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2020年5月16日 (土)

35年前の少年合唱祭*その前にWSKのお知らせが先でした。

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というわけで9月公演に延期となったウィーン少年合唱団公式twitterからお知らせがありました。

 

 

 

シューコアじゃないらしいねという話題は出ていましたが、やはり2年続けてブルックナーの来日となりました。

過去には67年と69年にモーコア(タイマー隊)が続けて来ましたが、それは「2回続けて」。今回は「2年続けて」です。そんなことは史上初じゃないかしら。でも昨年の7月と今年の7月とで、たぶん11人は卒業なので、半数近くが新しいメンバーということになります。

マノロ先生が今度はどんな演奏を生み出すか楽しみです。

プログラムはこんな予定です。

♥*♥*♥*♥*♥

 

プログラムA

第一部

グレゴリオ聖歌:Ave, maris stella(祝されよ、海の星)
フィンランド古聖歌:Gaudete!(歓べ!)
カルダーラ:おお、聖なる饗宴よ
ヴィヴァルディ: まことの安らぎはこの世にはなく
ロッシーニ:3つの聖歌より"愛"
シューマン:ロマンス集より"Die Capelle"
シューベルト:ゴンドラを漕ぐ人
ビーブル:アヴェ・マリア
バンキエーリ:3声のためのカプリース、動物たちの対位法


第二部


ブリカッス他:ア・ワンダフル・デイ
ピーターソン:自由への賛歌
ピアソラ:リベルタンゴ
モドゥーニョ:ボラーレ
岡野貞一:ふるさと
菅野よう子:花は咲く
ブルガリア民謡:カバル・シビリ
オーストリア民謡:きれいな水がある
ウェルナー:野ばら
ヨーゼフ・シュトラウス:水兵のポルカ
J.シュトラウスⅡ:トリッチ・トラッチ・ポルカ
J.シュトラウスⅡ:美しく青きドナウ

♥*♥*♥*♥*♥


プログラムB

第一部

パーセル:来たれ 汝ら芸術の子よ
ビクトリア:闇となりぬ
フェルディナント・シューベルト:レジーナ・チェリ
シューベルト:アヴェ・マリア
ロッシーニ:3つの聖歌より"愛"
シューベルト:ゴンドラを漕ぐ人
サリナス:Romance del Conde Claros de Montalbán
バンキエーリ:3声のためのカプリース、動物たちの対位法
ピアソラ:リベルタンゴ
ディ・カプア/マッズッキ:オー・ソレ・ミオ


第二部


J.シュトラウスⅡ:トリッチ・トラッチ・ポルカ
ピーターソン:自由への賛歌
岡野貞一:ふるさと
成田為三:浜辺の歌
菅野よう子:花は咲く
ブルガリア民謡:カバル・シビリ
ギリシャの曲:おやすみ
トルコ民謡:ウスクダラ
イスラエルの歌(ヒルシュ):オセー・シャローム
アルジェリアの歌(カシーダ):Qoum Tara
J.シュトラウスⅡ:ハンガリー万歳
J.シュトラウスⅡ:美しく青きドナウ
ジャクソン/リッチー:ウィ・アー・ザ・ワールド

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ビーブルのアべ・マリアは、Aプロで聴けますね。動物たちの対位法もあります。またニャンニャン、ワンワンと炸裂するか?

すっごく嬉しいのは、ロッシーニ:3つの聖歌より"愛" ・・・・「ラ・カリータ」です。これはソロが聴けそうじゃないですか?

Aプロ前半のカルダーラからビーブルまでの並びは聖なる歌声すぎて、それがどんなに美しいか想像に難くない。最後のバンキエーリで空気が変わる予感がします。休憩前に聴衆の心を和やかにほぐすためにも、ここはガツンと第二部への助走としてニャンニャン、ワンワンが必要です。

Bプロには「浜辺の歌」がありました。このあいだ信太郎君のソロをはなまるマーケットの録画で聴いたばかりです。また聴きたいと思っていたので、これも嬉しい。

こんな時なので秋までには乗り越えられるように、『Together(共に)』というメッセージを込めたプログラムなのだそうです。

どうか、夏までにコロナが収束して、秋には再発しませんように。収束から終息へ。そして、マノロ先生の「みなさ~~~ん。おっ楽しみいただけましたかぁー?」の声が聴けますように。

 

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外出自粛で「暇」ができた人と、在宅の時間を素敵な音楽で過ごしたいという人とがいて、需要と供給がマッチングして、YouTubeには最近お宝公開的な動画も見つかります。

「International Festival of Boys Choirs 1985」はテルツとウィンチェスター・カテドラルとプチ・シャントゥールたちとWSKが参加しています。会場はご覧のとおりウィーンの学友協会ホールでした。

でもナレーションは英語ですね。ちょっとよくわかりませんが、ORFで制作したものをBBCで放送したみたい。

テルツの演奏で映し出された顔を見て「あ、見たことある顔・・・」と思い、ヨハネ受難曲のDVDをチェックしてみたら、録画の時期は1985年バッハの生誕300年記念の年でした。つまりこの音楽祭と同じ年のイベントだったのですね。参加メンバーもコア1だとしたらかなり同じではないでしょうか。

1時間ありますから、週末にじっくり楽しまれてください。

 

 

 

テルツの4曲目かな・・・民謡 Fein sein beinander bleibn・・・これ好きです。値段が高くて買えない写真サイトの動画部門で、マイヤー先生が指揮をして歌っているのがありましたが、それがこの曲でした。古いチロルの民謡で、「元気で一緒にいよう」という歌。

getty image へ(1957年)

モーツァルトもメンデルスゾーンもコーラスが圧倒的にそろってすごいです。でもソロも聴きたかったけど。

テルツのあとにフランスの合唱団が紹介されますが、ここで歌われるのが、ロッシーニの「ラ・カリータ」です。

ところがこのプチシャントゥールのことがよくわからずです。Petits chanteurs de Parisという合唱団は今もありますか?

Paris boys choirという英名で海外公演をしているのは、パリのSaint croix de Neuillyですが、胸のエンブレムが違うみたい・・・

まだ根性いれて調べたわけではないので、そのうちわかったら追記しますね。

ラカリータはテルツが素敵なんですけれど、このパリのソリスト君が落ち着いたソプラノでなかなかいいんですね。12分15秒ぐらいから演奏が始まります。

次のSalut Printemps も同じソリスト君。フランス語の曲は、発音的に母国語の子が歌うと鼻音が自然で心地いい。合唱もレベルの高さを感じます。

ウィンチェスター・カテドラルは人数は18人で少ないのですが、キャロルの祭典のコーラスは洗練されて清々しい。上手なので18人でも充分です。ソロは少年らしい声で好感がもてました。普段は大人の男声とともに歌っているんでしょうねと思います。

 

ウィーン少年合唱団は、トメック先生のピアノで皇帝円舞曲です!わ~、CDと同じだ。(哀しいかな、自分はCDしか知らぬ)

腕を後ろに組んで凛々しく歌う時代です。この声、この歌い方に心が震えます。指揮はハラー先生。

86年組の子も見えますが、モーコアですか?ソリストが違うので、来日メンバーの構成ではないようですね。

 

演奏曲のタイトルは歌い始めの画面に表示されます。選曲から感じるのは、このコンサートはクリスマスの時期だったのかなと。

これがリアルタイムだったら、ウィーンに飛んでいきたかった。

 

 

最後はNHKの初来日映像、55年組トラック隊再び。今年のブルコアからさかのぼって65年前の日本です。

コンサート映像を見て思いましたが、今年の秋もアヴェ・ヴェルム・コルプスを聴きたかったね。あの曲は永遠です。亡くなった人たちへの哀悼の意と、優れた芸術性への賞賛と。

 

 

 

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5月24日 追記:Petits chanteurs de Paris について参考になるご意見を戴いたりして、こちらもちゃんと調べなくちゃと思いましたが、すでに暗礁にのりあげています。

調査の結果、わかったこと。

1. この合唱団はすでに解散している。

2. 指揮者は、Patrick Marco氏(現在は大人の合唱団の指揮をしていらっしゃる)

3. レコード(CD)を発見:フォーレのレクイエム(下記は試聴可能。SanctusとParadisumを歌っている)
https://www.amazon.fr/Gabriel-Faur%C3%A9-Requiem-Messe-basse/dp/B0040JK1LK
 *そのCDレヴューに、Petits chanteurs de Paris は、今はいないという書き込みがあった。

4. 1984年にパリ少年合唱団という日本名で来日した合唱団がいたこと。

解決していないこと。

1. 来日したパリ少年合唱団の画像は当時共演した日本の合唱団サイトやYouTubeにありましたが、ユニフォームが半ズボン&ハイソックスではないのです。

2. フランス名が、Petits chanteurs de Parisではなく、Choeur d'enfants de Paris だったらしい。日本語では区別しずらいネーミング。

 

というわけでまだ正体は明らかでないのです。活動10年ぐらいで解散したようなので、たまたまこのフェスに出ていたのはミラクル?

 

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2020年5月 9日 (土)

オンライン・コーラス*ウエストミンスターそして、やっとWSK♡

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イギリスの合唱団(教会付きの聖歌隊も)をあまり知らないのですが、あのトム・フェルトンが聖歌隊で歌っていたと知って、動画を探しまくったことがありました。

動画は見つかりませんでしたが、子どもの頃から歌い続け大学の時は聖歌隊の掛け持ちをしていたそうです。

彼は映画の中では、ハリー・ポッターの天敵ドラコだったけれど、チャリティーに熱心な人望ある人柄が知られていました。そういう話を聞くと、教会で歌うことは決して特別なことではないんだろうなと思えてきます。

ウエストミンスターの演奏は、弦楽器とフルートで始まりました。「シェナンドー河」"Oh, Shenandoah"はアメリカの民謡ですが、もう一度会いたいという気持ちを歌っているので、この時期にハートウォーミングな曲ですね。

楽器の演奏者の中に日本人の名前もありました。

 

 

 

40人の団員がいるそうです。

この曲を聴くと、2014年ハイドンコアのジーノ君のソロを思い出します。今はスコラで歌っているので、もしホーフブルクのミサに行くことがあったら、左側の奥に並んだカソックを着たメンバーを見てくださいね。

レアンダー君、ジョンミン君もいると思います。堂内の案内役でネクタイとスーツのかっこいい兄さんたちも、元はセーラー服ですから、是非チラ見できょろきょろしてくださいませ。

 

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さて、そのウィーン少年合唱団のヴァーチャル合唱もやっと発表されました。

第二次世界大戦終戦から75年の記念番組として、連邦首相府からコーラスの動画を依頼されたそうです。そういう存在なんだと思うと誇りに思えます。

 

フランツ・ビーブルのアベマリアは海外のコンサートで聴いたような気がします。その時はソロがあったかどうか、忘れてしまいました。

今回はガブリエル君、ハーバル君、パウル君がソロをしています。

ハーバル君は来日したときなアルト側の前列の端のほうにいたので、もっと低い声かと思っていましたが、かなり高音。パウル君はドイツ公演でもクリスマス曲のソロをやっていたそうです。

今回参加したメンバーは全員ではないですが、懐かしい顔も見えて嬉しかったです。

 

 

 

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追記:合唱団のHPにニュースとして詳細がありました。

https://www.wsk.at/neues/details?news_id=1582220417917&fbclid=IwAR0kYbnz-CohWUC18w8o03pdmbrksYxxarpF5J8XzzVZ4r2D4LkrbLffm-o

 

 

 

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