カテゴリー「Wiener Sängerknaben」の記事

2020年8月 3日 (月)

いにしえのWSK学校*1973~4年頃

 

突然ガンガンに晴れた週末。

梅雨明けをかけて、梅干しを土用干し。月曜日に休暇をとったので、この3日間が勝負どこです。もう土用の丑の日過ぎてしまったけどしかたない。梅雨が長すぎたので、暑いけど晴れた空がうれしい。

家中のカーテンを洗濯して、あまつさえカーペットも洗濯して、網戸洗って、その他もろもろカーテンを外した途端に目についた汚れを素通りできず、指がいたくなるまで掃除と雑草とりに明け暮れました。

まだ柔軟剤の香りが残るレースのカーテンだけになった部屋は気持ちよいです。

 

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前回記事の追記として、ウィーン少年合唱団が国から舞台芸術の教育機関として承認されたニュースをお知らせしました。

ウィーン少年合唱団が学校制度を確立したのは20年ほど前のことです。

それまでは寄宿舎で生活し、勉強はすれども、試験になると外部の一般の中学校に行って受けなければなりませんでした。教師は公立学校から来ていたりもした・・・と確か書いてあった気がします。合唱界などの記事によれば、団員たちは全員が好成績で合格していたそうです。

ツアーが今よりも長かった頃、ウィーンに戻った時の勉強はきつきつだったと思います。学校以外にミサがあり国内のコンサートもあり、レコーディングがありそのための大曲の練習があり、ソリストたちは歌劇場で三人の童子を演じなければなりませんでしたから。

学校制度をとるようになり、変声期で退団という図式がなくなりました。声が変わろうと変わるまいと、きちんと同学年が全員そろって卒業するのです。さらに付属高校もできましたから、進学問題での悩みも軽減されたのではと思います。(海外から来ている団員たちの中には、母国に帰らずウィーンに残る生徒もいます。)本人も親御さんも、その点ではずいぶん安心していられると思います。

20年かかってアウガルテンは教育機関として、それも舞台芸術学校として、連邦文化科学教育省からお墨付きを頂きました。

HPより:https://www.wienersaengerknaben.at/neues/details?news_id=1582221336633

王室紋章のワッペンは名実ともに、オーストリアを代表する意味を持つようになりましたね。

おめでとうございます。

 

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さて今日は、かつてのウィーン少年合唱団のドキュメンタリーを取り上げました。随分前に台湾のファンのかたがアップしてくださいましたが、日本で販売されたVHSと内容がかぶっているようだったので、ちゃんと最後まで見ていなかったのです。日本のはナレーションが入っています。

https://youtu.be/1LlYb75okCU

https://youtu.be/6eLWm0Eno_w

https://youtu.be/TxE3Jm5ZeZg

 

でも最後まで見たら、びっくりするシーンが隠れていました。ご存知のかたは「ああ!」と思うでしょうけど、御存知ない方はお楽しみに。

VHSを変換してアップして頂いてるのですが、かなりノイズがあります。出だしは無音だったので、音があるところからスタートさせます。ご承知おきください。

ソリストは70年代の代表選手みたいなペーター・イェロジッツ君。芸術監督はギレスベルガー教授、カペルマイスターはハラー先生の時代です。レッスン風景の中には、部分的に日本で販売されたVHSに編集されているシーンもありました。タウチュニッヒ団長の在りし日の姿と話し声が、なんだかとても懐かしく思えました。

 

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このドキュメンタリーでは、最初の3~4分のところで新しく正式メンバーになったboysに制服が貸与されます。そして最後の54分ぐらいの場面では退団する団員たちが制服とカッペを返しますね。

彼らが向かった先は変声期を迎えたboys専用の寄宿舎で、アウガルテンの裏手のほうにあるそうです。当時は変声イコール退団ですから、生活そのものが変わってしまう。この寄宿舎から外部の学校に通っていたんですね。

 

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そして最後のシーンでビックリ。

なんと退団組の子たちが合唱界の69年組特集号を見ているではありませぬか。
聞き取れないけど、なんたらかんたらヤーパン・・・と言ってますね。笑
語らっている子の中に69年組がいるってことですか? 雑誌のグラビアに写ったカール君を指さしています。もしかしてこのロン毛の兄さんがカール君?

69年に13歳としてこの頃は17~18歳ですね。ギリでここに残っているかもしれません。隣の青年も来日メンバーでしょうか。

 

前後しますが、14分48秒ぐらいから聞こえるSalve reginaが耳に心地良かったです。

 

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この時代の録音レコードがあります。民謡集とワルツ・ポルカ。オケが入っているので全体には賑やかな感じで素朴さはないけど、ソロの声なんかきれいです。でもイェロジッツ君の声は聞こえないので、録音したクラスが違うのでしょうね。

ジャケットは花の季節に撮った写真でどちらも可愛い。飾っておきたいヤツ

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裏面はこんな感じです。収録内容は多少だぶっているので、たぶんワルツ・ポルカだけのレコードもあると思います。(モノクロジャケットの左端に小さくのっている既出レコード写真がシュトラウス集のようです。)

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ドキュメントで使用されている音源かと思われる曲も収録されています。Wem Gott will rechte Gunst erweisen とか。

YouTubeにもいくつか上がっていました。私が好きなMädle ruck ruck ruck...は、なさそう。Wenn ich ein Vöglein wär なんかも可愛いですよ。日本語だとなぜか夜汽車なんですね。笑  ♬いつもいつも とおる夜汽車~




Ich bin ein Musikant

 


Guter Mond du gehste so stille

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久しぶりにレコード出したら、やばい!カビはえていた。

この長梅雨だけが原因じゃないけど、今月はレコード盤メンテネンス強化月間にしないといけない気がする。買うばかりじゃなく、お手入れしないと古いものはだめっすね。

レコードの外袋、中袋、CDの外袋とか、いつもディスクユニオンで調達しているのですが、通販でも買えるかな。

 

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2020年7月26日 (日)

北欧の透明感

 

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この連休も大人しくしていました。都内のことをニュースで見ると、渋谷の映画館まで行く勇気が出ず、「17歳ウィーン」を見られるかどうかわからない。土曜日は先着100人だったか、マンナーをもらえたんですよ。普通なら朝いちで飛んでいくんだけど、今回は臆病風が吹いてあきらめモードでした。

 

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昨日は北欧の少年合唱団の歌を聴いていました。デンマーク発、コペンハーゲン少年合唱団・・・という単純な日本語でいいのかどうかわかりませんが、Københavns Drengekor(Copenhagen Royal Chapel Choir) です。

ロイヤルなんですね。王立教会合唱団というべき?
HPにいろいろ書いてありました。自動翻訳でも充分に伝わります。
https://kdk.dk/presentation/?lang=en

 


コロナ以降の社会的健康的距離をふまえた形で、今はミサをしているんですね。でも見たところ信者の姿は見えない。リモートで配信しているだけのようです。

「Sommarpsalm」は、スウェーデンの夏の讃美歌だそうです。

夏の・・・と季節を限定しているので、どんな歌詞なのか気になりました。北欧の国にとって夏は特別だと思います。

https://www.sommarlovet.se/lyrics/sanger-pa-skolavslutningen/en-vanlig-gronskas-rika-drakt-sommarpsalm/

スウェーデン語ですが、パソ子の翻訳でもなんとか雰囲気は読み取れます。

 優しい緑豊かな衣装  という題名がついていました。昔のイギリスの詩みたいだね。

 

 

 

 

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この合唱団はブリテンのキャロルの祭典を録音していました。ディスコグラフィーを調べてみたところ、初出は1953年のレコードと思われましたが、HPの歴史の欄に1952年英国に招かれて「キャロルの祭典」を演奏し、54年にレコーディングしDECCAからリリースされたと記載がありました。ま、そんくらいの時代・・・

それを新しい時代になって再リリース、もしか再々リリースとかしている気がします。なんとなく古さが伝わってくる歌唱ですが、50年代のパワーっていうのか日本は欧米文化に追いつこうしていたし、ヨーロッパは大戦で失ったものを取り返すように音楽を楽しみ勢いのあった時代。戦争を体験した子どもたちもいただろうし、平和な世の中で好きなだけ歌えて海外まで行かれて幸せだったと想像されます。スーパー上手というわけじゃないですが、1951年にはウィーンのシュテファン聖堂でコンサートをやったそうですよ。

これはHPの歴史が書かれたページ。古臭いファッションのモノクロ写真を見ると、なんかキュンとしてしまうのです。健気な世代だからね。

https://kdk.dk/om/historisk/

 

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キャロルの祭典の動画はたくさんありますがどれも同じ録音からのようです。最初の動画の画像が1953~54年ごろのジャケットで、音もそれなりです。でもこの音の方が正直ですね。

マリア様のジャケットCDはデジタル化された音源で鮮明です。別録音かと思ったけれど、このCDは大手通販でも出ていてやはり53年録音となっていました。

 

 

 

 

 

古い音の全曲

https://www.youtube.com/watch?v=ARt5gPLxzBE&list=OLAK5uy_kPEpEA_MOP6xe027AUbKATTu-JTUju--A

 

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ニーダロス大聖堂少年合唱団はノルウェイですが、このたび初めて真剣に北欧の地図を見て位置関係を確かめました。

デンマークとスウェーデンは、海峡ひとつで一番近い部分は4~5kmしか離れてないですね。スウェーデンの鉄道が海峡を越えてデンマークまで延長されているそうです。 音楽には関係ないけど。

ノルウェイはスウェーデンの西隣りでフィヨルドのギザギザが海岸線を作っています。ニーダロスはオスロよりずっと北で、緯度はアイスランドと同じくらいに見えます。夏は白夜があるのだろうか。

 

最後は素敵なアヴェマリアを聴いてください。

月曜日以降、そろそろ梅雨もあけるでしょうね。そうしたら梅干しを干して、疲れたら紫蘇ジュースでも飲んで暑い夏を乗り切りましょう。そしてコロナ対策は続きますが、うつさないためにうつらない自助努力。Stay safeでお過ごしください。

最後まで読んでくださり、ありがとう

 

 

 

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7月27日追記:WSKのこと。

オーストリアの政党のことは全然知らないのですが、国民議会のSPÖ(オーストリア社会民主党)のAlois Schroll という議員が、先日アウガルテンを訪問しています。そしてウィーン少年合唱団への支援を政府に働きかけると言っているそうです。これが結果朗報となるといいのですが。

https://www.ots.at/presseaussendung/OTS_20200724_OTS0014/schroll-fordert-rasche-finanzielle-hilfe-fuer-wiener-saengerknaben

全文ドイツ語ですが、自動翻訳でなんとかなります。

 

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7月29日追記

https://www.ots.at/presseaussendung/OTS_20200728_OTS0075/schule-der-wiener-saengerknaben-wird-bildungsanstalt-fuer-darstellende-kunst-bild?fbclid=IwAR3QKd_JE2zzWnuRDpSMqVzQHIsU-aAwmmZh3KLF-O34-qc4HSmHrOJCdnM

ウィーン少年合唱団が舞台芸術の教育機関として認められたというニュースです。同じ情報元なので、またしても全文自動翻訳の手を借りました。下の青い文字は、ふたつめのセクションに書かれていることです。

 

「私たちの目標は、ウィーン少年合唱団を可能な限りサポートして、研修生のアーティストのニーズに可能な限り応えられるようにすると同時に、若者が質の高い教育を受けられるようにすることです」とハインツファスマン教育相は語った。

 

ということは、合唱団も含めこの危機に国から支援を受けられると解釈していいのでしょうか?

20年間というのはヴィルト先生が助監督から芸術監督に就任し、合唱団を改革しなければと取り組んだ期間と等しい。記憶が定かでないけれど、2004年から外国籍の団員を正式に受け入れ、その後学校も男女共学にしました。ただし合唱団は男子のみを貫くということで当時ファンたちは納得したのじゃなかったかな。少年少女合唱団になったらもうコンサートに行かないとか言ってる人もいたくらいでした。

学校組織にしたことで団員たちは声変わりしても4年生の卒業までいられる。付属高校が併設され、希望者は付属に進学できるようにもなりました。

良い兆しであることを祈ります。

 

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2020年7月 5日 (日)

梅雨空の週末、大雨は大丈夫ですか?

 

追記:7月9日  お知らせ

残念なことですが、今年のウィーン少年合唱団の日本ツアーは中止になりました。公式来日公演アカウントtwitterです。

 

 

 

 

追記2:オンエア情報(ABC様コメントより)明日金曜日午後10時、NHKーBS1国際報道2020

http://www.nhk.or.jp/kokusaihoudou/bs22/

地上波ではありませんが、この報道番組でも今回のウィーン少年合唱団の困難な状況を取り上げます。

 

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最近はしとしと降る雨でなく、地面を穿つような音で雨が降ります。お住まいの地域は大丈夫ですか?

 

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途中まで書いたシートをうっかり保存しないで閉じてしまいました。

卒業生に向ける言葉を書いていたのですが、こうなると同じ文章は書けないものですね。

卒業間近に起こったコロナパンデミック。でもこんな時でも14歳の未来は無限です。きっと子供たちも新しい世界を思い描いて夏休みを過ごすことでしょう。

土曜日の朝、寝っころがったままスマホの目覚ましを解除していたら、指が無意識にFBアイコンをはじいていました。画面に現れたのは海外の誰かがシェアしたブルコアのメンバー写真。

シェアされた映像は卒業式のほんの短いもの。後ろのほうの席から撮影したようでした。Muthの最前列に卒業生たちが並んでいる。呼ばれるとステージに上がって、卒業証書を受け取る。小さくて焦点のぼやけた画面からヴィルト先生とマノロ先生が判別できました。

それでしっかり目が開き、一日が始まったのでした。

 

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卒業式は金曜日だったのかな。コロナで中断していた授業がほんの少し再開し、再び長い休みに入るんですね。

今年の卒業生は、ラース、ルイゾン、スコット、ダニエル、セバスチャン、ネイサン、ヤコブ、シュテファン、ガブ、ヤーノシュ、マテオ、ペーター、キイ、ヒュンセオ、ジヌク、シュンタロウ、ミルコ、オリヴィエ、ハーゲン、バレリアン、ドリアン、ジュリアン、フィリップ...かと思います。

この学年までは海外まで追ったコアもあり、わりかし顔も覚えています。この先はもうHPの写真を見ても本当にわかりません。この秋のブルックナーも昨年からの新人たちは全然わかりません。

 

その秋公演ですが、急遽チケット発売日が延期されてしまいました。

システム上の単純な問題であればいいと思います。でもコロナが関係していたとしたら、ちょっと厳しい。待つしかありません。

WSKは政府からの助成はまだ受けていないようで、10月以降の運営資金のためにも、日本公演を実現させたいと思うのです。損失の桁が億単位で、私たちの家計簿には出てこない数字。焼け石に水とわかっているけど、信じていないとね。

NHKのwebニュースでも合唱団の窮状を報じていました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200704/k10012494981000.html

 

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そんな中8月24日に新しいアルバムがリリースされます。

ここ、公式HP。

https://www.wienersaengerknaben.at/simplyclassical

 

タイトルは「Simply clasical」

録音は今年1月に行われたそうです。

サイト画面の右に並んだ収録曲をそれぞれクリックすると説明が表示されます。すごい!わかりやすいね。でもざっと書いておきますのでご参考ください。

 

1.Kyrie:ハイドンのネルソンミサからで、ソロがあります。

2.Mundo pax sincera:ヴィバルディで、これもソロがあります。

3.La Carita:ロッシーニ、テルツが歌っていた素敵な曲。

4.Der Gondelfahrer :オールドにはお馴染みのシューベルト。

5.Gute Nacht:シューベルト、アルトソロです。 Curt Faudon(映画シルクロードの監督)の映像音楽として録音したと解説にあります。その映画は結局撮影されなかったらしいけれど、ソロが素晴らしかったからフィーチャーしたそう。

6.Widerspruch:シューベルトの「矛盾」または「反抗」

7.Ave Maria - Angelus Domini:ビーブルのアベマリア、リモートで歌ってくれましたね。

8.Saren kowgaĵowxtmģoč:アルメニア民謡

9.Blondels Lied:シューマン

10.Die Capelle:シューマン「聖堂」去年ブルコアが歌った。

11.Proch dolor:ジョスカン・デ・プレ、マクシミリアン1世のための聖歌

12.Kaval sviri:ブルガリア民謡、カヴァル(羊飼いの縦笛)吹き、来日コンサでシューコアが歌っていた。

13.Ave generosa:オラ・ジェイロ (イェイロ)⇐ 限りなく美しい演奏と想像しています。

14.Ave nobilis, venerabilis Maria:カルミナブラーナから、たぶん曲はヴィルト先生のオリジナル。世界初の録音。

ソロありは、トラック1. 2. 5. 9
コルス参加は、トラック1. 11. 14

カペルマイスター:Manolo Cagnin, Jimmy Chiang, Luiz de Godoy, Manuel Huber, Oliver Stech・・・ルイス先生も参加している!

価格は18€ですが、消費税と送料がよくわからないので、8月24日にショップをチェックして確認してください。日本でも同時発売したらいいですね。

 

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さて、今夜9:00~NHKーeテレのクラシック音楽館で2012年ウィーンフィル・ニューイヤーコンサートが再放送されます。YouTubeにもあるしDVDも出ていますが、テレビでオンエアされるのは、なんか気持ちが変わってうれしい。

マリス・ヤンソンス指揮、ウィーン少年合唱団も歌います。

https://www.nhk.jp/p/ongakukan/ts/69WR9WJKM4/episode/te/KXQV9J4JJX/

 

 

 

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レーゲンスの元指揮者ラッツィンガーさんが、7月1日に96歳という長寿をもって天に召されました。

録音物ではシュレムス時代のレコードが好きなのですが、遥か昔のものなので、音楽性が好きなのか当時の合唱そのものが好きなのか、自分でもよくわかりませぬなあ。ただYouTubeにあるこの映像で聴ける歌声が本当にきれいで、上品で正統派イメージのあるレーゲンスの合唱を未だ生で聴いたことがないので、いつか聴ける日は来るのだろうかと思う今日この頃です。指揮はラッツィンガー師。

 

 

 


メンデルスゾーン、3つのモテットより、Beati omnes

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7月15日追記:1988年レーゲンス来日映像

Posted by Malte Müller

 

ググってみたら、動画を投稿したミュラー氏はレーゲンス出身のテナー歌手でした。

私は当時を知りませんが、シューべルトのセレナーデを歌っているソリスト君の顔立ちが、ミュラー氏のように思われます。

(忘れてしまったのですが、前にも同じことを書いているかもしれません。)

 

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2020年6月20日 (土)

少しずつ動き出しています

 *❤:゚⌒*:゚❤*⌒*:゚❤* 

 

先週、東京新聞の記事リンクを載せました。

そのときプールで歌っている画像がありましたね。いつ撮影したのかわからなかったのですが、オーストリアのメディアからも映像公開されたのでシェアします。

ウィーン少年合唱団もどうやら、制限のある中で練習を始めたようです。(戻ってきた団員たちは3分の2ほどだそうです。)

 

 

 

通常なら一日2時間の練習が必要ですが、それは大幅に縮小されています。でも無いよりはいいと言っています。子どもたちもこれまで覚えたことを忘れちゃうんじゃないかと不安だったようですが、ともあれ校内のプールでこれだけ距離を置けば飛沫も防げると思います。

 

少し内容は異なりますが、ZIB Nachtというニュース番組でもウィーン少年合唱団を取り上げインタビューもされています。すでにYouTubeに上がっているこのスピード感。chormusic TVさんのお仕事ぶりに拍手です。

 

ブルコアのフィリップ君が新人の団員とゲスト出演していました。

 

 

プールの映像も少し構成が変わっているので、ORFのリンクを入れておきますから、そちらでご覧ください。一週間くらいは視聴可能と思います。

https://tvthek.orf.at/profile/ZIB-Nacht/13890328/ZIB-Nacht/14055747

 

これがORFのスクショですが、まず上のリンク先に飛んでください。そこでサムネイルをクリックすると、例えばプールの画像を選ぶと、その番組を見ることができます。

プールとインタビューは続けて見られますよ。

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スマホの聞き違いでなければ、フィリップ君は毎月5€をお小遣いから寄付しているみたい・・・・・❤❤❤

WSKのサポートは一回きりと毎月と二通りあります。金額は5€、10€、50€、100€、または自分設定があります。1000円前後で毎月という選択もあるし、一度にある程度の寄付をすることもできるわけです。

こうしてマスコミで取り上げられる回数が増えれば、「世界」という窓を開けたときには、実は彼らがウィーンやオーストリアを代表する存在なのだということが周知される。

番組キャスターとヴィルト先生の話は長すぎて、早すぎて、スマホは降参しました。でも・・・勘違いかな?文化省の助成金のありかたに、ちょっと良い風が吹いてきているかもしれない。

あとセキルンの山荘の話題が出ていましたね。映像があったからね。それをどうしようと言うのでしょう?

あの山荘はオールドな時代の先達が長いことかかって、自分たちの力で手に入れたものです。それはどうか、なくさないでほしい。

 

 *❤:゚⌒*:゚❤*⌒*:゚❤* 

 

元モーコアのルイス先生は、ご自分のSNSでWSKへの支援を訴えて下さっています。モーコア時代の写真をアップして、

The Vienna Boys Choir needs your support! Be a donator.

www philanthoropy.wsk.at

とコメントを書かれています。ウィーンを離れて一年以上たつのに、教え子たちを思う気持ちに打たれます。また一方では故郷のブラジルがコロナ禍で多くの死者を出していることにも心を痛めておられました。

 


「ニシュカ・バニャ」  2018年1月ビョルマダン図書館にて  

 

 *❤:゚⌒*:゚❤*⌒*:゚❤* 

 

 

パリ木からメールで「ありがとう」の動画が送られてきました。

元メンバーで副所長を務めるヴァンサンさんの挨拶に始まり、「MERCI」と書いたカードを持った子どもたちがリモートでつながっていました。子ども達が本当に可愛いのと、合唱団は続くということが嬉しかったです。

 

Merci002 Merci001

 

信愛なる友へ

限りない感謝の気持ちをもって、今日あなたにお伝えします。
「信頼と希望:パリ木は死なない。この危機から回復して継続するでしょう!」
これは3月15日の寄付要請後に、寄付をした方から受け取ったメッセージです。

彼は正しかった!

 

 

 

 

 *❤:゚⌒*:゚❤**:゚❤* 

 

 

 

嬉しいことに40人の新人を新学期に迎えることができるそうです。まだコロナが終息したわけではありませんが、多くの支援と新しい団員たちがいて、パリ木は歌い続けるでしょう。

 

*❤:゚⌒*:゚❤**:゚❤*

 

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2020年6月 7日 (日)

アドルフ・フレドリクス少年合唱団*ポズナン・ナイチンゲール(ストリグロシュ合唱団)

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爽やかに歌う少年合唱がtwitterにアップされていたのでチェックしたら、6月6日はスウェーデンのナショナルデーでした。

そこで歌われたのがアドルフ・フレドリクス少年合唱団(Adolf Fredriks Gosskör)によるスウェーデン国歌。YouTubeにも同じ動画がありました。白Tとジーンズなんてさわやかコーデのお手本で、これを着こなせる青春が美しい。最近蒸し暑い日本にも初夏の風が吹いてくるようです。

 

 

 

スウェーデンはコロナ対策として世界では珍しい集団免疫という方法をとっています。なので外出規制もマスクもなし。ですが現状では集団免疫には程遠いらしい。(確か集団免疫は60%ぐらいが理想と聞いた。)・・・学校はどうなのでしょうね?

この合唱団は2016年に音楽祭があって来日し、その時に都内で学校コンサートがあり聴きに行きました。

その時の記事は、http://pommier.cocolog-nifty.com/pointvirgule/2016/07/adolf-fredriks-.html

こんな国際交流も、今はまだ渡航制限がありますからできません。

ビジネスに限って徐々に解除していく方向だと聞きました。ただし出発国でPCR検査を受けた証明書必携、滞在中の行動先、さらに検疫も厳しい。

そういえば、検疫という英単語を今さら覚えました。英語とは縁のない人生で、使ったこともなかった。日本語だって検疫なんてあまり使わない。海外からの持ち込み禁止を調べるときぐらいです。「quarantine」検疫、隔離、疫病などから隔離するという意味で、最近はself-quarantineで、自粛という使われかたもあるんですね。日本ではリモート収録と言うけれど、YouTubeを見ると隔離というquarantineがたくさんありました。


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ポズナンの公式から美しい歌声がアップされています。

最近の写真を使っているので新しい声かと思ったら、録音は相当古かった。ソリストはDominik Czernikとエンドロールにクレジットされていました。今はテナー歌手として活動しています。

ポーランド語のシューベルト。無理くりドイツ語で歌わないところがかえっていいな。柔らかくのびやかな子守歌です。


Śpiew słowika というCDに収録(2003年リリース)

 

 

 

画面の字幕は、団員クンたちが撮影した場所の説明のようですね。最初が大学講堂でのコンサート。ポズナンのあちこちを案内してくれています。

 

HPを見ていたら、彼らの映画があることに気づきました。1965年です。

これですが、ビデオは見つからなかった。マイナーすぎてポーランドでしか知られていないよう。 どこかに歌のシーンだけでもないものか。これからの課題ができました。 ⇒ http://www.slowiki.poznan.pl/www/corobimy.php?id=6

 

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母の日には、こんな動画もありました。登場する女性は団員くんたちのママかもしれない。この歌は直訳すると「良いママだから」となりました。ソロが可愛らしい声で惹かれたけど、曲のことはよくわからない。ポズナンのHPはディスコグラフィーがしっかりしていて、1954年のレコードから2019年のCDまで収録曲も載っていますが、この曲はなかったなあ・・・。もしか、今年の母の日のために録音したのだろうか?

指揮者が現役のWielochさんという方の名前なので、録音は新しいと思われます。この歌すごく好き。

 

 

 

 

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最後にWSKからの再び寄付のお願いが公開されていました。残念ながら演奏はありません。ドイツ語と英語との2パターンでどちらも映像は同じですが、あえてドイツ語のほうを選びました。なぜならコメント欄にコルス・ヴィエネンシスからのものがあり、それが印象的だったから。

YouTubeに行ってコメント欄まで読んでください。ドイツ語の意味は自動翻訳でも充分です。きれいごとみたいに思われるかもしれませんが、コルスに残って歌っている元団員たちは、やはり自分たちの少年時代を懐かしみ尊び、存続を願っているのです。

ヴィルト先生も冒頭におっしゃっているように、本来なら日本公演や各地での演奏会があるはずでした。日本ツアーは終盤の佳境に入る時期でもありました。

 

 

 

個人的にはヴィルト先生のスピーチだけでなく、団員クンのビデオがあったほうが訴えるなと思えますが、先生一人ということはまだ学校は再開していないということですね。

そうよね。

でも演奏が一番。2016年ブルコア、ロベルトのアヴェマリア独唱で〆めたいと思います。ポツダムのニコライ教会はロビーめちゃ狭いですが、内部は素敵です。

ブルックナー来れますように。

 

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2020年5月16日 (土)

35年前の少年合唱祭*その前にWSKのお知らせが先でした。

。o❤o。.::.。o❤o。.::.。o❤o。

 

というわけで9月公演に延期となったウィーン少年合唱団公式twitterからお知らせがありました。

 

 

 

シューコアじゃないらしいねという話題は出ていましたが、やはり2年続けてブルックナーの来日となりました。

過去には67年と69年にモーコア(タイマー隊)が続けて来ましたが、それは「2回続けて」。今回は「2年続けて」です。そんなことは史上初じゃないかしら。でも昨年の7月と今年の7月とで、たぶん11人は卒業なので、半数近くが新しいメンバーということになります。

マノロ先生が今度はどんな演奏を生み出すか楽しみです。

プログラムはこんな予定です。

♥*♥*♥*♥*♥

 

プログラムA

第一部

グレゴリオ聖歌:Ave, maris stella(祝されよ、海の星)
フィンランド古聖歌:Gaudete!(歓べ!)
カルダーラ:おお、聖なる饗宴よ
ヴィヴァルディ: まことの安らぎはこの世にはなく
ロッシーニ:3つの聖歌より"愛"
シューマン:ロマンス集より"Die Capelle"
シューベルト:ゴンドラを漕ぐ人
ビーブル:アヴェ・マリア
バンキエーリ:3声のためのカプリース、動物たちの対位法


第二部


ブリカッス他:ア・ワンダフル・デイ
ピーターソン:自由への賛歌
ピアソラ:リベルタンゴ
モドゥーニョ:ボラーレ
岡野貞一:ふるさと
菅野よう子:花は咲く
ブルガリア民謡:カバル・シビリ
オーストリア民謡:きれいな水がある
ウェルナー:野ばら
ヨーゼフ・シュトラウス:水兵のポルカ
J.シュトラウスⅡ:トリッチ・トラッチ・ポルカ
J.シュトラウスⅡ:美しく青きドナウ

♥*♥*♥*♥*♥


プログラムB

第一部

パーセル:来たれ 汝ら芸術の子よ
ビクトリア:闇となりぬ
フェルディナント・シューベルト:レジーナ・チェリ
シューベルト:アヴェ・マリア
ロッシーニ:3つの聖歌より"愛"
シューベルト:ゴンドラを漕ぐ人
サリナス:Romance del Conde Claros de Montalbán
バンキエーリ:3声のためのカプリース、動物たちの対位法
ピアソラ:リベルタンゴ
ディ・カプア/マッズッキ:オー・ソレ・ミオ


第二部


J.シュトラウスⅡ:トリッチ・トラッチ・ポルカ
ピーターソン:自由への賛歌
岡野貞一:ふるさと
成田為三:浜辺の歌
菅野よう子:花は咲く
ブルガリア民謡:カバル・シビリ
ギリシャの曲:おやすみ
トルコ民謡:ウスクダラ
イスラエルの歌(ヒルシュ):オセー・シャローム
アルジェリアの歌(カシーダ):Qoum Tara
J.シュトラウスⅡ:ハンガリー万歳
J.シュトラウスⅡ:美しく青きドナウ
ジャクソン/リッチー:ウィ・アー・ザ・ワールド

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ビーブルのアべ・マリアは、Aプロで聴けますね。動物たちの対位法もあります。またニャンニャン、ワンワンと炸裂するか?

すっごく嬉しいのは、ロッシーニ:3つの聖歌より"愛" ・・・・「ラ・カリータ」です。これはソロが聴けそうじゃないですか?

Aプロ前半のカルダーラからビーブルまでの並びは聖なる歌声すぎて、それがどんなに美しいか想像に難くない。最後のバンキエーリで空気が変わる予感がします。休憩前に聴衆の心を和やかにほぐすためにも、ここはガツンと第二部への助走としてニャンニャン、ワンワンが必要です。

Bプロには「浜辺の歌」がありました。このあいだ信太郎君のソロをはなまるマーケットの録画で聴いたばかりです。また聴きたいと思っていたので、これも嬉しい。

こんな時なので秋までには乗り越えられるように、『Together(共に)』というメッセージを込めたプログラムなのだそうです。

どうか、夏までにコロナが収束して、秋には再発しませんように。収束から終息へ。そして、マノロ先生の「みなさ~~~ん。おっ楽しみいただけましたかぁー?」の声が聴けますように。

 

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外出自粛で「暇」ができた人と、在宅の時間を素敵な音楽で過ごしたいという人とがいて、需要と供給がマッチングして、YouTubeには最近お宝公開的な動画も見つかります。

「International Festival of Boys Choirs 1985」はテルツとウィンチェスター・カテドラルとプチ・シャントゥールたちとWSKが参加しています。会場はご覧のとおりウィーンの学友協会ホールでした。

でもナレーションは英語ですね。ちょっとよくわかりませんが、ORFで制作したものをBBCで放送したみたい。

テルツの演奏で映し出された顔を見て「あ、見たことある顔・・・」と思い、ヨハネ受難曲のDVDをチェックしてみたら、録画の時期は1985年バッハの生誕300年記念の年でした。つまりこの音楽祭と同じ年のイベントだったのですね。参加メンバーもコア1だとしたらかなり同じではないでしょうか。

1時間ありますから、週末にじっくり楽しまれてください。

 

 

 

テルツの4曲目かな・・・民謡 Fein sein beinander bleibn・・・これ好きです。値段が高くて買えない写真サイトの動画部門で、マイヤー先生が指揮をして歌っているのがありましたが、それがこの曲でした。古いチロルの民謡で、「元気で一緒にいよう」という歌。

getty image へ(1957年)

モーツァルトもメンデルスゾーンもコーラスが圧倒的にそろってすごいです。でもソロも聴きたかったけど。

テルツのあとにフランスの合唱団が紹介されますが、ここで歌われるのが、ロッシーニの「ラ・カリータ」です。

ところがこのプチシャントゥールのことがよくわからずです。Petits chanteurs de Parisという合唱団は今もありますか?

Paris boys choirという英名で海外公演をしているのは、パリのSaint croix de Neuillyですが、胸のエンブレムが違うみたい・・・

まだ根性いれて調べたわけではないので、そのうちわかったら追記しますね。

ラカリータはテルツが素敵なんですけれど、このパリのソリスト君が落ち着いたソプラノでなかなかいいんですね。12分15秒ぐらいから演奏が始まります。

次のSalut Printemps も同じソリスト君。フランス語の曲は、発音的に母国語の子が歌うと鼻音が自然で心地いい。合唱もレベルの高さを感じます。

ウィンチェスター・カテドラルは人数は18人で少ないのですが、キャロルの祭典のコーラスは洗練されて清々しい。上手なので18人でも充分です。ソロは少年らしい声で好感がもてました。普段は大人の男声とともに歌っているんでしょうねと思います。

 

ウィーン少年合唱団は、トメック先生のピアノで皇帝円舞曲です!わ~、CDと同じだ。(哀しいかな、自分はCDしか知らぬ)

腕を後ろに組んで凛々しく歌う時代です。この声、この歌い方に心が震えます。指揮はハラー先生。

86年組の子も見えますが、モーコアですか?ソリストが違うので、来日メンバーの構成ではないようですね。

 

演奏曲のタイトルは歌い始めの画面に表示されます。選曲から感じるのは、このコンサートはクリスマスの時期だったのかなと。

これがリアルタイムだったら、ウィーンに飛んでいきたかった。

 

 

最後はNHKの初来日映像、55年組トラック隊再び。今年のブルコアからさかのぼって65年前の日本です。

コンサート映像を見て思いましたが、今年の秋もアヴェ・ヴェルム・コルプスを聴きたかったね。あの曲は永遠です。亡くなった人たちへの哀悼の意と、優れた芸術性への賞賛と。

 

 

 

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5月24日 追記:Petits chanteurs de Paris について参考になるご意見を戴いたりして、こちらもちゃんと調べなくちゃと思いましたが、すでに暗礁にのりあげています。

調査の結果、わかったこと。

1. この合唱団はすでに解散している。

2. 指揮者は、Patrick Marco氏(現在は大人の合唱団の指揮をしていらっしゃる)

3. レコード(CD)を発見:フォーレのレクイエム(下記は試聴可能。SanctusとParadisumを歌っている)
https://www.amazon.fr/Gabriel-Faur%C3%A9-Requiem-Messe-basse/dp/B0040JK1LK
 *そのCDレヴューに、Petits chanteurs de Paris は、今はいないという書き込みがあった。

4. 1984年にパリ少年合唱団という日本名で来日した合唱団がいたこと。

解決していないこと。

1. 来日したパリ少年合唱団の画像は当時共演した日本の合唱団サイトやYouTubeにありましたが、ユニフォームが半ズボン&ハイソックスではないのです。

2. フランス名が、Petits chanteurs de Parisではなく、Choeur d'enfants de Paris だったらしい。日本語では区別しずらいネーミング。

 

というわけでまだ正体は明らかでないのです。活動10年ぐらいで解散したようなので、たまたまこのフェスに出ていたのはミラクル?

 

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2020年5月 9日 (土)

オンライン・コーラス*ウエストミンスターそして、やっとWSK♡

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イギリスの合唱団(教会付きの聖歌隊も)をあまり知らないのですが、あのトム・フェルトンが聖歌隊で歌っていたと知って、動画を探しまくったことがありました。

動画は見つかりませんでしたが、子どもの頃から歌い続け大学の時は聖歌隊の掛け持ちをしていたそうです。

彼は映画の中では、ハリー・ポッターの天敵ドラコだったけれど、チャリティーに熱心な人望ある人柄が知られていました。そういう話を聞くと、教会で歌うことは決して特別なことではないんだろうなと思えてきます。

ウエストミンスターの演奏は、弦楽器とフルートで始まりました。「シェナンドー河」"Oh, Shenandoah"はアメリカの民謡ですが、もう一度会いたいという気持ちを歌っているので、この時期にハートウォーミングな曲ですね。

楽器の演奏者の中に日本人の名前もありました。

 

 

 

40人の団員がいるそうです。

この曲を聴くと、2014年ハイドンコアのジーノ君のソロを思い出します。今はスコラで歌っているので、もしホーフブルクのミサに行くことがあったら、左側の奥に並んだカソックを着たメンバーを見てくださいね。

レアンダー君、ジョンミン君もいると思います。堂内の案内役でネクタイとスーツのかっこいい兄さんたちも、元はセーラー服ですから、是非チラ見できょろきょろしてくださいませ。

 

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さて、そのウィーン少年合唱団のヴァーチャル合唱もやっと発表されました。

第二次世界大戦終戦から75年の記念番組として、連邦首相府からコーラスの動画を依頼されたそうです。そういう存在なんだと思うと誇りに思えます。

 

フランツ・ビーブルのアベマリアは海外のコンサートで聴いたような気がします。その時はソロがあったかどうか、忘れてしまいました。

今回はガブリエル君、ハーバル君、パウル君がソロをしています。

ハーバル君は来日したときなアルト側の前列の端のほうにいたので、もっと低い声かと思っていましたが、かなり高音。パウル君はドイツ公演でもクリスマス曲のソロをやっていたそうです。

今回参加したメンバーは全員ではないですが、懐かしい顔も見えて嬉しかったです。

 

 

 

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追記:合唱団のHPにニュースとして詳細がありました。

https://www.wsk.at/neues/details?news_id=1582220417917&fbclid=IwAR0kYbnz-CohWUC18w8o03pdmbrksYxxarpF5J8XzzVZ4r2D4LkrbLffm-o

 

 

 

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2020年5月 4日 (月)

岡江久美子さんを偲んで

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古い録画を探してみたら、2009年のはなまるマーケットのビデオがありました。

ウィーン少年合唱団のtwitter公式アカウントさんが、はなまるマーケットでウィーン少年合唱団の歌をきいて、岡江さんが涙ぐまれていたとつぶやいていたんですね。私もそのことを覚えていました。

協賛してくださる局によっては、日中のワイド番組に来日コアが出演しないこともありましたが、はなまるマーケットは暖かい雰囲気で迎えてくださりオンエア見るのも楽しみでした。

長らく見ていなかったので忘れていましたが、信太郎君はソロで歌ったのですね。「ふるさと」ではなく「浜辺の歌」でした。浜辺の歌、またコンサートで歌ってほしい曲です。

岡江さんは同世代なので、もしかしたら、67年とか69年にウィーン少年合唱団のことを、少女雑誌やテレビ番組でご覧になっていたかもしれないと思いました。

 

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岡江さんのご冥福をお祈り申し上げます。

 

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2020年5月 1日 (金)

WSKの新しい録音

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この間タワレコから新譜のお知らせがきました。

何だろうと思ってみると、ミサ曲。Joseph Mayseder Messe Es-dur。ウィーン少年合唱団のCDが4月23日リリースとのことでした。

Es-Durという音階にまず惹かれます。

それから試聴サイトがあるかどうかも探してみました。そのうち少しずつCDの概要が見えてきました。

録音は2019年5月14日から16日、ウィーンです。

早速友人に、その時期にウィーンにいたクラスはどこ?と訊いてみました。ざっくりですが、日本ツアー中のブルックナー以外は、ほぼウィーンです。

それでも決心がつかず、アウガルテンに「この録音にモーコアは参加していますか」とド直球の質問をしてみました。

アウガルテンは返事だけは迅速です。こんなときなのに、すぐに返事をくれました。「WSKの音楽に興味を持ってくださってありがとう」と書いてあります。でも「少し時間をください」とのこと。そして「もうひとつ良い方法があります。HPを見てチェックしてみてください」と、なかなか他力本願な内容でした。

HPはそのCD録音のことには触れてないと思います。前は数年前までの記録が載っているページがあったのですが、それも見つけられず、試聴できるサイトで聴いたほうがいいとなりました。

ソロが無いというのは情報として掴んではいました。なので合唱がすべての録音です。

試聴サイトから聞こえてきた声は「好きな声」でした。あっ、いいかも。曲の構成も試聴したかぎりではいい感じでした。

久々のミサ曲レコーディングですから、嬉しさの方が勝っていて、早く入手できそうなタワレコで購入。

そのCDが一昨日届きました。YouTubeにトレイラーがありました。

これはミサ曲からグローリアを抜粋。

参加しているメンバーはウィーン少年合唱団の他、Herrenchor der Wiener Hofmusikkapelle ウィーン国立歌劇場の男声合唱団、Mitglieder des Ensembles der Wiener HOfmusikkapelle ウィーンフィルハーモニーのメンバーと記載があるので、いつもの日曜ミサと同じかと思います。

指揮とトラック2のヴァイオリン協奏曲2番の演奏は、Thomas Christianです。

 

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試聴はこちらで可能です。

https://www.jpc.de/jpcng/classic/detail/-/art/joseph-mayseder-messe-op-64-neujahrsmesse/hnum/9633002

 

♥・。.。*♥*。.。・*♥*・

 

さっさと買いを決めてしまったのですが、届いてからライナーノートを見ると、素敵な写真が載っていました。

ほぉら! モーコアですよ。

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Dsc_5202-1280x960

この写真をよっく見ると、前列奥にいる黒髪アジア系の2人が、コウダイ君とサトシ君のようにも見えます。そうなるとハイドン、シューベルト、モーツァルトの選抜なのかもしれないです。それならなおのこと嬉しいですね。

詳細は今のところわかりませんが、録音中の写真は専属カメラマンのLuKas Beck氏によるもので、場所はホーフブルクの礼拝堂です。

 

♥・。.。*♥*。.。・*♥*・

 

Joseph Mayseder Messe Es-dur

1: Kyrie
2: Gloria
3: Qui tollis
4: Quoniam
5: Credo
6: Et incarnatus
7: Et resurrexit
8: Sanctus
9: Benedictus
10: Agnus Dei
11: Dona nobis

なんといっても、ES-durという調が好きでした。陰りのある明るさがちょうどいい。

静かに始まるキリエ、バスの響きとオケとのバランスの中にboysの高音、弦をはじくピチカートが良いですね。

グローリアとクレドがひとくくりでなく、3章ずつにトラック分けしてありました。

Qui tollis peccata mundi は、boysの声が生きていますね。ソプラノが優しい音で、アンサンブルぐらいの音量。

アニュスデイは少し重いのですが、最後の短いドナノビス・パーチェムで目の前に光りがさすようなエンディングでした。

静けさの中で始まり静かに歌い終える曲です。今の私の気持ちに沿うようで、それを一年前のboysが歌っていたのかと思うと感慨深いものがありました。

 

♥・。.。*♥*。.。・*♥*・

 

ホーフブルクでもMuThでもミサ曲を聴きましたが、やはり彼らの本分は宗教曲だと信じています。ツアーではコンサートの限りある時間と、より一般的な客層のために、親しみやすい曲やミュージカル、ポップスなども演奏していますが、それは彼らの一面であって、日曜日のミサやこうした録音のために、日々練習を続けていることを改めて思います。またそれでこそ、本領が発揮されましょう。

今オンラインレッスンが進められているようですが、顔を合わせて実際に声を合わせて初めて本当の合唱になりますから、また皆が一緒に歌える日が早くやってきますように。

 

今日から私はGWに入りました。あとで地元のイタリアレストランの料理を買いに行きます。今は夕方4時までのテイクアウトのみで経営している小さいお店です。お天気もよくて、散歩には良い日和になりました。

 

Stay home, Sray safe

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2020年4月19日 (日)

春へのあこがれ

❀♬・*:..。❀♬*゚・*:..。❀♬*

 

昨日は大雨と雷で庭にも出られず、テレビの番組表を見たら、な、なんと!「Jin」のスペシャルオンエアだったのです。

自分にとっての好きなテレビドラマの1番か2番にあがる「Jin」は、また今の状況にタイムリーでもありました。

江戸時代にタイムスリップした外科医は、さらしを頭に巻きマスクのかわりに顔をぐるぐるに覆って手術をしました。コレラが江戸を襲ったときにも、ペニシリンをアオカビから作り出す時にも、持てる知恵と知識をすべて使い、江戸時代に手に入ると仮定したもので、困難を乗り切っていました。

ドラマを見ていたころは、そんなこと考えもしなかったパンデミック。

ちょっと嬉しかったのは、小出恵介さんが出演していたことでした。不祥事で今は俳優をやめていると思うのですが、いい役者さんです。のだめにも出ていましたね。私は「吉原裏同心」が好きでした。

Jinは幕末江戸が舞台のドラマですが、あの一体感と結束力は江戸ならぬ東京に今必要なものです。・・・なんて、ふふふ、ドラマでしたね。つい妄想で夢を見ました。

今日もJinを見ていました。最後に流れるミーシアの歌が素敵ですよね。

昼間は青空と花に彩られた庭で写真を撮ったりして、stay homeの安全を感じるひと時でした。

 

❀♬・*:..。❀♬*゚・*:..。❀♬*

 

ここのところアウガルテンでトニー君と一緒にヴィルト先生が歌っている童謡や民謡の一つは、1981年の録音だと思います。プラター遊園地で83年組が撮ったジャケ写のアルバムです。

そのアルバムに入っている「春へのあこがれ」もソロがきれいで好きなんですが、意外や!YouTubeになかったので、昔のプログラムの写真とか使って動画にしました。

ソロはルネ君に似ている声で、明るくて晴れやかで5月のウィーンを彷彿とさせます。あっ、5月のウィーンに行ったことなかった。

薫風さわやかな空と緑と花にあふれた街並みなのだと思います。←想像。

でも歌詞はスミレを見に行こう・・・なのです。外に出ようと呼びかける。本当は外に出る季節なのにコロナでながらく封印されていました。

なんとか数日前から条件つきで公園を散歩してもよくなったとかtwitterで読みました。

オーストリアの人々が春の歓びを、少しでもとりもどしていたらいいですね。

 

 

 

❀♬・*:..。❀♬*゚・*:..。❀♬*

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