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2020年6月20日 (土)

少しずつ動き出しています

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先週、東京新聞の記事リンクを載せました。

そのときプールで歌っている画像がありましたね。いつ撮影したのかわからなかったのですが、オーストリアのメディアからも映像公開されたのでシェアします。

ウィーン少年合唱団もどうやら、制限のある中で練習を始めたようです。(戻ってきた団員たちは3分の2ほどだそうです。)

 

 

 

通常なら一日2時間の練習が必要ですが、それは大幅に縮小されています。でも無いよりはいいと言っています。子どもたちもこれまで覚えたことを忘れちゃうんじゃないかと不安だったようですが、ともあれ校内のプールでこれだけ距離を置けば飛沫も防げると思います。

 

少し内容は異なりますが、ZIB Nachtというニュース番組でもウィーン少年合唱団を取り上げインタビューもされています。すでにYouTubeに上がっているこのスピード感。chormusic TVさんのお仕事ぶりに拍手です。

 

ブルコアのフィリップ君が新人の団員とゲスト出演していました。

 

 

プールの映像も少し構成が変わっているので、ORFのリンクを入れておきますから、そちらでご覧ください。一週間くらいは視聴可能と思います。

https://tvthek.orf.at/profile/ZIB-Nacht/13890328/ZIB-Nacht/14055747

 

これがORFのスクショですが、まず上のリンク先に飛んでください。そこでサムネイルをクリックすると、例えばプールの画像を選ぶと、その番組を見ることができます。

プールとインタビューは続けて見られますよ。

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スマホの聞き違いでなければ、フィリップ君は毎月5€をお小遣いから寄付しているみたい・・・・・❤❤❤

WSKのサポートは一回きりと毎月と二通りあります。金額は5€、10€、50€、100€、または自分設定があります。1000円前後で毎月という選択もあるし、一度にある程度の寄付をすることもできるわけです。

こうしてマスコミで取り上げられる回数が増えれば、「世界」という窓を開けたときには、実は彼らがウィーンやオーストリアを代表する存在なのだということが周知される。

番組キャスターとヴィルト先生の話は長すぎて、早すぎて、スマホは降参しました。でも・・・勘違いかな?文化省の助成金のありかたに、ちょっと良い風が吹いてきているかもしれない。

あとセキルンの山荘の話題が出ていましたね。映像があったからね。それをどうしようと言うのでしょう?

あの山荘はオールドな時代の先達が長いことかかって、自分たちの力で手に入れたものです。それはどうか、なくさないでほしい。

 

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元モーコアのルイス先生は、ご自分のSNSでWSKへの支援を訴えて下さっています。モーコア時代の写真をアップして、

The Vienna Boys Choir needs your support! Be a donator.

www philanthoropy.wsk.at

とコメントを書かれています。ウィーンを離れて一年以上たつのに、教え子たちを思う気持ちに打たれます。また一方では故郷のブラジルがコロナ禍で多くの死者を出していることにも心を痛めておられました。

 


「ニシュカ・バニャ」  2018年1月ビョルマダン図書館にて  

 

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パリ木からメールで「ありがとう」の動画が送られてきました。

元メンバーで副所長を務めるヴァンサンさんの挨拶に始まり、「MERCI」と書いたカードを持った子どもたちがリモートでつながっていました。子ども達が本当に可愛いのと、合唱団は続くということが嬉しかったです。

 

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信愛なる友へ

限りない感謝の気持ちをもって、今日あなたにお伝えします。
「信頼と希望:パリ木は死なない。この危機から回復して継続するでしょう!」
これは3月15日の寄付要請後に、寄付をした方から受け取ったメッセージです。

彼は正しかった!

 

 

 

 

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嬉しいことに40人の新人を新学期に迎えることができるそうです。まだコロナが終息したわけではありませんが、多くの支援と新しい団員たちがいて、パリ木は歌い続けるでしょう。

 

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2020年3月15日 (日)

パリ木主演の映画です。大昔・・・

 

調べるのに時間がかかったけれど、思いのほか楽しかったです。

古色蒼然としたフィルム映画で正直音声はあまりよくないですが、合唱団が主演というのがポイントです。宗教曲、シャンソン、童謡、いろいろなジャンルの曲を歌っていました。

 

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タイトルは「Moineaux de Paris」直訳すると、パリのスズメ。スズメ=プチ・シャントゥールなのかな。

ウィキによれば、撮影が1952年8月から10月、公開は53年です。

YouTubeにアップされている動画は、フランスのパリ木ファンがあげたもので、数分間のクリップが7本あります。出演シーンだけトリミングしているので、ストーリー全部ではありません。(マイエ神父のお話だけのクリップは映画の告知で、歌が入っていないので省略しました。それで6本です。)

 

「Regina coeli」は、今の合唱団もレパートリーにしている曲です。軽快な響きがあっていいですね。

 

 

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ウィーン少年合唱団のことはたくさん書いてきました。戦争をはさんで健気に歌っていた時代から、映画出演や初期の日本ツアーのことなど。

あとは個人的にお友達でもいないともう何も出てきそうもありません。

それで最近はパリ木の古代を探検していました。

(100周年記念のDVDはまだ買っていないので、ネット上で調べたことだけです。)

 

上の動画で歌っている豪華なホールは、フォンテーヌブロー宮殿とわかりました。実はずっと頭のどこかにひっかかっていたのです。

それはですね。 始まりはウィーン少年合唱団のアルバム「ワンダーフォーゲルの歌/夕べの歌」カップリングの30cmLPでした。

ジャケットを開くと、収録内容が書かれています。そこに掲載されている写真がこれです。

 

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半ズボンにハイソックス。これはパリ木の写真ですね。ウィーン少年合唱団のレコードに、さも彼らであるかのように載っている写真!

当時はこの写真をウィーン少年合唱団と思い込み、セーラー服の他にこんなハイソックスのユニフォームもあると信じていました。まだ合唱界という雑誌を知らず(たぶん子どもには難しいですね)フランスにも少年合唱団があるなんて露知らず、また知るすべもありませんでした。

そうしてこれがパリ木とわかったあとも、もう慣れてしまっていたので気にすることもなく時が流れました。

 

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ネット時代になり旧PCCB公式HPでこの写真と再会しました。たしかマイエ神父と一緒に写っていました。あぁぁぁ・・・懐かしい写真。どこで歌っていたんだろうと、少し気になるようになりました。

 

「Die beiden Grenadiere」Op.49, No.1,シューマン

 

 

これはオープニングのクレジット部分の動画ですが、カバー写真は2分40秒のあたりから登場する合唱団のシーンです。ウィーン少年合唱団のレコードに載っていた写真が、ここでしっかり認識されました。🎶 💕 🎶

映画のスチール写真だったとわかり霧が晴れたけど、1952年は昔すぎて、またしても私は歴史に翻弄されちゃう。

団員たちは1940年前後の生まれだから、ご健在なら2020年には80歳になりましょう。単純思考の自分は、映画「禁じられた遊び」を思い出してしまいます。戦争を乗り越えた貧しくとも健気な世代です。← 自己陶酔

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ストーリー:

アメリカのマネージャー、スミス氏が、木の十字架少年合唱団のアメリカツアーをしたいと企画しています。彼にはペギーという娘がいるのですが、合唱団員のひとりジャンノがペギーの首元にあるペンダントに気づきます。それはジャンノの祖母のペンダントで、戦争中に盗まれたものでした。しかしスミス氏はそれを認めませんでした。演奏旅行中にペンダントを取り返そうとするジャンノの前に、ナポレオン一世の軽騎兵だったセザランが現れ、彼を守ってくれます。セザランはジャンノの曽祖父にあたりますが、その姿はジャンノにしか見えないのです。かつてナポレオン一世はそのペンダントをセザランに託し、ローマの王に捧げたのです。やがて家宝のペンダントはジャンノの手に戻り、アンヴァリッドのナポレオンの墓に置かれます。その後、軽騎兵セザランは永遠に姿を消しました。

 

最初ウィキで自動翻訳したらメッチャクチャな日本語で意味わからなかったので、映画サイトをいくつか調べてようやくこのようなストーリーではないかと落ち着きました。一番参考になったのは、これ。https://www.unifrance.org/film/6339/moineaux-de-paris

ちょっとファンタジーですよね。見たいなぁ・・・。

 

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バスで歌ったりは、WSKと同じですね。白馬に乗った騎兵がセザランです。バスの窓から彼を見つけ、「セザラン、ボンジュール!」と呼んでいるのがジャンノだと思います。

バスの行き先にある賑々しいお城はシャンボール城。

 

 

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メドレーで歌われている童謡

Marlbrough s'en va-t-en guerre:マルブローは戦争に行く
Frère Jacques:ジャック兄さん(フレール・ジャック)
Il court, il court, le furet:彼は走る、彼は走る、フェレット(いたち)
C'est la mère Michel :ミッシェルおばさん猫を逃がした
Il était un petit navire :小さい船がありました
Il pleut, il pleut, bergère 雨が降るよ娘さん(羊を帰しなさい)
Dodo, l'enfant do:子守歌(ねんね、こども)
Au clair de la lune:月のひかりに

シーンごとに歌の内容を物語っています。フランスの童謡が好きなので、個人的にはすごく楽しいところ。

 

 

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合唱:Jesu, meine Freude BWV227(バッハ)
ソプラノ・ソロ:À la claire fontaine:泉のほとり
撮影は、メドゥーの洞窟(ピレネー山脈)Grottes de Médous

 

http://films.loucrup65.fr/hautespyrenees.htm

 

 

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パリのアンヴァリッド、ナポレオンのお墓での撮影。すごく美しい!クライマックスのシーンではないですか?

 

 

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モンサンミッシェル、バスク海岸、リビエラ、イル・ド・フランスなどでも撮影したことがウィキの資料にのっていました。あの時代にフランス中の有名観光地に行っているので驚きました。

全編を見ていないので感想は難しいですが、現実ではあり得ないナポレオンの家来が出て来たり、宝石を取り戻すストーリー立てが冒険ファンタジーとして、なかなかちょっと興味深い。普通フランス映画ってこんな起伏に富んでないですよね。

カラー映画だったら、お城や森や神秘的な洞窟がきれいだったでしょうね。

軽騎兵のセザランが消えてしまうところも見たかったです。

 

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2020年3月 8日 (日)

映画音楽 *そして、パリ木の続きです。

 

おとなしく今日も家にいます。

自治会の総会が今日の予定でしたか、今年は中止になりました。

SNSを信じ過ぎてデマに踊らされないように、と思っています。でもウイルスに関しては治療薬が見つかっていないし、若くないので、自分でできる予防はしなければなりませんね。

持病をお持ちのかたは気をつけてください。ただの風邪でも、かからないにこしたことはありません。

本編の前に、今テレビで見ている番組のことを書きます。

ザ・ノンフィクションという番組で、映画館に住む家族のドキュメントです。場所は秋田県の大館市。

文字通り、映画館の中に自宅がある。住んでいるのです。一度閉館した古い映画館です。映写技師は都内のこれも閉館した映画館で副支配人をしていたというかたで、次の人生で選んだのがこの映画館。デジタルではないアナログフィルムの上映館です。技師さんは住み込みだそうです。

今どきこんな人たちがいるんだ・・・所々で、なんか涙が出てくる。小説みたいでしょう?こんなこと。ご主人が7歳のときの写真がでました。そのころに見たネバー・エンディング・ストーリーが忘れられず、ずっと映画が好きだそう。1985年頃ですね。

ある日ご主人は中古でプロジェクターを買いました。会社でプレゼンに使うような小さいのではなく、映画館専用のです。中古で10万円。(新品だと2000万ぐらいするらしい。)奥さんは、実はまだ賛成はしていないけれど、それに大きすぎて映写室に入らず、ロビーに置いてある。映画館のロビーは、イコールこの家族のリビングなのです。だって映画館に住んでいるんだから・・・。

映画の宣伝とかはデジタルなのでロビーから機械を操作して上映し、本編になると映写室に飛んでいきフィルムを回す技師さん。

途中から見たので、始まりがわかりません。ご主人の本業は自営の電気工事屋さんで、全国まわっている。日々映画館をきりもりしているのは奥さんです。

絵看板をボランティアで描いている人は本業が介護士で、仕事のあとにこつこつと絵を描く。その絵看板は「ニューシネマパラダイス」でした。好きな映画だぁ・・・曲を聴いただけで泣ける。

https://www.youtube.com/watch?v=oxbMdEeFqgo

 

ちなみに、「ネラ・ファンタジア」は映画「ミッション」のメインテーマで、ニュー・シネマ・パラダイスと同じエンニオ・モリコーネの作曲です。サラ・ブライトマンがこのメロディを気に入って、歌詞をつけて歌いたいと願い出たそうですね。

https://www.youtube.com/watch?v=oag1Dfa1e_E

 

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さて、パリ木です。自力でIna fr.を検索してみたら、1966年のきよしこの夜「Douce Nuit」がありました。

私はこの声が好きだなと思いました。凛とした声と表情に50年の時を忘れてしまう。(動画の音声は25秒くらいから始まります)

 

 

 

67年前後のパリ木の演奏シーンを見ても、レコードやプログラムの写真だけではまだどれが誰やらわかりかねていますが、続けて3回も4回も聴きたくなる声であることは確かです。

ローブのデザインも随分変わりました。最近はきれいにロールカラーになるように、絶妙なカッティングでフードまでの一体型になっています。しわになりにくい素材を使用しているらしく、シルエットがきれいでオシャレ度が増しました。

 

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この動画は映写しながら撮影したのか・・・ぼやっとしてますが、メンバーの顔がちょっとわかったような気がしました。6番目か7番目にセルジュ君もいますよね。にわかファンなので必死感全快で恥ずかしい。1966年ですが、元々の映画のことは投稿した人もわからないみたい。シスターが子どもたちを追いかけて、まだ続きがありそうなフィルムです。

 

 

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ここからは、わりと新しい話題です。

ボードワン君の卒業後に現れたソリスト君で、Alban.R君といいます。

2014~15年ぐらいが彼のソプラノ時代でした。ゆっくりと声変わりしていったようで、テナーにはならずメゾからアルトぐらいの声で卒業した・・・と思っていましたが、2016年の韓国公演ではテナーとしてリストアップされていました。そして2017年はアルトに変わっています。

アルバン君は歌唱だけでなく、聞かせるシーンを作ってくれる歌い手だったと思います。円らな瞳と長いまつげ・・・それは関係ない。関係ないのですが、ステージでの景色をプラスαで輝くものにしていたことは否めない。←ミーハーの感想

ここでは3人が歌っています。私はこのアレンジには賛同できず、ソリストとコーラスだけで歌い続けたほうがまとまりのある演奏になったと思います。このアレンジは、ともすると曲の美しさを壊しかねない・・・。

アルバン君が歌うNella Fantasiaは、1人で歌っている動画もありますが、無理に高音を出している感じで、ボードワン君の時のようなシンプルなものではありません。やっぱり指揮者・指導者でアレンジが変わってしまうのね。トマサン先生のセンスが私は好きです。シンプルがいい。

 


Nella Fantasia

 

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2016年日本ツアーでは、もともとソロの場はありませんでした。ですが、Musique Universelleをアンコールで演奏することになり、コンサートのトリで彼が歌う結果になりました。残念ながらテレビ・オンエアの日には、Musique Universelleはなかったので、日本でのライブでアルバン君がセンターに立つシーンは残りませんでした。

2017年ソウルのロッテコンサートホールでも、Musique Universelleを再び歌いました。それは彼にとって海外ツアーで演じる最後のソロで、客席にはフランスからご両親も聴きに来ていました。

でもなぜなのか、2017年のコンサート動画が見つからない。思い出のコンサートなのに・・・。

今は高校生ですが、最近になってカウンターテナーで歌う動画を自身でSNSにアップしていました。ファルセットで歌うことが上手だったのですね。

 


Lascia ch'io pianga  私を泣かせてください

 

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最後は少し長いですが、2015年のテレビドキュメントです。

★50秒のカウントでアルバン君がカッチーニのアヴェマリアを歌っています。ソロはほんの少しで終わり。う~む残念。

ですが来日したメンバーがたくさん写っているので、覚えているかたは楽しめます。

それから学校のあるオータンでの練習風景。

★3分26秒から古い映像が挿入されました。でも古代の映像は30秒で終わってしまいました。ソロも秒で終了。

私のように涙もろい人は、最後にそんなに上手とも言えないソプラノ君が歌うミレイユ・マチューのMille Colombes(1000羽の鳩)にキュンとさせられます。この会場にいた聴衆もそうだったようですね。願うことは、『また来てください♥』

 

 

 

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2020年2月16日 (日)

Marc.DN君の歌を聴く時間

 

今日は自分の趣味丸出しです。動画が重くてすみません。

ドキュメンタリーは長いので、興味がなければかっとばしてください。

 

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マルク君は日本に来ていません。

ちょうど2008年以前の、パリ木と日本との空白時代に在籍していました。彼があと2年遅く生まれてくれていたら、東京のカテドラルでPueri Conciniteを聞けたかもしれなかった。

韓国には2003年の映像から姿を見られますが、ソロは2006年がメインの活躍でした。生演奏を聴いていないので説得力に欠けますが、パリ木で一番好きな声です。

 

 

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トマサン先生の時代も歌える子がたくさんいました。マルク君は主に宗教曲を歌っています。正統派の発声ができる子だったと思います。ソルヴェイグの歌では最後のヴォカリーズが正確で美しくて微妙なリズムもこなしてる。

 

 

 

 

 

 

カメラ酔いしそうだけど。


"Laudate Dominum" Charpentier

  

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発声練習

 

 

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ドキュメントの始まりがマルク君のアヴェマリアでした。このストーリーにはツアー・オーディションで落ちたり日常生活にまだなじめない低学年の子たちも登場し、そんな彼らにスポットを当てていました。

ドキュメントのラストは創立100周年イベントのシーンでした。グレーニュのお城と色とりどりの風船、青い空。お城がいいね❤

 

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Ten Tenorsとのコラボ  "Here's to the Heroes"

 

この動画はパリ木創立100周年記念番組を切り取ったものなので、こちらのURLで1時間40分のところから、カットなしで "Here's to the Heroes" をご覧になれます。逞しい男たちの中で、マルク君の初々しさが際立って見えました。

https://www.youtube.com/watch?v=Lh786xDnw08

 

番組最後(1時間55分~)の”Musique Universelle”のソロは、レナン君でした。日本に来たときはすでに声変わりしていたので、この声は聴けなかったですね。ピアノはピエールポンさんが出演していました。

100周年DVDを買おうかな・・・

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2020年2月11日 (火)

67年PCCBのアルバムを聴きました。

 

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67年録音のパリ木のアルバムを聴けました。

ひと言でいうと、ザ・パリ木の歌声でした。これですね。これが強烈すぎて初めて聴いたときは引いてしまった。

来日した他の合唱団はすべて素直に受け入れていたのに、それまでに聴いたことのない高い声に、いっぺんで蓋をしてしまいました。

もったいなかった・・・雑誌すら見てもいませんのだ。ストライクゾーン狭すぎでしたね。今どき驚いています。

 

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セルジュ君のソロという「きよしこの夜」と「山の娘」です。ちょっとチリチリしていますが、ウィーン少年合唱団以外でこんなに古い録音を載せるのは初めてですよね。

 

キングレコード SET(H)5063 より

 

 

このアルバムを教えて頂きありがとうございました。

それからジェラール・スドリュー氏は、マイエ神父指揮の初来日に参加していました。ソプラノ・ソリストと記載がありました。ジェラールさんのソプラノ、どこかに残っていないかな。1957年頃です。

 

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閑話休題・・・・

 

先週金曜日に休みをとり、千葉下総の蔵元見学に行きました。

日本酒そのものに興味もあり、楽しい一日でした。今一番心配なコロナウイルスのことで、ひょっとして蔵元でマスクを用意しているのではないか? マスクの着用を求められるのはないかと思っておりました。

しかしそれは無用。到着まではマスクをしていましたが、現地では15名ほどの見学者でマスクをしている人は誰もいませんでした。

そして蔵元のかたのお話しを伺っていると、何かとても健康的な強い発酵菌や有用な微生物など、創業300年以上のその蔵に住みついた菌が悪いものを寄せつけないのではないかと思えるほど、心強いものを感じました。

それは勿論私のかってな解釈であって、事実というわけではありません。でも一緒に見学していた発酵マニアの方は10年間風邪をひいていませんと言われていたし、日本の気候風土に根差した微生物が体の抵抗力を助けてくれそうな気がしてくるのです。

見学したあとに併設のカフェレストランで頂いた発酵食品を素材としたお料理の美味しかったこと。その蔵元の酒かすが、また独特の風味があり甘酸っぱくて美味しいのです。

お肉は使ってないのに、気持ちの良い満腹感です。糠漬けは本当に美味しかったです。ほんの少し酸味があり、それとおからとの和え物が塩味をおさえた良い具合です。酒かすと根菜を使ったスープも美味しかった。しゃれた高級な和食ではなく、自然を頂いているという実感が大きかったです。

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バイキング式なのでてんこ盛り!

 

でも帰りは成田駅で京成に乗り換えると、空港発の電車ですので車内にはスーツケースを持った人も多く、仕事おわりの帰宅時間と重なり再びマスクの人となりました。マスクの予備があと2週間分しかなく、それを過ぎても必要だったら、お子様用のをしなくてはならないかなと思っています。

ふふふ。売ってないのでキティちゃんのキッズ用を買ってしまったのですよ。そこまでするのは、どうよ?ですよね。

あの蔵元の健全な発酵菌が醸し出す空気をまた吸いたくなりました。

先日会った発酵マニアさんの話が面白かったので、味噌作りを実践してみたいです。

 

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87年に来日したパリ木のファビアン君の話をきき、当時私自身は合唱団を追っていませんでしたけれど、コメントを下さる方々が同じコンサートに行かれていたことを知り、しばしの感動を覚えたのでした。 

寒い日でしたね・・・という言葉だけで、私はその日のことを知らないのに、蘇ってくるような気持ちになりました。

アヴェ・ヴェルムはウィーン少年合唱団の曲だから・・・という意識が強かったのですが、このパリ木の演奏も素晴らしいと思います。アカペラでここまで歌う合唱の力は、人の心を動かしますよね。

 

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でもMusique Universelleを好きな私は、90年代韓国公演の録画をYouTubeでしばしば見ていました。

自分が所持しているCDはこのへんの時代が多いので、たいてい聞こえてくるソプラノは、高い上にも高いレジス君の声なのですが、この公演録画を見ると他にも同じようなソプラノ君がいました。

ピエールポンさんが作ったオリジナルの曲は宗教曲ではなく、フレンチポップス的な感じでした。でも詞の内容は平和とか友情とかを歌っていて覚えやすいメロディで親しみを持てました。一度ふさいだ耳をあけたときはピエールポン時代のCDをよく聴きました。

 

8年ぶりに来日したとき、ユーゴ先生はMusique Universelleをプログラムに入れていませんでした。彼は昔のパリ木に戻りたいという考えのかたでした。それと毎年ツアーをする韓国では観客のイメージもできあがっていて、韓国のかたが聴きたいと思われる曲もわかっていたと思いますが、日本はそうではなかったので新しいCDのキャンペーンのような内容になっていました。それで地味コンとか言われもしましたね。Musique Universelle は初日のサイン会でファンの一人がリクエストし、次の回のアンコールで聴かせてもらえました。

 

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それは好みだけど、耳に残るような優雅な旋律のオリジナルを持っている合唱団は少ないですから、この曲は歌い継いでほしいです。

創立100周年のときに当時の寄宿学校のあったお城の前でfêteがありました。そこでMusique Universelle が歌われたんですね。参加者全員なのでシングアウト的な雰囲気ですが、トマサン女史が指揮を、この曲を書いたピエールポン氏はピアノで、その場を盛り上げている映像が残っています。

南アのドラキーズは学校行事のメインイベントには必ず 「Lord make us an instrument of your peace」 を歌いますが、パリ木のように創立記念日に全員で歌えるオリジナル曲があるって素晴らしいことです。2006年頃は日本とも疎遠だったのに、なぜか達郎さんのクリスマスイヴまでもみんなで歌っていました。トマサン先生はその後もこれらの曲を歌い続けてくれました。

 

 

 

(自動再生になってしまうので、musique universelleが終わったら、停止ボタンを押してください。)

 

 

いつかまた好きな声のソリスト君が現れんことを・・・

 

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2月12日追記:

これって1967年頃ですよね。今日のFB、PCCBファングループのかたがシェアしていました。メキシコっぽい映像。YouTubeを探したらありました。コーラスは若干ラフだけど、こんな雰囲気で歌う歌ですということで。ふふふ

 

 

 

 

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2月17日追記:ponkoさま情報で貴重な記録映像

デルシーヌ神父とパリ木、1969年6月

Ina.frのアーカイブに埋め込み情報が設定されていました。

 

La Nuitのソロが聴けました。

来年日本に行くとか言ってるみたいですが、来日は71年でしたね。こんなに早くから予定立てています。電話番号かな。オーディションの告知です。楽しい映像でした。

 

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3月7日追記:

映画「舞踏会の手帖」1937年より、パリ木出演シーン


Un carnet de bal by Les Petits Chanteurs à la Croix de Bois, from siathy

 

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2020年2月 1日 (土)

シューベルトの誕生日*パリ木のアベ・マリア

 

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ryoさまからファビアンという名前を聞きました。私は1987年当時のパリ木を知らないので、ファビアン君の顔を知りません。

手掛かりは87年ということ。ウーディさんが指揮をしているということ。

それで、さがしてみました。

 

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1988年でアヴェベルムの美しいコーラスがありました。ああ、でも今日はシューベルトの誕生日だし・・・

それからしばらくネットをウロウロしていたら、メゾかアルトか・・・それくらいの落ち着いた声で歌うソリスト君が見つかりました。

1989年のコンサート録画です。指揮はウーディさん。

私の記憶違いでなければ、ウーディさんはパリ木出身ですよね。

それはともかくとして、指揮のフォルムがどことなくデルシーヌさんに似ている。ちょっとソフトなロボットさんな感じで、規則的な指揮をされる印象でした。

 

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曲はアヴェ・マリア。

あの頃流行っていたデザインの眼鏡をかけたソリストの少年は、パリ木っぽい甲高い声ではない初めて聴く大人っぽいノーブルな印象のソロでした。

1月31日はシューベルトの誕生日なのでシューベルトの曲をここにあげたかったのですが、どうやらその気持ちが過去映像に伝わりました。

 

 

 

 

そのあと同じぐらいの時代を見ていたら、88年ソウルのコンサート録画が出てきました。とてもひどい映像。でも音はそれほどでもなく、ここでもまたあの落ち着いた声のアベアリアが聞こえてきたのです。

説明を読むと指揮者、メンバー全員の名前が書かれていました。指揮はウーディさん。そして・・・

The soloist is Fabien Lutz.

 

ryoさまの言うファビアン君がそのFabianかどうか私には決められませんが、録画には興味深いコメントがいくつかついていました。

 

あるかたは、「私のお父さんがこのビデオの中にいる」と書いています。それについて、韓国のファンのかたが、あなたのお父さんの時代86年88年が大好き。お名前はなんというのですか?と尋ねていました。残念ながら公開コメントではその答えはありません。

ぼやけた映像ですが、最初の動画と同じソリスト君が歌っていました。ファビアン君だといいのですが。

 

https://www.youtube.com/watch?v=ybQx3lx362o&t=23s

 

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2019年9月29日 (日)

10月からののコンサートなど、いろいろ。

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最近ずっとウィーン少年合唱団の古代テーマが続いて、他のことに思考がいかない。

モーコア4年生が卒業して次世代になってから、推しを失った私はひたすら年表をさかのぼっています。1940年代とかは資料もなくレコードもSP盤で幻に近いものですが、戦争を経験した子たちが80歳代の年齢になって雲の上の天使クンになってしまう今日この頃ですから、古い写真を見ているだけでもせつないのよ。フロシャウアー先生もその世代でした。

 

気分を変えて久しぶりにコンサートに行こうかと思っていたら、開催が平日の昼間で自分は行かれません。

来日するのはハンブルク聖ニコライ教会少年合唱団です。

今年6月にハンブルクで共演があり、この秋に合唱団が来日することになったそうです。

https://www.hamburg.emb-japan.go.jp/itpr_ja/tokai_masters_orchestra_knabenchor_st_nikolai_konzert_2019_japanisch.html

 

10月4日金曜日ですが、チケットは完売したそうです。
http://www.jgcc.or.jp/index.html

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10月10日には、静岡で日本人アーティストとともにハイドンの「天地創造」を歌います。

https://www.shirakawa-hall.com/schedule/event/20191010/

大阪とハンブルクは姉妹都市なので、きっと大阪でもコンサートがあるでしょう。← 今は情報なし

 

 
Altkirchlicher Hymnus "Veni Emanuel"

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🎶  あとはリベコンがあります。

10月21日、22日 オーチャードホール、25日グランキューブ大阪です。

リベラはファンクラブのイベントがいつもありますから、ファンのかたは私よりずっと日程を詳しくご存じだと思うので、ここではこんくらいにしておきます。私は1回だけ行くことにしました。リベラはふわふわと気持よいので聞くだけで満足です。・・・と言いつつ、いつもサイン会まで並んでいます。なんか買物しないとサインもらえないのでCD買うのですが、前回買ったCDを封も切っていない状態なので、またCDたまるかなあ・・・  St.フィリップスとか、化石みたいなの復刻すればいいけど。

https://libera-records.com/news/2019/09/14/1173/

 

 

 

主催はTBSなんですね。ドラマ「下町ロケット」の関係でした。テレビ出るかどうか注意しておきましょう。「ヘッドライト・テールライト」・・・聴きたいですよね。

 

 

NHKの「プロジェクトX」が好きで、特にビクターの副社長ミスターVHSのストーリーは、涙なしで見られなかった。亡くなった時、横浜工場に棺を乗せた車が立ち寄り、社員全員で見送ったラストは忘れがたいものです。ヘッドライト・テールライト」も好きで毎週中島みゆきさんの歌、聴いていましたね。

あの番組はちょうど自分らの父親世代の健闘を描いたドキュメントだったので、昭和の親父たちがどんだけ頑張ったか、お金にならないことも信念でやっていた人たちで、ある意味でシュニット神父につながるんです。あの人もプロジェクトXの主人公になれると思うな。

 

 

🎶   日経ミューズサロンでは今年チェコ少女合唱団イトロのコンサートを行います。

11月25日(月)日経ホール 18:30

 

🎶  12月にはボニプエリがクリスマスコンサートをします。

12月5日(木) 東京カテドラル マリア大聖堂 19:00
12月6日 (金)カナックホール 19:00
12月15日(日)兵庫県立文化センター 14:00

 

クリスマスはコンサートが嬉しい。

ベルリンではハイドンコアがベルリン大聖堂でコンサートをするそうです。いつもはコンツェルトハウスですが、今年はなぜでしょうね。大聖堂が芸術そのものですから、そこにWSKの歌声が響くと思うと、倍掛け以上に素晴らしさが想像できます。

 

🎶   日本の合唱団はこちらの日程です(詳細は未定)

TOKYO FM 少年合唱団 クリスマスコンサート2019 
12月21日(土)、22日(日))TOKYO FM HALL (時間未定)
※チケット:10月下旬発売予定

帝国ホテル クリスマスイベント 
12月25日(水)午後の予定

 

🎶   暁星小学校聖歌隊のクリスマスコンサートの日程はまだ見つかりませんが、飯田橋のホテルメトロポリタン・エドモントや、玉川高島屋など、今年もあるかもしれません。

 

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ということで、クリスマスはいくつかのコンサートに行けそうです。

さてここで、パリ木の懐かしい動画がアップされていた話題です。懐かしいといっても経験値のない私のことですので、せいぜい10年前。

2008年来日パリ木でした。でも今思うとあの時の歌声は、たぶん私にとっては最初で最後の、パリ木らしい声だったのですね。

それから8年ぐらい来日せず、久々に聞いた声はちょっとちがった。指揮者もかわって、アカペラ率も減った。今は専任ピアニストがいるみたい。ツアーに同行してるかどうかは、よく知りません。

その動画には字幕があったので、読み取ろうと努力しました。努力です! でも字幕がたった2行で、どんどん消えていくので理解が追いつかない。何度も聴きなおしましたけど、最後はわからなくてあらすじのみになりました。

主人公は2人。パリ木に憧れているジェレミー君と、団員として最終学年になったソリストのブノワ君。

時は2008年。たぶん来日前の秋ぐらい。なぜなら日本で歌った達郎さんの「クリスマス・イヴ」を練習しているから。(2:30のあたり。)

 

 

 

長いナレーションはパリ木の成り立ちとかの説明でした。CD(レコード)を1000万枚売り上げたというのは、どうかな?盛ってるかなって感じます。そしてパリ木出身の有名人たちの紹介。

最初に登場していたのは、パリ木のオーディションを受けるために数週間自宅で練習をつんでいたジェレミー君。この日の午後オーディションがあるのです。自室にポスターなんか貼って、彼らへの思いは熱いです。ママンはキッチンで料理する時もシャワーをあびるときも、常にジェレミー君の練習を気にかけてきました。

パリ木の寄宿舎での一日、或る日の朝6時半に起床。この日は学校のあとにコンサートがあります。

ブノワ君14歳は、ご両親が9000Km離れた海外県のレユニオン島で暮らしているとのこと。それで彼は5年間親御さんに会っていないのです。

(2008年の12月ごろ、確かパリのTV番組にママンが招待されて、それがYouTubeに上がっていたことがありました。)

そのことについて、「最初は怖かった」でもそんな特別な生活環境の中で、仲間たちは結束し助け合い、自分は自立することを学ばなければならなかったと言ってます。(すごい意訳です) ブノワ君は残念ながらここ数年のうちに高い声と別れなければなりません(変声が近い)

練習風景で、マチュー君、ガブリエル君、ブノワ君が日本語で歌っていました。💕 💕 💕

そして午後オーディションのときには、ブノワ君たち団員は受験生のホスト役になって声をかけてあげます。この日受けたのは19人でした。

先生の前で小さな子たちは緊張しています。隣で笑っているトマサン先生が審査について話しています。

「準備はいい?」と声をかけられジェレミ君が歌い始めますが・・・・。

常に新しい声を探していますが、選考の基準はただ純粋な声であるだけでなく、まさに健康的な声であり、耳で聞いた音を正確に再現できるかどうかなどがあります。審査にパスした8人の中にジェレミー君は入れませんでした。

でもママンは楽観的で、ジェレミー自身も落ち込んではいない様子。四半期(3か月?)先のオーディションのチャンスを待つことになりました。こうして毎年20人が新しく加わっていくそうです。

 



思えばこのクラスは、ソリストがたくさんいました。とっかえひっかえ、演奏中に後ろから出てきて、また元の位置に戻ったりを繰り返していました。テナーの子もいましたが、全体的に声が高かったので、私は67年のテレビぶりに見るパリ木が想像以上だったので、凄く嬉しかったです。

指導者や学校組織は変わりましたが、パリ木は今もオータンという生きる場所を得て活躍しています。でもウィーン少が変わったように彼らの歌も昔と違います。60年代~80年代を知るかたにとっては、昔、大昔、古代・・・やはり変化があるのですね。私は90年代も好きで、「Musique Universelle」がなくてはならない曲ですから、大昔までさかのぼらなくても全然いいのです。でもたぶん、90年代の声にも、もう戻れない気がします。

フランス国内にあまたあるプチ・シャントゥールたちは、全体的に甲高い声でしたが、それもだんだんと普通になってきた感じです。

ブノワ君が歌う声は、ウィーン少のような頭声による天使の声ではありませんが、ナチュラルで個性があり無理なく歌う様子に好感を持てました。彼はこの声で、アルトパートだったのです。

 

 

 

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2019年8月11日 (日)

最近の新譜です

 

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暑いですね。お盆休みですが、東京のお寺は7月がお盆なので、先月お参りを済ませました。母の17回忌に可愛い向日葵の花を供えたばかりでしたが、お盆のときもまた向日葵をお供えしました。以前YouTubeで見た、トマーナの新入生たちがバッハのお墓に手向けた向日葵の黄色が目に焼きついています。


この季節はヒマワリがいいな。可愛いからもう一度見ましょう。ちょうど一年前でしたね。

 

 
CHOR GESANG - Knabenchöre

 

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暑さのせいでうちの庭のお花はダウンしています。ゼラニウムも本来は涼しいのが好きなんでしょうね。スイスやオーストリアの高原のヒュッテの窓辺を彩る花ですから。挿し枝すると簡単に根付きますが、真夏はあまり咲かないですね。デュランタの白花は葉ばかりでしたが、今朝見たら4輪だけ咲いていました。でも花穂を伸ばしてさくほどのことはなくちょっと残念。これも暑さのせいと思います。

 

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白花の デュランタ 本当はもう少し穂先が伸びます。

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下向きに咲くので、下から撮影したクレマチス。上から見ると釣鐘のような形。

 

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最近ウィーン少年合唱団の古い録音ばかり聴いています。カビとかないかチェックもかねて、古いレコードに針を落としていますが、そんな合間に新譜も届きました。

ひとつはWSKの「魔笛」ザルツブルク音楽祭バージョンのDVD。

もうひとつはまだ買っていないけど、パリ木のCD「Comme un chant d'Espérance」。

 

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パリ木のCDはYouTubeなんかで6月ごろから動画宣伝していました。大人の歌手がゲスト出演しているんで、どうかな?という思いがあり、公式HPでも曲目等の詳細を出していないので買うのをためらっていましたが、アマゾン・ミュージックでMP3の販売をやっていて視聴ができました。

https://www.amazon.fr/Comme-chant-dEsp%C3%A9rance-Petits-Chanteurs/dp/B07T1FGL2S/ref=tmm_msc_swatch_0?_encoding=UTF8&qid=1564725568&sr=8-1&fbclid=IwAR1mSWl-kI3TDv_oJuLarAM50RNnQH7nyDqKLu55Nd3kQYjgBl86r54F8ac&tag=smarturl-fr-21

 

前回のCDは宗教曲フィーチャーで、それを主体とするコンサートも、ちょい地味でした。今回はフレンチポップスの要素強めかなと思われます。ユーゴ先生やめたから?  ・・・ふふふ、それは、わかりません。

「We are free」は、どこかで聴いたと思ったらドラキーズが歌っているやつでした。映画グラディエイターからの曲で、ドラキーズでもアルトのサムケロ君が素晴らしかったです。日本ではソロがなかったけれど、南アでもヨーロッパツアーでも活躍しました。これはアルトの歌唱力が重要です。

「Nellla Fanrajia」が素敵ですね。ハミングとソロで優しい仕上がりです。

正直大人の歌手はいらないの、私は。でもWSKのクリスマスアルバムでもコラボがありますから、作る側のコンセプトと売上げを考慮すると避けて通れないのだと考えます。

「You raise me up」は歌手参加で、しかもフランス語だった。

視聴だけでは完全にアカペラかどうかわかりません。もしか、アカペラは部分的にしかないかもしれませんが、「カッチーニのアベマリア」と、「Marie」「Carol of the Bells」「Laudate Dominum」 「La nuit」 ・・・ あたりはboysの声を楽しめそうです。

でもひところのような、頭のてっぺんから抜けるような強烈な高音を出せる子はいません。発声を変えたのかな? 他の国の合唱団との差がなくなってきたのは、これも時代なのか?

私はパリ木のポップス歌唱力は良いと思っている人なので、今回のも買いかなと思っています。パリ木は素敵なカードを同封してくれて、一言添えてくれるのがうれしい。WSKより事務所は暖かいです。歌ってくれた子たちは、ここ数年韓国や日本を行き来しているメンバーですから親しみも持てます。

 

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最近の動画を見ると、卒業した上級生が一緒に歌っているものもありますが、新しい顔ぶれも増えています。私はピアノ伴奏に頼らず、上質なハミングと音感でアカペラを維持してほしいです。またの来日を待ちましょう。

 

" Marie "

 
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「魔笛」DVDはもうご覧になりましたか? 

 

WSKファンとしては見逃せない楽しい演出でした。

通常の3人の童子は道先案内人として ざっくり4回出てきます。

バイエルン歌劇場の時は、テルツの童子たちがゴンドラで降りてきました。来た! 歌う! というドキドキがあり、歌を聴いてまたドキドキ。

今回のWSKの童子たちは、4回ではなく、ほぼずっと出ています。ステージのセットが2階建空間で、ひとつは子どもたちの部屋なのです。

子ども達のおじいちゃんが、寝る前に本を読み聞かせるという設定なので、3人は魔笛の話を聞いている子どもたちであり、お話の中に登場する「童子」であったりします。

なので最初だけ小公子セドリックみたいなおしゃれなコスチュームですが、あっというまにパジャマに着替え、95%はパジャマでした。

 

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最初は小公子のような3人。レース襟のデザインが少しづつ違う!

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セリフもたまにありますが、ほとんどジェスチャーと表情による演技で、動きも多く、これまで以上に役者としての才能が必要。それを彼らはやり遂げましたね。今まではタミーノやパパゲーノの案内人だった3人が、物語そのものの案内人として主役クラスの意味を持たされたと思います。

歌はちょっと声が低めかな。ジョンミンがソプラノ、メシューがメゾ、フィリップがアルトですが、ソプラノ2人はもう少しボーイソプラノ強めが私は好きです。フィリップが声量あるのでアルトが目立ってしまうところもありました。これは難しいんですよ。これまでの童子たちより動きが多く、3人がバラバラになってしまうシーンもあります。歌うときにそれを足並みそろえる必要があるのです。

出番が来て整然と登場し並んで歌うのとは、ちょっと違いました。それもあり3人が息を合わせなくちゃならない。でも見ている側は、楽しいです。

私たちが見ている物語を、3人も自分の部屋から見てる。その部屋に物語が飛び込み、そして子どもたちは物語に飛び込み童子になって歌う。もともと夢みたいな現実味のないストーリーだから、この演出はわかりやすいですね。試練に耐えなければならないというシーンで、今回の演出はそこだけ現実的でした。そこで3人は、フィリップ、ジョンミン、メシューに戻ったかもしれない。いやちがう。私が現実に戻ったのでした。・・・関心のあるかたは自分で見て感じて下さい。

「子ども部屋」という空間から生まれたものなのか、サーカス団のような舞台セットやメイクで、シュールだけど可愛い、可愛いけど不気味で面白い。童子登場を待ちわびたりドキドキすることなく、場面展開にワクワクドキドキする。

改めてメシューはいい演技しますね。ブルックナーの日本公演で、後半はメシューのMCが楽しみでしたけど、あの時の彼の輝きを思い出しました。

カーテンコールで3人が登場したとき、場内の歓声と拍手が一段と大きくなったことはいうまでもありません。2018年夏の記念すべき作品です。

 

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Chormusik im TV

 

 
 Chormusik im TV

 

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8月18日追記:パリ木テーマは少ないから、ここにはりましょう。たった3日で8334回再生はすごい。

 
PCCBVEVO

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2019年4月21日 (日)

ノートルダム寺院によせて

ノートルダム寺院再建に寄せるコンサートがありました。

他に、Julie Fuchs, Mireille Mathieu, Bénabar, Chimène Badi らが出演したそうです。私はミレイユ・マチューしか知らないけど・・・笑

パリ木の歌声が素敵です。もの悲しいメロディラインは、往年のフレンチポップス歌手、ジョニー・アリディの「Marie」

これはパリ木でないと歌えない。

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Chöre im TV

Les Petits Chanteurs à la Croix de Bois chanter "Marie" au »Notre-Dame de Paris, le grand concert

 

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ここはアンバリッドの中庭です。向こうに金色の屋根が見えます。ノートルダムのあるシテ島は、当面立ち入り規制が設けられているそうです。

パリ木はやっぱりこういうところで歌うのが似合います。聖歌隊の代表として、子どもたちの声の代弁者として。

ソロはジェシー。日本でも大活躍でしたね。

フランスのTVで放送されると書いてありましたが、日本からは視聴できないのでシェアされてよかった。

 

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2019年4月10日 (水)

ある団員くんのメッセージ

わたくしごとなのですが、名前は出さないので皆さんも読んだら忘れてください。

名前に見覚えのあるアカウントから、ある時メッセージが来ました。その子はパリ木の在校生でしたが、すでにその時はやめていました。確か同じ時期に2~3人がやめたように思います。

「あなたはLittle singers of Parisを知っていますか?」と英文で書かれていました。私はPCCBが好きで、最近は人数が減って残念に思っていることを返信しました。すると彼はほっとしたのか。嬉しかったのか「cool」と答え、自分がパリ木の団員だったけれどやめてしまったことを書いてきたんですね。私はその子の名前に憶えがあったしやめたことも知っていたけれど、本人は3回目ぐらいのやりとりで初めて自分のことを明かしたのです。

なぜ私にメッセくれたのか、全然わかりません。だって「パリ木を知っていますか?」という文面でしたから、私が合唱団ファンだという認識も彼は持っていなかったことになりますね。

Little singers of ParisではなくPCCBと私が書いたので安心したようで、そのあとパリ木をすごく支持する言葉が続きました。彼らは合唱レベルがとても高いとか、メッチャおかしいやつらだけど歌はうまいんだとか・・・・そんな感じでした。

私は英文のスラングを知らないので、彼らのアカペラとハミングが本当に素晴らしいこと。だからまた日本に来てほしいと思っていることなどを普通に書きました。するとその子は、PCCBは今もアジアツアーを続けているから大丈夫。また日本に行かれるよと答えてくれました。

ただそれだけの、メッセージ交換でしたが、やめたあともパリ木のことを心配しているように思えて、なんとなくほんわかとした気持ちになりました。どこの合唱団にも中途でやめる子はいます。理由は様々と思いますが、中には仕方なくやめる子もいるでしょうね。メッセージくれた子はやめてなければ今最上級生で、去年日本にも来られたはず。

その子からメッセージをもらったタイミングは、ちょうど私自身もオータン大聖堂の附属聖歌隊とパリ木との共存共栄についてわからなくなっていたときでした。

現在ユーゴ先生はMaîtrise de la Catédrale d'Autunの芸術監督として、特に女子聖歌隊(LUMINA COELI - Choeur de filles)の専任として活動していらっしゃいます。この聖歌隊には男子も少数ですがいるんですね。

最近は欧米の国々で、男子だけの聖歌隊や合唱団に対し、女子にも門戸を広げるようにとの動きがあります。その聖歌隊学校に国や市町村から補助が出ている場合、男子だけが恩恵をうけるのは平等でないという主張もあるそうです。それは論点が違うような気がしますけれど。

オータンの教会に女子合唱団ができた経緯は知りませんが、教区の信者さんでお嬢さんに歌ってもらいたいという方もあるでしょうね。その中で少年合唱を維持するには、別途女子聖歌隊を作るしかないですが、だから?かどうかはわかりません。

ただ女子だけでなく男子まで入団してきたときには、ちょっと驚きました。パリ木はどうなるのと、素朴に感じたのです。

でも一昨日FBにアップされた動画を見たら、少し前のコンサートで19人しかいなかったメンバーの人数が規定の24名になっていました。

だけじゃなく新しいソリスト君が歌っていました。

そしてやめていった団員クンからもらったメッセージからは、自分の仲間たちを大切にする気持ちが伝わってきました。もしかしたら、私だけじゃなく何人かに送っていたかもしれないけど。笑 それはそれで・・・大丈夫です。

パリ木の動画を見ると、私服を着た卒業生が一緒に歌っていることがあります。ツアー先に遊びに来たときなんかでしょうね。きっと仲がいいんじゃないかと思います。

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Ville du François
画面右の音声ボタン×をクリックしてください。

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もともと憂慮するようなことではなかったのかもしれません。ツアーでパリ木が不在のときも教会でのミサはありますから、少年少女聖歌隊が教会での務めを果たすことになります。全員がそろうときにはそれぞれの役割があるのでしょう。

パリ木の歴史は国で守るくらいの存在価値があると私は思います。なんかWSKも本国では彼らの音楽大使としての価値を今いち汲んでないように思いますが、フランスでもそうなのかな。

もう私たちは数十年前の歌を、昨日のことのように今でも喧々諤々やっているのにね。

 

 
gillou412

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