カテゴリー「北欧の合唱団」の記事

2020年6月 7日 (日)

アドルフ・フレドリクス少年合唱団*ポズナン・ナイチンゲール(ストリグロシュ合唱団)

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爽やかに歌う少年合唱がtwitterにアップされていたのでチェックしたら、6月6日はスウェーデンのナショナルデーでした。

そこで歌われたのがアドルフ・フレドリクス少年合唱団(Adolf Fredriks Gosskör)によるスウェーデン国歌。YouTubeにも同じ動画がありました。白Tとジーンズなんてさわやかコーデのお手本で、これを着こなせる青春が美しい。最近蒸し暑い日本にも初夏の風が吹いてくるようです。

 

 

 

スウェーデンはコロナ対策として世界では珍しい集団免疫という方法をとっています。なので外出規制もマスクもなし。ですが現状では集団免疫には程遠いらしい。(確か集団免疫は60%ぐらいが理想と聞いた。)・・・学校はどうなのでしょうね?

この合唱団は2016年に音楽祭があって来日し、その時に都内で学校コンサートがあり聴きに行きました。

その時の記事は、http://pommier.cocolog-nifty.com/pointvirgule/2016/07/adolf-fredriks-.html

こんな国際交流も、今はまだ渡航制限がありますからできません。

ビジネスに限って徐々に解除していく方向だと聞きました。ただし出発国でPCR検査を受けた証明書必携、滞在中の行動先、さらに検疫も厳しい。

そういえば、検疫という英単語を今さら覚えました。英語とは縁のない人生で、使ったこともなかった。日本語だって検疫なんてあまり使わない。海外からの持ち込み禁止を調べるときぐらいです。「quarantine」検疫、隔離、疫病などから隔離するという意味で、最近はself-quarantineで、自粛という使われかたもあるんですね。日本ではリモート収録と言うけれど、YouTubeを見ると隔離というquarantineがたくさんありました。


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ポズナンの公式から美しい歌声がアップされています。

最近の写真を使っているので新しい声かと思ったら、録音は相当古かった。ソリストはDominik Czernikとエンドロールにクレジットされていました。今はテナー歌手として活動しています。

ポーランド語のシューベルト。無理くりドイツ語で歌わないところがかえっていいな。柔らかくのびやかな子守歌です。


Śpiew słowika というCDに収録(2003年リリース)

 

 

 

画面の字幕は、団員クンたちが撮影した場所の説明のようですね。最初が大学講堂でのコンサート。ポズナンのあちこちを案内してくれています。

 

HPを見ていたら、彼らの映画があることに気づきました。1965年です。

これですが、ビデオは見つからなかった。マイナーすぎてポーランドでしか知られていないよう。 どこかに歌のシーンだけでもないものか。これからの課題ができました。 ⇒ http://www.slowiki.poznan.pl/www/corobimy.php?id=6

 

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母の日には、こんな動画もありました。登場する女性は団員くんたちのママかもしれない。この歌は直訳すると「良いママだから」となりました。ソロが可愛らしい声で惹かれたけど、曲のことはよくわからない。ポズナンのHPはディスコグラフィーがしっかりしていて、1954年のレコードから2019年のCDまで収録曲も載っていますが、この曲はなかったなあ・・・。もしか、今年の母の日のために録音したのだろうか?

指揮者が現役のWielochさんという方の名前なので、録音は新しいと思われます。この歌すごく好き。

 

 

 

 

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最後にWSKからの再び寄付のお願いが公開されていました。残念ながら演奏はありません。ドイツ語と英語との2パターンでどちらも映像は同じですが、あえてドイツ語のほうを選びました。なぜならコメント欄にコルス・ヴィエネンシスからのものがあり、それが印象的だったから。

YouTubeに行ってコメント欄まで読んでください。ドイツ語の意味は自動翻訳でも充分です。きれいごとみたいに思われるかもしれませんが、コルスに残って歌っている元団員たちは、やはり自分たちの少年時代を懐かしみ尊び、存続を願っているのです。

ヴィルト先生も冒頭におっしゃっているように、本来なら日本公演や各地での演奏会があるはずでした。日本ツアーは終盤の佳境に入る時期でもありました。

 

 

 

個人的にはヴィルト先生のスピーチだけでなく、団員クンのビデオがあったほうが訴えるなと思えますが、先生一人ということはまだ学校は再開していないということですね。

そうよね。

でも演奏が一番。2016年ブルコア、ロベルトのアヴェマリア独唱で〆めたいと思います。ポツダムのニコライ教会はロビーめちゃ狭いですが、内部は素敵です。

ブルックナー来れますように。

 

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2020年5月23日 (土)

シンガポールのオーガナイザー

 

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シンガポールに、LICHA STELAUS PRODUCTIONSという音楽事務所があります。発音が良くわからないのですが、漢字表記では「承德表演藝術 」と書きます。海外からアーティストを招聘してコンサートなどを企画する会社ですが、特に若い芸術家や合唱団に視点を置いています。

今年はドラケンスバーグ少年合唱団のアジアツアーを計画していました。台湾とシンガポールでコンサートをするはずでしたが、コロナ禍で断念。でも中止ではなく、ほどなく2021年3月に延期という発表がされました。

この事務所で招いている合唱団は、ほかにもいくつかあります。


Nidaros Cathedral Men and Boys Choir - Nidarosdomens Guttekor(ノルウェイ)

Les Petits Chanteurs de Sainte-Croix de Neuilly - The Paris Boys Choir(フランス)

Les Petits Chanteurs de Saint Marc(フランス)

Mélopée Brussels Girls Choir(ベルギー)

North Star Boys Choir(ミネソタ/USA)

Ragazzi Boys Chorus(カリフォルニア/USA)

 

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現況、日本でも海外でもコンサートなどすることができず、オペラやコンサートのライブ録画をオンラインで提供してくれるところもあります。この事務所でも最近YouTubeチャンネルを作って演奏会のビデオを公開してくれています。

以前記事にしたノルウェイのニーダロス大聖堂合唱団も、シンガポールに招かれていました。たぶん2年ぐらい前だったか、シンガポールのショッピングセンターみたいな場所で撮影された動画を見たんですね。エスカレーターの横で歌っていて、ソロが素敵でした。確かこの音楽事務所がFBで公開していたような気がします。

シンガポールの合唱団ファンにしてみれば、日本はいいな。WSKが毎年ツアーをやって、いいないいなと思われているかもしれません。私としては、コンサートの様子を見ているとオケと共演で歌っていたりもするんで、そのイベントのありかたが非常に羨ましく思います。

 

別の招聘元ですが、モーツァルトコアのシンガポール公演のひとつはフェスに参加というもので、地元合唱団、オーケストラと共演し、ルイス先生がオケと合唱との指揮をする様子が主催者によって公開されていました。指揮者台のバーから半身を乗り出すような姿勢で客席に話かけるルイス先生が本当にかっこよかったです。シンガポールの若いクラシック音楽界が、国を挙げて元気に取り組んでいることが想像されました。

それは、でも、「隣りの芝生」なのでしかたないことです。まぁ、WSKもバブル時代のようにオケとコルスとで大共演してくれたら、オペラ並みの入場料でも個人的には頑張りますが、現実は厳しいのですね。生きているうちに景気回復してくれたらいいなあ。私が覚えている元団員が歌えるうちに、また来日してくれたら嬉しいです。

 

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さて、この動画の説明は極めて丁寧で、曲の説明から録画データに関してもしっかりと記録されています。興業の契約と言うのは各国の法に基づき異なると思いますが、こうしてきちんと招聘元がビデオ公開してくれるシンガポールが、これまた羨ましい。

好きな曲もありました。

 

「ラシーヌ讃歌」

出だしが男声コーラス(低音)から始まるのは定番です。それからboysの声が加わって壮大に広がる。パリ木やモナコやオランダ・・・いろいろなラシーヌを聴いて思うのは、ニーダロスの力強さでした。boysの声もしっかりと響いています。しっかり感じるのは言葉のせいかな。ノルウェイ語なんですね。


Licha Stelaus Productions

 

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The Lord Is My Shepherd (Psalm 23) by Howard Goodall
(主は私の羊飼い:詩編23)

 


Licha Stelaus Productions

 

こんな演奏を公開してもらえると、ライブで聴きたい合唱団は増えていくばかり。

 

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ニーダロス自身から公開されたのは、ノルウェイの国歌でした。リモートで構成されています。

 

 

この曲はノルウェーの第2の国歌と言われているそうです。動画の説明によれば、5月11日にニーダロス大聖堂で、充分なソーシャルディスタンスを保ちながら撮影されたそうです。

 

 

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LICHA STELAUS PRODUCTIONSの最新招聘グループは、Schola Cantorum of The Cardinal Vaughan Memorial School。

どう訳していいかわからない。・・・ カーディナルヴォーン・メモリアルスクール合唱団。

公式HPを訪ねると演奏もライブやらCDやら試聴できました。

ロンドンのカトリック系の一貫校でした。イギリスにはパブリックスクールがたくさんあるんですね。有名な超エリート校でなくてもレベル高い。トリニティもよく映画音楽の録音をしていました。この学校でも聖歌隊として毎週のミサで歌うほか、外部団体との共演や海外公演、映画音楽、オペラなどもやっています。

これもリモートです。パレストリーナのモテット。

 

 

歌うパートごとに現れて固定されているので、これが合唱の構成なんですね。シンプルできれい。

 

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6月5日追記:この合唱が気に入ったので、YouTubeでSchola Cantorum of The Cardinal Vaughan Memorial Schoolの動画をいくつか見てみました。

最初は人違いかなと思ったのですがそうじゃなかった。私は特別のファンじゃないから知らなかったけれど、こんなところで歌っていたのですね。なんかね、むしろ制服を着た普段の姿がとても素敵だなと思いました。

 

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2019年2月15日 (金)

Happy Valentine's day!

Happy Valentine's day!

ノルウェーのニーダロス大聖堂少年合唱団(Nidaros Cathedral Boy's Choir、Nidarosdomens Guttekor)の清らな歌声をお聞きください。

北欧の合唱団の歌も聴きたいですね。

ヨーロッパでは夏休みやイースターのお休み中にツアーがあるようですが、日本まではなかなか・・・。日本まで来ても、東京まで来られないこともあって・・・

去年の春は桜と共にゲッティンゲンがやって来た。一昨年はボニファンテスでした。

この春はどこも来ないのかな?

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2018年3月30日 (金)

Easter Sunday * Nidarosdomens Guttekor

今年は4月1日の日曜日、イースターです。

 

 

ニーダロス大聖堂合唱団(Nidarosdomens Guttekor )のビデオが静かに美しい。、北欧の自然と紫色のカソックが融和し、素朴なつくりの十字架を持ち連なって歩く聖歌隊の隊列に、まだ冷たいであろう風が吹きつける。ドイツやオーストリアよりさらに北の国のイースターはどんなだろう。

 

生命の喜びを感じる季節・・・。

 

曲目は以下によります。指揮: Bjørn Moe

 

  Pie Jesu (Webber) 

  Panis Angelicus

  O Jesus Krist, jeg flyr til deg

  Ave Verum Corpus

  Agnus Dei(Hummel)

  The lord bless you and keep you (Rutter)

 

 

 

 

 

 

 

  Solo: Haakon Sørby.

 

 

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2016年7月31日 (日)

Adolf Fredriks Gosskör アドロフ・フレドリクス音楽学校少年合唱団

スウェーデンから来日しているアドロフ・フレドリクス少年合唱団の歌を聴きに行きました。

 

非公開の学校コンサートでしたが、事前にお願いして入場許可を頂くことができました。ファン友さんの計らいにいつものことながら感謝です。お世話になりました。

 

案内された会場は、昭和レトロな講堂。天井にクラシックな照明があり、えんじ色のカーテンがすごく懐かしい感じです。古い校舎で階段の手すりも、昔通った小学校を彷彿とさせる。木の部分に施された彫刻に味があって、手入れをしながら使ってるという印象です。

 

ステージの前の部分には、この学校の吹奏楽部の皆さんがすでに席についていました。その後ろが観客席で、最前列の真ん中が空いていたので、しっかり4人で並びました。

 

撮影OKでしたが、ど真ん中すぎて恥ずかしい。携帯で少し撮影して、あとはおとなしく聴いていました。

 

最初に校長先生が日本語と英語の両方でご挨拶されました。

 

この合唱団は東京国際合唱祭に参加するために来日しました。合唱団の一部の団員たちは在校生宅でホームステイを体験しています。そのご縁で今回のスウェーデン交流コンサートが実現したそうです。

 

司会進行は在校生の方でしたが、英語が堪能で驚きました。帰国子女のコースもあるようなので、そういう生徒さんかもしれませんね。

 

名前すらも初めて聴く合唱団で、Youtubeで数曲聴いただけのまっさらな頭で行ったので、せめて曲名ぐらいはわかりたかったのですが、頂いたプログラムには曲名が書かれていないので、それが残念でした。スウェーデンの歌は、本当に知らないです。アニュスデイがあったけれど、誰の曲だろう。それもわからん。

 

あっ、日本の曲がひとつありました。Maybe you understand・・・ maybe と先生がおっしゃっていましたが、いやいや日本語はとても上手な発音でしたよ。「会津磐梯山」 ですね。小原庄助さん、なんで身上つーぶしたという、あの曲です。

 

全体に高音のハーモニーがきれいでした。40人ぐらいの大所帯なので、全員の声があわさるとかなり迫力ありました。団員たちは個性的で、肩までの長い金髪の子や、パープルにカラーリングしている子、黒髪の子も少し、黒人少年が一人、北欧らしい背高色白プラチナブロンドの少年が多かったような印象でした。

 

 

 

 

合唱団の歌のあとに、吹奏楽部の演奏がありました。

 

1曲めは「たなばた」、2曲めは、ゆずの「夏色」  ゆずの曲のときには合唱団の団員たちものりのりで聴いていましたよ。

 

昨年のアラバマ少年と習志野高校のコラボ以来の生吹奏楽でした。習高は何十名もいるので圧巻で、一人一人に目がいかない。でもこの学校の演奏メンバーは30人ぐらいだったかな。目の前で、同じ床の高さで演奏されると、マーチのような曲も繊細に感じます。でもその人数でも打楽器が入ると、木造の床に響くの。足元まで演奏に浸りました。

 

コンサートのあとに、ランチタイムがあるのでお待ちくださいみたいなことを司会の生徒さんが言いました。

 

暫く待って案内されたのは食堂です。団員とホストファミリーの皆さんが好き好きに席についていました。がやがや楽しそう。

 

でも私たちはちょっと場違いな感じもしたので、係りの先生に申し出ると、「いやぁ、いて頂いて構いませんよ」とのこと。お言葉に甘えて、いさしてもらいました。なんてフレンドリーな学校だろう?!

 

周囲を見ると、パック入りのサンドイッチや、手作り弁当が目に入りました。そっかぁ。みんな用意してきているんですね。

 

私たちは何も持たず、暇をもて余していましたが、ランチタイムも佳境に入ったころ、合唱団の先生が何かおっしゃって、団員たちも一斉に立ち上がって歌い始めたのです。

 

自分の周囲にいる少年たちの歌声が、、後ろからも横からも聞こえてきました。

 

もうなんでしょうかね。この 「幸せ感」   その時のが、これ。

 

 

 

 

 

 

 

少年たちの背中を見ながら、スマホを目の上あたりにかざして、テーブルに頬杖をつき、超リラックスして聴いていました。音は良くないですが、雰囲気だけ感じて頂ければと思います。

 

コンサートを聞かせて頂いたばかりか、親睦会の場所にまで案内して頂いて、本当に恐縮です。昨日は猛暑でもあり、旅の疲れで気持ちが悪くなってしまった少年がいました。今日は長野県のレザンホールで、東京よりは涼しいと思いますが、スウェーデンと比べれば、日本の暑さと湿度はかなりつらいはず。休みながら日本を楽しんでください。

 

* Youtubeに、モナコとアドロフたちの動画がたくさんアップされているので、このブログで足らない部分や端折った部分が十分に補えます。投稿された皆さんの動画は素敵なので、時間のあるときにお楽しみください。

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