カテゴリー「フランス・ベルギー・スペインの合唱団」の記事

2020年6月28日 (日)

ウィーンが舞台の映画「17歳のウィーン」 & いつもの天使の歌声

映画「17歳のウィーン フロイト教授人生のレッスン」予告

 

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ウィーンを舞台にした作品のご紹介です。

https://17wien.jp/#:~:text=%E6%9C%AC%E4%BD%9C%E3%81%AF%E3%80%81%E3%81%9D%E3%82%93%E3%81%AA%E6%BF%80%E5%8B%95,%E3%83%BB%E3%82%BC%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%81%AE%E3%80%8C%E3%82%AD%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%80%8D%E3%80%82

 

7月24日公開ですが、その時にBunkamuraまで行かれるかどうか、なんとなくまだ不安があります。もう3か月市外行ってない。県外どころか、市内だけで暮らしています。

映画館も再開しましたが、実際客席がどんな状況なのかなと思って・・・。

でもこの映画は見に行きたいと思っています。ブルーノ・ガンツの遺作だそうですね。がっしりした無骨な男のイメージがあるけれど、年取りましたね。でもこんな渋い枯れぐあいが、葉巻の煙にあってる。

映画の中ではフロイト教授です。精神科医で心理学の人。夢分析の人。

ブルーノ・ガンツは、「ベルリン天使の詩」のおじさん天使が強烈でした。厚ぼったいウールの長いコートを着て背中に大きな翼をつけた天使が下界を見下ろしている。壁のある頃のベルリンでした。そして人間の女性に恋をして最後は地上におりる。人間の男になる。

そうしたら急に普通のおじさんに見えてくる不思議。公開当時はベルリンのことは知らず、その少し後に壁が開いたときも、ただ驚きの目でニュース映像を見つめていたものでした。

改めてベルリン天使の詩を見たら、また違った印象になるでしょうね。

ブルーノ・ガンツは、トマーナが学校まるごと出演した「飛ぶ教室」や、アメリカ少年合唱団が舞台になった「ボーイソプラノ・ただひとつの歌声」にも出演していました。

「17歳のウィーン 」には原作があります。「キオスク」という作品、私は読んだことはありませんが、世界大戦前夜のウィーンと最晩年のフロイトがどんなふうに描かれるのか・・・・・。ドイツ語の映画ですから、それもいいね。

日本でのタイトルというのは、たいてい説明的です。ウィーン、17歳、フロイト、人生・・・・殺し文句4個も入れてしまったので、原作のキオスクとは何ぞやと思えてきますが、ウィーンに来た17歳の主人公は、たばこ屋さんで働いていました。作家にとってはそれがキーワードだったのですね。映画の原題はDer Trafikant・・・・たばこ屋。

 

 

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下書きのまま放置していた記事があったので整理合体させてみました。なので鮮度は無いです。

今日の合唱音楽はエル・エスコリアル、スペインの王立修道院付属少年聖歌隊です。

 

 

 

私にとっては、ジャケ買いのトップに君臨する合唱団です。すごく上手かというとそうでもないのですが、親しみと可愛さがあり私は好んで聴いています。天使の歌声には超絶技巧は必ずしもいりません。ただ心地よく澄みきった声で歌ってくれたらそれでいい。

オペラとかオラトリオのソロをやるとなると、大人に負けない声量と技術が必要ですが、私程度の「耳」と「歌が好き」な趣味人間には、とびぬけた技量よりも、愛すべき声であることがいい。

 

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たまたまこのソリスト君が在籍した2003-2006頃は、クリスマスのCDが一枚あるきりです。あ、と思ったら、フォーレの小ミサがありましたが、そのCDのソリスト欄にはクレジットされていませんでした。

Francisco Javier Rodríguez Braojosという長い名前です。今はテナー歌手として古典音楽を得意としているそうです。

興味本意で聴いてみたテナーが清澄で圧がなくいつまでも聴いていられる声、細見のシルエットも好みだったので(ス、スミマセン・・・💣)貼ります。

 

 

 

フランシスコ君は今、そしてこれからもテナー歌手としての生業で生きていきます。ボーイソプラノ(アルト)だったころは、ほんの数年間の少年時代にすぎない。

でも彼のソロ声は当時ピカイチだったらしく、あがっている動画は少なくない。

その動画をたどって、こうして現在の歌唱を聴きました。Coro Victoriaという合唱団で歌ってるとか。

 


Aurtxoa Seaskan(El niño bonito)


YouTubeがあってよかった。

この歌はバスク語なんですね。それをスペイン語に翻訳したサイトがありました。

子守歌のようです。

♫可愛い男の子はゆりかごにいる、とても暖か白いシーツの中、おばあちゃんがその子にいう、可愛い坊や、おやすみおやすみ♫・・・そんな感じの歌でした。

 

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追記:事務連絡

アーティスト招聘元のtwitterで読んだのですが、今回のコロナ禍により多くの公演がキャンセルになっており、チケット払い戻しをされた方も多いと思います。また中には払い戻し辞退を意思表示された方もあるでしょう。

このたび払い戻し辞退を寄付金として扱い、税額控除の対象にする制度が新設されるそうです。

ご参考にされてください。新たに寄付をするとなれば迷いもあると思いますが、すでに払ってしまったお金であれば多少気持ちも違います。余裕があれば芸術やスポーツ関係者への支援という形で、払い戻し辞退も選択肢にいれてみてはいかがでしょうか。

https://blog.freelance-jp.org/20200411-8264/

 

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2020年5月16日 (土)

35年前の少年合唱祭*その前にWSKのお知らせが先でした。

。o❤o。.::.。o❤o。.::.。o❤o。

 

というわけで9月公演に延期となったウィーン少年合唱団公式twitterからお知らせがありました。

 

 

 

シューコアじゃないらしいねという話題は出ていましたが、やはり2年続けてブルックナーの来日となりました。

過去には67年と69年にモーコア(タイマー隊)が続けて来ましたが、それは「2回続けて」。今回は「2年続けて」です。そんなことは史上初じゃないかしら。でも昨年の7月と今年の7月とで、たぶん11人は卒業なので、半数近くが新しいメンバーということになります。

マノロ先生が今度はどんな演奏を生み出すか楽しみです。

プログラムはこんな予定です。

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プログラムA

第一部

グレゴリオ聖歌:Ave, maris stella(祝されよ、海の星)
フィンランド古聖歌:Gaudete!(歓べ!)
カルダーラ:おお、聖なる饗宴よ
ヴィヴァルディ: まことの安らぎはこの世にはなく
ロッシーニ:3つの聖歌より"愛"
シューマン:ロマンス集より"Die Capelle"
シューベルト:ゴンドラを漕ぐ人
ビーブル:アヴェ・マリア
バンキエーリ:3声のためのカプリース、動物たちの対位法


第二部


ブリカッス他:ア・ワンダフル・デイ
ピーターソン:自由への賛歌
ピアソラ:リベルタンゴ
モドゥーニョ:ボラーレ
岡野貞一:ふるさと
菅野よう子:花は咲く
ブルガリア民謡:カバル・シビリ
オーストリア民謡:きれいな水がある
ウェルナー:野ばら
ヨーゼフ・シュトラウス:水兵のポルカ
J.シュトラウスⅡ:トリッチ・トラッチ・ポルカ
J.シュトラウスⅡ:美しく青きドナウ

♥*♥*♥*♥*♥


プログラムB

第一部

パーセル:来たれ 汝ら芸術の子よ
ビクトリア:闇となりぬ
フェルディナント・シューベルト:レジーナ・チェリ
シューベルト:アヴェ・マリア
ロッシーニ:3つの聖歌より"愛"
シューベルト:ゴンドラを漕ぐ人
サリナス:Romance del Conde Claros de Montalbán
バンキエーリ:3声のためのカプリース、動物たちの対位法
ピアソラ:リベルタンゴ
ディ・カプア/マッズッキ:オー・ソレ・ミオ


第二部


J.シュトラウスⅡ:トリッチ・トラッチ・ポルカ
ピーターソン:自由への賛歌
岡野貞一:ふるさと
成田為三:浜辺の歌
菅野よう子:花は咲く
ブルガリア民謡:カバル・シビリ
ギリシャの曲:おやすみ
トルコ民謡:ウスクダラ
イスラエルの歌(ヒルシュ):オセー・シャローム
アルジェリアの歌(カシーダ):Qoum Tara
J.シュトラウスⅡ:ハンガリー万歳
J.シュトラウスⅡ:美しく青きドナウ
ジャクソン/リッチー:ウィ・アー・ザ・ワールド

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ビーブルのアべ・マリアは、Aプロで聴けますね。動物たちの対位法もあります。またニャンニャン、ワンワンと炸裂するか?

すっごく嬉しいのは、ロッシーニ:3つの聖歌より"愛" ・・・・「ラ・カリータ」です。これはソロが聴けそうじゃないですか?

Aプロ前半のカルダーラからビーブルまでの並びは聖なる歌声すぎて、それがどんなに美しいか想像に難くない。最後のバンキエーリで空気が変わる予感がします。休憩前に聴衆の心を和やかにほぐすためにも、ここはガツンと第二部への助走としてニャンニャン、ワンワンが必要です。

Bプロには「浜辺の歌」がありました。このあいだ信太郎君のソロをはなまるマーケットの録画で聴いたばかりです。また聴きたいと思っていたので、これも嬉しい。

こんな時なので秋までには乗り越えられるように、『Together(共に)』というメッセージを込めたプログラムなのだそうです。

どうか、夏までにコロナが収束して、秋には再発しませんように。収束から終息へ。そして、マノロ先生の「みなさ~~~ん。おっ楽しみいただけましたかぁー?」の声が聴けますように。

 

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外出自粛で「暇」ができた人と、在宅の時間を素敵な音楽で過ごしたいという人とがいて、需要と供給がマッチングして、YouTubeには最近お宝公開的な動画も見つかります。

「International Festival of Boys Choirs 1985」はテルツとウィンチェスター・カテドラルとプチ・シャントゥールたちとWSKが参加しています。会場はご覧のとおりウィーンの学友協会ホールでした。

でもナレーションは英語ですね。ちょっとよくわかりませんが、ORFで制作したものをBBCで放送したみたい。

テルツの演奏で映し出された顔を見て「あ、見たことある顔・・・」と思い、ヨハネ受難曲のDVDをチェックしてみたら、録画の時期は1985年バッハの生誕300年記念の年でした。つまりこの音楽祭と同じ年のイベントだったのですね。参加メンバーもコア1だとしたらかなり同じではないでしょうか。

1時間ありますから、週末にじっくり楽しまれてください。

 

 

 

テルツの4曲目かな・・・民謡 Fein sein beinander bleibn・・・これ好きです。値段が高くて買えない写真サイトの動画部門で、マイヤー先生が指揮をして歌っているのがありましたが、それがこの曲でした。古いチロルの民謡で、「元気で一緒にいよう」という歌。

getty image へ(1957年)

モーツァルトもメンデルスゾーンもコーラスが圧倒的にそろってすごいです。でもソロも聴きたかったけど。

テルツのあとにフランスの合唱団が紹介されますが、ここで歌われるのが、ロッシーニの「ラ・カリータ」です。

ところがこのプチシャントゥールのことがよくわからずです。Petits chanteurs de Parisという合唱団は今もありますか?

Paris boys choirという英名で海外公演をしているのは、パリのSaint croix de Neuillyですが、胸のエンブレムが違うみたい・・・

まだ根性いれて調べたわけではないので、そのうちわかったら追記しますね。

ラカリータはテルツが素敵なんですけれど、このパリのソリスト君が落ち着いたソプラノでなかなかいいんですね。12分15秒ぐらいから演奏が始まります。

次のSalut Printemps も同じソリスト君。フランス語の曲は、発音的に母国語の子が歌うと鼻音が自然で心地いい。合唱もレベルの高さを感じます。

ウィンチェスター・カテドラルは人数は18人で少ないのですが、キャロルの祭典のコーラスは洗練されて清々しい。上手なので18人でも充分です。ソロは少年らしい声で好感がもてました。普段は大人の男声とともに歌っているんでしょうねと思います。

 

ウィーン少年合唱団は、トメック先生のピアノで皇帝円舞曲です!わ~、CDと同じだ。(哀しいかな、自分はCDしか知らぬ)

腕を後ろに組んで凛々しく歌う時代です。この声、この歌い方に心が震えます。指揮はハラー先生。

86年組の子も見えますが、モーコアですか?ソリストが違うので、来日メンバーの構成ではないようですね。

 

演奏曲のタイトルは歌い始めの画面に表示されます。選曲から感じるのは、このコンサートはクリスマスの時期だったのかなと。

これがリアルタイムだったら、ウィーンに飛んでいきたかった。

 

 

最後はNHKの初来日映像、55年組トラック隊再び。今年のブルコアからさかのぼって65年前の日本です。

コンサート映像を見て思いましたが、今年の秋もアヴェ・ヴェルム・コルプスを聴きたかったね。あの曲は永遠です。亡くなった人たちへの哀悼の意と、優れた芸術性への賞賛と。

 

 

 

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5月24日 追記:Petits chanteurs de Paris について参考になるご意見を戴いたりして、こちらもちゃんと調べなくちゃと思いましたが、すでに暗礁にのりあげています。

調査の結果、わかったこと。

1. この合唱団はすでに解散している。

2. 指揮者は、Patrick Marco氏(現在は大人の合唱団の指揮をしていらっしゃる)

3. レコード(CD)を発見:フォーレのレクイエム(下記は試聴可能。SanctusとParadisumを歌っている)
https://www.amazon.fr/Gabriel-Faur%C3%A9-Requiem-Messe-basse/dp/B0040JK1LK
 *そのCDレヴューに、Petits chanteurs de Paris は、今はいないという書き込みがあった。

4. 1984年にパリ少年合唱団という日本名で来日した合唱団がいたこと。

解決していないこと。

1. 来日したパリ少年合唱団の画像は当時共演した日本の合唱団サイトやYouTubeにありましたが、ユニフォームが半ズボン&ハイソックスではないのです。

2. フランス名が、Petits chanteurs de Parisではなく、Choeur d'enfants de Paris だったらしい。日本語では区別しずらいネーミング。

 

というわけでまだ正体は明らかでないのです。活動10年ぐらいで解散したようなので、たまたまこのフェスに出ていたのはミラクル?

 

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2020年1月26日 (日)

モンセラートのモスクワ公演

 

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モンセラ。最新映像なので貼ります。

 

 

モスクワに行ってるんだということは見ていましたが、ご存知のようにインスタは時間制限があるので、動画としてはYouTubeがいいですね。

モンセラのファンのかた、いらっしゃいますか?あの奇怪な岩山まで行かれたかたはありますか?

この合唱団の歌声は、深い静けさを内包している。というのは自分がいだくイメージの話ですが、このスマホ動画からもそれは伝わります。

 

 

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で、これは客席から撮っちゃた動画ですが、オフィシャルなのもありました。定点カメラなので動きがないのが難点ですが、1時間以上のフルコンサートです。

あとでゆっくり聴かれるといいと思います。正統派の伝統の変わらぬ音楽でソロも綺麗。ガンとしたカトリックの敬虔な人たちがこの修道院を守り後世に伝えていく・・・そんな世界観を感じます。

会場はモスクワ。Dom Musike (Performing Arts Center)

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でも久々HPを見たらかなり革新的になっていました。

まずメンバー写真まで載るようになりました。

この合唱団学校の学年制度までは知りませんでしたが、4つのクラスに分かれています。たぶん1st Secondaryというのが上級クラスで、2ndが次のクラスかな。人数的にはこの二つがツアー隊なのかと思ったら総勢42人もいた。 なので初等クラスからも参加してるってことですね。42人は迫力ですが、カーネギーホールかどこかでステージに円弧の形で並んだ姿はきれいでしたね。このシンプルなカソックとサープレスは目の前で見たら感動ものだと思います。・・・・見たい。

ニュースマガジンもあるのでスペイン語の得意なかたは是非読んでください。私は全然無理です。(※12号はリンク切れしているようです)
http://www.escolania.cat/en/escolania/escolanias-magazine/

 

 

 

 

このコンサートのプログラムがどこかにないか探したのですが見つけられず、ほとんど曲名がわかりませんでした。 

 

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こちらには限定公開の動画もあります。カメラアングルが報道マン的です。これによると、ホールのキャパは1735人で、この日はほぼ満席だったそうです。「鳥の歌」のシーン、客席から見ている角度で臨場感があります。定点カメラだとやっぱり平板ですものね。ただ報道目的なので時間は短く演奏をフルできくことはできません。雰囲気だけ・・・

https://www.naciodigital.cat/manresa/noticia/88333/videos/puresa/vocal/escolania/montserrat/escalfa/cor/moscou?fbclid=IwAR0aXEjf3vyYnPpTjp_ajIk3zRr3SdBd7KMXphZst1WliMYOvaa2Gusdq1I#.Xircenn-MQl.facebook

 

このあとはオスロにツアーは行くそうです。たぶん今日あたりノルウェーですね。

 

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今日のカテゴリーがスペイン・フランス・ベルギーの合唱団というざっぱな区分ですが、限られた合唱団のことしか知らず、知らないことのほうが多すぎて、WSK以外のことを書くのが恥ずかしいくらいです。未だ見ぬ姿、未だ聴けぬ声、と言ったらモンセラだけでなく、レーゲンスもそうなんだけど、いつか聴けるのかな?と残された人生を数えそうになります。いがいと長生きしたらどうする?会場で「まだ来てる・・・」と言われるように頑張ります。

かろうじてパリ木は断続的ではあっても来日し続けているので、今年あたり期待も大きい。

昨年クリスマスの韓国ツアーで、私たちが見知っているメンバーがまた減りました。スパンが2年や3年というのはそういうことですね。卒業とか転校しちゃう子もいる。

今年の演奏を聴いたら、団員が少なくなったせいか年少の子たちもツアーに参加するので、体感的には声が高くなっています。

 

KBSの録画をあげてくれています。ソリスト名も説明書きに入れてくれていました。


Musique universelle

"La Nuit"  Solo: Armand FD

私はグレゴリオ聖歌ふうの歌い方が好きだったのですが、ユーゴ先生が辞められて、あの独特のアレンジもなくなったようです。

 

 

              

 


Musique universelle


"L'Espérance"  Soli: Théophane C, Alexandre N, Armand FA

ここで歌っているソリスト君たちです。

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先日SNSで知ったことですが、日本語を学んでいる韓国のかたが、ボードワンと数名が歌っているYT動画に書いていたことです。Spring of My Hometown「故郷の春」という韓国では非常に愛されている唱歌があります。その曲を作ったのは、東京音楽学校で「ふるさと」を作曲した岡野貞一のお弟子さんだった方だそうです。洪 蘭坡というのですが、調べてみるとホン・ナンパと読むようです。日本の童謡や唱歌と雰囲気が似ていて、私が聴いても懐かしさを感じるメロディでした。

ドイツの歌曲なんかも普通に聞いて通り過ぎてしまいがちですが、それらの成り立ちやエピソードをウィキでもいいから一読するといいなと改めて思います。背景にあるものって奥が深いですよね。

 

ボードアンは勿論美しく歌っていますが、たくさんある演奏の中で私はクロチルドさん指揮の2012年の演奏が好きです。昨年の動画もあるのですが、残念ながらクオリティが違って、こればかりは好きなほうを選ぶしかなかったです。

これ以上はないというくらいゆったり柔らかに歌う中で、オブリガードが印象的でした。

 

 

 

              

 

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2019年4月17日 (水)

パリ・ノートルダム寺院の火災

昨日早朝にテレビをつけたら、ニュース映像が飛び込んできました。

ノートルダム寺院が燃えているという、信じられない報道。

思わず「うそ、うそ!」とテレビに近づくと、見る間にあの尖塔が崩れていきました。

たぶん私の悲しみに、どうして?と思われるかもしれません。

よその国じゃない。世界遺産だけど、別に・・・・・泣くほどのこと?

私たちにとってノートルダムは観光名所にすぎないかもしれません。歴史的建造物だけど、そんなに好きなの?と問われるかもしれません。

が、私には少し違う感覚があります。

09

 

若いころフランスが大好きだった時代がありました。パリに知りあいがいて、当時とてもお世話になりました。

その知人はカフェ・テアトルで見た「星のおうじさま」を気に入り、日本にその小さな劇団を招聘したことがあり、そのときに私はほんの少しですがお手伝いをしました。

フランス語が全くわからなかったので、東京公演の受付ぐらいしかできませんでしたが、急遽集まったスタッフはパリ在住経験のあるかたが多かったです。そのツアーが終わった後、語学学校に飛んでいきました。フランス語を習わなくちゃと思ったのです。

そして数年間、実際ちょっともしゃべれませんでしたが、最初に教わった講師がきびしかったので、多少はわかっていたのかな。

語学に向いている性格でもないせいか、今となってはほぼ消えうせてしまっています。

 

09

 

初めてパリに行ったとき、その知人がクルマで市内を案内してくれました。最初にノートルダムに行きました。塔の上からはパリ市内が全部見渡せました。まだデジカメではなく、フィルムの時代です。彼女はプロのカメラマンでしたから、ちょこちょこ私の写真を撮ってくれていました。

ゆうべ久しぶりにアルバムを開いてみて、思い出がよみがえりました。

その知人と過ごした一日、楽しかったこと、ドタキャンをして怒られたこと、ノートルダムの上から見渡したパリの屋根屋根・・・。どこかの公園で、突然雷が落ちて地響きに驚いたこと。パナッシェが美味しかったこと。「Ou est la gare 〇〇?」そればかり言ってたこと・・・・・

知人は私よりひとまわり以上年齢が上だったので、当時の私など本当にわがままでどうしようもないヤツと思っていたでしょう。でも面倒見のいいひとで、本当にお世話になりました。当たり前のようにいろんな場所に連れていってもらっておきながら、私はなんのお返しもできないまま、疎遠になってしまいました。

焼け落ちるノートルダムの塔を見たとき、思い出も消えていく気がしました。たぶん今も知人はパリにいるでしょう。年齢を重ねても豪快に元気に、カメラを持ってあの群衆の中にいたかもしれない。私にとってパリはただの観光地ではなく、ノートルダムの写真を見ると、知人の声が今も聞こえてくるのです。

 

"Je vous salue Marie"

 

Je Vous salue, Marie comblée de grâces,
Le Seigneur est avec Vous,
Vous êtes bénie entre toutes les femmes,
Et Jésus votre enfant est béni.
Sainte Marie, Mère de Dieu,
Priez pour nous, pauvres pécheurs,
Maintenant et à l'heure de notre mort,
Amen, Amen, Alléluia!

**🎶****🎶****🎶****🎶****🎶**

2018年6月18日、ジョージア少年合唱団、ノートルダム寺院でのコンサート。

 

09

 

* 屋根は焼け落ちましたが、十字架と石造りの柱は残りオルガンと鐘も火災を逃れたとのこと。バラ窓も・・・・・。

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2018年9月10日 (月)

結局Boysだけのデュエットに行きついてしまう自分

今日も変なタイトルですが、デュエットもカルテットも一人増えようが減ろうが、少年だけの歌声が好きだなと改めて思うわけです。

ただboys的には大人の歌手と歌うことは名誉なのかな。抜擢された感じがあるかもしれないね。

音楽ファンのブログを時々読みますが、一般的なクラシックファンの中には、前回記事のようなレコードCD録音とかオペラとかに、子どもが参加することを良しとしない人も多いです。たぶん声量とか技術的な点を指摘したいのでしょう。全体の完成度を重視しているのですね。

なんと、三人の童子すら、少年ではないほうが良いというのです。

ですが私は、貫禄のある女性歌手の童子は見たくない。お尻の大きいヘンゼルもやだ。

こればかりは好みですね。しかたないです。

オペラも本格的なクラシック音楽も、依然として素人なので(たぶん一生素人です)、好きなのだけ聴いていかれたらそれでいい。

そして私は、どうも合唱団という形態が好きみたいです。

優れたソリストがソロアルバムを作ることもあります。単純に、「それ聴きたい!」と欲しがります。声を残してくれることは嬉しいのです。

でもやはり合唱団の中で歌っているのが好きなんですね。大勢の子が歌い、目立たない子も目立つ子もいる中で、隊列から多少の緊張感も醸しつつソリスト君は前に出る。そして歌い終えると隊列に戻っていく、そんな状況が愛おしい。

みんなの中の一人、仲間たちがいて、その中で歌う姿に青春の輝きを感じます。

いずれ卒業の時期が訪れ合唱団を去る。それも含めて、やんちゃ天使の日々を合唱団に捧げるboysがいいなあ。

話がずれた・・・。

久々にエスコラニアを検索したら、ちょっと古いけれどコンサート録画がありました。時は2013年とあるので、最近りポストしたものか、あるいは新規か、そんへんは良くわかりませんが、とりあえず現代にあって変わらぬ少年合唱団のひとつでもある、モンセラートの演奏です。

プログラム第一部はメンデルスゾーン、

「I waited the Lord」 交響曲カンタータより


Pere J Prim

ウィーンの公式から響君、信太郎君のデュエットをDLされた方もあると思います。

ここでは英語で歌われていますが、同じモンセラの動画でドイツ語で歌われているのもありました。こちらは2010年の演奏。ドイツ語のかっちりした音が好きです。


JFquinta61

第二部からカタルニア民謡「鳥の歌」


Pere J Prim

この少年の表情や歌う前の空気感も、経験を積んだ大人にはない繊細なものです。

「鳥のうた」はカタルニアのクリスマス・キャロルで、鳥たちが御子の誕生をお祝いしている情景を歌っています。カザルスがアレンジ、演奏して知られるようになりました。

鳥のさえずりのような細い歌声が、この歌にあっていますね。

過去映像では物足りないので、なるべく新しいのを探しました。

2017年アメリカツアーで、リアルな子供たちの姿です。ニューヨークやワシントンD.C.から西海岸まで飛んでいる。すっごい旅。

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2018年9月 8日 (土)

フォーレ 「レクイエム」のソロ 70年代の録音

やまちゃんさんからコメントを頂き、自分で所持するLPレコードをアップすることも考えましたが、参加アーティストがわかっているので、まずはネットを探してみました。

そして、発見!

美しいソロなので、こちらで動画を拝借することにしました。このレクイエムはお薦めです。


chor eno

ピエ・イエスから頭出しできるように設定しましたが、時間があれば宜しければ最初からお聴きになってください。

また投稿者さんが各章ごとの頭出し設定をしてくださっていますので、YouTubeサイトに飛んでこの動画の説明文を全表示にすると、そこにリンク付けカウントがあります。

合唱:La Maîtrise de St-Pierre-aux-Liens
ソロ: Alain Clément
指揮:Michel Corvoz

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2018年9月 2日 (日)

ピエ・イエズ を聴いてみました

記憶にあるなと思ったら、黄色いユニフォームのワーテルロー少年合唱団でした。

南アの歌を歌ってくれていたので嬉しくなってしまい、2か月ほど前に記事にしたのですが、その時勿論歌声が良い感じで、いくつか動画の紹介をしました。

そして新着公開は、フォーレの「ピエ・イエズ」です。


Les Pastoureaux

この曲は少年がソロで歌うことを想定し、音域もボーイソプラノに合わせて書いてあるそうですが、ウェッバーの「ピエ・イエズ」よりこっちの方が技術的には難しいんじゃないかな?

いえ私は歌う人ではないのでわかりませんが、いろいろYouTubeで聴き比べてみると、最初の2音ですでに崩れてしまうのが多かった。声を保つのがこんなに難しいとは・・・

昔のWSKでboysに歌唱訓練をするとき、グロスマン教授が火をともしたろうそくを顔の前に置いて、その炎を消さないように歌いなさいと指導した話を雑誌で読みました。オールドファンは大抵少女雑誌で読んだことだと思います。写真まで覚えていますよね。お腹から声を出す呼吸法なんですね。

聴く側としても単純に、上がりきらない音がさまよっているのは気持ち悪いです。

それでも大人の歌手より、ボーイソプラノが好きなので、この辺の曖昧さはしかたないです。過度な技巧は望まず、でも音程は外すな的なかってなファンです。

パストローのソリスト君は、声も良く伸びているし音程も確かで、落ち着きからも年長さんのように思えます。←豊かな肺活量

フォーレのレクイエムは、絶望感が無くていいですよね。お花畑とまるまるっとした天使が戯れていそうな国しか頭にうかばない。少女マンガの世界観でいいと思います。

ウェッバーの「ピエ・イエズ」は、デュエットで歌われることが多いし、音楽的な楽しさに酔えます。3センテンス目のハモリで、だいたいうっとりですね。


Matthew Wilke

ドラキーズの20年ほど前のツアー動画です。これはスカンジナビアと書いてあります。

1997年の初来日したあと、アメリカ・南アフリカ・スウェーデンとコンサートを追いかけた日本のファンがいたそうです。ドラキーズのツアー先を調べ、普通の旅行会社の企画から会場に行けるツアーを探し、自由観光でコンサート会場に走るという形だったとか。

すごい行動力ですが、当時この声を聴いたら、また聴きに行きたいという気持ちがおこるのが理解できます。遠い南アフリカから初めて日本にもたらされたこの歌声は、比類ないものだったと思う。気持ちが一本でいられる人って素敵です。私は煩悩が多すぎて、よけいなことばかり考えてしまう。

この演奏が素晴らしいのは、一般的なピエ・イエズにアレンジが一工夫されているところ。合唱のバックグラウンドの力がすごい。デュエットだけでもきれいですが、この合唱がオケの役割とでもいうのか、テナーが入るタイミングと再びソプラノとの構成の完成度に言葉をなくします。伴奏はピアノだけです。

指揮はBunny Ashley-Botha。

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2018年7月29日 (日)

2年ぶりのモナコ少年合唱団

モナコ少年合唱団の日本ツアーがありました。2年ぶりの来日です。

7月4日からタイ、ベトナム、韓国を経て、7月20日に名古屋空港に到着しています。おりしもカンカン照りが続いていたころで、名古屋は36度とかあった日かと思います。

日程は結構タイトでした。21日名古屋公演、22日小諸公演、23日横浜公演、大ラスは24日に国際フォーラムで行われた、玉置浩二特別公演でのゲスト出演。

コンサート活動を終えたあと、東京観光して帰国の途についたそうです。木曜日の午後には無事到着したと聞いております。

一週間の滞在だったんですね。東京方面も暑かったです。でも台風の直撃がなくてよかった。

まずはフィリアホールから。招聘元ムジカキアラさんのtwitterを拝借します。

昨年も共演したモナコ在住のソプラノ歌手、友香子クスト平盛さんとニース在住のハープ奏者睦子キュグリエッタ植松さん、ピアノの真理子ショビノー泉さんとでユニットを組んでいるアンサンブル・イリスが第一部で演奏しました。

ニースはフランスですが、モナコから車で20分くらいで行かれるのだそうです。その地域で活動するアーティストが声をかけあい、東北大震災以来演奏活動をされているそうです。

今回は平盛さんと植松さんのお二人での演奏です。

ハープは楽器として憧れの部分が多いですが、それのみで演奏を聴くことは少ないので良い機会になりました。

モナコボーイズは第二部からの出演で、単独公演ではなかったので曲数は少なかったですが、印象としては前回よりも声量が増し、上級生のファルセット(カウンターテナー)が、本格的に素晴らしかったです。

年齢構成はドイツの聖歌隊と似ていますが、ドイツの合唱団のような声幅とは違った個性を感じました。1人1人の声を聴いたわけではないですが、バスがいないんですね。

プログラムのメンバー構成を見ると、29名のうちソプラノが17人もいます。メゾソプラノは5人でアルトは7人でした。圧倒的にソプラノが多く、そのせいかハイトーンの印象が強かったですね。変声後の兄さんたちはファルセットでアルトパートを歌う感じです。

つい先日動画で聴いたトマーナにはバスの低音が聞こえてきましたが、モナコにはその部分がたぶん無いんですね。Nathan君のカウンターテナーは完璧で、コントラルト的な存在に思われます。また2016年にソロを歌ったPablo君が絶好調で、エッジの効いたソプラノが素晴しかったです。

タイでのコンサート動画があるので、ご紹介します。でもね。正直日本でのほうが上手でしたよ。実は、歌手の平盛さんもMC中に、「今日はいつもより上手ですね。」と、笑いながらおっしゃっていた。

子どもたちは、やはり旅の間にどんどん成長するのです。海外で演奏するという醍醐味を感じながら、回を重ねるたびに歌も良くなっていく。私たちはアジアツアーの集大成を聴けたんですね。

ソリストは、後列右から2人目がソプラノのパブロ君、4番目がジュリアン君。後列左から2人目がジョナサン君、その隣がカウンターテナーで群を抜いてたナタン君。

この動画で André Campraの「Tota pulchra es」 がありますね。3曲目ぐらいかな。バロックの美しい曲ですが、横浜では演奏されませんでした。聖歌隊としての本領は、こんな神の領域で発揮されます。やはり単独公演でないと、曲目はいろいろ制約されちゃいますよね。残念だな。

ハノイの教会コンサートでも「Tota pulchra es」が歌われていました。

シャルパンティエのバロックな曲やフォーレの選曲は、この合唱団ならではのプログラムでした。バッハのカンタータ「われは急ぐ」は上手でしたね。普通はデュエットですよね。それは他の少年合唱でも聴いたことがありますが、ソロとコーラスによる演奏は珍しく、かえって難しいと思いますが、パブロ君の歌は本当にすごい。華麗なるバッハでした。

「タントム・エルゴ」は優雅で好きです。これもジョナサンとパブロでしたが、ソリストたちの成長ぶりが演奏面にも反映されてますね。ブラームスも、WSKが取り上げそうな曲でしたが、ブラームスの悲壮感がなく地中海のように輝いて感じました。それはそれで、素敵じゃないですか。

第三部では、平盛さんと植松さんが再び登場しました。「さくらさくら」、ナタン君と平盛さんのデュエットで「ピエ・イエズ」 、エディット・ピアフの「愛の讃歌」など、コラボで素敵な演奏を聴けました。

フィリアホールでの最後の曲は学校のためのミサ。平盛さんの斉唱で始まり、合唱力をアピールした形になった演奏でした。そしてアンコールは「ドレミの歌」 平盛さんのソロに合唱団のコーラスで、映画を彷彿とさせ楽しかったです。

さて翌24日は、玉置浩二特別公演「THE GOLD RENAUSSANCE」でした。

第一部は玉置さんのソロ場面。私は本当に古い曲しか知らないので、一部で歌われたものはほとんど知らなかった。ちょっと自分は場違いかなって、ひたすらモナコを待ち続けました。

そして第二部。実は休憩時間にロビーでBOYSを見かけました。関係者スぺースの向こうに入り、舞台袖に入る扉の前に並んでいました。なので、次に出てくるなと期待していたのです。

彼らが歌ったのは2曲だけでしたが、これまでと違い5,000人を収容するスペースです。その広がりに乗った歌声は、天井の端までも響き渡っていきました。

最初に歌ったのは「天使の糧」 Panis Angelicusです。 ステージに登場した彼らは暖かい拍手で迎えられました。おそらくこの会場のほとんどの人が、モナコボーイズを知らなかったと思います。

隣りの席からは、「えっ、モナコから来てるの?すごいね」みたいな会話も聞こえてきました。ただ、玉置さんをサポートしているファンの方は年齢層もそれなりで、特に女性はboysを見たとたんニコニコです。

それはロビーでも感じました。開演前にエスカレータの横で彼らと遭遇したのです。あまりに近すぎて気づかないくらい。横を向いたらboysだったのです。すごく自然にエスカレータで2階に上がろうとしていました。

そのとき、エスカレータの列に並んでいた皆さんは、「可愛い!」とつぶやかれて、初めて会う制服のboysに笑みを送っていましたよ。

話がとびましたね。そう!観客の多くは、合唱団を優しく迎えていました。これはムジカキアラさんのtwitterでリハーサル風景です。本番ではいつものユニフォームでしたが、この日彼らは帰りもフォーマルなスーツでした。(ホールの規則で撮影は禁止でした。)

「清く正しく美しく」 という曲をご存知ですか?  私は知らなかった。

この曲の言葉、「清く正しく美しく」 を、玉置さんははっきりときれいな日本語で発音していました。この曲に込められた思いなのだと思います。

人に話すように「清く」 「正しく」「美しく」と、語尾を伸ばさずに歌うのです。モナコボーイズも同様にはっきりした発音で、言葉を切りながら歌っていました。

オーケストラは東京フィルハーモニー管弦楽団

すごくよかったです。この曲が持つピュアな気持ちをboyschoirに歌ってもらう、誰が考えた演出なのか、それは予想以上に効果をもたらしたと思います。

子どもたちの声は、子どもにしか出せない。それ以上の純粋さを、大人は表現できない。子どもにはかなわないですね。

人生を積んで酸いも甘いもかみ分けた玉置さんが、少年の心で歌ったあの曲を、本物の少年たちが更に透明に、さらに純粋にしてくれたような気がします。彼らにとっても、あの広い会場で日本のアーティストと同じステージに立って歌ったことは、この夏の素晴らしい思い出と経験になったことでしょう。

この合唱団の演奏に親しみを感じてきました。この子たちしか歌えない世界があります。聖歌隊であることは重要なポジションですが、モナコというお国柄が生んだ明るくフレンドリーな皆さんで、合唱にもそのカラーを感じました。2年後にまた会えますように。

最後にフィリアホールのプログラムからひとつ。

ジュリアンが子守歌を歌いました。彼は私の好きな儚い系のソロです。思い出すつもりはなかったのですが、2年前に来日したメンバーで今回来られなかった子の顔が浮かびました。普通に退団した子もいるし、それはしかたのないことですが・・・。

女性歌手の歌ですが、ジュリアン君が歌っているステージを想像して聴いてください。

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2018年7月13日 (金)

モナコ少年合唱団アジアツアー

2年ぶりに来日するモナコ少年合唱団のお話です。

なぜかメンバーの親御さんからメッセージを頂き、アジアツアーに旅立ったことなど以前から聞いていました。

2年しかたっていないので、二度目の来日になるメンバーもいて、Time flies感がすごいです。boysの二年間は大人時間に換算できないですものね。

年長の兄さんたちはそんなに変わっていないのですが、やはり年少だったboysが、大人っぽくなりました。勿論新たに参加するメンバーもいます。

タイからベトナム、韓国を経由して日本にやってきます。

期間中、天候に恵まれますように。暑さはどうしようもないですが、台風とか来ないといいですね。

これは前回2016年恵比寿ガーデンプレースでのミニコンサート。
ソプラノ歌手平盛友佳子さんと、「I deaming of home」のリハーサル中です。

ステージが小さく高さがあって(合唱団用にはできていないのです)、ピアノの位置を決めるのに時間がかかりましたね。

前回も同じ7月の中旬から下旬のツアーでした。

7月21日(土) 愛知県 三井住友海上しらかわホール 15時開演(チケット取扱い中)

7月22日(日) 長野県小諸市文化会館 15時開演(無料整理券は予定枚数終了)

7月23日(月) 横浜市青葉台 フィリアホール 19時開演(チケット取扱い中)
アンサンブル・イリスとの共演、ソプラノ歌手平盛友佳子さんも出演

7月24日(火)東京国際フォーラムA 玉置浩二コンサート ゲスト出演(チケット取扱い中)

玉置さんのコンサートでは、モナコ少年合唱団がゲストとして出演しますが、何曲歌うのかはわかりません。

今回チケットが高くてどうしようか迷いましたが、愛知・小諸に行くのは無理なので、結局こちらで行くことに決定。プログラムも込みの入場料なので実質は9000円ぐらいの感じですかね。・・・オーケストラ共演で聴きごたえあると思います。

指揮:デヴィッド・ガルフォース
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
合唱:モナコ少年合唱団

あとこれだけは聴きたいというのが、名曲 「夏の終わりのハーモニー」。井上陽水さんとのコラボを、大昔に聴きに行ったことがあります。陽水さんの歌がまた素晴らしくて、あれは感動しました。

久々の玉置さんも聴けるし、楽しみが増えました。

愛知や長野はコンサート開催がわりと多いですね。県が広いと必ずしも県民だから近距離とは言えませんが、もし行かれる距離にお住まいでしたら、是非聴きに行かれてください。

タイでは国内でも最も重要な教会で無料のコンサートが行われていました。個人のかたが撮られた動画でシェアできないようなので、ソロとか素晴らしいんですが、ご紹介できず残念です。

でも新着YouTubeを教えて頂きました。ハノイから届いたニュース映像です。
教会でのコンサートですが、こんなベビーを連れて聴きに来るかたもあるんですね。
ツアーの一部は商業ベースではないのかもしれません。なので教会でのフリーコンサートがあります。

モナコ少年合唱団も東京カテドラルでコンサートをできなかったのでしょうかね。年長のboysもファルセット遣いで高音が美しい少年合唱ですから、礼拝堂で聴きたいですよね。


Vietnam News Agency

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2018年4月14日 (土)

les Pastoureaux (ワーテルロー少年合唱団)

最近の映像で素晴らしく普通に美しいボーイソプラノを聴きました。普通にというのは誉め言葉です。大人顔負けとかじゃなく、怪物的でもなく、少年らしいたたずまいの中で美しく歌っています。今しか出せない声ともいえますよね。

合唱団の名前は、標題のとおり、通称と正式名称とがありました。

パストローというのがニックネームらしい。・・・らしい、しかわからない。

ワーテルロー少年合唱団(Petits chanteurs de Waterloo) ベルギーの合唱団です。


https://www.facebook.com/pages/story/reader/?page_story_id=1398519636862754

少し前パリ木にアルトの良い声の子がいたとき、この曲を歌っていました。全体的な合唱(ハミング)も当時のパリ木を思わせる雰囲気です。


"Teče, voda, Teče",  Bordeaux Cathedral 2015.08.15

この合唱団は1993年に来日しているそうです。だから・・・なのか、こんな歌を日本語で歌っているんです。「歌え バンバン」

これは2014年の映像なのです。びっくり!  ブリュッセルで行われたクリスマスコンサートです。なんで日本の歌? しかもクリスマスと関係ないし? おそらく来日したときに覚えたのではないかと思うのですが、来日自体知らないので何とも言えない。

HPを見ると、世界一周というCDタイトルの中で録音もしていました。

この歌は山本直純さん作曲、NHKみんなの歌で放送され、音楽の教科書にも載っていたそうです。今も載ってる?

この指揮者さん楽しそうでいいなあ。なんか出だしのところの振り方デルシーヌさんを彷彿とさせる。すごく気持ち良さそうに振ってます。Philippe Favette指揮者です。

先日FBでソロ映像をみたときは、ベルリンフィルのサイトからこの合唱団のほか、4つの合唱団と歌手、オーケストラとの共演ライブでブリテンの「戦争レクイエム」を、ネットで無料視聴できたそうです。

https://www.digitalconcerthall.com/ja/concert/51009

今は編集準備中になっているのでもしかしたら、あとで見られるかもしれないですね。

大好きな「ラシーヌ讃歌」もCDにしています。素敵でした。

そして最後は・・・これが傑作なの。彼らのツアー先一覧がHPの世界地図に表示されているんです。そこに、南アフリカは入っていない。

なのに、歌ってる!勿論振りつき。先生じゃなく上級生がリードしてるのが、またドラキーズっぽくて面白い。これはフランスの海岸です。小さい子達が可愛い!


Hamba Nathi

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