいくつかあるので、すべてRobert君なのかどうか、それは不明。

ソプラノソロの声の特徴は、ビブラートがほとんどなく、あくが無く、歌い上げる感じではなく楚々とした品が漂います。でもふわふわした印象ではなく、クリアな歌い方と正確な音程で、清々しい余韻を受けました。

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トラック1「休暇旅行で」は、ニューイヤーコンサートのシーンがイメージに浮かびます。元気のいい出だし、このCDへの意気込みを感じますね。

2曲目もポルカ。この「水兵のポルカ」を初演した日本ツアーのブルックナーコア。曲を紹介したのはLeander君でした。海外ツアーのフェリーの上で、カッペを風に飛ばされたことのあるLeander。ハスキーな声を今も覚えています。

歌詞を知りたくて根性で検索していたら、・・・2015年ボミ先生時代のモーコア、アメリカツアーのプログラムがヒットしました。楽しくて♫ Ho pan pan~と、簡単なところだけ一緒に歌っています。

日本でのモーコア・コンサートでも、この曲を歌う時のお気に入り君の表情とか絶対忘れないですね。特に♫ zur Lücke zur Lückeのところ。ピンポイントで語感が好きです。

余談ですが、アメリカツアーでは、「ソーラン節」や「おおシェナンドー」、ヴェルディの「Va, pensiero」 なんかも歌っていました。

さて、軽快な曲が続いたあとに、堂々たる「皇帝円舞曲」が続きます。演奏時間は10分10秒。楽しみにしていた録音でした。

この曲は映画「美しく青きドナウ」(Almost Angels)のほぼ冒頭場面で流れ、オープニング・クレジットの中に64年組のカペルマイスターだったフロシャアウアー先生の名前があります。オールドファンにとって忘れがたい導入シーンですね。

そして現役ファンとしては、昨年のモーツァルトコアの千秋楽。会場の熱気の中で、静かに始まったルイス先生のピアノ前奏。それはツアー最後に聞かせてもらったフル演奏であり、優美なモーコアの合唱を導く最高の演奏でした。

このあとに聴くと、トラック4の「山賊のギャロップ」が短く感じますが、ライナーノートによれば、こうしたテンポの速い曲について、「複雑なルネサンスの曲よりも、歌う上では難しい」とヴィルト先生が述べられています。

コンサートであまりに易々と歌ってしまうので、つい私たちはその難しさを忘れてしまう。テンポの速い曲は子供たちが好きで楽しそうに見えますが、それは練習を重ねた成果なのです。この録音ではアルトを歌う声も聞こえて少年の快活さを感じます。BastianとJitsuhiro君がガッツで歌っていそうだね。

ハイドンらしさいっぱいで好きな動画です。


Wiener Sängerknaben / Vienna Boys Choir (official)

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「ウィーンの森の物語」の始まりは実に素敵。オケの演奏の合間に、そっとツィターの音が聞こえてきます。古い録音の「ヨハン大公のヨーデル」を思い出しますね。オーストリアらしさ100%です。それからようやく、いつものリズムで歌が始まりますが、待つ間の気持ちの高まりがいいのね。

優雅に歌う♫Lalala~のメロディ、数名のアンサンブルのような感じもする。デュエットかもしれぬ。ソプラノが少し弱いような気がしました。・・・せっかくの美しい重唱ですが、実はオケの音が少々じゃまな時もあります。
録音風景の写真ではRpbertとJeongmin君が並んでいるので、この2人のデュエットかしら?とか、妄想でおとぎ話が作れるなあ。

このCDには歌詞カードが付いていませんが、バブルの頃の日本版は豪華歌詞カードがありまして、解説も丁寧です。この部分は

♫ Lala lala lala~ Liebeslust, Liebesleid
   immer gleich jede Zeit,
   wenn der Frühling erwacht,
   holde Liebe dir lacht.

対訳は、「愛の喜びと愛の悩みは いつの世にも いつも同じ、 春がやって来た時には やさしい愛が微笑みかける」  by高橋義人

「浮気心」の原題は「Leichtes Blut」、easy-going, carefree, light of heart なのだそうで、長らくこの日本版タイトルに疑問を感じていたので、悩み解決しました。ウィーン気質を歌っているんですね。

「春の声」は、一番好きですね。アレンジがお洒落です。ソプラノとアルトの構成はわりとはっきりしていますが、ソプラノは繊細でそれを支えるアルトが安定した歌声。ソプラノ・ソロは複雑にコーラスとからみ、リズミカルで三次元的な面白さ。そのぶん歌うのはタイミングも難しいと思います。歌詞と照らし合わせて何度か聴いたけどわからん。4つ目のワルツのお終いのほうかな、♫ah ah~  あれは一人で歌っているの?と素人は思ってしまう。それとも録音技術でしょうか?(こんなオバカなこと書くと、音楽やっている人に笑われる・・・)

私が持っているこの曲のイメージは、ソプラノ歌手がトリル全開で華やかに歌い上げるものですが、このCDの春は、少年たちの合唱ありきでソロがフィーチャーされているので、さわやかさで優しいですね。これもソロが誰なのか気になりますが、Robert君だと思って聴いています。heart02

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同じような感想しか書けないので、いきなり飛ばします。

最後の曲「永遠に」は、この間も書きましたが、2013年にボミ先生のモーコアが歌いました。それが日本初演で、この年はウィーンの名曲として、シュトラウスだけで6曲歌っているんですね。今思えば、頑張ってたんだと。なんか無責任ですが、歌詞の量が多いので暗譜は大変。そういえば確かこのとき、青きドナウは短くはしょられていたような気がする。

珍しい曲とあって、この「永遠に」の歌詞は調べても出てこない。歌詞も内容もよくわかりませんが、ポルカ・シュネルで勢いがあるので、エンディングにピッタリかと。・・・ほんと、歌詞知りたい。weep  おまけに私が購入した盤はライナーノートに落丁があり、「For ever」の英文解説のページが飛んでいるんです。(交換してもらえるか問合せ中)

このCD、優雅な部分とアップテンポで軽快な部分と両面を持ちますが、全般的に「圧」がなく、何度でも繰り返し聴けます。合唱の前にオケの演奏が相当長い曲も多く、合唱曲という枠を超えて新しい展開を感じました。アレンジも重くなく、ウィーンの今の空気をまとった演奏と思います。

歌声は若々しく、少年らしい。1999年の録音も再び聴いてみましたが、大人っぽくきれいですが、没個性の歌声に感じます。昔とは発声が違うのかもしれないし、自分の耳も変わったんでしょうね。

シュトラウスを歌い継ぐのは、ウィーン少のミッションでもあります。前回の録音から20年近いブランクです。次回はまた20年後では、自分は虹の橋の住人になっているかもしれない。その時は虹の橋に集うオールドWSKに、目の前で歌ってもらいましょう。

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Robert君 ソロ ・・・・今年高校生になりました。


Chor Gesang - Das Magazin

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2018年9月16日 (日)

WSK ニューアルバム ”Strauss For Ever”

ウィーン少年合唱団の新しいアルバムが発売されます。

タイトルは「シュトラウス フォーエヴァー」 全曲がシュトラウス・ファミリーの作品です。

YouTubeの予告動画は、出ているメンバーが古いです・・・・。せっかくだから、今年の録音風景なんかをまとめてくれたらよかったのにね。

CD本体の発売は9月20日頃予定ですが、デジタルではもうダウンロードが可能です。ただし「皇帝円舞曲」はアルバムのみとなっています。

私はCD本体を持っていたい石器人なのでDLはせず本体を待ちます。なのでライナーノートなんかに書いてあるであろう詳細はわかりません。でもジャケットの写真を見るとシューベルトコアとブルックナーですね。

これが録音参加のコアなのかな。?

録音は今年3月から4月にMuthで行われたそうで、その頃の各クラスのスケジュールまでは覚えていませんが、ハイドンは日本公演とその準備、モーコアはマルタ・スペイン・デンマークなどのツアーも続いたから、CD録音のメインはシューコアとブルコア・・・かもしれませんね。

販売ルートはたくさんありますが、公式発表では例えばこんな感じ ↓

https://uma.lnk.to/StraussForEver

あと日本ではT社とかH社などは、今だとちょっと安いので、そういうショップを探すのもいいかと思います。今さら頭文字もないか。タワレコとHMVです。wwww

海外のニュース ↓

http://www.klassikakzente.de/news/klassik/article:248215/kultige-polkas-und-walzer-neues-von-den-wiener-saengerknaben

アングルちがいのこの写真も素敵。ルカ君が大人っぽくなりましたね。ネイサン君は15年ブルコア帰国後に入団しましたが、今はもう中心メンバーといってもいい。Time flies感がすごいです。

もしブルコアとシューコアが録音に参加したとしたら、今年卒業したメンバーも歌っていたのかなと想像します。来日したboysの録音は、やはり胸が熱くなります。

ブルコア:ジョンミン、メシュー、ラファエル、ヴァレンティン、ロベルト、リュウセイ、ユウ君たち、そして来日してないけどバルナバス君も卒業

シューコア:ラウリン、ヤコブF、ルカV、パウル、ヘンリー、ミノル君たち

追記:9月17日
海外のファンがすでにCDを入手されていて、SNSに写真がアっプされていました。ライナーノートに録音風景の写真があり、そこで見覚えのある顔はブルコアのメンバーでしたが、シューコアも参加していたようです。歌詞カードは海外盤には付いてなかったそうです。

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試聴してみましたが、長い曲は最初のオケの部分だけで試聴のリミットになってしまいました。アルバムのみの扱いになっている「皇帝円舞曲」は、なんと10分15秒の超ロングバージョンです。

ヴィルト先生の気合を感じます。ですが、「ウィーンの森の物語」はフロシャウアー先生のアレンジだし、「千夜一夜物語」と「ハンガリー万歳」は、タイマー先生のアレンジです。

何十年も前にボーイズとともに活躍されたカペルマイスターの名前が、音楽的にも連綿と生き続けているのは嬉しい。

ちょっと残念に思うのは、「南国のバラ」と「アンネンポルカ」も聴きたかった。好きな曲なので・・・笑 ただそれだけのこと。

なおCDタイトルでもあるエンディングトラックの「For ever」は、今回ボーイズのために作詞されたそうです。本物の新譜ですね。・・・と思っていましたが。。。。。

しかし2013年のプログラムで演奏されていました。 すっかり忘れて、思い出すかけらもなかった。作詞は時々インタビューにも登場されるティナさんでした。

2013年のプログラムによれば、ニューイヤーコンサートでも近年では演奏されることがない珍しい曲で、日本では2013年が初演だとのこと。ヨーゼフ・シュトラウス作品です。

収録内容

1. 休暇旅行で   Op.133
2. 水兵のポルカ  Op.52
3. 皇帝円舞曲  Op.437
4. 山賊のギャロップ  Op.378
5. ウィーンの森の物語  Op.325
6. 浮気心  Op.319
7. 春の声  Op.410
8. トリッチ・トラッチ・ポルカ  Op.214
9. 千夜一夜物語  Op.346
10. 鍛冶屋のポルカ   Op.269
11. ハンガリー万歳  Op.332
12. 美しく青きドナウ  Op.314
13. ラデツキー行進曲  Op.228
14. 永遠に

公演では必ず数曲のシュトラウス作品が演奏されますが、特に最近のモーコアやハイドンのコンサートで、指揮者による演奏の違いやメンバーによる盛り上がりの違いを顕著に感じました。そこまで聴かせる演奏もすごいと思ったし、お約束のワルツですよというのではなく、ウィーン少だからこそ聞かせることのできるワルツやポルカに感動したものです。

私たちは日本にいて、なかなかオケとともに演奏するWSKのステージに接する機会は持てない。海外でオーケストラが参加するコンサートにゲスト出演するWSKの動画を見ると、本当に羨ましいです。

来日が年中行事になっても、歌う子どもたちや指揮者はその都度違います。また同じ指揮者であっても4年の月日をボーイズと過ごし、音楽家としても研鑽を積んでおり、決して同じ演奏ではありません。

なんかもう少し、WSKが毎年来るなんて世界でも稀なことなのよという感覚を取り戻して、非公開でないところで、いろいろな団体から出演のオファーが来るといいなあと思います。

今年5月のシューベルトコア、鍛冶屋のポルカです。ラウリンが金床を叩いてる。

flairFBの更新でORFの映像が日本からも見れました。50秒しかないのであっというまですが楽しいですよ..

追記:9月18日  今日はその映像がYouTubeで公開されました。録音風景ではなく、プレゼンという感じですね。ハイドンの元気さがポルカシュネルにぴったり。

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シュトラウスではないのですが、新着と書いてあったので。

これは今年1月のシンガポールでのモーコアです。リハーサルと書いてありますね。

後姿はイェトミールですね。もう一人はジュリアンですか? こういう動画って、いつか消されちゃうかもしれない。イェトミールのソロなので、今のうちにご紹介しておきたかった。

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2018年8月26日 (日)

カッコウ ”Der Guggu ” ほか・・・昔からの歌

懐かしいドイツ民謡「カッコウ」です。

これはウィーン少公式から届いたゼキルンでの様子です。

短いですね。 インスタじゃないんだから、秒はないよねって思いますが、確かに35秒です。

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歴史的といってもいいくらい昔のWSKもこの曲を歌っています。それも日本公演で歌っているんですね。

今年のハイドンコアは民謡のときも演出を工夫して、boysらしいステージを見せてくれました。最近は同じ民謡が続いている感じもあったので、今年は新鮮に感じました。また、ヤンが自身の誕生日に「菩提樹」をソロで歌ってくれました。ウィーン少ここにありっていうくらい、存在感があって素敵でした。

クラシックな歌曲だけでなく、ドイツ・オーストリアの民謡や伝統的な学生歌と言われるものは膨大にあるので、是非いろいろな曲を選んでほしい。

今回私は直接聴きに行けないのでご紹介していませんが、西日本を中心にツアーをしているドイツのフライブルク大聖堂少年合唱団は、宗教曲のほかに懐かしいドイツ民謡も沢山歌っています。

https://japan.diplo.de/ja-ja/aktuelles/-/2126166   ← ドイツ大使館のサイト

昔、合唱団の歌が頻繁にテレビから聞こえてきた時代があったんですね。NHK「みんなの歌」でも民謡からオリジナルまで、たくさんの合唱曲がありました。

今は音楽の教科書の選曲も変わっているようなので、古い歌がどれだけ子どもたちに浸透しているかわかりませんが、私は聴き続けたいと思う派です。

ドイツのテレビ番組「Immer wieder sonntags 」 。 ARDの番組表をググってみたら、時々少年合唱団が出演しているんですね。

日曜の朝9時から公開放送しているらしい・・・・。でも日本と同じで、バラエティ番組のゲスト出演って、やはり5分足らずの出演なんですね。

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レーゲンスと、一番最近の出演はリンブルガー大聖堂少年合唱団

「ローレライ」 「菩提樹」 「野ばら」


Chor Gesang1 on YouTube

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「クルプファルツの狩人」  「さすらい」


Chor Gesang1 on YouTube

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2018年6月25日 (月)

WSK *2018ツアー終了* Haydnchor

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ハイドンコアのツアーが6月17日で終了しました。

日常にもどり、時々ファンが上げるSNSの写真などを見ていましたが、ペンを持つ気持ちになれずにいたら、本当に自分の中でもハイドンの日本ツアー完結してしまいました。

つまり、感想文を書けない。前回の記事は、バスを待つ空き時間にほとんど書いていたので、聴き終えたばかりの心境でした。記憶違いは、実際たくさんありました。席が端の端でしたから、見えない部分もあり、一度の鑑賞ですべてを把握できるわけもない。忘れちゃった曲もある。でも気持ちはフレッシュでした。

ところが、今はもう自分の中では、「ツアーは終わった」感が強いです。

東京近辺のファンの方は、たぶんGWにサントリーから始まり、そのあと3週間ぐらいおいて、また川崎横浜から千秋楽で終えると思います。でも自分は6月3日名古屋に始まり、7日の埼玉、9,10日の神奈川、14日から連続4日間という、嵐のようなツアー鑑賞になりました。

小休止というのが無かった。聴けなくて恋しいと思う空白もなかった。2回目か3回目にはもうハイドンコアの歌うエネルギーにはまり、同時に彼らのフレンドリーさも感じるようになりましたが、通うような日程でしたから、息つく間もなくて、右肩あがりの感動のまま千秋楽を迎えた気がします。そのせいか、好きになっちゃったわりにロスがない。爽快な気分で、「ありがとう」と思う気持ちが強いのです。

来日する団員たちは、例年ですと最初のうちはたいていニコニコしていますが、2~3週間する間にカメラとかに対し疲れてくるようです。中にはバスのカーテンの影でほっとする子もいることでしょう。私がハイドンコアに初めて会ったのは、疲れを感じてもいいような時期でした。ところがところが、どうでしょう? 彼らは笑顔を絶やさない。向こう側の席からもファンのいる側の窓に手を振っている。それこそ身を乗り出して、何人も折り重なるように、ファンに向けて手を振っている。

バスの窓から投げキスをしていた子、手首をぐりぐりに回転させながら手を振っている子、豪快に笑顔を振りまいていた子・・・。これにはやられました。コンサートも元気なら、その後の彼ら自身も元気いっぱいでした。

かっこよくてソリストで女子に人気のヤンは、私のようなおばさんに対しても礼儀正しい紳士でした。王子感すごいですね。 オールドファンがかつて心に描いていた貴公子像を、ヤンの中に感じました。彼のソロは耳に心地よい良い音程で、過去のコンサートを良く知っている友人は、ヤンの歌を聴いて83年組のクルトを思い出したようです。隊列での位置も同じなんですね。なるほど・・・ ですね。

土曜日のコンサートは、彼にとって特別のものとなりました。ココに書いても構わないと思いますが、客席に家族が見えていたんですね。そしてこの日はヤンの誕生日でした。家族への計らいもあると思います。4年生ですから在学中最後のツアーで誕生日を迎えるという記念もあると思います。プログラムにはないソロ曲が披露されました。なんと「菩提樹」! Aプロではただでさえ、シューベルトの「ます」や「夜うぐいす」が聴けるというのに、ここで「菩提樹」を聞かせてもらえるとは思ってもみず、嬉しいとともにWSKならではの選曲にほっとした思いがありました。

私はヤンのソロの中ではバーンスタインの「Adnai  roi」が、一番好きでした。この演奏を、左の通路際で聴いたことがありました。通路の空間からフレームドラムとジャンベを担当するアッティラとヤニスが良く見えたので、あの難しいピアノと音を合わせるタイミングにじっと耳をすませていました。直前にジミー先生とアイコンタクトみたいな瞬間がありました。そしてたたく!コンマ1秒の狂いもないのです。あの演奏を聴くたび、ため息が出ていましたね。チチェスター詩編は、アレンジの構造からもあの打楽器は準主役なのだと思っています。

メインなソロをすべて担当したモーリッツも、最後まで立派でした。千秋楽では彼もヤンも泣いていましたが、それがこのツアーの良い思い出につながった涙であったらいいなと思っています。

モーリッツの声を聴いて、ある時ふっと思いました。「あっ、ベンヤミンの声だ」と。私は92年組のコンサートには行ってません。ですがCDや動画でさんざん聴いたベンヤミンS君の声。細いけれど芯のあるソプラノで、音程の正確さ、忠実さがすごい。モーリッツの声質に共通点を感じました。彼は常に主旋律を歌える声なのです。あの体格で毎日のように歌うことは、喉への負担も大きいと思います。千秋楽で、一度だけかすれた瞬間がありましたが、それもほんの一瞬で、その後は再びソフトな歌声ですべてを歌い終えています。

忘れられないソロがいくつもあります。ます、野バラ、眠りの精の歌・・・どれもクラシックな正統派のウィーン少年合唱団を語れる曲でしたね。でも中で強烈だったのは「オー・ハッピー・デイ」のエンディング。あのソウルフルな歌声もまた、モーリッツの一面なのでした。かっこよかった!

ソリストが多いコアでしたが、涙腺に来たのはコーダイ君のソプラノでした。最初の記事でも書きましたが、「コンドルは飛んでいく」でのコーダイ君の高音はなぜかぐっとくるんですね。あのオブリガートのメロディラインとの相性がいいのかな。カルダーラのソロも特筆すべき響きでした。元気いっぱいのハイドンの中では物静かなポーカーフェイスの人でしたが、かえって隠れた情熱みたいな部分を感じます。

リーシャンは「オー・ハッピー・デイ」でソロを歌いました。ファルセットになると若干声が細くなってしまいがちでしたが、リズム感があり地声の部分で力を発揮していました。この曲のダンスよかったですね。彼の家族も会場で見かけました。16日のコンサートのエンディングで、ジミー先生が2階バルコニーを気にして会釈までしているんですね。見上げるとそこにリーシャンのママがスタンディングして拍手されているのが見えました。誇らしかったと思います。リーシャンも嬉しかったでしょうね。

さて、「オー・ハッピー・デイ」のように全体に振付があり、ステージで動きながら歌うのは案外難しいものです。それはね。ドラキーズのコンサートでもよく感じました。ぶつからないように後ろも意識しなければならない。歌とダンスを自然な形で取り込むには、よっぽど練習が必要です。今回はウズベキスタンの民謡でも振りがあって、なんか「はないちもんめ」みたいなシーンが興味深かったです。

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ヤノスは清々しい王子様でした。端正な顔立ちですが、それだけじゃなく話し方もはきはきと且つ丁寧で、笑顔を忘れないプロフェッショナルな少年です。MCでの日本語が美しく、話し終えたあとに深々と一礼するのが印象的でした。ソロ場面はもっとあると思っていましたが、今後の活躍が期待されます。

シーモンのソロも素敵でした。様子のいい微笑みは愛されキャラですよね。人なつこい感じもしました。abendsegenでのヤンとのデュエットは感動でしたが、意外や演技派だと感じたのは、シュテファンと一緒に歌った「猫の二重唱」ですね。前の曲の途中でステージからさっといなくなり、いつのまにかタータンチェックのシャツとレーダーホーゼンに着替えて、左端の通路から入って来ました。そのあたりの席にいた方は楽しみが増したのではないですか?

シャーッと威嚇の声で歌ったり、最後に甲高い声を上げる、そして耳をふさぐシュテファンの演技。そう!シュテファンもまた演技派でした。将来は俳優になりたいそうですが、なかなか個性派の俳優になれそうですね。千秋楽の「美しく青きドナウ」で、彼が教育係りのKatharinaさんと踊ったワルツは、もしかJohannes さんより上手だったかも?

ガブリエルは皆さんご存知のようにジミー先生の息子さんです。小柄な少年ですが歌うときはオペラ歌手のように表現豊かで、譜面を体で感じているように思えました。柔らかな声質が魅力で、アンサンブルやデュエットで活躍しました。

隊列の中でガブちゃんとその上にいるバスティアンとジツヒロ君は、私にとって本当に「ツボ」でした。エネルギーとか熱量を感じるんですね。大きな体で大きな口を開けて豪快そのものな歌い方のバスティアン、そしてジツヒロ君は表情もあり良く見ると手の甲まで力が入って、バスティアンとふたりでほぼ相似形のように揺れる、動く、歌う。力が入っているといっても無駄な緊張感ではなく、本当に楽しそうなんです。音も視覚も注目のトライアングルでした。こんなウィーン少見たことない。

「千の風になって」も言葉からしてはっきりとした日本語で、励ましてもらっているように聞こえました。唯それだけではなく、温かみも感じるんですね。アンコールでこの曲の前奏が聞こえたとたん涙がにじむのです。Boysの歌はメトロノームのように忠実ですが、ピアノはなめらかなバラード調で後ノリの感じで、そのすこしのずれが歌声を優しいものに変えました。元気だけど泣ける。千秋楽は特にboysも感極まるところがあったよう、声が震えている子もいました。

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元気いっぱいのバスティアン、ジツヒロ君の右には静かに佇んでいるロレンツとルーベンがいました。この隊のアルトは存在感がありましたね。「美しく青きドナウ」でも感じたし、Bプロのディストラーで「ヤニス、アッティラ低音」とメモ書きにあり、アカペラコーラスで、重要な低音部が聞こえてきたのを覚えています。WSKの天使的歌声では珍しい音声でした。それは入場のときに歌うグレゴリオ聖歌でも感じたことです。通路際の席には通り過ぎるboysの声がひとりひとり贅沢に届きますが、若いテナーがふぅっと聞こえては消えるということがありました。

でも例えば4声とかそれ以上の声部の中で、その低音はミックスされ、聴きごたえのある少年合唱に変わるようです。ルーベンはクールな印象ですが、なかなかファン思いだったみたい。

一番小さいレオを、忘れたかたはいないですよね。曲の前ニMCがあり、マイクを持ってセンターに立つだけで、会場から笑みがこぼれます。マイクのスイッチがオフになっていたことがありましたが、そのときは特別可愛かった。合唱団員に対して可愛いとかって言ってはいけないのかな。いや・・・でもレオを見て可愛いと思わない人はいないでしょう。

Aプロのコープランド「町から猫を連れてきた」で、レオの担当はアヒルでした。いろいろな動物の声があって、アヒル、猫、ガチョウ、ニワトリ、豚、牛、馬、ハニー? その繰り返しで何度も泣きマネ歌を歌ってくれました。誰がどの動物だったか、すっかり忘れてしまいました。16年のシューコアの時に、ルカVが甘い声でハニーって言ったのは覚えているんだけど、今回は誰がハニー係りだったかな。左側のブロックから聞こえてきた気がします。

レオの隣にはハーヴァルとアーロンがいました。ギリシャ彫刻のような顔立ちのハーバル。目立たない少年ですが、時々客席を見て微笑んでいましたね。常連の方でも見つけたのでしょうか。アーロンは華奢できれいな子でたぶん人気があったと思います。彼が公演のさなか体調を崩したことがありました。顔をしかめたので気になっていましたが、本当に我慢の限界というところまで退場せずにいたんですね。オペラシティの扉は開けにくいようで、はらはらしてしまいました。でも翌日にはすっかり元気になって普段通りに歌っていましたよ。きっと芯の強い子なんでしょうね。

プログラムに変わったニックネームが載っているババ君。ババのスペルはBubbaです。ちょっとググってみたらアメリカ南部で使われる愛称ですって。たくましい人、大きい人、brotherなどなど。彼はアメリカ公演でオーディションを受けたそうなので、そのあたりが由来ですね。

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カルティックとアマールもあまり目立たないメンバーでしたが、通路際席には通り過ぎる時にちゃんと声が届いていましたよ。カメラのほうにはよく向いてくれました。

マテオはメガネがチャーミングでした。後列にはペーターとアンドレーがいました。ペーターはサントリーホール公演より後になって日本に来たそうです。そこで人数が24人になりました。シューコアのイヴァンに似た風貌で、おだやかなか雰囲気がいい味を出していました。

アンドレーは親しみやすい人柄のようで、バスの窓から投げキスをしてくれたのは彼なのでした! ハムザも後列にいて地味で大人しく感じられる男子です。ハムザは目立たないねと友人と話をしていたところ、「なかなか良い声ですよ」と教えてくれました。友人は歌いながら入場してくるときに声を聴いたのでしょうね。私は気づかずにごめんなさい。こんなとき、オペレッタみたいなものがあったら、もっと多くの子に光があたるのにと思った件でした。

個人的に知りあいでもありませんから、ちょっとしたときに私が感じたメンバー像を書きました。もしか実際は違うかもしれません。笑・・・でもどのboysも一生懸命歌い、感じ良く対応してくれたと思います。

エネルギッシュな「美しく青きドナウ」とともに、「ウィーンの森の物語」も素敵でしたね。前奏で気づいたウインナワルツのリズム。単純な3拍子ではなく、後のほうが強い。踊るためにそうなったとか聞いたことがあります。ジミー先生は東洋の方ですが、はっきりしたウィーンのリズムの演奏で嬉しかったです。♪ラーァ・ラ♪ラーァ・ラ ♪ラーァ・ラ♪ラーァ・ラの声は、シーモン、ガブリエル、モーリッツ。それはそれは優雅で小粋で気品がありました。世界中にたくさんの合唱団がありますが、ウィーンを冠する曲だけは、ウィーン少がやはり一番だと思いますし、また未来永劫そうあってほしいですね。

今回のプログラムはA、Bどちらも好きな曲が多く、ありえないほど自分的には嬉しい内容でした。ハイドンコアの歌声は元気でパワーがありますから、Bプロのマクベスからのオペラの曲であったり、ハンガリー万歳であったり、合唱としてエネルギーの感じられるものが得意なのかもしれません。

でもジミー先生が奏でるピアノの伴奏と、背中に愛を感じる指揮からは、繊細な演奏もたくさん生まれました。4年前は芸術家の個性を強く感じましたが、今回のツアーでは、父親のような愛を感じました。実際ガブリエル君の父でもあるのですが、全員の父的存在でもあるように思われました。ただ肩を揺らしたり、視線を送ったりするだけの指揮で、空気が変わっていくんですね。背中がよかったです。

生まれて初めて先生に手紙を書きました。個人的にメンバーの誰かが好きという感情よりも、ハイドンコアのカラーと歌声に惹かれたので、自動的に先生に気持ちが行ってしまったのです。受付に預けただけですが、読んでいただけたかな。

私にとっては短いツアー鑑賞でしたが、心から楽しむことができました。メンバーたちがフレンドリーだったことも、長く忘れることはないでしょう。

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今年のはじめにYouTubeから貼った動画を改めて見てみました。当時知らないメンバーでしたが、今はどの子も懐かしい。半年若いハイドンコアです。

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